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ロサンゼルス郡検死局


ロサンゼルス ミッションロード 1104 ロサンゼルス郡検死局

急死したマイケル・ジャクソンの遺体がロサンゼルス郡検死局に運び込まれたというニュースを聞いた。ロサンゼルス郡検死局は、事件、事故、他殺、自殺を問わず検死の必要がある様々な遺体が運び込まれるところで、その数も膨大らしいけれど、管轄地域にハリウッドが入っている事もあり、スターの検死が多々行われてきた事でも有名なところだ。マリリン・モンロー、シャロン・テート、ナタリー・ウッド、ジョン・ベルーシ、ジャニス・ジョプリン、ウィリアム・ホールデンetc. その長いリストの末尾に、この程マイケル・ジャクソンも加わることになったわけである。
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「愛を読むひと」 (THE READER)

~坊やが大人になったとき~

2008年 米/独  スティーヴン・ダルドリー監督



そんなに強く観たい!と思っていたわけではないが、やはり封切りになると妙に気になり、東宝シネマズに組み込まれた日比谷スカラ座で観賞してきた。スカラ座とみゆき座は子供の頃から折々映画を観てきた懐かしい劇場。ここ数年はご無沙汰していたが、改装されてスカラ座とみゆき座が1つのビルに入ってから初めて足を運ぶこととなった。日比谷の映画街界隈は三信ビルもなくなり、見慣れた風景が少しずつ変りつつあるが、なじみのみゆき座とスカラ座が座席をネット予約できるようになり、設備もよくなって生まれ変わったのは喜ぶべき事かもしれない。スカラ座は昔も大箱だったが、生まれ変わっても席数654の大劇場。大劇場でゆったりと映画を観るのは、なかなかいいもんでございます。というわけで(どういうわけで?)、いつにも増してネタバレ大有りですので知りたくない方はご用心。

「ミッドナイト・エクスプレス」 (MIDNIGHT EXPRESS)

~こいつはもう、深夜特急に乗るしかないぜ~
1978年 米 アラン・パーカー監督

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なんだか最近、猛烈に久々に再見、というのが多い気がするのだけど、DVDを借りる程でもないが、機会があればまた観たい、と漠然と思っていた作品が映画チャンネルで流れて来る率が高くなっていて、この時期、雨の日曜日などには実におかっこうである。
この作品は封切り時には子供だったので未見。VHSで20代始めごろに観て以来の観賞となる。主演のブラッド・ディヴィスは漠然と覚えていたが、それ以外は殆ど覚えていなかったので、刑務所仲間で若きランディ・クウェイドが出ていたのを発見して何だか受けてしまった。ミッドナイト・エクスプレスとはトルコの刑務所で「脱獄」を表す隠語。沢木耕太郎の代表作「深夜特急」のタイトルはここから取られたもの。とにもかくにも70年代である。ハッシシである。

夢と眠りと雨の弓

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眠ると誰でも夢は観ているものらしいけれど、私はここ15年ばかりは、寝ている間に見たであろう夢を朝になるとさっぱり覚えてないんですね。
とにもかくにも、アテクシ、猛烈に寝つきが良くて「あ?、眠くなったな」と思って枕に頭を置くと殆どすぐに眠ってしまい、朝は大体決まった時間にピッと目を覚ますのだけど、目覚めた時に、いつも夢のかけらも残っていないんですのよね。昨夜からずーっと気持ちよくぐっすりと眠っていて、朝が来たので目覚めましたという感じ。その間はただただ眠りのみ。たまには明け方にトイレに起きる時もあるのだけど、そんな時でもそれまで見ていた夢を中断して起き上がり、用を足して戻ってきて、う?ん折角いいところだったのになぁ…また夢の続きが見られるかしらん、むにゃむにゃ、なんてことはなくベッドに入ると、再びコテンと気持ちよく眠りに入ってしまうんですよのよねぇ。いやはや、実にロマンティックじゃないですね。

「カイロの紫のバラ」 (THE PURPLE ROSE OF CAIRO)

~それでも人は夢を見る~

1985年 米 ウディ・アレン監督

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この映画は封切り時に劇場では観なかったのだが、ビデオ化されてわりとすぐに観たと思う。何を隠そうワタシはこの映画のラストに輝かしくフィーチュアされている「トップハット」の1シーンを観てすっかりフレッド・アステアのファンになり(それまで殆ど「ザッツ・エンターティメント」と「パリの恋人」及び「タワーリング・インフェルノ」でしか見た事がなかった)、当時LDで出ていたロジャースとコンビのRKOミュージカルのタイトルは全て入手し(まだDVDは無かった)、87年に渋谷シネマライズで企画されたアステア&ロジャース映画のリバイバル上映もいそいそと観に行った。ちょうど大恐慌時代のスターだったとはいえ、「映画の夢」を象徴するものとしてアステア&ロジャースを持ってくるとはウディ・アレン、さすがに心憎い。♪Heaven I'm in heaven とスイートな声で歌うアステアの歌(この歌はオープニングタイトルにも流れて非常に耳に快い)とロジャースをリードする優雅なダンスにアーヴィング・バーリンの音楽…ラストにアステア&ロジャースを登場させた事が登場人物のみならず、映画そのものも軽やかに救っている気がする。

