「ワインレッドの心」、「夏の終りのハーモニー」

-井上陽水と玉置浩二、その他思い出すことなど-

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80年代の半ばあたりは、ワタシもご他聞に漏れず「安全地帯」の曲が好きだった。
「真夜中すぎの恋」「マスカレード」「恋の予感」「熱視線」など、イントロを聴けばすぐに気分が80年代に戻ってしまう。曲が流れていた当時の情景も思い出す。
とりわけワタシが好きだったのは「ワインレッドの心」だった。
特に初期の安全地帯は井上陽水と切っても切れない関係があり、「ワインレッドの心」、「恋の予感」などは陽水が詩を書いているので、のちにセルフカバーのような形で他者に提供した楽曲を集めた「9.5カラット」の中で陽水自身も歌っているが、ワタシが特に好きなのは、「アンニュイ」という言葉を音楽で表現したような、陽水ヴァージョンの「ワインレッドの心」である。

「黄金の丘 輝くとき フランス ブルゴーニュ」(世界で一番美しい瞬間(とき))

-気丈な未亡人の涙-
2015年 NHK BSプレミアム



時折見ているBSプレミアムの紀行ドキュメンタリー「世界で一番美しい瞬間(とき)」だが、行き先やテーマ、旅人(アナウンサー)、担当している制作会社などにより、仕上がりや印象は異なる。大体は、よくある紀行物だなという印象の回が多いのだが、今年に入り、1月に観た「黄金の丘 輝くとき フランス ブルゴーニュ」編は、味わい深く心に刻まれた、忘れがたい一編だった。

「映画 深夜食堂」

-マスターの存在感-
2014年 東映 松岡錠司監督



あの「深夜食堂」が映画になるというので、少し前から愉しみに封切りを待っていた本作。いかがな仕上がりになったのだろうと、早速、丸の内東映に行ってみた。
サービスデーの夜というのに、入りはザラリと5〜6割。サービスデーにこの入りで大丈夫かなと心配になったけれど、まぁ、「深夜食堂」ってお地味だものね(笑)

「コバート・アフェア シーズン4」(COVERT AFFAIRS Season 4) 

-怪物退治に大わらわ-
2013年 米 Open 4 Business Productions制作

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シーズンを重ねるごとにどんどんシリアスさを増し、何とはなしに本格スパイ物へと変貌を遂げて来た「コバート・アフェア」。契約しているVODサービスにシーズン4が入ってくるのを待つともなしに待っていたのだけど、なかなか入ってこないうちにレンタルDVDも準新作扱いになった。準新作100円キャンペーンの知らせが届いたので、それじゃあ、と、今回はDVDを一気借りして見てみることにした。

※ある程度のネタバレありです。

「インドへの道」(A PASSAGE TO INDIA)

-ガンジス川の月-
1984年 英 デヴィッド・リーン監督



デヴィッド・リーンの遺作となった本作。ワタシが最初に見たのは、レンタルビデオでだったと思う。
本作はE・M・フォスターの原作をベースにリーン自ら脚本を書いているぐらいなので、思い入れが強い作品だったのだろうか。どうもクライマックスから終盤にかけてヒロインの心情が分かりにくいのが難点だが、全編を通して、モーリス・ジャールの音楽と、忘れがたい美しいカットやシーンが随所にあり、最初に見た時から何となく好きな作品。イマジカで放映されたのを捕獲しておいて、久々に鑑賞。