過渡期のジェイキー



感謝祭休暇に封切った新作はハリポタ台風にけちらされて全米興収が初登場6位というスタートになってしまったジェイキーことジェイク・ギレンホール。まぁ、八丁荒らしのように暴れ狂っているハリポタには他の映画もみんな吹っ飛ばされているのでしょうがないか。ともあれ、プロモーションは頑張ったので感謝祭は休暇をとって噂の若いガールフレンドと彼女の郷里で過ごしてご満悦の様子。でも新作の入りはイマイチでめでたさも中ぐらいな感じかしらん。最近、海外のジェイキー関連のニュースを読んでいて、大半はどうでもいいゴシップだらけの中に、1つだけ面白い記事が混ざっていたので、今回はその記事を引用しつつ、「過渡期のジェイキー」についてワタシなりに語ってみましょうかしらん。

最後まで観られない映画たち

その映画の雰囲気やリズムが合わずに、どうしても最後まで観られない、というか、開始5分~20分前後で中断しちゃう映画って誰しもあると思うんですが、勿論ワタシにもありますねぇ。映画館に観に行く場合は、劇場まで行って観ようという衝動が起きた作品に限っているので、凄くつまんなかったわ、という事も少ないし、外したなぁと思っても折角時間を作ってわざわざ劇場に観にいってるんだから、途中退席するほどの激しい意思表示はしませんが、DVDだのオンデマンド・ビデオだのの場合はね、こりゃダメだと思うと容赦なく中断しちゃいますわね。だって時間が勿体ないもの。
今回は、世間ではけっこうファンも多いし話題になったりしたものの、ワタシはどうも最後まで観られなかった、という映画たちについて。

「隠し砦の三悪人」

~姫の笞(しもと)に打たれたい~
1958年 東宝 黒澤明監督



敏ちゃんこと三船敏郎の出演する黒澤作品の中でも、けっこう好きな部類に入る本作。ご贔屓敏ちゃんは開始から20分を経ないと登場しないが、登場するやいなや映画全体をピリっと引き締める。その上、崖の上から仁王立ちで姫が登場して更に映画が引き締まる。ワタシは「ヒューマニズム」というテーマに真っ向微塵に取り組んだり、ロシア文学に対してドン・キホーテのように立ち向かったりしている黒澤作品はどうもいただけないと感じるクチ。なんのかのといっても娯楽性の強い映画において、一番真価を発揮する監督であると思う。

「高峰秀子の流儀」 

新潮社 斉藤明美著
~わかっちゃいるけど難しい~



日本映画を愛好すれば、高峰秀子の主演映画は全部じゃなくてもどれかは必ず観る事になる。この人のフィルモグラフィは半端じゃない作品ばかりだ。とても素通りすることはできない。高峰秀子を上手い女優だと誰もが言う。確かに凄いほど上手い女優だ。でも、ワタシは上手いなぁとは思いつつ、人としての彼女については余り興味を持たずに来た。ところが先日、書店に平積みになっていたこの本を見て、ふと気になり、手にとって最初のページを読んだ時、お!と思った。買って帰ってあっという間に読んでしまった。高峰秀子本人の筆になる「私の渡世日記」よりも、ワタシにとっては面白く、示唆に富んだ本だった。

「午後の曳航」 (THE SAILOR WHO FELL FROM GRACE WITH THE SEA)

~海こそは数少ない、許しうるもののひとつだよ~
1976年 英/日 ルイス・ジョン・カリーノ監督



「午後の曳航」は、何といっても中学1年生だったワタシが最初に三島由紀夫の作品というものにふれた小説であり、いまだに好きな作品でもある。原作は昭和30年代の横浜が舞台だが、この小説は時代も国籍も超越した作品であり、これを英国の港町に置き変えてもなんら支障はないどころか、むしろ外国で映画化された事で余計に三島の原作の持つフィーリングがよく伝わってくる出来栄えになっていると思う。

「シェリ」 (CHERI)

~美しかった女が老いた時~
2009年 英/仏/独 スティーヴン・フリアーズ監督



「危険な関係」(1988)で冴えた腕を見せてくれたスティーヴン・フリアーズ監督が、またも仏文学の映画化に挑んだ作品であるという事よりも、観てきた友達が「良かった」と言うのでチェックしてみたら、そういう作品である上にミッシェル・ファイファーが主演だったので、俄然、食指が動いた。この秋冬はあまり封切り作品で観たいものがないワタシなのだけど、たまに食指が動くとシアターは渋谷だったり新宿だったりする。…むぬ~。
で、今回は渋谷。ル・シネマで映画を観るのはいつ以来だろう、というぐらいに相当に久々なBunkamuraでの観賞となった。

BOND23はアリらしい


久々に登場

米ブルームバーグの報じたところによると、MGMの再建計画の中で、007シリーズについての今後のスケジュールも発表になったらしい。それによると、BOND23は2012年11月に封切りを設定し、以降は隔年でシリーズが制作されていくとのこと。

BOND23でボンドを演じるのがダニエル・クレイグであることだけは決定しているが、その他は全て白紙に戻った模様なので、監督や脚本、共演者などはこれから随時決まっていくことになる模様。誰か決まるたびにニュースになっていくでしょね。こうなれば自ら監督をやりたいと名乗りをあげているクリストファー・ノーランに白羽の矢が当ることも大いにありうる展開。ノーランの監督、ダニエルのボンドでBOND23が作られるということになると、期待度もかなり高まりそう。少なくとも、ワタシはかなりBOND23には期待するかもしれません。ふほほ。

つい最近も、CSでボーン・シリーズが放映されたりして、何故かボーンを見ていると「カジノ・ロワイヤル」が懐かしくなってちょっと眺めたりしていたところだったので、「カジノ?」に匹敵するか上回るような作品が出来るといいなぁ、と思っているkikiでございます。

縁とか運とかつりあいとか…



スターとそのつれあいというのはけっこう興味深い。俳優とモデル、俳優同士、歌手と俳優などのスター同志、女優と監督、俳優と元女優など、組合せは様々だが、目下、写真を目にするたびにもっとも釣合いが取れていて理想的だなぁとワタシが思うのはコリン・ファース夫妻。

「エニグマ」 (ENIGMA)

~最大の謎は女の謎~
2001年 英/独 マイケル・アプテッド監督



戦後30年間も内密にされてきた、第二次大戦中の対独暗号解読に従事する暗号解読者たちの活動を描いたサスペンスということで、ちょっと楽しみにしていた本作。BS2放映を録画しておいて観賞。内容もなかなか面白かったのだけど、味や癖のあるイギリス俳優がワラワラと登場してきて、説明を省いて飛ばしていくような展開にもめげず、なにげに楽しく観賞した。ミック・ジャガーが制作に名を連ね、カメオ出演もしていたというのだけど、う?ん、どこに出てたの?