UKで元日放送のSherlock特別編

-「忌まわしき花嫁」のクオリティはいかに?-



あっという間に師走がきて、クリスマスも過ぎ、あとは年越しまでまっしぐら、という感じではありますが、今年はお正月休みも短いから、あくせく出かけたり、バタバタ正月支度なんかしてもせわしないので、出来るだけゆったりと過ごしたいもんざますわね。お正月といえば元日にUKとUSでSherlockの特別編「忌まわしき花嫁」(原題:The Abominable Bride)が放映される日も近くなってきました。


紅葉の季節は難しい

-三度目の奈良旅の誤算-



あれよという間に師走も押し詰まってきましたね。毎年そんな事を言っているようだけど、夏が過ぎると本当に年末まではあっという間。ウカウカしていると瞬く間に過ぎ去ってしまう秋を取り逃がすまいと、毎年秋を捕まえる事に腐心するワタクシ。今年は、嫌という程な大にぎわいであろう秋の京都を通り越して奈良の紅葉を愛でる計画を立てたのはいいのだけれど…。というわけで今回は、もう年末という今になって晩秋の奈良旅について振り返ろうかと。…ふほ。

「THE FALL 警視ステラ・ギブソン」(THE FALL)

-追う者の闇、追われる者の闇-
2013年〜 BBC2



シーズン1を海外ドラマチャンネルで見たのは、去年だったのか、一昨年だったのか覚えていないのだけど、割に面白かったという記憶があった。犯人がヤバいのはもとより、主人公の女性警視が心の奥底に深い屈折を抱えた女であるという点が異色で、それを「Xファイル」での、田舎の中学校の先生みたいな、真面目で野暮ったいイメージの強いジリアン・アンダーソンが髪を思い切りブロンドにして、体も絞って魅力的に演じている。ジリアン・アンダーソンをかなり見直した。年齢を重ねつつも昔より美人になっているし、演技もお見事である。頭は鋭いが常に疲れた顔をした、雌ライオンのような肉食系の女警視という役になりきっている感じがする。はまり役である。
シーズン1の筋などスッカリ忘れてしまったところでシーズン2が放映され始め、あぁ、あれの続きか、と見始めたのだが、シーズン1よりも、また一段と面白くなっていた。

「エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語」(EVERYTHING OR NOTHING: THE UNTOLD STORY OF 007)

-50年余にわたる”全てか無か”-
2012年 英 スティーヴン・ライリー監督



第25回の東京国際映画祭に特別招待されたドキュメンタリーらしいが、正式には日本未公開。ワタシはWOWOWで鑑賞。2006年に「カジノ・ロワイヤル」を観るまではボンド映画など関心の外だったので、今回、このドキュメンタリーを見て「へぇ〜」と思った事がいろいろとあった。例えば、制作会社であるイオン・プロダクションの名前の由来が ”EVERYTHING OR NOTHING” の頭文字を取ったものだったというのは初めて知ったので、アルバート・ブロッコリとハリー・サルツマンがまさに背水の陣で始めた仕事なのだな、という事がその名前からも伝わってきた。

「コードネーム U.N.C.L.E.」(THE MAN FROM U.N.C.L.E.)

-続編は作れるのか、流れるのか-
2015年 英 ガイ・リッチー監督



昨年から今年にかけて、やけにイギリスがスパイ映画を繰り出してくる。「キングスマン」も楽しく観たし、鳴り物入りの「007 スペクター」も封切りになる。だが、ワタシは「スペクター」には全く食指が動かない。サム・メンデスが前作「スカイフォール」を踏襲したテイストで作る、とわかった時点でもはや興味索然。トレーラーで老けたダニエル・クレイグを見てダメ押しに見る気がなくなった。このブログを開始当初から読んでくださっている方々の中には、「スペクター」の感想を読みたい、という方もいらっしゃるかもしれないけれど、すみません。ワタクシ、「スペクター」を劇場で鑑賞するのはパスします。爺さんボンドがウジウジと暗い自分探しの旅だなんてワタシの観たいスパイ映画ではないし、「お金と時間の無駄」臭がプンプンする。(ボンドの過去だの内面だのはどうでもいいのだ。方向性を誤っている)
別にその代わりというわけではないが、第3のUKスパイ映画「コードネーム U.N.C.L.E.」にはちらっと食指が動いたので観に行ってみた。