「旧前田侯爵邸」および洋館見学についての雑感



今年は久々に冬らしい冬で、なかなか寒いですね。日本海側は殊に雪が大変な気配。
全国の天気をみると東京なんてあったかい方なので、
あまり寒い寒いと言っているのもナンだな、とは思います。 が、しかし寒い。
本当に寒い冬にしか着ない超あったかコートが今年は大活躍でございます。
が、しかし、寒くてもカラリと晴れた日が多いのが東京の冬。
富士山も真っ青な空の中にクッキリと見える日が多い。
そんなわけで、ある晴れた寒い日に、久々に洋館探訪してまいりました。

「完全なる報復」 (LAW ABIDING CITIZEN)

~なにが正しいことなのか?~
2009年 米 F・ゲイリー・グレイ監督



この映画の存在については知っていたのだけど、日本未公開のまま終わるのかなと思っていたら一応公開になり、ジェラルド・バトラーがノリノリで自ら制作に名を連ねて意欲的に臨んだ作品だという事なので、どんなものなのか観ておこうかしらん、と劇場へ。
久々に男臭いバトラー氏が観られるかしらん、という期待が大きかったのだが、そういうテイストではなかった。

第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式



さる1月16にビヴァリー・ヒルトンで行われた授賞式。もう結果は分かっていても、授賞式が放映されるとなればちょこっとチェックしておこうかなというわけでAXNの授賞式放映を録画。ジェイク・ジレンホールやコリン・ファースもノミネートされていたことですしね(笑)

「ソーシャル・ネットワーク」 (THE SOCIAL NETWORK)

~コミュニケーションは出来ずとも金儲けは出来る~
2010年 米 デヴィッド・フィンチャー監督



さほど食指が動いていたわけでもないのだけど、一応評判の映画でもあるし、そろそろ劇場で何か映画を観たいものだわ、と思ったので、今年の劇場観賞1本目は「ソーシャル・ネットワーク」と相成り候。

「若者のすべて」 (ROCCO E I SUOI FRATELLI)

~家族愛という不条理~
1960年 伊/仏 ルキノ・ヴィスコンティ監督



長いし、重いので、随分昔に一度観たきりのこの作品。先日、BShiで放映されたのを捕獲しておいて、ようよう観賞。
原題は「ロッコとその兄弟」という意味で、まさに映画の内容そのもののタイトルだが、「若者のすべて」という分ったようなわからないような邦題の方がイメージは良いかもしれない。ロッコというのはアラン・ドロン演じる三男坊の名前。若いドロンは遺憾なく美しく、けなげで、黒い前髪を額に垂らして、控えめに微笑む表情を見ていると、そんな馬鹿な…と言いたくなるほどしょうもない兄貴を庇い続ける「聖人のような」三男坊をあのドロンが演じているという違和感を、その若さから醸し出される健気な雰囲気が抑えこんでいるという感じがする。

「シティ・スリッカーズ」 (CITY SLICKERS)

~少年ジェイクとジャック・パランス
1991年 米 ロン・アンダーウッド監督



90年代初頭に一度観たきり、すっからりんと忘れていた映画だけど、映画チャンネルで放映していたのを捕獲しておいて年末に観賞。
都会で仕事に不満を感じ、ストレスを溜め込んだサラリーマンが西部の牛追いツアーに参加することで自分を取り戻すという話で、テーマについては今更どうこうはないのだが、これは何といってもビリー・クリスタルの息子役で当時10歳ぐらいのジェイク・ジレンホール(本人がジレンホールだ、と言っているようなので当ブログでも今後はジレンホールでいきます)が出ているのと、岩を刻んだような風貌で西部の男の生き残りとして味わい深く登場するジャック・パランスに尽きる映画だと思う。

