「300」 (再見)

~ギリシャの葉隠~



我が家に「腹筋」がやってきた。「300」二枚組DVD、26日に到着。
家に帰るとDVDが届いているというのは、なんだかけっこう嬉しいものだ。でも、なかなか見ている暇がなく、ようよう本日サクサクっと本編の気になる部分や、特典ディスクを鑑賞した。

「サンキュー・スモーキング」

~必要悪はなくならない~
2006年 米 ジェイソン・ライトマン



ワタシは20代の間、after6-smokerだった。やめたのは、ある時風邪からアレルギー性気管支喘息になり、猛烈な咳に襲われて体重も減るほど苦しかったからである。2度はこれを繰り返せないと思った。タバコを止めた途端に殆ど風邪はひかなくなり、カラオケでも気持ちよく声が出るようになった。やめて正解だったと思っているが、体質に合わないこともあってやむなく止めたので、タバコに対しては今でも淡い郷愁のようなものを抱いている。たち上る紫煙の艶や、食後の一服の至福感などありありと思い出せる。だからこの作品のタイトルバックで、数々の煙草のパッケージに、イメージの合う出演俳優の名前が表示される演出には思わずニンマリ。ダンヒルの赤いパッケージにロバート・デュバルなんて、思わず膝を打った。背後に流れる軽快な"SMOKE, SMOKE, SMOKE THAT CIGARETTE! "。

「パフューム ある人殺しの物語」

~オブセッションNo.5?~
2006年 ドイツ/フランス/スペイン  トム・ティクヴァ監督



冒頭から非常に感覚的な映像。映画がダイレクトに訴えかけることができるのは視覚と聴覚だが、その2つを効果的に使い、間接的ににおいを脳内に立ち上らせてくる。生魚にまみれて生を受けたグルヌイユ。この市場のシーンは生臭い魚のはらわたや、ぬかるんだ地面、人の饐えた汗や体臭、生ゴミも排泄物も食物もひとしなみに同じ場所に存在する悪臭ふんぷんな空気がふんだんに漂っている。不潔で猥雑。こんなにリアルにニオイがしてきそうな画面はあまりお目にかかった事がないかもしれない。原作は大半忘れてしまっているが、この誕生のシーンとラストは印象的だったので、さすがに覚えていた。

ディーバ!な人生とは エディット・ピアフとマリア・カラス

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ワタシはどういうものかバイオグラフィというのが好きで、そういう番組はよく見る。この都度、エディット・ピアフは伝記映画が封切になるし、マリア・カラスは9月の16日に没後30年を迎えるという事で、お気に入りヒストリー・チャンネルが、この二人のディーバのバイオグラフィを放送してくれた。マリア・カラスは9月に亡くなったのか。ワタシは9月に生まれたのだけど…(関係なし)とにかくこの二人は伝説のディーバ。そして伝説のディーバの人生は何故か猛烈に波乱万丈なのだ。人の人生だからうわ?ぉと思いつつ味わい深いが、自分の人生だったら後に名が残ろうとどうだろうと、そんな人生は真っ平だと思うようなソーゼツ人生である。

そして流れ星のように… 「大場政夫」

My favorite Stars 第5回目は映画スターではなくスポーツ・ヒーローで行ってみたい。というわけで、今回は元WBA世界フライ級チャンピオン「逆転の貴公子・大場政夫」

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「遠い空の向こうに」

~スプートニクの恋人~
1999年 米 ジョー・ジョンストン監督


ウル・ジェイキー

やっとその気になったので、半額を利用して観てみた。原題「October Sky」
あまりにもストレートに「いい話」で、おまけに実話なので、まっこうからレビューというのも「てへへ」という感じになるため、感じたことをぽつぽつと。

「マッチポイント」

~地獄の沙汰も運次第?~
2005年 米、英、ルクセンブルグ ウッディ・アレン監督



これも公開時に気にはなっていたが、どうしようかと思っているうちに公開終了。DVDが出ても暫くあまり興味がなくそのままになっていたが、このつどやっとその気になって鑑賞した。いやいやいや。ウッディ・アレン。老いてますます健在である。ジョナサン・リース・マイヤーズはワタシ的には「ベルベット・ゴールドマイン」以来ほぼ10年ぶり。あのころからメイクを取ったら平凡な顔だろうなと思ってはいたのだが、今回は悩めるキューピーという感じ。僅かに唇の形だけに昔の面影が残っていた。が、これは何と言ってもビッチのスカヨハが全ての映画。(ワタシがスカヨハをビッチという場合は誉め言葉である)脚本も彼女を想定して書いたのがよくわかる。

「ブラックホーク・ダウン」

~モガディシオの男たち~
2001年 米 リドリー・スコット監督



友達にバックパック旅行の大好きなS君という人がいる。日常は大企業で営業マンをやっているのだけど、休みともなると一人辺境にバックパックでぷらりと出かけるのが趣味の御仁。で、このS君、映画も結構好きで、飲むと映画の話で盛りあがったりするのだが、彼がやたらに強力推薦で「絶対に観るべき!」と言い、頼みもしないのにDVDを貸してくれたのがこの作品。2年ほど前である。
ワタシはユアンが出ていたことは知っていたので、「ユアン、どう?」と聞いたら「へ?ユアン。なんかコーヒーばっかり淹れてたなぁ。それよか、エリック・バナだよ。シブいよ」とひたすらバナ一押しのご託宣だった。ワタシはそれまでバナを観たこともなく、その頃は丁度「ミュンヘン」が封切になった頃だったのだけど、食指が動かぬなぁと思っていたところだったので、甚だ気が進まないながらもユアンを鑑賞するために観てみたのだった。で、この都度CSで久々に再見したら、随分色んな人が出てたんだなぁと改めてその忠臣蔵的顔見世度合いに感心した。