「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」

−せっかくなのに勿体ない仕上がり−
2016年 日本  スティーヴン・オカザキ監督



松田美智子が書いた、三船敏郎の初の評伝である「サムライ 評伝 三船敏郎」(2014年 文藝春秋刊)をベースに作られたドキュメンタリー映画。
この映画の存在を知った時から日本での封切りを心待ちにしていたが、このほどついに封切られたので有楽町のスバル座で鑑賞してきた。


「君の名前で僕を呼んで」(CALL ME BY YOUR NAME)

−幸せな少年−
2017年 伊/仏/ブラジル/米 ルカ・グァダニーノ監督



久々のジェームズ・アイヴォリー関連作品で、撮影がとてもキレイだというので封切りを楽しみにしていた本作。
こういう作品は必ずシャンテで公開されるが、レディースデーのシャンテはほぼ満員の盛況だった。
少し前に「ウインストン・チャーチル」をこけら落としのミッドタウン日比谷の東宝シネマズで観たのだが、映画館の設備は良くてもミッドタウン日比谷の中を無駄にグルグル回遊させられる動線にゲンナリして、もう2度と行かないと思ったせいか、シャンテでの鑑賞は手狭で色々と不便なこともあるものの、慣れた古巣の懐かしさを感じた。

「エクス・マキナ」(EX MACHINA)

−人工知能の到来は避けられない−
2015年 英 アレックス・ガーランド監督



ちょっと気になっていた作品ではあったのだけれど、2016年の日本公開時には劇場にまで引っ張られず、このほどWOWOWで放映されたのを録画して鑑賞。脚本・監督はロンドン生まれのイギリス人アレックス・ガーランド。「サンシャイン2057」や「わたしを離さないで」の脚本家で、本作が初監督作品らしいが、アメリカ人の監督が撮ったら、このフィーリングは出せなかったのではなかろうか、と思った。

桜 2018



この十年ほどは、桜の時期には家の近所の手軽な桜はもとより、都内および東京近郊の桜を見物に行っているワタクシ。
都内の名所と言われるところには、もうけっこうあちこち行っていて、まだ足を運んでいないのは行きにくい場所にあるか、あまり食指が動かないかのどちらかだったりするので、ここ数年は何度か行った場所に再訪することも多かったのですが、今年は未踏ながら食指が動くスポットを見つけたので、そこに行ってみることにしました。

「お父さんと伊藤さん」

−リリー・フランキー、ユルユル脱力中年の魔力−
2016年 ファントム・フィルム タナダユキ監督



アフェリエイトをやっていないので義務的に更新する必要がないため、気が向かないとけっこう間が空くようになっている当ブログ。久々の更新です。ブログを書かないからといって何もしていないわけではないですが、10年を超えると書きたいという衝動がかなり減ってくるのも事実。今後はこんな感じでユルユルと、さみだれ更新が通常モードになると思われます。(昨年ぐらいからそんな感じではありますが)
…と言い訳を書いたところで、今回の映画は「お父さんと伊藤さん」。原作も知らなかったし、映画も今年に入ってWOWOWで観るまで知らなかったのだけど、ちょっと好ましい映画として記憶された1本となった。出演は上野樹里、藤 竜也、そしてリリー・フランキー。


「T2 トレインスポッティング」(T2 TRAINSPOTTING)

−時代は移り変わっても、人はなかなか変われない−
2017年 英 ダニー・ボイル監督



昨年、これが封切られた時に、行こうかなとチラと思ったのだが、どうしても劇場で見なければ!という種類の映画ではなかったので、そのうちWOWOWにでも降りてきたら見よう、と「先送り」にしていた。このほど放映されたので予定通り鑑賞してみた。
それにしても、前作は1996年だったのだっけ。いつの間にやら20年も経っていたのだねぇ…。


「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」(I'll See You in My Dreams)

−夢で逢えたら−
2015年 米 ブレット・ヘイリー監督



最近、たまたまだけれど、似たような映画をNetflixで2本観た。双方、日本未公開の映画で1本はこれ、そしてもう1本はロブ・ライナー監督の「最高の人生のつくり方」(AND SO IT GOES)という映画だった。後者はマイケル・ダグラスとダイアン・キートンが共演していて、何となく「恋愛小説家」の焼き直しのような感じもあるが、悪くはなかった。「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」とも共通しているのは、シニアの恋愛を取り上げているところだろうか。どちらも悪くないなと思ったけれど、日を追うにつれ、だんだんと地味な「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」の方が好ましく感じられてきた。主演の素敵な初老の未亡人を演じているのはブライス・ダナー。メグ・ライアンが還暦を過ぎてうまく年を取れたらこういう感じになるかしらん、と思いながら見ていたが、この人は実人生ではグィネス・パルトローの母なのだった。 へぇー。

2018年の幕開け

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あけましておめでとうございます。
去年はどうだったか忘れたけれど、元旦に好天というのは2年ぶりぐらいな気がします。
穏やかでハッピーな年明けです。
みなさまもよい1年のスタートを迎えていらっしゃることでしょう。
ワタシはというと、今年はどこに旅行に行こうか、あれこれと思案中です。
今年もゆるりとおつきあいください。

「ザ・クラウン」(The Crown)シーズン2

−誰にも苦い過去がある−
2017年 Left Bank Pictures, Sony Pictures Television Production UK 他 Netflix配給



昨年の11月にシーズン1を見て以来、楽しみにしていたシーズン2がNetflixから配信開始になり、早速鑑賞。今回は主に1950年代半ばから1960年代初頭にかけてのエリザベス女王と彼女を取り巻く周囲の人々、そしてその時代が描かれていた。いや〜、今回も非常に面白かった。ミッドセンチュリーという時代背景も興味深いせいか、シーズン1を上回る出来栄えで、特に主演のクレア・フォイの上手さには舌を巻いた。