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kiki、献血を拒否されるの巻

先週末の開花状況

先日、会社に赤十字の献血隊が来た。会社ぐるみで献血に協力しようということだが、強制ではなく任意で、献血してもいいよという人は決まった時間内に献血会場にあてられた大会議室へ行き、献血してくるという仕組みだ。
ワタシはこれまで、ついぞ献血というものをしたことがなかった。街角で声を限りに献血を呼びかける声が耳に届かないわけではなかったが、それは大体、夏場のげんなりするほど暑い時だったりして、こんな時に献血でもないでしょう、またの機会にね、なんて思ったりして…。(言い訳)

そんなわけで職場まで来てくれるなら、仕事の合間にちらっと気分転換にもなるし、自分の血についても調べられるし、それで献血も出来るなら一石三鳥じゃないの、というわけで、午後2時過ぎ、そろそろ眠気が襲ってくるころに献血ルームに向かったら、予想もしない結末がワタシを待っていた。(大げさ)

なんとなんと、採血お断りをくらっちゃったのである。すすんで捧げに行ったのに、お断りですよ。ナンタルチア。

血を採る前に現在の健康状態や、飲み続けている薬があるか、既往症があるか、などを書く欄があり、特に持病もないし、従って飲み続けている薬もないワタシは全て「ない」にチェックした。ただ、XX年からXX年の間にイギリスに旅行したことがあるか?という項目もあり、まさにその期間中に二度、旅行に行っている、と書いたら、受付のおじさんは非常に困った顔をされた。

「この期間に間違いございませんか?」

「はい、まさしくその期間内ですけど」

「ああ?、そうですか?。あ?……残念ですねぇ。その期間にイギリスでクロイツフェルト・ヤコブ病(いわゆる狂牛病)が発生していたので、イギリスに旅されて一泊以上された方は用心のため、献血できないという決まりになっているんですよ、いまのところ」

「へ!?そうなんですか?」

「そうなんですよ。…大変に残念ながら」

おじさんは本当に残念そうだった。あまりに巷で献血してくれる人が少ないので、赤十字が企業に協力を頼み込んでわざわざ献血隊が出張して来るぐらいだから、本当に血を集めるという事は至難の業なのだろう。ワタシなどは見るからに健康そうな上に、自分からすすんで献血に来たのに、それを狂牛病の時期にイギリスに行ったというだけで(それも、もうかなり前の事だというのに)断らなければならないというのは無念この上なかったのだろう。その狂牛病コードはあと1年か2年すると外れるとかで、「その暁には是非、またお願いいたします」とおじさんは言い、こっそりと「それまでの間に献血してくださろうという時には、イギリスにその時期に行った、というところをノーチェックで出していただけると…」なんて余計な事まで口走っていたが、まぁ、よくよくの事なのだろうと察しられた。

そんなわけで、うちのフロアでも、折角血をあげようと思ったのに指定期間内のイギリス渡航歴が引っ掛かってお断りを食ったという人がワタシ以外にもちらほらと居て、受付係のおじさんはその度、無念な思いをかみ締めたに違いない。献血しよかしらん、という人に女子が多く、とっとと行って少しぐらい献血してきたら?と思われるようなオッサンらが「…いや、遠慮しとくわ。血をみると貧血おこしちゃうから、ボク」とか「注射針が苦手なんだよね…健康診断で血を採られるので、もうイッパイイッパイなんだよねぇ」とかヤワな事を言って席を動こうとしないのも、さもありなんと思われた。が、こういうオッサンらはあまり成分のいい血を持っていそうもないので、献血しないほうが世のため人の為かもしれない。それにしても、忘れた頃にヤコブ病の影はまだ長く伸びていた。ひとつ何か伝染病が発生すると、長らくいろんな事に影響が及ぶわけである。
こんにち、世界はますます狭くなり、献血ひとつにも様々な要素が絡まり合って一筋縄じゃいかないのよねん、と改めて思ったkikiでございました。

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「イエスマン “YES”は人生のパスワード」

~Noというのも、また大事~
2008年 米 ペイトン・リード監督




どうもタイトル(特にサブタイトル)がちょっとなぁ、という空気を孕んでいたので見に行く予定はなかったのだけど、案外面白いという評判を聞いたのでもしかすると植木さんの映画を観たあとのような気分になれたりするかしらん、と思って観てみる事にした。
結果、植木さんのくれるカタルシスとは味わいが違うものの、ジム・キャリーおよび映画全体に十分に楽しませてもらった。

「悲しみよこんにちは」(BONJOUR TRISTESSE)

~父を名前で呼ぶ娘~


1957年 英・米 オットー・プレミンジャー監督

初夏ごろにサガンの伝記映画が封切りになるみたいなのでちっと楽しみにしているのだけど、劇場に行くと出くわすその予告編をみているうちに、なんとなく久々に「悲しみよこんにちは」が見たくなってしまった。ジーン・セバーグの魅力を堪能するならゴダールの「勝手にしやがれ」の方がより趣深く味わえるとは思うのだけど、今回はサガンにちなんで「悲しみよこんにちは」。

いま、なぜかひそかな欣也波



北大路欣也という俳優には従来から格別興味もなく、そういえば大昔に「八甲田山」で頑張ってたなぁ、というぐらいな認識しかなかったのだけど、ワタシの愛する敏ちゃんこと三船敏郎をとてもリスペクトしてくれているという一点で、ほのかな好感は持っていた。
このキンヤ氏に昨今、ひそかに波が来ている気がする。



