スージー症候群 鍛えすぎな女たち 



ワタシは、男子は筋肉質な方が好きだ。身長と肩幅があり、筋肉質で、目元に哀愁が漂っていればベストである。でも、女子に過剰な筋肉って必要なのだろうか、と思う。
女が胸まで筋ばって何とするのか…。
だが、いるのである。フィットネス中毒で、どうにもこうにも鍛えずにいられないという女子が。鍛えすぎでどこもかしこもスジスジしているのに、なおかつ鍛えずにはいられないという状態を「スージー症候群」、鍛えすぎ女子を「スージー」と命名してみた。

「ヒア アフター」 (HEREAFTER)

~それぞれの癒し~
2010年 米 クリント・イーストウッド監督



イーストウッドの監督作品とはあまり相性のよくないワタシなのだけど、これはトレーラーを観て少し引っ張られるものがあったので観に行くことにした。いつものイーストウッド作品とは味わいが異なる作品。マット・ディモンは繊細な演技も上手い。舞台がパリ、ロンドン、サンフランシスコと三都市の三人を巡る展開なのもイーストウッド作品に新鮮な印象をもたらしたと思う。話の展開はある程度予想がつくのだが、語り口の上手さで最後まで引っ張られた。

再訪 2011 横浜



かつて横浜に数年住んでいたワタクシ。東京に戻ってから6年以上になるが、その間、さして思い出しもしなかった横浜だのに、最近何故とはなしに漠然と横浜が懐かしくなり、暫くぶりに横浜散歩に行こうかな、という気分になった。

映画のお気に入りキャラたち 女性キャラ編



それでは、男性編に引き続き、女性編と参りましょう。

映画(ドラマ)のお気に入りキャラたち 男性キャラ編



映画やドラマの中に登場したキャラで、何か妙に気に入ってしまった、というキャラってあるもんですわね。その、お気に入りキャラの中から、これまでに何度も語って来たキャラ(ダニエル・ボンドとか、三船の三十郎とか、ジェイキーのジャック・ツイストとか)を除いて、男女それぞれ6名ずつ挙げてみることにしました。
まずは、男性キャラから参りましょうかね。

「雪夫人絵図」

~私の中には魔物が棲んでいるのです~
1950年 新東宝 溝口健二監督



悪天候で何かと予定の狂ったこの連休、雪かと思えば雨になり、時折の小雨でさしたることもないので、ふと思いついて神保町シアターで特集中の「文豪と女優とエロスの風景」より「雪夫人絵図」を観に行く事にした。言わずと知れた舟橋聖一原作の映画化作品。原作は大昔に読んで忘れてしまったものの、映画化作品の方は一度観てみたいものだと漠然と思っていたのだった。ミゾケン作品中ではあまり評価は高くないらしいけれど、女盛りの木暮実千代だけでも一見の価値はあろうと思われたので、ちょっと寒いけど駿河台散歩も兼ねて出かけてみた。

「ウォール・ストリート」 (WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS)

~かくて歳月は流れた~
2010年 米 オリヴァー・ストーン監督



87年の「ウォール街」の23年ぶりの続編。なんで今ごろそんなものを引っ張り出してきたのかといえば、ご存知、リーマン・ショックがその思いつきに火をつけたのでしょうね。リーマン・ショックとゲッコー・リターンズを絡ませよう!なんてね。続編とあらば、やはりG.Gことゴードン・ゲッコー役でマイケル・ダグラスが出なければ話にならないので当然、出演。マイケル・ダグラスの他にも若手と中堅とベテランの俳優のアンサンブルも面白そうだったので、とりあえず観てみることに。

「浮雲」

~追悼 高峰秀子
1955年 東宝 成瀬巳喜男監督



2010年の暮れに、突如、高峰秀子の訃報に接して以来、何か彼女の出演作のレビューをUPしたいなと思っていたが、この人の代表作はやはり「浮雲」ではなかろうかと思われるので、旧ブログに一度UPした「浮雲」を再度UPする事にした。
高峰秀子といえば、木下恵介と成瀬巳喜男という2大巨匠と組んだ作品で殊に有名だが、ワタシは二人の監督作品のうちどちらが好きかといえば、それはもう断然、成瀬作品である。木下恵介ってどうも感覚が合わない。従って高峰秀子も、成瀬作品でのほうがずっと光って見える。
「とにかくもう、恋愛、恋愛、恋愛のほかには何もない映画でしょう?」と高峰秀子が言ったというこの作品。腐れ縁とはいかなるものかを知りたければこれを観よ、という感じの映画だ。

「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」  (LUFTSLOTTET SOM SPRANGDES)

~そして自由を手に入れた~
2009年 スウェーデン/デンマーク/ドイツ ダニエル・アルフレッドソン監督



ミレニアム・シリーズでは、昨年夏「ドラゴンタトゥの女」をビデオ・オン・デマンドで観てから原作に興味が湧き、図書館に予約を入れたものの、1作目のドラゴンタトゥは大人気でさっぱり順番が廻ってこぬため、2作目、3作目の原作を先に読んだ。ワタシは2作目の原作を殊に面白く読んだ為、その秋、ちょうど連続封切りになった2作目「火と戯れる女」、3作目「眠れる女と狂卓の騎士」のうち、順序としてまず2作目を渋谷シネマライズに見に行った。ところが、原作を先に読んでしまった弊害でか、筋をなぞっただけの凡庸で平板な映画という印象が強く、興がそがれて、出来れば行きたくない渋谷に行ってまで3作目を観る気がなくなってしまった。それから約3ヶ月。このほどビデオ・オン・デマンドに3作目の「眠れる女と狂卓の騎士」が入ってきたため、一応シリーズの完結だし、どんな事になっているのか見てみようか、ということで観賞してみた。

似たもの同志 シシーとルートヴィヒ



先日、デジタルリマスターで久々にヴィスコンティの「ルートヴィヒ 完全復元版」を見た。撮影も綺麗だけれど、ワグナーを主体とする楽曲(殊にローエングリン)から、いいところをうまく編集してロマンティックに流れてくる音楽がとても耳に心地よく、何かをやりながら映画を流して音だけを耳にしていても楽しめる映画だな、と思ったりした。ワタシはどうしてもこの映画でエリザベートを演じているロミー・シュナイダーがエリザベートに全く似ていないのでミスキャストな気がするのだけど、その細いウエストだけは唯一シシーっぽいかもしれない。