「ミッション:8ミニッツ」 (SOURCE CODE)

-It's a beautiful day-
2011年 米 ダンカン・ジョーンズ監督



待ちわびたジェイク・ジレンホールの新作。「月に囚われた男」を観た時、監督のダンカン・ジョーンズとジェイク・ジレンホールはきっと相性がいいに違いないと思った。思っていたら二人が組んで映画を作った。出来も悪くないらしい。早く観たいと思っていたが、本国より半年遅れでの公開である。せめてひと月ぐらいの遅れにしてもらいたいところだけれど、何はともあれ今年中に観られて良かった。来月公開になる「ラブ&ドラッグ」(LOVE & OTHER DRUGS)なんか丸々1年遅れでの日本封切りである。それでも封切られないよりはマシというものなのか、もはやDVDでもいいのか微妙なところではあるけれど。…ともあれ、久々にスクリーンでジェイクにおめもじしようと、封切り初日に観賞してきた。

「クラシックホテル憧憬」

BS日テレ
-レトロな革トランク提げて出かけよう-



民放系のBSチャンネルには旅や紀行ものの番組が多いが、中でもレトロ好き、クラシックホテル好きのワタシにとっては堪えられない番組がある。それはBS日テレで放映中の「ホテル時間旅行 クラシックホテル憧憬」という番組。この10月の改変で水曜の夜10時から金曜の夜9時という時間帯に変更になったのは、一応昇格したという扱いなんだろうか。(ゴールデンタイムに昇格するとロクな事にならないのでひっそりと放映されている方が望ましいのだけど…)まぁ、いずれにしてもワタシは帯で録画予約をかけておいて週末に見る。印象に残ったものはDVDに落として保存し、そうでなければ消す。ホテル紹介番組は他チャンネルにもあるのだが、この番組が良いのは、対象をクラシックホテルに絞っている事。香港のペニンシュラやバンコクのオリエンタル、シンガポールのラッフルズのような超有名どころから、あまり知られていないが歴史を刻んでいるホテルまで、幅広く紹介してくれるのもいい。番組の雰囲気が全体に落ち着いているのも好ましい。

ROME [ローマ]

-時に下世話に、時にドラマティックに-
2005~2007 英/米 マイケル・アプテッド他 監督



英国BBCと米国HBOがタッグを組み、巨額の予算を投じて作ったローマ史劇のTVドラマ。日本では2007年夏のWOWOWの放映が初だが、ワタシはその頃スターチャンネルを契約していて、WOWOWは観ていなかった。
先ごろシネフィルで放映が始まり、たまたま1回目を観た。エミー四部門受賞と謳いあげていたが、さほどの出来でもないような…と思ったのだけど、連続物だというので取敢えずその後も留守録して、なんとなく観ているうちに段々面白くなってきた。

「サムライ」 (LE SAMOURAÏ)

-思ひ死にするこそ、恋の本意なれ-
1967年 仏 ジャン・ピエール・メルヴィル監督



子供の頃にTV放映されたのを2度ほど観たきりで、数年前にふと思いだして見ようとしたら日本ではビデオもDVDも廃盤になっていて、映画チャンネルでも放映されないので、すっかり観られなくなっていた本作。この夏、ひょんな事から予期せず久々に再見できてしまった。メトロを使ったチェイスなどは覚えていたが、シトロエンの鍵の束を針金に通したものを持ち歩き、駐車中の他人のシトロエンに乗って、合う鍵を1本ずつ探るシーンは全く覚えていなかったので、ほへぇ、そんな悠長な…と少し驚いた。

ゴールドフィンガー、去るの巻き



10月に入ったとはいえ、まだまだ日中の気温が24度前後の日もあったりして、なかなか本当に秋らしい気分には浸れない今日この頃。(だって朝顔がまだ咲いてるのだもの)朝晩は涼しくなったけれども日中暑いと思うと、一足飛びに秋の服装はできないですわね。でも巷には秋本番を待ちかね、秋の服が着たくてウズウズしている女子が溢れている様子。ブーツを履いたり、巻物を巻いたりという人も少なくない。でもちっとフライングですことよ。正直、まだブーツや巻物は暑苦しくてよ、東京の今の気温じゃ。ご当人はよくても視界に入ると目に暑い。せめて日中の気温が20度を下回るまでお待ちあそばしませよ。

