妖しい砂漠 悩ましい金髪 ?アラビアのロレンス(完全版) おうち上映会?



機会があれば、劇場でのリバイバル上映を是非観たい作品に「アラビアのロレンス 完全版」がある。
最初の劇場公開版と、この88年の完全版を比べて何が違うかというと、上映時間が長すぎるのでカットされてしまった部分を復元し、62年の撮影当時にはなかったドルビーサラウンドシステムで音響効果を付けなおしている点。そんなに見た事もないカットが延々と出てくるというわけでもなく、ラストが違う、という事でもない。お馴染みのシーンの間にちょこ、ちょこと見覚えのないカットが挟まってくる、という感じで、映像と音響がグレードアップしているのが、「アラビアのロレンス 完全版」なのだ。

この「アラビアのロレンス 完全版」以外にも劇場で見逃したけれども、リバイバル上映されれば是非観たい映画はあれこれとある。が、そうそう御誂え向きにリバイバル上映はしてくれないので、おうちシアターの出番となるわけですね。
で、この夏におうちTVをささやかに液晶大画面に買い換えてから、VHSはおろか、録画したHDDの画質も、大量保存できるように並のクオリティで録画していたので観るのがキツくなってしまった。元のブラウン管TVではOKだった画質も、液晶大画面で観るにはキツイ。そうか…こういう落とし穴もあったのね…。というわけで、これまでにHDDに録画してあったものも適宜、映画チャンネルで放映されれば高画質で録画しなおす、という感じになっている昨今。「アラビアのロレンス 完全版」もワタシの手元にあったのは微妙に劣化しかけたVHSだったから、今度放映されれば録る事にして、このたびは久々にDVDを借りてきて観賞。

さて。完全版。久々にDVDで観てビックリしたのはその映像のクリアさと色彩の美しさ。殊にも新鮮な驚きだったのは、ピーター・オトゥールの目の醒めるようなブロンドのまばゆさと、青光りする真っ青な目の魔的な美しさだった。あら、この人、こんなに綺麗なブロンドだったのだっけ?そしてこんなに目が青かったんだっけ?すっかりオミソレしていたわぁ、とちょっと口を開けて見入ってしまった。インターミッションを入れて227分の長尺なのだけど、何度も観た映画なのに、映像がクリアだとシーンごとに新鮮な驚きがあって、時間を忘れて一挙に観てしまった。ほぉ??。ため息。こんな感動は是非とも人と分かち合わねばならない。…というわけで、まだ大画面液晶に買い換えていない映画好きの旧友二人を招いて、秋の夜長に完全版の鑑賞会とあいなりまして。


とにかく、キンキラキンでまっつぁお なオトゥール

こう寒くなってくるとメニューはやはり鍋ですね。牡蠣をたっぷりと入れ、白菜に葱に韮に豆腐のチゲ鍋がその夜のメニュー。ワタシが鍋の準備をしている間に友人らが買ってきてくれた小川軒のレーズンウィッチなどつまみ、コーヒーはお気に入り、チョコレート・マカダミア・ナッツ・フレーバーのローヤル・コナを淹れて、みんなでほっこり。

 

そうこうするうち、鍋の準備も出来たので、上映会スタート。

冒頭の、ロレンスが乗るバイクが俯瞰で捉えられるあたりから、「こんなシーンあったっけ?」「あらら、いきなり新鮮」などと盛り上がっていたのだが、ロレンスがファイサル王子に会いにラクダで砂漠を行くシーンなど、何度も観ているのに音質と映像の質の違いで、新しく別の映画を観ているような気分になる、と口々に言っていた。友人らが一様に「ぅわ??!」と声を上げたのは、ピーター・オトゥールのクローズアップ。波打つこがね色の髪が眩い。そしてゾッとするほど青い目が魔物のように光っていて、鮮烈な印象を放つ。旧友らは二人とも、この映画を観るのが久々だった事もあって、クリアな映像で見たピーター・オトゥールのクローズアップの衝撃はかなりのものだった。分るわ、ワタシだってほんと「うっわ?!」と叫んだもの。ふふふ。


砂漠の戦場で、砲弾の煙りの向うから青い目が現れる

主要キャストはおろか脇に至るまで女優の影も見えない映画(しかも長尺)だというのに、いっこうに色気が足りないとも、殺伐としているとも感じないのは、アラブの民のエキゾティックで魅惑的な衣装や風俗、そして妖しいまでの滑らかな砂漠の陰影とあいまって、その妖しい砂漠に映えるピーター・オトゥールの華やかな存在感があればこそ。それは、オトゥールのロレンスが「ヒロイン」だからなのだ。
付け鼻をして強欲なアウダ・アブ・タイを演じるアンソニー・クインや、黒豹のようなオマー・シャリフに囲まれて、ほっそりとした植物的な体を白い衣装に包み、優雅に佇んだり、寝転がったり、ラクダに乗って走ったり、時折叫んだりするピーター・オトゥールの存在感はまさに「女優」のポジション、彼のありようは、ヒロインとしてのありようなのである。後半のトルコの司令官(ホセ・ファーラー)にいたぶられた後のロレンスを労わるアリの甲斐甲斐しさなども、惚れた女に尽くしぬく男の純情そのもの。アカバ攻略の直後、勝利の余韻に浸りつつ海辺の夕陽をラクダに乗って眺めるロレンスに、アリが花束を投げるシーンなども、アリの崇拝に近い愛情が伺われ、それがラスト間近の涙にも繋がっていく。



