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親たち、そして子たち

親子二代で俳優(またはタレント)という人は結構いる。
でも、どういうわけか、親の方が良かったなぁ、という場合が大半。
子供の方がダントツでいいよ、というのは少ない気がする。 なんでですかねぇ。
ダントツでよくはないけど、子供の方もかなりいい線をいっている、という親子はいますね。
あの人とあの人、あ、あの親子はやっぱり親の方がいいなぁ、なんて思い着くままに
あげてみましたのよね。


まず、「やっぱり親には及ばない編」からいきますと…
ワタシにはその魅力のほどがあまりよく分からぬのだけど、世間的には評価の高い(感じがする)佐藤浩市。二世としてはかなりいい線を進んでいるのだろうと思うんだけれど、ワタシはやっぱりオヤジの三國連太郎氏の方が俳優としてはもちろん、男前度でも息子の前にずーんと聳えている気がする。オヤジさんに感じられるスケール感や怪物性は息子には感じられない。なんとなく中庸、という感じがする。



このへんの世代で言うと、佐田啓二と中井貴一の親子も、やっぱりというか当然というか、パパの方が好きだ。佐田啓二ってハンサムだもの。アマッチョロイ二枚目と言うなかれ。息子が似たのは大きな三角錐のような鼻だけ。でも、中井貴一の持ち味である人のよさそうなところとか、穏やかそうなところはパパ譲りな気配。そしてパパよりぬきんでたのは身長と脚の長さだろうか。ワタシは子供の頃から古い映画が大好きで、同級生は無論誰一人佐田啓二なんて知らないのに年末にTV放映された「君の名は」を見て春樹さんって切ないわぁ…などと思っていた妙な子供だったので、佐田啓二の息子がデビューすると聞いた時は猛烈に期待した。あのパラリと額に垂れた切ない前髪と美しい二重の眼を息子にも期待したのだ。…で、まぁ、ね。事実はかくのごとし。激しく「あれ!????」って感じだったわけですが、それでも息子の方も俳優としていつの間にやらビッグな扱いをされる存在になった。なんだかんだ言っても才能があったのだろう。あながちパパのような美貌に恵まれなくて却って良かったのかもしれない。



時折、当ブログでも書いているけれど、藤 純子と寺島しのぶの親子はあまりにも似ていない事で却って娘の方が開き直って母とは別の角度から女優業にアプローチして活路が開けた、というパターンだろうか。いっそあそこまで似ていなければ、開き直りも気合が入ろうというものである。それにしても毎度不思議に思うのは、母にはふんだんにあった女優としての「華」と、女郎や女博徒などといったアウトローの役を演じていても何故か失われなかった「品」というものが、娘には最初から欠落しているという事。そこがこの母と娘の最も大きな違いなのだと思う。そこを逆手にとって進む道を見出した娘のど根性もアッパレな気がする。



海外に眼を向けますと、
カーク・ダグラスとマイケル・ダグラス。息子もそれなりに大物にはなったけれども、俳優としてやはりカークの方がずっと上。眼は似ていると思うけれど、父にあった鋭い男らしさが息子にはない。かわりにゴーマニズムはふんだんに漂っているけれど。息子は色と欲に走る男、または非人間的な大物の悪党等がはまり役。オヤジさんはもっとバラエティに富んだ役柄をこなしたし、赤狩りに密かに抵抗する気骨もあった。やっぱりパパの方がグレートだ。



次に「親と子でいい勝負編(または親子トントン編)」
まずは売り出したばかりでまだ海のものとも山のものとも知れないけれど、かなりいい線じゃなかろうかと思われるのが松田優作の次男坊、松田翔太。優作の DNAを引き継ぎつつも両親のいいとこどりでオヤジの泥臭い部分はすぽりと落ちてスマートになり、兄・龍平よりもずっと将来性がありそうに思われる。優作を越えるカリスマ性があるかどうかはともかくとして、かなりいいセンまでいくのは確実じゃなかろうかしらん。



親と子で同じぐらいのポジションにいると言えば、ピーター・フォンダとその娘、ブリジット・フォンダ。いかにもピーター・フォンダの娘という感じのルックスで、しかも欲がないのかあまりガガガと出て来ずマイペースでやっているあたり(というか、何だかいつの間にかフェイドアウトしてしまっている気配なれども…)、父親と似ている気がする。ちょうど親と子で違和感なく同じぐらいの存在感とポジションの父と娘だ。

あとティッピ・ヘドレンとメラニー・グリフィスも女優としては同じようなグレードかしらんと思うけれど、美貌度は母の方が格段に上。
母の都会的で軽やかで華やかなコケットリーが娘には遺伝しなかった。メラニーの頑丈な顎は父親の方から来たものだろうか。脚がきれいなのは母からの遺伝かもしれない。



「なんとなく親を超えちゃったのか編」

中川勝彦と中川翔子という親子。そういえば中川勝彦って、昔ちょっとビジュアル系で売り出して暫く見ないと思っていたらとっくの昔に亡くなっていた、というタレントだったけれど、彼に娘がいて、忘れた頃に「ギザ!」とか言いつつ出てきて、あっという間に不思議系アイドルの代名詞になるとは誰が想像しただろうか。でもしょこたんて結構面白いし、それなりにかわいいし、頭のいい子だな、と思う。彼女のお陰で忘れ去られていた父・中川勝彦が名前だけでも冥土から蘇った観もある。そういう復活の仕方もあり、そういう親孝行の仕方もあるのだな、と思ったりする。


「とにもかくにもトホホ編」
タカがトンビを産んだ、の最たるものといえば、やはり父・三船敏郎に対する娘・三船美佳だろうか。まぁ、いいんですけれどね…。今更とやかく言っても始まらないし…。それにしてもこのトホホ感をなんとしょう。全くもう、敏ちゃんったら!

以上、思い着くままにあげてみた「親子二代で芸能人」でした。


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