MI-5 [Spooks] シーズン8

-そして常にハリーだけが残る-



本国では現在シーズン10が放映中の「MI-5」。息の長いシリアスなスパイ・アクションだ。ワタシはずっと見ているわけではなく、折々気が向いたら観る、という感じなのだけど(何しろFOX CRIMEで嫌というほど何回も放映しているので(笑))、シーズン6~7は全話ではないにしてもそこそこ観た。シーズン3から登場したルパート・ペンリー=ジョーンズのアダムが様々な苦悩を抱えつつも任務遂行に励む姿に馴れ始めた頃、シーズン7に入ってドラマティックな爆死を遂げたのには、あだー……、と言葉なし。代わりに「寒い国から帰ったスパイ」ルーカス(リチャード・アーミテージ)がメイン・キャラとなるが、ワタシは彼よりも、常に般若の面のようなコワモテで鬼のように任務を遂行する鉄の女・ロス(ハーマイオニー・ノリス)の方にちょっと興味が湧いてきたりして…。

「デルス・ウザーラ」 (DERSU UZALA)

-シベリア松とモミの木の下-
1975年 ソ連 黒澤明監督



当ブログにも何本か黒澤作品のレビューはあるけれど、ワタシは三船敏郎のファンではあっても黒澤明のファンではないので、敏ちゃんの出ない黒澤映画なんて…というクチの最たるものであると自覚している。けれども、そんなワタシでも敏ちゃんの出ない黒澤映画で1本だけ昔から漠然と気になりつつも、これまで一度も観ていない映画があった。それが「デルス・ウザーラ」である。先ごろ放映されたのを録画しておいて、後日、ちゃんと録れたかどうか冒頭の部分だけを確認するつもりで再生したら、かつて深い森林だった筈の特別な場所が、開拓のため伐採されて様相が無残に変化しているのに茫然としたアルセーニエフが、なすすべもなく佇みつつ「…デルス…」と一言つぶやいた途端にゾクっと来て、もう夜も遅いというのに先を観ないわけにはいかなくなってしまった。
この映画長いのに…とか、明日も仕事なのに…とか思いつつ。

「2011年度 第63回エミー賞 授賞式」 (63rd EMMY 2011)

-チャーリー・シーンだのロブ・ロウだの-



AXNでアメリカTV界のアワード、エミー賞授賞式のダイジェストが放映されたので一応録画しておいて本日ノンビリとチェック。ドラマ部門では「MAD MEN」が何部門獲れるか、なども話題になっていたが、今回は「ミニシリーズ/TVムービー」コーナーが充実して豪華だった。中でもこのジャンルで作品賞を受賞した「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」および主演女優賞を獲った「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」はオモシロそうなので見てみたい。1回だけどこかのチャンネルで放映していたようにも思うのだけど…。

「東京の恋人」

-勝鬨橋の開閉-
1952年 東宝 千葉泰樹監督



このところ何かと忙しくてブログの更新もままならなかったワタクシ。けっこう体も疲れているのだが、今日は前から行こうと決めていたので寝坊せずにどうにか起きて神保町シアターの初回上映に行って来た。神保町シアターは当日券の当日売りのみなので、確実にそこそこの場所の席を確保しようと思ったら、とにかく早めに行って早い番号のチケットを買うしかない。わざわざ行って売り切れというのは最悪なので、とかく早めが鍵なのだ。でも、みんな早く来てるんですよ…凄いね。ここは邦画クラシックスがメインのミニシアターなので、年齢層は高めだが、学生街という立地もあってか、シルバー世代オンリーというわけではない。レアな昔の日本映画ファンは各世代けっこう多いのだな、とここに来ると毎度驚かされる。今日は前から観たいと思っていた「東京の恋人」が初回にかかるというわけでワタシも頑張りました。本作も入場開始前に完売。…早く来てよかった。この作品が神保町シアターにかかるという情報をくださったのはお馴染みのミナリコさん。
いつも、レアな情報を本当にありがとう。感謝です。