「ありふれた奇跡 最終回」および「ヤッターマン」




さて。山田節と俳優達もいよいよ最終回というわけで、予定があってリアルタイムで見られぬため、忘れずに予約録画をしかけておいたこのドラマ。(よく忘れなかったわね、ワタシ ふふ) 今回はこのドラマの感想+映画「ヤッターマン」の感想も合わせ技でサクっと。(どちらも長々語るようなノリじゃないので流し気味に束ねてみました)



花粉に黄砂で、もうじき桜



昨今、なりたての頃に比べると花粉症もだいぶ軽くなって、もう大した事ないわ、などと思っていたら、今年は2月の終わりに春一番が激しく吹き荒れてから、ぶわ?っと大々的に花粉が飛散して久々にマジメに花粉対策を講じる日々となっております。

少なめの年には不要の抗アレルギー剤も、今年はそんなわけで2月末から飲み始めた次第。さもないと朝からくしゃみ連発。薬が効いて日中はいいのだけど、夜、家に帰ってくると散発的にくしゃみと洟。そうか、ドアの外で犬のように体を振って、花粉を吹き飛ばしてから室内に入らねば。
あぁ、もう、厄介ざます。

「シャイニング」 

~何があなたをそうさせる?~
1980年 英 スタンリー・キューブリック監督



冒頭、コロラド、ロッキー山脈の森林の光景が俯瞰で捉えられ、そこにあの音楽が被ってくるだけで、深々とした異様な別世界に誘われる作品。青空の下、一本道を走っているのは黄色いフォルクス・ワーゲン。のどかな晴天。風もなさそうだ。しかし、既にして怖い。惻々として怖い。何故だかわからないがこのオープニングから、静かだか逃れようもない恐怖を感じる。音楽の効果も絶大。目的地に近づくとにわかに雪景色めいてくる。トンネルを抜けるとそこは…。


「ありふれた奇跡 第10話」



なにやら、段々とラストに向けて流れが見えてきた観のある今回。
浮きに浮きまくって見るのもイタい感じだった陣内クンもどうやら落ち着きを取り戻し、再生への道を歩き始めたという事で めでたし、めでたし。
杜夫父ちゃんのキャラが立ってくるに従い、当初は物分かりのいい柔軟さをもっているようだった井川爺ちゃんの意外な頑なさが徐々に目立ってきていたが、石女(うまずめ)は嫁に出来ん!と時代錯誤な独断を押し通そうとするあたりから、あれれれなガンメイコロウっぷりが炸裂。翔太家の全てのマイナスの元凶は爺ちゃんか?四角い顔に金壺眼で、無職トウメイの陣内クンをあしらうあたり、なかなか人が悪いな、爺ちゃん。一徳さんと爺ちゃんが人の悪さではいい勝負になってきたようだ。

いま、白洲次郎がアツいわけ



前からコンスタントに出てはいたのだけど、昨今、白洲次郎関連本の出版は火を噴いた感じで、写真集も含め、猛烈にあれこれと書店で平積みされている。NHKでスペシャルドラマも3回に渡って放映されている最中で、予想外に出来もいいみたいだ。(次郎役に伊勢谷友介って、当初「ええ?」と思いませんでした?でも蓋を開けてみたらこれが案外ハマっていた。ルックスはちと神経質すぎて線が細い気がするが、何より英語の発音がこなれていて綺麗。それがこのキャスティングの一番の決め手だったのではないかと思われた)

「ありふれた奇跡」 第9回 & 「QOS」追記



なんだかんだで、もう9回にもなっているこのドラマ。
うへ?と思ったり、ちょっと観られる感じに戻ったりと
けっこう毎回ダッチロール状態であるが、
今回はずっと浮きに浮いて、観るたび痛かった陣内孝則が
少し話の中に存在が溶け始めたという気がした。
そして相変わらず、加奈は変な娘であるが…。 
いくら美人でもこの子と付き合うのは疲れそうである。

「居酒屋ゆうれい」

~こんなとっておき居酒屋が一軒ほしい~
1994年 サントリー、テレビ朝日、キティ・フィルム、東北新社 渡邊孝好監督



なんとなく「時代屋の女房」とトーンが似ている気のする映画。
制作年度が更に10年ほど前だったら、後妻の役は夏目雅子だったかなぁと思いつつ観たりした。それでも、これだってもう12年も前の映画になる。ショーケンがモルツのCMで当てていた頃だろうか。
とにかくけっこう味な役者が色々出ているのも捨てがたいところで、豊川悦司、西島秀俊、尾藤イサオ、余貴美子、八名信夫に橋爪 功、三宅裕司に室井 滋と、出るわ出るわ、次から次に観ていて楽しい役者が出てくる。ショーケンは例によってひょうひょうといい味だが、後妻を演じる山口智子も若くてプリプリ。そういえば撮影中にショーケンにセクハラされたのどうのと話題になってもいたっけ。
メインの舞台となる居酒屋のセットがよく出来ていて、居酒屋好きな人々の心の中に潜む、「こんな居酒屋があったら贔屓にしちゃうなぁ」という居酒屋のイメージを具現化したような佇まいをうまく出している。