「江戸東京たてもの園」でデ・ラランデ邸を見学



旅費が割高で観光地がどこも混雑を極める春の連休は、遠出をしないで、関東近郊に遊びにいくか、都内の穴場を散策するというのがワタシの習慣。人に揉まれるのも、通常より料金が割高になるのも御免蒙るワタクシとしては、都内が空くこの時期は東京散歩に好都合なんですわね。で、昨今は西東京に何となく引っ張られている気配のワタクシ。東京の西の郊外は武蔵野の面影を残す緑豊かな土地で、とにもかくにも長閑で広々としております。深大寺も今年その良さに目覚めたお気に入りのスポットだけど、前から気になっていた場所がもうひとつ。それは小金井市にある「江戸東京たてもの園」。随分前に解体されてここに運ばれたまま修復されずに長いことお蔵入りになっていた信濃町の洋館「デ・ラランデ邸」が、ようやく復元・展示されたというので、東京散歩と建物探訪を兼ねて「江戸東京たてもの園」に行ってみました。

旧門司三井倶楽部

-三井物産の大正モダンな接待施設-



三井物産の社交倶楽部として、大正13年に建てられた「旧門司三井倶楽部」。
元々は港の傍じゃなく、山の方に建っていたものが、後年、今の場所に移築されたとか。
1階は見学無料で、スーベニアショップやイベントホールやレストランがあり、焼きカレーを食したり、お茶を飲んだりできる。2階は有料といえども僅かに100円。靴を脱いで静かに見学する。


都心の異空間 ~和朗フラット~

-港区麻布台3丁目の奇跡-



漠然とそういう建物が残っている事は知っていた。昭和11年前後に、港区は飯倉片町の静かな住宅街に建てられた五棟の集合住宅「和朗フラット」。戦災で最初の1番館は焼失し、現在は1号館、2号館、4号館の3棟が残り、それぞれ別の所有管理の元、築後70年以上という長い長い歳月を経ていながらも、現在もなお、建築当初のころと同じく、賃貸の集合住宅として現役であるという、地震の国、地上げの国、古い建物をすぐに壊す国・日本においては、現存していることが奇跡のような建造物である。

重要文化財ライト建築の中に入る!

-至福の旧山邑家別邸見学-



その建物は、芦屋川に沿った小高い丘の上にこんもりとした緑に囲まれて建っております。フランク・ロイド・ライトが日本に滞在中、帝国ホテルの設計、建築の合間に、民間から頼まれて住宅や別荘を幾つか建てた中のひとつで、完全な形で日本に残っているものは唯一これだけだという貴重な建築物(学校建築では自由学園明日館は健在)。灘の酒造業、山邑太佐衛門氏の依頼でライトが設計し、大正時代に建てられた別荘です。
この建物の存在を知ってから、一度見に行かなくては、と思っていたのだけど、そういえば神戸に旧友もいることだし、久々に神戸を探訪して旧山邑家別邸も見てこよう、という考えがふいに脳裏に浮かびました。そんなわけで暑さにもめげずに関西へ。(実はかなりめげたけど…)

鎌倉の紫陽花とお屋敷見物

-紫陽花と旧前田家別邸-



紫陽花見物および建築探訪で久々に鎌倉を散策。
紫陽花の寺は幾つかありますが、一番の目当てだった成就院の紫陽花は
まだほとんど咲き始めのようで、見物するほどではなさそうだったので
人が多そうなのを覚悟して長谷の長谷寺で紫陽花を見物。
これもまだちょっと早かったのだけど、盛りになると20分待ちで紫陽花の道を
散策するという愚かしい事になるので、多少早くても、まだ写真撮ったりしつつ
のんびり見物できる方がいいか、と思いましたのね。