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「今そこにある危機」 (CLEAR AND PRESENT DANGER)

~大統領の陰謀~
1994年 米 フィリップ・ノイス監督



映画チャンネルで放映されたのを録画しておいて、かなり久々に観賞。
これはジャック・ライアン物の映画化作品の中でも一番出来がいいし、ハリソン・フォードが彼らしい良さを放っていた最後の作品だったような気がする。この前年があの「逃亡者」。H.フォードは95年以降は生彩を欠いていくように感じているのだが、93年?94年はキャリアの最後のピークだったかもしれない。特にファンだったわけでもないが、このあたりまでのハリソン・フォードは良かったと思う。ついでながら、ウィレム・デフォーもまだ顔のシワが浅い。
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「瞳の奥の秘密」 (EL SECRETO DE SUS OJOS)

~ウォンバットの恋~
2009年 スペイン/アルゼンチン フアン・ホセ・カンパネラ監督



アルゼンチンのサスペンス映画だという事と、タイトルに何となく引っ張られて観に行く事にしたが、シャンテ・シネはまたも満員の大盛況。幅広い年齢層がつめかけている。ハテ?と思ったらアカデミー外国語映画賞を取った映画だから、というので来た人が多いようだ。客層的にそんな気配濃厚。ふぅむ。
さてさて。アルゼンチンのサスペンスってどんな感じだろう。

「ハナレイ・ベイ」

~その魂のさすらうところ~
村上春樹著 新潮文庫(東京奇譚集 所収)



村上春樹の作品には、会話が独特のリズムを生み、独特のユーモアを醸し出す場面がある。「ハナレイ・ベイ」は、このハルキ特有の会話の妙味と、全体にさらりと乾いたタッチ、主人公サチのキャラクター、文体のリズムの心地よさと歯切れの良さが好ましい作品だ。 そして、ハワイ、カウアイ島のノースショア。

「ヤギと男と男と壁と」 (THE MEN WHO STARE AT GOATS)

~男たちの旅路 ヤギたちの沈黙~
2009年 米 グラント・ヘスロヴ監督



豪華な顔ぶれによるかなり地味めの映画で、現時点では都内でも3館でしか封切られていないレアな作品ながら、妙な吸引力に引っ張られて、日頃はなるべく避けている渋谷で観賞。(だって他の選択肢はもっとありえないんだもの)
でも渋谷を我慢して観た甲斐はあったと思う。ジョジクル兄貴の"キラキラ眼力"が効いていた。ユアンもこのところの彼のタイプキャスト的役柄ではあったものの、ジョジクル兄貴とのコンビネーションも良く、相変わらずかわいかった。
いやはや。超能力は世界を救うのか。スピリチュアル・ブラザース砂漠を行く、の巻き。

「地下室のメロディー」 (LA MELODIE EN SOUS-SOL)

~すべて水の泡~
1963年 仏 アンリ・ヴェルヌイユ監督



先日BSで放映されたので留守録して、これもやや久々の観賞。まぁ、「地下室のメロディ」といえば、何といってもあのテーマ曲ですわね。いまだになんだかんだと使われるあのメロディ。そしてジャン・ギャバンアラン・ドロンはどうしてこうも相性がいいのか。太った爺さんと黒髪の若造。抜群のコンビネーション。若くてギラギラしたドロンを観ているだけでも飽きないが、その上あのラストだものねぇ。実に、ニクい限り。

「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」 (L'AFFAIRE FAREWELL)

~私は世界を変えられる~
2009年 仏 クリスチャン・カリオン監督



これも封切りを首を長くして待っていた1本。
冷戦終結の裏側にあった一人のスパイの物語。というわけで当然、実話がベース。
そうか…人知れず、こんな事実があったのね。

醜聞〈スキャンダル〉

~敏ちゃんパパラッチと闘う、の巻~
1950年 松竹 黒澤明監督



前に見た時は何だかやたらにユルい話だなぁと思って今ひとつ好きになれなかったのだけど、久々に見直してみると、ところどころに盛り込まれた笑いや、ズルズルと弱さに引き摺られる志村のおっちゃんの弁護士、スキャンダル雑誌社長の小沢栄太郎やパパラッチの三井弘次、絵画モデルの千石規子などのクセキャラが味を出しているし(でも志村のおっちゃんのキャラがウザすぎ)、何といってもバイクにまたがる若い敏ちゃんこと三船敏郎が文句なしにステキングなので、映画としてユルい部分はさておいて、まぁ敏ちゃんだけを観ていればいいか、と思い直した。

ちょっと懐かしい連ドラたち



2007年以降は殆ど地上波TVを観ていないので連続ドラマはおろかCMも一体何が流れているのかさっぱり知らない状態(2007年以降で毎週チェックしたドラマは2009年の「ありふれた奇跡」のみ)なのだけど、そんなワタシも90年代や2000年代初頭までは時折連続ドラマを観ていた。昨今TBSチャンネルでちらちらと昔のドラマが流れているので、90年代?2006年まで見ていた民放連続ドラマの事を何となく思い出した。

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」 (MAN SOM HATAR KVINNOR)

~その暗くおぞましき欲望はどこから湧くのか~
2009年 スウェーデン/デンマーク/ドイツ ニールス・アルデン・オプレヴ監督



これが封切られた頃、劇場で時折トレーラーをみかけたのだが食指が動かずにスルーしたワタシ。タイトルにそそられなかったという事が大きかったと思う。「ドラゴン・タトゥーの女」とか言われてもねぇ。凄くBなテイストを想像しますわね。ミステリー小説を欠かさずチェックしているというタチでもないのでつい最近までさっぱり興味が湧かなかった本作なれど、最近、潜在的なスウェーデン映画への興味が顕在化してきた事とあいまって、ダニエル・クレイグが本作のハリウッドリメイク版に出るというニュースが入ってきて、ふぅん、と思っていたら、加入しているビデオ・オンデマンド・サービスでタイムリーに配信が始まった。これは観ろということなんだろうなぁ、と感じたので153分の長尺を観賞してみた。

「スパルタカス」 (SPARTACUS)

~R.オリヴィエの怪演~
1960年 米 スタンリー・キューブリック監督



前から時折思いだしては観たいなと思っていたのだけど、そんな際に、旧作100円とかの割引デーに行くと、同じ事を考える人が多いのか、「スパルタカス」DVDは出払っていて、あら…と思ったりしていたら、最近、映画チャンネルで完全復元版が放映されたので、すかさずゲットし、久々に観賞。それにしてもキューブリック作品としては、かなり異色な「スパルタカス」。これはカーク・ダグラスの映画であって、キューブリックは雇われて仕事をこなしただけであり、最後まで自分のフィルモグラフィにこの作品を加えなかったというが、二人の確執が目に見えるようだ。どう考えたって合わなそうだもの(笑)
でも本作の映画として面白い部分は、ひたすらヒロイックなスパルタカスよりも、ローレンス・オリヴィエを筆頭とする敵方ローマの面々のクセの強いキャラだったりする。ワタシ的にはオリヴィエ最高!って感じだ。あの顔(特に横顔)からして、既に古代ローマの胸像そのままだもの。