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「イリュージョニスト」 (L'ILLUSIONNISTE)

~さよなら 魔法使い~
2010年 英/仏  シルヴァン・ショメ監督



これはトレーラーを観た時から、是非とも行こうと思っていた作品だった。アニメーションに食指が動く事はあまり無いのだけど、ヨーロッパ製なら話は別。これは絵柄も色彩も魅力的で、ヨーロッパな空気感に満ち溢れていたし、気が塞ぐニュースばかりの昨今、あまり悲劇的な映画も、殺伐とした映画も、またやけに元気な映画も観たくない。こういう時は、イリュージョニストに一瞬の幻を見せて貰うに限る、というわけで劇場へ。
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「官僚たちの夏」

~そして今、発展のあとで~
2009年 TBS



福島原発の復旧作業は一進一退で、実質的にどの程度の放射性物質の汚染を受けているのか正確には把握できないという原状。日々ろくでもないニュースばかりが流れてくるが、都内では乳幼児や小さな子供のいる家庭以外では水の買占めに狂奔するのは控えた方がよろしかろう。何はともあれ、まず原発の冷却機能を復活させて有害物質が流れ出ない状態に戻すのが先決だが、原発の目処がついたら、壊滅的な被害を受けた被災地の立て直しと、被災地でない場所も含めた茨城や福島の農作物をどうするのか、被災者ばかりでなく風評被害の農家をどう保証するのかなど問題は山積み。こんな難局に、平時でさえ頼りない今の政府が舵取りをしていかれるのかと思うと暗澹とするばかりだが、先日からTBSチャンネルで「官僚たちの夏」が深夜放映されているので、ふと興味が湧いて録画し、観賞してみた。何度めかの放映だが、観たのは今回が初。地上波で放映されていた時にはスルーだった。ワタシ的に佐藤浩市主演じゃ食指が動かなかったからだが、主演が誰かなど無関係に、「日本のプロジェクトX」時代である昭和30年代という時代と、戦後の驚異の経済発展を主導した熱血の通産官僚の実話ベースの物語は、やはり見応えがあった。そうか、日本を動かしているのは政治家じゃなく、官僚だってことを忘れていた。でも、今の時代にこの未曾有の災害のあと、国をどう立て直して行くのか的確な青写真を作り、それを実行に移していかれるパワフルで気骨のある官僚なんているんだろうか、と思うと、また暗澹とするワタクシなのだけれど…。

なんだか気になること



原発の冷却作業もある程度の効果が出て、電源も繋がり始め、機能が無事なら従来通りの冷却作業を始められるかもしれないという状況の福島原発。まだ楽観はできないけれども、ひとまず最悪の事態は回避されたという感じでしょうか。どうでしょうか。
一方で製油所も稼動しはじめたので、品薄だったガソリンも供給され始めた様子。これでスーパーの品物が補充されにくいという状態も解消されるわけで、今日あたりはかなり通常の品揃えに戻っていた様子。かように、少しずつ復旧にむけて前進しているわけですが、震災関連とは別に少し気になる事も。

大揺れのあと



被災地はまだまだ予断を許さぬ事態が続いているし、
地震のあと、現在は原発の事故で放射能漏れを心配しなくちゃならぬという
状態になってますね。抑えこめるのか、どうなのか…。

近所のコンビニやスーパーに見事に食料品がなくなって(特にコンビニはすっからかん)なんだか、昔の共産圏のマーケットの映像とかをふと思い出しました。
ソ連崩壊前後の頃の東欧圏のニュース映像を。

古今未曾有の災害なれど…

日を追って被害状況は拡大し、原発事故がこれ以上深刻な状況になるのを抑えられるかどうか、というのが、目下一番の懸案事項である東日本大震災。総理大臣は頼りなく、経済的にも不景気がこれで加速されるという見方もあり、日本は弱り目に祟り目のようですが、こういう未曾有の大災害に際して、常にへこたれず、必ず復興させるという強い意志とエネルギーで甦ってきたのが日本と日本人。ワタシはむしろ、今回の災厄が「きっと復興させる」という国民の総意で経済危機を含む様々な危機を凌駕するための日本人の潜在的なカを目覚めさせるカウンターパンチになるだろうと思っています。

東北の甚大な被害については軽々しくかける言葉もない惨状ですが、これ以上の災害に見舞われる事なく、救援がすみやかに行われる事を祈っています。被災地で負傷した方々のために献血しようかな、と考えています。ワタシに出来る事はそれぐらいなので。