「こころ」

~寂しい先生と明治の精神~
1955年 日活 市川崑監督



市川崑が「こころ」を撮っていた事は漠然と知ってはいたのだけど、夏目漱石の「こころ」の映画化では新藤兼人の現代劇のATG作品「心」を見た事があるきりだったので、市川崑の方は、このほど初めて観た。何と言っても圧巻の森雅之の先生ありきの作品だが、登場人物以外に印象深かったのは雑司が谷墓地のロケを始め、スタジオセットやオープンセットなどで実に自然にしつらえられた明治の空気感の見事さと、しんしんとしたモノクロ映像の美しさである。ワタシにはワタシなりに小説や映画や写真などで自分の中にあれこれと蓄積された明治のイメージがあって、そのイメージとこの映画「こころ」の明治は非常にピッタリとフィットし、「あぁ、明治の空気が漂っているなぁ」と強く感じた。

くっついたり離れたり…



うちはゴシップブログじゃないので、俳優のくっついた別れたなどはあまり取りあげたくないのだけど、関心のある俳優についてふぅん、と思う事があったりすると、ちょ?っと感想を書いちゃおうかな、という気になったりもしますのね。

「雪国」(松竹版)

佐田啓二の島村さんで見たかった~
1965年 松竹 大庭秀雄監督



「雪国」の映画化作品は前にも書いたとおり、東宝の1957年版のモノクロ映画と、この松竹の1965年版のカラー映画がある。ワタシが最初にTV放映で観たのは、この松竹のカラー版の「雪国」だった。岩下志麻の駒子である。その後、有名な東宝の「雪国」をじっくりと味わい、そして今回、久々に思いだして、松竹の「雪国」を再度、観賞してみた。
いやいや、なかなか。カラー版の「雪国」も悪くありません。

謹賀新年 2011



2011年ですってよ。いやいやいや。ビックリですねぇ。
子供の頃には2000年以降なんて、近未来SFのような時代だという印象でしたが、
(毎年こんな事を書いているような気もするけど…)
こうして自分の上に巡ってくると何てことない昨日の続きの今日のようでもあります。
…が、そうでもなかったりするのかな。
ともあれ、今年も明けて、新しい1年が始まりましたね。
みなさまも、健康で平和な年明けを迎えておられる事と拝察致しますル。
ワタクシも、勿論元気で穏やかに晴天の新年を迎えております。

昨年は、春から夏まではけっこう封切りの待ち遠しい映画があって
映画ライフも楽しかったんですが、秋?冬は愕然と不作(ワタシにとっては)
になり、まるで食指の動かない映画ばかりゆえ、殆ど映画館に行かない
という状況でした。殊に日本映画の不作っぷりはヒドかった。
それでも前半は「孤高のメス」などもありましたわね。
昨年観た封切り作品で印象に残っているのはやはり「インセプション」かな。
「シャネル&ストラビンスキー」や「(500)日のサマー」、「マイレージ、マイライフ」
も記憶に残ってます。それと、殊更に暑かった夏を飛び跳ねるジェイクに励まされて
乗り越えた観のある「プリンス・オブ・ペルシャ」も落としてはなりますまい。
そして、「ぼくのエリ 200歳の少女」も忘れがたい作品でした。

また、秋には小林桂樹、池部良が亡くなり、暮れも押し詰まって高峰秀子が
亡くなるなど、日本映画黄金期を支えた俳優さん達が世を去った年でもありました。

今年はシーズンを通して、洋邦問わず、満遍なく観たい映画が
ひしめいている年であってくれると嬉しいなぁ、と思っております。
新作ばかりでなく、旧作のいいものもしみじみと味わいつつ、
豊かなシネマライフを送りたいと思っております。

旅行は昨年も楽しみましたので、今年も引き続き楽しんで出かけたいと
思います。でも、行きたいところが多いのに比して、時間とお金が
足りない!全然足りない! あぁこのジレンマをなんとしょう。
と悶々としつつも、とにかく行かれるところから行くべし、ということで
今年はどこがワタシを呼んでいるかしらん。むほほほほ。

ともあれ、何を楽しむにも健康第一。
みなさまも、心身ともに健康で心豊かな1年をお過ごしください。
今年もよろしくお付き合いのほど、お願い致します。

          ?kiki拝?