「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION)

−まさに王道の娯楽スパイ・アクション−
2015年 米 クリストファー・マッカリー監督


「北北西に進路をとれ」へのオマージュっぽいポスタービジュアル

トム・クルーズのMISSION: IMPOSSIBLEシリーズは、これまでに一応、3本目を除いて映画チャンネルなどで観たことは観たが、鳴り物入りで派手で、売りにしているシーンだけは良いけど、ただそれだけ、という感じだった。従来からワタシはトム・クルーズがあまり好きではなかったので、カッコつけまくりで全編トムのPVみたいな映画には興味が持てなかったのだけど、WOWOWで鑑賞した5本目のこれは久々に面白い娯楽スパイ・アクションを観た、という気分になった。「カジノ・ロワイヤル」の後は輝きを失い、澱んだ重苦しさが増していった感じのダニエル・クレイグの007シリーズと比べると、この「ローグ・ネイション」のスカっとしたアクションとハラハラドキドキで最後まで飽きさせない展開は、まさに王道とも云うべき娯楽スパイ・ムービーの面白さに満ちていたと思う。
いや〜、全然期待してなかったけど面白かったよ、トムちん。

「IMAGINE」

−Imagine all the people living for today…−



UKがEUを離脱するのかしないのか、UKの国民投票が迫ってきてますね。残留派と離脱派はかなり拮抗しちゃってて、どちらに転ぶのか本当に分からない状態のようだけど、いずれにしても日本時間で24日の午後には大勢が判明するとか。世界中にとってもUKにとっても(そして日本にとっても)、なにやかやと(主に世界経済に)影響が大きいので離脱はしない方がいいんだけどねぇ…と思いつつ、何だかふと聴きたくなってジョン・レノンの”IMAGINE”を久々に。


「ブリッジ ~国境に潜む闇」(THE BRIDGE)シーズン1、2

−国境の南 隣国という不可知−
2013、2014年 米  FX Productions他



オリジナルはスウェーデンとデンマーク合作の北欧ミステリードラマ「The Bridge」。欧米で大ヒットしたために、アメリカ版、英仏版など、各国バージョンが制作された。これは米国版。アメリカは北はカナダ、南はメキシコと国境を接しているが、カナダとの間にあまり闇は存在しなさそうなので(実は結構あるのかもしれないが…)、必然的に、色々ありそうな南側の国境のお話となる。
ヒロインの女刑事を演じているのはドイツ出身のダイアン・クルーガー。スリムな容姿が、埃っぽいメキシコ国境の風景を少しだけ涼しくしていた。

隅田川夕景

−勝鬨橋からの眺め−



日が長くなって19時を過ぎても明るくなり、夏の手前でまださほど暑くない、という今頃の季節になると、ワタシは仕事帰りに銀座に寄り、それから散歩がてら晴海通りをテクテク歩いて勝鬨橋を渡ります。
勝鬨橋の上から心地よい風に吹かれて、まだ暮れ切らない空と、隅田川と、輝き始めた高層ビルの灯りと、そして鮮やかに彩られた東京タワーを眺めるのが、とても好きなのです。

「恋するリベラーチェ」(BEHIND THE CANDELABRA)

−おもろうて、やがて哀しき…−
2013年 米 HBO スティーヴン・ソダーバーグ監督



昨年か一昨年に初めて観た時には、全体のあまりにゲイゲイしたムードや、マイケル・ダグラスが苦手な事などで、かなり斜め見状態になってしまっていた気がする本作。昨今、久々に再見する機会があり、最初に見た時よりも面白く感じた。マイケル・ダグラスとマット・デイモンは意外にも適役で、そもそも上手いのは言わずもがなだが、ワタシとしてはワンポイント的に出てきた整形外科医役のロブ・ロウに受けまくりだった。