「T2 トレインスポッティング」(T2 TRAINSPOTTING)

−時代は移り変わっても、人はなかなか変われない−
2017年 英 ダニー・ボイル監督



昨年、これが封切られた時に、行こうかなとチラと思ったのだが、どうしても劇場で見なければ!という種類の映画ではなかったので、そのうちWOWOWにでも降りてきたら見よう、と「先送り」にしていた。このほど放映されたので予定通り鑑賞してみた。
それにしても、前作は1996年だったのだっけ。いつの間にやら20年も経っていたのだねぇ…。


「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」(I'll See You in My Dreams)

−夢で逢えたら−
2015年 米 ブレット・ヘイリー監督



最近、たまたまだけれど、似たような映画をNetflixで2本観た。双方、日本未公開の映画で1本はこれ、そしてもう1本はロブ・ライナー監督の「最高の人生のつくり方」(AND SO IT GOES)という映画だった。後者はマイケル・ダグラスとダイアン・キートンが共演していて、何となく「恋愛小説家」の焼き直しのような感じもあるが、悪くはなかった。「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」とも共通しているのは、シニアの恋愛を取り上げているところだろうか。どちらも悪くないなと思ったけれど、日を追うにつれ、だんだんと地味な「アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス」の方が好ましく感じられてきた。主演の素敵な初老の未亡人を演じているのはブライス・ダナー。メグ・ライアンが還暦を過ぎてうまく年を取れたらこういう感じになるかしらん、と思いながら見ていたが、この人は実人生ではグィネス・パルトローの母なのだった。 へぇー。

「ブレードランナー 2049」(BLADE RUNNER 2049)

−アンドロイドの儚い夢−
2017年 米 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督



封切られてすぐに行こうと思っていたのに、なかなか行かれずにいた本作。公開4週目にしてようやく観賞してきた。この続編を、昨今のリドリー・スコット自ら監督したりしないでよかったと思う。監督がドゥニ・ヴィルヌーヴで、主演がライアン・ゴスリングというのは、この続編的には正解だったような気がする。


「ある日どこかで」(SOMEWHERE IN TIME)

ージョン・バリーのメロディと時空を超えたロマンスとー
1980年 米 ジュノー・シュウォーク監督



先日、グレース・ケリーのドキュメンタリーを見ていたら、BGMに大好きな映画音楽が2曲使われていた。
映画自体よりも、テーマ音楽が好きなのでその映画のタイトルを記憶している2曲が、ドキュメンタリーの中でとても効果的に使われていた。それは「愛と哀しみの果て」と「ある日どこかで」のテーマ曲。この2つの曲は、どことなく曲想が似ているが、さもありなん。双方ともジョン・バリーの作曲である。このうち「愛と哀しみの果て」(Out of Africa)の方は随分前からワタシの愛聴ミュージックの1曲としてiTunesに入れてあるのだけど、「ある日どこかで」(Somewhere in Time)は暫く忘れていたので、久々に聴いたインパクトが大きかった。ついでに久々に映画も観ようかというわけで「ある日どこかで」を鑑賞。古典的なロマンスSFで、何を今更的な映画ではあるのだけど、ジョン・バリーのテーマ曲にぴったりな映像と内容で、主演の二人のキャスティングも(今更に)パーフェクトだなぁ、と完結した世界観に心地よく浸った。

「海よりもまだ深く」

− こんな筈じゃあなかったが… −
2016年 ギャガ  是枝裕和監督



樹木希林と阿部寛が親子を演じ、昭和歌謡の一節をタイトルにした、是枝裕和監督による「歩いても 歩いても」(2007年)と同系列の作品だが、こちらの方がずっと好ましく感じられた。ワタシ的には現時点での、是枝監督作品のベスト1かもしれない(あ、やっぱりベスト1は第1作目の「幻の光」かな)。WOWOWにて鑑賞。