夏のおわりに… 「サザンオールスターズ」

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活動休止コンサートが話題になっているサザンオールスターズ。
現在はWOWOWに加入していないので、そのコンサートの模様は断片的にニュースショーなどで観ただけだが、さすがに30年にもわたる活動。観客が親と子で大合唱というそのコンサートの様子には、桑田佳祐が絶えず振りまいてきた音楽ハッピーの粉が世代を超えてキラキラと降りかかっているサマをみるような気がした。世代を超えて共有できる音楽を持つ、というのは幸せな事である。ことに今のように親殺し、子殺しが横行するような世の中にあっては、親と子が無理なく同じバンドの曲を口ずさめるというのは貴重な事かもしれない。

「ラスト・キング・オブ・スコットランド」

~お調子者がみた悪夢~
2006年 英/米 ケヴィン・マクドナルド監督

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本物よりは、やはり人懐こい愛嬌のある顔はウィテカーゆえなのだが、権力の座に就くや恐るべき独裁者へと変貌した実在のウガンダ大統領イディ・アミンの実像を、彼の側近だったスコットランド人青年(この青年の存在はフィクション)の視点から描いたサスペンス・ドラマ、というわけで、このほどスタチャンで鑑賞。劇場公開時にはスルーし、今回も特に観ようという気も無くたまたま始まったので観ていたら ほほぉ、という感じで最後まで観てしまった。

「ダークナイト」

~光の騎士と闇の騎士~
2008年 米 クリストファー・ノーラン監督

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ついに観てきた「ダークナイト」。
トレーラーが出廻り始めてからかなり公開を楽しみにしていた作品ではあったのだが、期待にたがわない出来で、2時間半、一瞬のゆるみもなく堪能した。不慮の死を迎えてしまったので、ヒース・レジャーばかりがズームアップされがちだが、この作品は彼だけが凄かったのではない。主演のクリスチャン・ベイルを筆頭にアーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン、マギー・ギレンホールら主要キャストがみな、いい仕事をしていた。(もちろん、お馴染みの白い爺(M・ケイン)と黒い爺(M・フリーマン)もしっかりと両脇から孤軍奮闘するお坊ちゃまを支えている)
脚本も随分練ったなぁという感じ。冒頭のチベットで引いた前作と比べると、有無をいわさず冒頭から引っ張りこまれる。漲る緊張感。ダークなダークな始まり。ハンス・ジマーの、いかにもハンス・ジマーらしいテーマ曲がワクワク感を煽る。おぉ、これは良いんじゃないの?気配がする。そんな気配が…。