BOND23 資金難で無期延期ですってよ


やれやれ…

なんとなく前作「慰め~」よりはずっと面白くなりそうで、来年までの遠い楽しみだわね、と思っていたダニエル・ボンドの3作目(通算で23作目)の007次回作が、資金難のため、無期限にお蔵入りとなったらしい。
Movie Walkerによれば、007シリーズを制作しているMGM社が財政赤字に陥っていることが昨年発覚、その後、出てくると思った買取企業が出て来ず、BOND23も企画倒れに終わりそうだ、とのこと。
リーマンショックの余波でどこも財政に余裕がなくなり、MGMを買い取るだけの体力がなくなったという事なんでしょね。

BOND23は、「スラムドッグ・ミリオネア」のインドの美人女優をボンド・ガールに予定するなど、キャスティングも新鮮で、なかなか期待してよさそうなムードだっただけに、残念無念。まぁ、スポンサーがつけば制作できるのかもしれないけれど、あのシリーズは毎回たいそうもない制作費がかかりそうだし、撮り始めて資金が続かず結局お蔵入りって事になってもねぇ。資金は現時点では全く見通しが立たないという事のようで…。

う~む。
まぁ、ダニエルもボンドに関連する拘束が宙に浮くことになるので、
他の作品に出られる時間が増えるってことにもなりますが、
ダニエル・クレイグはやはりボンド役が真骨頂。
他の役でよりも、ジェームズ・ボンドを演じている彼をこそ観たいわけですわね。
しかし、何事も金が全て。ない袖は振れません。 やんぬるかな。
久々のダニエル関連ニュースが、こんな残念なお知らせというのはまさに残念至極なれどもせんかたなし。

映画業界というのも、世の中に余分なお金がくるくると廻っていないと成り立たない業界だけにこうやって不況のあおりで人気シリーズも制作不可能という事が出てくると、本当にアメリカの体力も落ちたんだなぁと実感しますね。 疲弊しちゃってるのね。
完全に主権がアメリカから他の大国に移行しつつある(もう移行している~)21世紀。
こうなったら中国資本でもロシア資本でも、現在、金廻りのよいところから資金を調達するというのを検討してみては~ ブロッコリさん。

美女とボンド 「GQ」

今回の007は前回に比べると、かなり周到にパブリシティやタイアップが組まれていて、
ダニエルの露出度合いも相当なものだった。「QOS」の封切り前後になると、本屋の雑誌コーナーの平積みにはダニエルが表紙の雑誌が目白押し。怒涛のような特集っぷりである。それもこれも「カジノ・ロワイヤル」の成功あってこそ。 あれは人生を変えた1本だったね、ダニエル。見事に賭けに勝った気分はどうかな?

しかし、どれだけジャンジャン出ていても、ありがちな特集はパラララっと立ち読みで沢山。大抵が「立ち読みで沢山」の中、「GQ」は異彩を放っていた。こうまで美女に囲まれてポーズを取るダニエルというのも、あまりお目にかかったことがない。しかも、みんな映画に出てきたボンドガールより美形だし。(笑)おもわずダニエルの鼻の下も長くなろうってもの。




「GQ」の007特集は桁外れなページ数で、ホテル、乗り物、スーツ、カクテル、女たち etc. などを微に入り細を穿ってお浚いしているが、やはり面白いのはダニエルのインタビュー。よくあるインタビュー記事とはちょっと違う味わいで、表面的な優等生的答えしかしない、ようなイメージがあったワタシには、ふふふ?ん、という感じで楽しめた。

似て非なるものを2つあげて、どちらが好きか、と問うシリーズで、ゴッドファーザーゴッドファーザーpart?ではどっち?という問いにダニエルはゴッドファーザーと答えている。(ちなみにワタシはPart?派) それはなぜかという問いにダニエルが分析的な答えを出しているのが興味深い。



その他、「ダイエットなんてバカらしい。すぐにやめなきゃ。早く太ったおじさんにならなくちゃ。そして人生を楽しまないと!」とのたまっている。
ふふふ、いいね。
ダニエル、インタビュー馴れしてきた気配。(そりゃもういい加減馴れようってもんですが…)よくある七三頭でのおぢさんチックなスーツ姿じゃなく、カジュアル・ルックのダニエル写真も、なんとなく「レイヤーケーキ」の頃を思いだす感じで新鮮だった。

そんなわけで、久々に「雑誌購入」フラグが脳内に閃いて、「GQ」を買ったkikiだったのでした。


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「10ミニッツ・オールダー」星に魅せられて

~百年の孤独~
「星に魅せられて」 = マイケル・ラドフォード監督

2002年 イギリス/ドイツ/スペイン/オランダ/フィンランド/中国 

永遠に年もとらず、死なない。…こんな恐ろしいことはない。ゆかりの人々が全て死に絶え、目に馴染んだ景色がひとつもなくなっても、自分だけは生きつづけなければならない。古代の権力者がみな不老不死を望んで果たされずに来たけれど、実は不老不死こそは、もっとも厳しい永劫の刑罰にもなるかもしれない。前にふと、そんなことを考えたのをこの作品を見ながら思い出した。
「10ミニッツ・オールダー」イデアの森 7話目「星に魅せられて」。原題はADDICTED TO THE STARS だから魅せられるなどという生易しいニュアンスではなさそうだ。