「犬ヶ島」(ISLE OF DOGS)

ー社会風刺と日本愛とー
2018年 独/米 ウェス・アンダーソン監督



ウェス・アンダーソンがそんなに日本が好きだとは、この映画の製作ニュースを聞くまで知らなかったのだけど、例によって黒澤や小津などの映画に刺激を受け、主に1950から1960年代の、黒澤の時代劇よりも現代劇の方に魅力を感じたという彼が、その独特のセンスで作り上げた近未来日本を舞台にした冒険ファンタジー。
トレーラーを見て想像された通りの映画で、全編見てもほとんど意外性はなかったのだけど、いかにもなウェス・アンダーソン・ワールドを楽しめたし、あちこちにちりばめられた5、60年ぐらい前の日本や日本映画へのオマージュにもニヤリとした。


「君の名前で僕を呼んで」(CALL ME BY YOUR NAME)

−幸せな少年−
2017年 伊/仏/ブラジル/米 ルカ・グァダニーノ監督



久々のジェームズ・アイヴォリー関連作品で、撮影がとてもキレイだというので封切りを楽しみにしていた本作。
こういう作品は必ずシャンテで公開されるが、レディースデーのシャンテはほぼ満員の盛況だった。
少し前に「ウインストン・チャーチル」をこけら落としのミッドタウン日比谷の東宝シネマズで観たのだが、映画館の設備は良くてもミッドタウン日比谷の中を無駄にグルグル回遊させられる動線にゲンナリして、もう2度と行かないと思ったせいか、シャンテでの鑑賞は手狭で色々と不便なこともあるものの、慣れた古巣の懐かしさを感じた。

「エクス・マキナ」(EX MACHINA)

−人工知能の到来は避けられない−
2015年 英 アレックス・ガーランド監督



ちょっと気になっていた作品ではあったのだけれど、2016年の日本公開時には劇場にまで引っ張られず、このほどWOWOWで放映されたのを録画して鑑賞。脚本・監督はロンドン生まれのイギリス人アレックス・ガーランド。「サンシャイン2057」や「わたしを離さないで」の脚本家で、本作が初監督作品らしいが、アメリカ人の監督が撮ったら、このフィーリングは出せなかったのではなかろうか、と思った。

「お父さんと伊藤さん」

−リリー・フランキー、ユルユル脱力中年の魔力−
2016年 ファントム・フィルム タナダユキ監督



アフェリエイトをやっていないので義務的に更新する必要がないため、気が向かないとけっこう間が空くようになっている当ブログ。久々の更新です。ブログを書かないからといって何もしていないわけではないですが、10年を超えると書きたいという衝動がかなり減ってくるのも事実。今後はこんな感じでユルユルと、さみだれ更新が通常モードになると思われます。(昨年ぐらいからそんな感じではありますが)
…と言い訳を書いたところで、今回の映画は「お父さんと伊藤さん」。原作も知らなかったし、映画も今年に入ってWOWOWで観るまで知らなかったのだけど、ちょっと好ましい映画として記憶された1本となった。出演は上野樹里、藤 竜也、そしてリリー・フランキー。


「T2 トレインスポッティング」(T2 TRAINSPOTTING)

−時代は移り変わっても、人はなかなか変われない−
2017年 英 ダニー・ボイル監督



昨年、これが封切られた時に、行こうかなとチラと思ったのだが、どうしても劇場で見なければ!という種類の映画ではなかったので、そのうちWOWOWにでも降りてきたら見よう、と「先送り」にしていた。このほど放映されたので予定通り鑑賞してみた。
それにしても、前作は1996年だったのだっけ。いつの間にやら20年も経っていたのだねぇ…。