スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「アガサ・クリスティ 蒼ざめた馬」(Agatha Christie's The Pale Horse)

-コリン・ブキャナンのイケメン時代-
1997年 英 (TVM)



AXNミステリーで時折思い出したように放映している、クリスティ原作ミステリーのドラマ化。原作を読んでいないので脚色の出来がどうなのか分らないし、ドラマとしても大した出来ではないと思うのだけど、ワタシ的には割に最近、ジュリア・マッケンジー主演のミス・マープル物として脚色された「蒼ざめた馬」よりも、こちらの方を面白く観た。このドラマの取り得は1にも2にも主演のコリン・ブキャナンがまだイケメン時代に撮られたものである、という事と、「MI-5(spooks)」では、ニコリともしない般若のような顔の鉄の女ロスを演じていたハーマイオニー・ノリスが、猛烈なアイラインとつけ睫で出てきて、ブキャナンに振られる貴族の令嬢を演じている、という事に尽きる。ちなみに「蒼ざめた馬」とはヨハネ黙示録に出てくる、その背に死(黙示録の四騎士のうちの1人)を乗せて走る馬(死を象徴する馬)。

スポンサーサイト

「80年後のKENJI ~宮沢賢治21世紀映像童話集~」

-オリオンは高く謳う KENJI 永遠のイーハトーブ-
2013年 NHK BSプレミアム



あの震災からもうじき丸2年。甚大な被害を蒙った東北の復興を願うチア・アップ企画の一環なのでもあろうし、宮沢賢治没後80年でもあるということで、NHK BSプレミアムが6回シリーズで放映する「80年後のKENJI ~宮沢賢治21世紀映像童話集~」の1回目と2回目が先日放映されたのを録画しておいて観賞。
気鋭のクリエイター達が、手書きアニメーション、実写、写真、CGなどにより、賢治の作品世界を表現していてクオリティが高く、そして何より今更ながらに宮沢賢治の「詩人の魂」に感じ入った1時間だった。独創的で夢幻的。無国籍でリズミカルな印象深い言葉で綴られた豊穣な作品世界の一端に触れて、東北の大地が生み出した詩人の魂に暫し思いを馳せた。

バッチ君とマーティンが50代になるまで続けたい

-マーク・ゲイティスの願望的未来予想図-



3月にSeries3の撮影が始まるという「Sherlock」。
海外のニュースサイト(http://www.scotsman.com)に載っていた記事によれば、企画・脚本・出演と3役をこなすマーク・ゲイティスが、「ベイジル・ラスボーンとナイジェル・ブルースがシャーロックとワトソンを演じていたのと同じ年代になるまで、ベネディクトとマーティンにも演じて欲しいな」と語ったとか。

「ゼロ・ダーク・サーティ」(ZERO DARK THIRTY)

-されど終わりなき憎しみの連鎖-
2012年 米 キャスリン・ビグロー監督



オサマ・ビン・ラディンが潜伏していた隠れ家を急襲されて殺されたというニュースは比較的耳新しい。2001年に例の9.11のテロ事件が起こり、それからというものは世界中にテロの脅威が満ち溢れ、アメリカは躍起になってビン・ラディンの行方を追いかけたが杳として掴めず、10年の歳月が経過して死亡説さえ流れる中、2011年に突如、ビン・ラディン暗殺のニュースが飛び込んできた。そのニュースを聞いた時、やっぱり生きてたのか…さすがに10年もの間、穴倉に潜んでいたわけじゃなかったのだね、と思ったが、なにがなし虚しさも感じた。
ビン・ラディンが米海軍のネイビーシールズによって暗殺されたのは、2011年5月2日のゼロ・ダーク・サーティ(深夜零時三十分)のことだった…。

「ミス・マープル/復讐の女神」 (NEMESIS)

-大富豪は死後も人々を操る-
1986年 英 BBC



80年代半ばから90年代初めにかけてBBCで制作されたミス・マープル・シリーズの1本。
BBC版の「ミス・マープル」は観た事がなかったのだけど、AXNミステリーの特集を録画しておいて観賞。これまでに観たマープルの中では一番お婆さん度が高い感じのジョーン・ヒクソンのマープルは、想像したようなお説教臭もなく、上品で物静か。最もオーソドックスなマープル像という雰囲気だった。原作者のクリスティに、あなたが年を取ったらマープルを演じてちょうだい、と言われたというジョーン・ヒクソン。ふぅん、クリスティがイメージしながら書いていたミス・マープルはこういう感じのお婆さんだったのね。


「にっぽん縦断 こころ旅」

-火野正平 「下り坂最高」のこころよい癒され感-
NHK BSプレミアム 2011年~ (春から夏、秋から冬)



ワタシがこの番組をなんとなく見るようになったのは昨年の晩秋だから、わりに最近のことだ。前々から、ほわっとする面白さがあるよ、と聞いてはいたのだけど、ふぅんと耳を素通りしていた。でも昨年の秋、週末に放映される「週末版」を偶然見てから、ゆるやかに病み付きになった。番組のテーマソングの透明感に溢れた歌声も耳に心地よいし、自転車旅のせいもあるが、この番組を見ていると北から南まで、日本もけっこう多様で広いな、と感じるし、何より良いのは飾らない愛嬌に溢れた火野正平その人のキャラクターであろう。仕事は一生懸命に体を張ってこなしているのだけど、肩に力が入っていない。つい見ていて笑顔になってしまう脱力感がクセになる。

「ファミリー・ツリー」(THE DESCENDANTS)

-家族とは群島のようなもの?-
2011年 米 アレクサンダー・ペイン監督



「素晴らしき日」(ONE FINE DAY)のあたりまでは、ワタシも幾らかジョージ・クルーニーを好意的に眺めていたが、昨今のジョージ・クルーニーはなんだかすっかり大物感を漂わせて余裕綽綽である。いつの間にやら業界内で強力なファミリーを拵えて、ハリウッドのキング状態といえないこともない。製作者としても、監督としてもそれなりに才能はあるし、きっといい奴で面倒見もいいので業界内でも人気があるのだろうけれど、あのモッサリした若白髪の小児科医を演じていた頃をおもえば、いつの間にかビッグになって、ビックリするほど磐石な地盤を築いたなぁ、と思わない事もない。ハッキリ言うと、最近の親分風を吹かしたクルーニーはどうも好きじゃないので、本作も完全スルーだった。でも、ある友が「案外良かったよ。食わず嫌いしないで見てみては?」と言うので、このほどDVDで観賞してみた。 …ふぅん、なるほどね。