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「おみおくりの作法」(STILL LIFE)

−密かに、静かに、温かく−
2013年 英/伊 ウベルト・パゾリーニ監督



この映画が劇場公開されている時、観に行きたいと思っていたのだけど、うまく都合が合わず、気がついたらいつの間にか上映が終わっていた。DVDになったら観ようと思いつつ、そのうちに忘れてしまっていたのだけど、昨今ふいに思い出してレンタルDVDで鑑賞。DVDを借りるのも随分久しぶりのことだ。この映画もすっかり忘れている間に”準新作”になっていた。


「銘酒誕生物語 日本酒編」

-酒造りは自分探し 酒の香りとイケメンの蔵元と-
2008年〜 WOWOW



WOWOWのドキュメンタリーは面白い。昨年、主に映画や海外ドラマが目当てでWOWOWを再契約したのだけど、折々、ドキュメンタリーも楽しめるので、再契約は正解だった。それはそれとして、早く「ペニー・ドレッドフル」のシーズン2を放送してほしいのだけど。(遅いわよ、いつ放送するの?)
…とまぁ、WOWOWへの要望はさておき、今年のお正月に「銘酒誕生物語 日本酒編」の特別編として、2015年に創業400周年を迎えた、かの「十四代」の蔵元、高木酒造(山形)の特集放映に合わせて、過去の日本酒編9編の再放送があったので、すかさず録画し、味わい深く鑑賞した。


「ブリッジ・オブ・スパイ」(BRIDGE OF SPIES)

-信念のスパイと”普通の男”-
2015年 米 スティーヴン・スピルバーグ監督



スピルバーグは山田洋次と同じで、上手いし、確かにいい作品も何本か撮っているが、どうも何かが引っかかる監督ではある。ゆえに、常にかなり引いて眺めるという感じであろうか。けれどもスパイ物には目のないワタクシ。冷戦時代の実話の裏話、しかもコーエン兄弟が脚本を手がけているとなれば、これは見ないわけにはいかない。というわけで、「ブリッジ・オブ・スパイ」を観てきた。

※例によってネタバレはアリアリですので、見るまで何も知りたくない方は読まないでください。


「パンとスープとネコ日和」

−マッタリ系スローライフものの佳作−
2013年  WOWOW



原作が群ようこで主演が小林聡美、脇にもたいまさこ…。その他は光石研や加瀬亮、市川実和子や実日子が出たり出なかったりする。あぁもう、わかったわかった、と言いたくなるような顔ぶれとストーリーの、例のあれ、の1つである。
とにかく、このテの作品で良かったのは最初の「かもめ食堂」だけだと思うワタシは、かもめ以降は殆ど見た事はなかったのだけど、これはWOWOWのオリジナルドラマで2013年に初放映されたのを、昨年暮れにWOWOWが再放送するというので、なんとなく録画しておいた。もう何年もこのテのドラマや映画を見ていなかったので、年明けにマッタリするのにちょうどいいかな、と思った。

謹賀新年 2016



2016年は穏やかに年明けを迎えましたね。
東京では例によって晴天で、やや暖かく、気持ちのいい平和な元日です。

2015年を振り返ると、ガンガン行きまくるつもりだった海外旅行は結局なんだかんだで行かれず、昨年は何やら目まぐるしい1年でした。
2016年のワタクシの運勢は、金運がいい、とあちこちで出てくるので、いいことあるのかも…ふほほ。

まぁ、何はともあれ、
できるだけ行きたいところに行って、できるだけ楽しい人と語らい、できるだけ美味しいものを食べ、できるだけ観たいものを観て、充実した1年を送りたいものだと思っています。

皆様も、平和で楽しい1年をお過ごしください。

kiki 拝