今回の地震であらためて分った事は、日本人はいかなる時にもパニックを起こさない物静かで落ち着いた国民だな、ということ。騒いでも仕方が無い時には騒がない。そして粛々と自分にできることをする。いざという時に見苦しい振舞いをしない民族性であるという事が再認識できました。そういう気質ゆえ、ふだん政治がいかにダメでも騒がないのだけど、今回の大災害には集団ヒステリーを起さない日本人の気質が無用のトラブルを起さない要因になっていると思います。
とはいえ、東北の被災地の方々の避難所生活があても果てしもなく長く続くという事は避けたい事態。見渡す限りの瓦礫を片付けて復興が始まるのは少し先になるでしょうが、十分なスペースのある避難所に水と毛布と食糧が行きわたって、復旧が始まるまで耐えていかれる状態になることを祈っています。

もうひとつ分ったのは、災害時の安否確認や、すみやかな連絡などに携帯電話は全く用をなさないということ。今回はtwitterやfacebookが安否確認や情報取得に大活躍した模様。災害時などに有効なメディアでもありますね。ただデマもあっという間に広がってパニックを引き起す元にもなり易いので、あやふやな情報に軽々に飛びつかない判断力は求められるようです。

ともあれ、日本人は過去の大震災の瓦礫の中から、そして敗戦の一面の焦土の中から、目覚しいパワーで立ち上がり、復興してきた不死鳥性民族ですから、今回の大災害も孜々として乗り越えると信じています。
まずはできる事からコツコツと。節電にいそしむべし、ですね。

「地獄変」

~絵師の執念より大殿の傲慢が眩い~
1969年 東宝  豊田四郎監督



大昔、子供の頃にカラーも褪せたTV放映を2度ほど観た事があったのだけど、現在までソフト化もされていず、その後TV放映も見かけなかった作品。このほど日本映画専門chで放映されたので、超久々に観賞してみた。中村錦之助(萬屋錦之介)が、天下に意のままにならぬもののない堀川の大殿を演じていたのは強烈に印象に残っていたが、大殿に対して意地を張る絵師・良秀を目玉の仲代達矢が演じていた事などはサッパリ記憶に無かった。「宇治拾遺物語」から題材を取った芥川龍之介の王朝もの中篇の原作を東宝の文芸もの専任コンビ、監督の豊田四郎と脚本の八住利雄で映画化した作品。

「MAD MEN」は面白い



ワタシは海外ドラマに何でもかんでも飛びつく方ではなく、世間でいかに話題になっていても食指が動かないと全く観ない。海外ドラマは何シーズンも重ねて長いものが多く、最初からずっと見ていないと感興が乗らないということもあるかもしれない。でも、好みに合った面白いドラマを初回から見る事が出来ればずっと見るのは吝かではない。というわけで、今、展開が楽しみで放送を待ち遠しくチェックしているのがAXNで放映が始まった「MAD MEN」。これには久々に膝を打った。

「英国王のスピーチ」 (THE KING'S SPEECH)

~いかに望まぬ道であれ~
2010年 英/豪 トム・フーパー監督



祝!コリン・ファース アカデミー主演男優賞受賞!!というわけで、前から予定していた観賞日ではあったものの、アカデミー賞の直後の水曜日とあって、シネコンの大箱は女性で超満員だった。数日前に席を押さえてあったのでワタシと友は最後列のほぼ度真ん中で観賞。いやー、まさに想像していた通りの映画だった。心地よく入り込めた2時間だった。コリンはさすがの男優賞。映画自体もよく出来ているのだが、やはりコリンが王様を演じたからこその出来栄えでもあると再認識した。

The Oscar goes to...  「第83回アカデミー賞授賞式」



第83回アカデミー賞授賞式がハリウッドのコダックシアターで開催されましたね。
結果はもうみなさんご存知の通り、かなり鉄板の受賞結果で予想外なところは無かった感じですが、司会者の顔ぶれの新鮮さや、コリンがゴールデングローブに引き続きアカデミー賞も取るかというのに加えてジェイキーもプレゼンターで出てくるというので、やっぱり生中継を録画しとかなくちゃね、ということでWOWOWが1回限り15日間無料で視聴できるキャンペーンを利用して授賞式を録画しました。(WOWOWって出たり入ったりがフレキシブルに出来ていいですね)