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「あなたを抱きしめる日まで」(PHILOMENA)

-受け容れること、赦すこと-
2013年 仏/英 スティーヴン・フリアーズ監督



久々に映画館で新作を観賞。これはスティーヴン・フリアーズの監督作品という事もあるし、内容的にも何となく気になっていたのでシネスイッチに観にいってみた。実話がベースの、老いた母による生き別れた息子を探す旅。その旅路の果てに待つものは何か。
遠い昔に息子と引き離された母を演じるのはご存知、ジュディ・デンチ。
フランスのパテとイギリスのBBCによる共同制作。

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最近、ちょっとだけホの字です

-あらたに気づいたアラタの魅力 井浦 新-



このところ、何となく気になってきた俳優に井浦 新がいる。前から居るのに何で今ごろ?という感じだけれど、ワタシの場合は「日曜美術館」の司会っぷりが、訥々として真摯な雰囲気で何となく良いな、と思ったのがキッカケかもしれない。俳優としての彼を最初に知ったのは「ピンポン」だったと思う。その後、ちらほらと映画で観たりはしていたのだけど、特に好みというわけではなかったのに、なんとなく「日曜美術館」と「マウントレーニア」のCMで、ちょっと掴まれてしまった。

いかになりゆく映画館



ここ数年、映画館に行く回数が減ってきている。そもそもワタシは、ブログを始めていなかったら、3ヶ月に一度か、半年に一度ぐらいしか映画館で映画を見ないタイプ。映画館で観る事にこだわりなど持っていないし、どうしても観たい新作とか、非常に珍しい旧作の上映とかでなければ、基本的には映画館に行かない。それでも2008~2010年あたりは、けっこう頻繁に映画館で映画を観たのだけど(1週間に2本観に行った時もあった)、最近では観たい新作そのものが減ってきて、数年前までと較べると映画館に行く回数はかなり減った。映画館であまり映画を観ないのはワタシだけではなく、世間一般的な兆候らしい。昨今では自宅のTVでもそこそこの大画面で映画が観られるから、どうしてもDVDになるまで待てない新作でもない限りは、わざわざ映画館まで行かないという人が多いようだ。映画館の方が良いのは音響だけ、と言う人も多い。時代の流れである。まるきり無くなってしまっても淋しいとは思うけれど、映画館で映画を観るのはちょっと面倒くさいのも事実だ。

「悪女について」

-ある女についての27の考察-
有吉佐和子著 新潮社刊



この小説はその昔、単行本が出たときに買ってすぐに読んだ。本が出版されて暫くすると、それがテレビで連続ドラマ化された。主演の影万里江は舞台女優だったのかワタシには馴染みがなかったが役のイメージにピッタリで、他の出演者も豪華だったし、ドラマもよく出来ていた。それはなによりベースとなったこの原作が非常に面白い小説だったからである。有吉佐和子は多方面に関心を持ち、常に話題作、問題作を世に問うて、若くしてデビューしてから53歳で突如亡くなるまでべストセラー作家の地位を降りなかった人。「恍惚の人」「複合汚染」など社会的な視野に立つ代表作もあるが、映画化、舞台化された作品も枚挙に暇がない。「紀ノ川」「香華」「花岡青洲の妻」など代表作中の代表作はもとより、大女優競演芝居の舞台にもなっている「木瓜の花」「芝桜」はいまだ人気演目として上演されつづけている。(かなり前に舞台中継で杉村春子と山田五十鈴という2大女優競演の「木瓜の花」を放映しているのを見た事がある。すごい顔合わせである)

「黒革の手帖」(1982)

-欲張りすぎて-
1982年 テレビ朝日



松本清張原作のこのピカレスク・ロマンは何度かTVドラマ化されていて、2004年に米倉涼子主演で制作されたものが世間の記憶には新しいと思うのだが、ワタシは最初のドラマ化である、この山本陽子主演の82年版が好みだ。とにかく山本陽子が野心メラメラのヒロイン役にピッタリだったのと、若い田村正和のクサクサなキザっぷりや、三国連太郎の下品な堕胎医など、脇も豪華かつ興味深い布陣で、出演者の顔ぶれを眺めているだけでも楽しいドラマだった。