「ロイヤル・ペインズ-救命医ハンク-」(Royal Pains)

-新旧ないまぜキャストが興味深い-
2009年~ 米 USAネットワーク



異色医者ドラマとして「Dr.HOUSE」の対抗馬と言われているこのシリーズ。現在WOWOWでシーズン3が放送されているらしいが、ワタシはビデオ・オンデマンドでシーズン1を観た。このドラマの存在をさっぱり知らなかったし、他に観たいものがない時になんとなく観てみたら、意外に面白かった。

「裏切りのサーカス」(TINKER TAILOR SOLDIER SPY)

-そして観客も裏切られた-
英・仏・独 トーマス・アルフレッドソン監督



これが映画化される事を知ったのは一昨年の夏だったか秋だったかで、トム・ハーディがマイケル・ファスベンダー降板のあとを受けて出演することになったというニュースを見た時だったと思う。原作はジョン・ル・カレの有名なスパイ小説だが読んだ事はなかったのを、昨年秋、本国イギリスで本作が封切られたところで興味が湧き、読んでみたのだった(原作のレビューはこちら)。そんなこんなで随分前から封切りを待っていた本作がいよいよ日本でも封切られたので、珍しくも初日にお馴染みの日比谷シャンテで観賞してきた。
(これから観る方が多いでしょうけど、観賞前には本文を読まない事をお薦めします(笑))

「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」 (THE IDES OF MARCH)

-理想を失って怪物が生まれる-
2011年 米 ジョージ・クルーニー監督



実は先週これを観るつもりだったのだけど、ふとした出来心で「アーティスト」を観に行ってしまったので、今週はわき見をせずに大統領選の裏側を見物する事にした。
今回は久々の大劇場で、大スクリーンでの観賞。視線を左右に動かさないと画面が目に入りきらない程の距離で映画を見たのはかなり久しぶりの事だけど、「映画館で見ている」という気分としては満点だった。シネコンの中でも小さなシアターだったりすると家で観てるのと大差なかったりするものね。

「フラクチャー」(Fracture)

-運命の逆転- 
2007年 米 グレゴリー・ホブリット監督



アンソニー・ホプキンスとライアン・ゴスリングががっぷり4つに組んだ日本未公開のクライム・サスペンス。けっこう面白いのに何故日本で公開されなかったのかは不明だが、今のところDVDも日本では出ていないので、ツタヤにもない本作。では何故ワタシが観られたのかというと、契約しているビデオ・オンデマンド・サービスのサスペンス・カテゴリーに入っていたから。最近、未公開作品で、DVDも日本では出ていないという作品がちらほらと入ってくるようになり、少し前までジェイクの「Rendition」も「国家誘拐」というタイトルで入っていた(これは数年前に海外版のDVDを入手しているのだけれど)。未公開作品の掘り出しなどが入ってくるようになるとビデオ・オンデマンド・サービスの付加価値も増すというもの。昨今ゴスリングへの興味が増している折柄、タイムリーだった。

「アーティスト」(THE ARTIST)

-原点回帰か、ノスタルジアか-
2011 仏 ミシェル・アザナヴィシウス監督



ワタシは賞を獲った映画は必ず観に行くというタイプではないし、これは、やたらにあっちこっちで賞を獲っているのだけど、予告編を観る限りは格別惹き付けられるものもなさそうに感じていたので、基本的にはスルーしようと思っていた。けれど、21世紀に撮られた無声映画という事で何となく気になり始め、もしかするとチャップリンの「街の灯」のラストでじんわりと感じるようなあの感触を、2011年に制作された映画で味わえるかもしれないなら味わってみたい、と思えてきたので、予定を変更して観てみることにした。

MI-5 [ Spooks] シーズン 9

-裏切りのテムズハウス-



さてさて。唐突に放送が始まった観のあるシーズン9。ロスの爆死で、後任のチームリーダーにはロシア帰りの後ろ暗い男・ルーカスが昇進しているが、登場した時からなにやら胡散臭いこの男、さらに背後に暗い過去を背負っている事が判明してきた。なにやらもう黒々している。一体何なんだ、こいつは。そして民間から売り込んできた女スパイ、ベスも裏がありそうな気配紛々。シーズン8は鉄の女ロス以外に若い美人のジョーがいたが、シーズン9は太目のベスにおばさんルースと美人度は激しく低迷(不美人度増大というべきか)。アダム、ジョー、ロスの死で無常感に苛まれつつ、二重三重に胡散臭い部下を抱え、気に食わない新内相との軋轢が深まる一方の、古狸ハリーの明日はどっちだ!?

花はあたりに雨と降り…

-桜 2012年 六義園-



どこへ観にいっても大差ないのだけど、とは思いつつ、毎年桜が咲くと都内散歩を兼ねて花を見に行きたくなるワタクシ。今年はまだ咲き始めではあるけれど、早くもしだれ桜が満開だというので、六義園へ。

「ホームズの帽子」その他の雑感



シャーロック・ホームズといえば、あの、どちらが前か後ろか分らないフシギな帽子、耳当ての部分を頭の上で結んでいる鹿撃ち帽が、パイプやインヴァネス・コートとともにトレードマークだけれども、原作にはあの帽子をホームズが被っているという記述は無いとか。あの帽子は猟をする時でなければ旅行に行く時に被るような帽子であって、街中で日常的に被るタイプの帽子じゃないんですね。原作の挿絵画家であるシドニー・パジェットが「ボスコム渓谷の惨劇」であの帽子を被ったホームズを描いたことから一挙に「ホームズの帽子」としてトレードマークになった鹿撃ち帽。ワタシはモファット&ゲイティスが21世紀版のホームズである「Sherlock」でこの帽子をベネディクト・カンバーバッチに被せる事はないだろうと思ってました。でも、さにあらずでしたね。