「サガン -悲しみよ こんにちは-」 (SAGAN)

~愛と同じくらい孤独~

2008年 仏 ディアーヌ・キュリス監督

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春先に予告編を観て以来、ちょっと気になっていた本作。サガンを演じているシルヴィー・テステューが前にちらっと見たことのあるサガンの写真の雰囲気とよく似ていたし、60年代のセレブになんとなく興味があったりもしたので、シネスイッチ銀座にて観賞してきた。

「タイランド」

~生きることと死ぬること~

新潮社 村上春樹著(「神の子供たちはみな踊る」所収)

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ここ10年ちょっとぐらいの間では、村上春樹は長編よりも短編のほうが冴えている感じがしていた。新作「1Q84」は未読なので長編が蘇ったかどうかはまだ分からない。さぁて、新作はいつ頃読もうかな。ともあれ、短編集「レキシントンの幽霊」「神の子供たちはみな踊る」「東京奇譚集」は、どれも悪くなかったし、それぞれの中に一篇ずつ、特に気にいった作品が入っている。「レキシントンの幽霊」では「トニー滝谷」「東京奇譚集」では「ハナレイ・ベイ」そして、「神の子供たちはみな踊る」では「タイランド」だ。

「ウルトラミラクルラブストーリー」

~シュールな寓話、不滅の恋~

2009年 リトルモア 横浜聡子監督

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横浜聡子という監督については「ジャーマン+雨」というデビュー作のトレーラーを見た時から気にはなっていた。しかし、「ジャーマン+雨」は思いっきりレイトショーだったような記憶があり、行き易い場所で行き易い時間帯に上映されてないとすぐに億劫になってしまうワタシは、アッサリと見送る事にしてしまった。で、この2作目は見事商業映画として全国公開となり、松ケンが出るという事もあり、レイトショーオンリーではなく、ユーロスペース以外でも見られるというわけで、ようやくにして横浜聡子の作品を観られる運びとなった。

「エンゼル・ハート」

~悪魔の笑顔と長い爪~

1987年 米 アラン・パーカー監督

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ミッキー・ロークが大人気だったのは80年代?90年代の初頭まで。(ちょうどジョン・ローンの流行っていた時期とかぶる)90年代後半以降は時おり変り果てた姿でスクリーンで見かけるが、ファンでもなんでもないワタシでも、その変り果てっぷりには何かしら感慨のようなものを禁じえない。あまつさえボクシングで崩れた顔の整形が失敗して昔の面影は覗えなくなったが、あのぶさまな猫パンチ以降もキャリアが続いてきたのは何よりだった。蘇ったとされる「レスラー」には、あまり興味を惹かれないが(観なくても予測がつくし)、映画館で何回かに1回の割りで「レスラー」のトレーラーを観ていて、いかに印象が変ろうとも目だけは昔のままだなぁと思ったりしているうちに、何故かミッキー・ロークの昔の主演作が見たくなった。「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」やら「エンゼル・ハート」やら。そう思っていると不思議に放映されたりするのが映画チャンネルの面白いところ。そんなわけで偶然にも、実にかれこれ20年近く前に観たきりだった「エンゼル・ハート」を久々に再見した。

「重力ピエロ」 

~春が二階から落ちてきた~

2009年 アスミック・エース 森 淳一監督

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伊坂幸太郎は昨今大ブームの作家だ。ワタシも昨年、3冊ほど読んだ。そのときは面白いと思ったけれどハマるほどではなく、何だかそれきり読んでいない。だから「重力ピエロ」も原作は未読。余談だが、ハマる作家を見出すのはなかなか難しい。春樹のピークが去った気がして以降、随分色々な作家の作品を読んでみたが、結局どの作家についても出たら必ず読む、という状況にはならぬまま今日に至っている。今や春樹の新刊も様子見を決め込んでいる有様。 …ふー、難しい。 脱線したが、この映画はトレーラーをみるたびになんとなく「春が二階から落ちてきた」というフレーズが頭の片隅にひっかかり、小日向文世加瀬に、京香さんも出てるのね?、ふぅんとキャスティングにも引っ張られた。TVドラマも「ホノカア・ボーイ」他も未見なので、岡田将生は今回初おめもじ。
いつも仙台が舞台の伊坂ワールド。さてさて「重力ピエロ」はどんな感じ?