「決してあきらめない」という強さ

−西岡良仁 大躍進! 砂漠の大会で大いに売り出す−



2017年は幕あけから波乱の多いトーナメントが多くなりそうな気配だったけれども、今年最初のマスターズである北米インディアンウェルズ大会もかなりの波乱が起きていて、それもこれも近年稀な下克上の戦国時代に入ってきた男子テニス界ならではである。とにもかくにも、非常に面白くなりそうで寝不足ながらも毎日ワクワク。そしてこの大会で、日本のNo.2 西岡良仁が鮮烈に頭角を現してきた。

休養明けのおっさん達の鬼神ぶりが凄い

−No.1、2シードが揃って早期敗退 大波乱の全豪2017−



2017年全豪の4回戦、錦織は健闘及ばずフェデラーにフルセットで敗れた。けれども、これは錦織のテニスが悪かったのではなく、フェデラーのテニスが神がかって凄かったためだろう。まずサーブの威力が強烈すぎ、スーパーショットが炸裂しすぎた。コーナーを狙ったショットの正確さは比類なく、悪魔的なほどの精度だった。錦織は出だしは良かったが、途中つまづきかけ、メンタルも崩れかけたが何とか立て直し、脇腹痛に耐えながら彼としてはあらん限りの力を振り絞って戦ったが、サーブの威力とショットの精度に差があり、フルセットに持ち込んだけれども勝てなかった。しかし、今夜のフェデラーを相手にしたら、錦織でなくても、誰でも負けたにちがいない。というか、2017年の全豪はフェデラーが勝つのではあるまいか。もうジョコもマレーも居ないし、何より、誰もあんなテニスに勝つことはできないにちがいない。

2017年の全豪が始まる

−錦織圭、またもヘビーなドローを引き当てる−



テニス・ファンになると、ほぼ1年中トーナメントが楽しめて、シーズンの開幕まで何ヶ月も待たなくていい、というのはありがたいな、と思う。とにかく1月からすぐにトーナメントが始まり、なんだかんだでTOP選手は11月まで公式戦をやっている。師走だけがオフで、年が明けたら、またすぐにシーズンが始まる。
というわけで2017年のシーズンが始まり、いよいよ最初の大イベント、全豪オープン本戦が迫ってきた。


王者の憂鬱、暴れん坊の純情 2

−ジョコビッチとキリオス それぞれの秋とそれぞれの明日 その2−



前回は王者ジョコビッチの憂鬱について書いたところで、そのままキリオスについての部分を続けてしまうと記事が長くなりすぎるため分割し、前編はジョコビッチ編、後編はキリオス編という事にした。今回はそのキリオス編。

王者の憂鬱、暴れん坊の純情 1

−ジョコビッチとキリオス それぞれの秋とそれぞれの明日 その1−



今月初め、テニスの上海マスターズをチェックしていて、興味深い人物が二人、興味深い事態に陥る事になった。
なかなか燃え尽きから復活できないNo.1のジョコビッチと、お騒がせな問題児、ニック・キリオスである。
テニスはゲーム自体も面白いのだが、プレーヤーの人生模様や精神状態がコート上の姿に如実に絡んでくるので、なお一層、見ていて面白いスポーツである。