ロンドン五輪開会式と女王陛下の007

-そして、オリンピックに思うこと-



毎度の事ながら、始まるまではいつ開会式なのかも意識になかったのだけど、ロンドン五輪が開幕した。北京五輪からもう4年が経っていたのね。本当に瞬きする間に時が過ぎ去っていきますねぇ…。4年なんて本当にあっという間。北京五輪が開催された2008年の夏もなんだか猛烈に暑かったのをぼんやりと覚えているけれど、今年の夏も暑い夏になりそうな…。そういえば梅雨ってもうあけたのかしらん。 …いつのまに?

「I AM SHERLOCKED」



先日、「Sherlock」Series2の第1話、「A Scandal in Belgravia」がBSプレミアムで放映されてから、「ララ・パルヴァー」や「アイリーン・アドラー」という検索語での来訪に混ざって、案外多かったのが「I AM SHERLOCKEDの意味」および「ラストはどうなった?」というもの。「Sherlock」については、BSプレミアムの放映が全部終わったところで何か総括的な感想をUPしようかな、などと思っていたのだけれど、日本語吹替え版の感想はいかが?というお声もいただいたりしているので、「A Scandal in Belgravia」の日本語版を見ての感想を少々。

「Sherlock」雑感



BSプレミアムでの「Sherlock」放映が始まったので、今回はSeries1からバッチリと英語版を録画しているワタクシ。何しろ吹替えがキライなのでニカ国語放送というのを殆ど観ない上に、録画なんかもした事がなかったので、昨年「Sherlock」の録画をHDDのデフォルト設定のまま行ったら日本語版でしか録画できずに地団駄を踏み、デジタル放送の音声を選択して録画する方法をチェックした次第。そんな事がなければ調べる事もなかった機能。
いやぁ、「Sherlock」は英語だけでなく、色々と勉強させてくれます。 
それはさておき、さる7月19日に誕生日を迎えて36歳になったベネディクト・カンバーバッチ。2012年度のエミー賞ミニシリーズ部門の主演男優賞にノミネートもされた模様。これはまた、エミー賞の授賞式もチェックしなくっちゃ。

80年代的英国俳優の今昔



さてさて、UKドラマを見ていると、時折、知った顔がちょっと老けて出演してたりするのに出くわすんですね。
ゲストや脇で出てきて、あら、これはあの彼じゃないの。 …あら~・・・、という感じで。
今、BSプレミアムで放映中だから最初に引き合いに出すと、「Sherlock」のルパート・グレイヴスなどはまさにその筆頭。顔はそのままなのだけど、やはりしっかりとオッサンになっていて、「ふぅん、こういうオッサンになったのか」などと、昨年レストラード警部で久々に見た時に、淡い感慨もなきにしもあらずでした。

伊丹十三という才能

-才能の万華鏡-



先日、日本映画専門chで「13の顔を持つ男」という彼のドキュメンタリーを見て、改めてその多才ぶりに感心し、80年代に伊丹十三が出ていたCMのあれこれを「ああ、こんなのあったな」とか、「これ、面白かったな」などと懐かしく眺めた。多才だが、どの方面で仕事をしてもどこか満足できなかった伊丹十三自身は映画監督としての自分にやっと居心地の良さを覚え、映画監督として人生を終わった。けれども、ワタシはエッセイストや、イラストレーター、そしてCMプランナーとしての伊丹十三に、改めてその才能のきらきらしい輝きを感じた。

MI-5[Spooks] シーズン5

-ロスの登場とアダムの苦悩-
2006年 英 BBC



FOX CRIMEチャンネルでは、「MI-5」のどれかのシリーズをほぼ恒常的に流している。ワタシはシーズン7から9までは成り行きで全話観たけれども、それ以前のシリーズについては各シーズン毎に1、2話観た事があるきりで、あまりちゃんと観ていないので、このほどシーズン5の放映がまた始まったのをいいしおに帯録画しておいて余暇に観る事にした。

「少年は残酷な弓を射る」 (WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN)

-人生の悲劇の第一幕は、親子となったことに始まっている-
2011年 英 リン・ラムジー監督



最初にトレーラーを観た時から強く興味を持った作品。ついに封切られたので日比谷シャンテで観賞してきた。原作がある映画は、既に読んでしまっている場合を除き、原作を先に読まない方が映画を純粋に楽しめる。ゆえに原作は読まず、一切の予備知識や先入観を入れずに、まずは映画を観賞してきた。

「ジェーン・エア(1983 BBC)」 (JANE EYRE)

-王道的ツンデレの滋味-
1983年 英 BBC ジュリアン・エイミーズ監督



先月、マイケル・ファスベンダーのロチェスターだというのでちょっと楽しみにしていた「ジェーン・エア」が、ワタシ的にはイマイチな印象に終わったのだが、1983年版のBBCミニシリーズの「ジェーン・エア」が良いということなので、ついでがあった折、Amazon.ukから取り寄せてみた。なにせ、送料が入っても邦貨にして1000円ちょっとという安さ。UK版DVDはPAL方式なので、視聴方法がほぼPC再生に限られてしまう事と、英語字幕しか出ない事さえOKであれば、こんなに安いならちょっと買っちゃおう、とついオーダーを入れてしまう安さではある。1回30分×11回のドラマなので30分ごとに話が切れるのだけが難ではあるが、噂に聞いたティモシー・ダルトン演じるロチェスターのツンデレぶりには、王道と呼びたい程の劇的な落差があり、ドラマティックな物語をいやが上にもドラマティックな熱演で盛り上げていた。ジェーン役のズィラー・クラークはどうにも18歳には見えないが、地味さと堅実さとつつましさと頑固さをにじませて適役。エロキューションも上品で良かった。ダルトンとクラークのチッチとサリー的身長差も微笑ましかった。