彼がアリ(オマー・シャリフ)から送られた白い族長の衣装を来て砂漠ではしゃぐシーンは、砂漠と結婚した花嫁のようにも見える。どこまでも青い空と砂色の砂漠、その背景に映える純白の衣装。柔らかな風に吹かれ、透けて翻る長い衣の優雅なそよぎ。誰にともなくお辞儀をしてみせるオトゥールのエレガントな姿は、さすが“ヒロイン”という感じだ。






「砂漠の花嫁状態」のロレンス=オトゥール

なんとなく記憶にあった、以前に見た「アラビアのロレンス」と、映像と音のクオリティが違うとインパクトがまるで違うなぁ、という事が如実に分かる。どのシーンも映像をみているだけで至福の心持ちになる上に、あのテーマ曲が適宜、頃合のところで流れてくる。これに麻薬のような効果がある。そして、しみいるような色彩と鮮明な映像で改めて見直すと、前回は記憶の網をすり抜けてしまったセリフが、しっかりと脳裏に残ったりもする。たとえば、ファイサル王子が諦念を底に湛えつつ、憂愁を含んだ微笑を浮かべて「そして私は、コルドバの消えた花園を求める」とロレンスに言うシーンも、王子の遣り切れなさと悩みの深さがとても印象的に伝わってくる。「メッカの守護者」も時代の流れには打ち勝てそうもない。その無念さ。



その他、恐ろしくも滑らかな砂漠の砂をメインとして、砂漠の上に広がる夜空の星、砂漠の果てが一瞬きらめいて朝日の昇る壮麗な眺め、晴れ渡った空、雲、夕陽にきらめく海などの自然描写の美しさも、今更にため息もの。また砂漠の向うを汽船の煙突がよぎって行くスエズ運河のシーンも相変わらずストライキングだし、広い画面を一杯に使った戦闘シーンの迫力も、音響効果が増しているだけにおうちTVでもなかなかのもの。砂漠ロケと大人数のエキストラで撮り上げたスペクタクル・シーンはCGで拵えたものとはやはり違うのだ。4時間近い映画なのに、緩急が絶妙で、節目節目に山場が来て、それが悉くに印象的な映像で綴られているので、ダレるなどという事がない。長いけれども、観始めると一挙に観てしまう。
いつ観ても、「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」と言いたくなる一本だ。
アラビアのロレンス」についてのレビューは、以前、その後日談であるパリ講和会議の顛末を描いたTVドラマ「ロレンス1918」のレビューで併せて語ったので、そちらをどうぞ。




映画を観ながらあれこれとくっちゃべりつつ、盛大に鍋もつつき、シメには本場・四国で買ってきた讃岐うどんを鍋に投下。チゲ鍋にも合いますぞ。目も舌も満足した秋の夜。あぁ、それにしてもピーター・オトゥールのブロンドは眩かった。金髪評論家のワタクシとしては、「映画に現れた妖しいブロンド」ランキングを作ったとすると、ロレンスのオトゥールは男女を合わせてもBEST3には入るだろう。その上、あの内側から発光しているような鮮やかなブルー・アイズ。 いやぁ、キラキラだったねぇ、と、食後は美味しい緑茶を淹れて、またほっこり。


青過ぎて菫色に見える目

ところで、我が家のHDDは普通のHDDなのだが、それでもこんなに綺麗に見えるというのに、ブルーレイの画質というのはまた一段階(もっと?)クオリティが違うらしい。ワタシは今のままでも満足しているのだけど、一体、これよりもまだまだ綺麗なブルーレイの映像というのは、「どんだけ??」なものなのか、とみに好奇心が募りつつある今日この頃、なのでございます。いや、今年はもう家電は買いませんけれどね。ふほ。

コメント

  • 2009/11/21 (Sat) 19:55

    私も完全版のDVDを買いましたが、これはほんとに大きな画面で見たいですね。ひとりでじっくり見るのも良いけれど、気のあった友達とあーでもないこーでもないと言いつつ見るのも楽しそうで素敵です。オトゥールはもともと黒髪で、この役のために金髪に染めたんですよね。以後すーっと金髪。(「ベケット」では黒にしていたけど)染め続けるのも大変だったでしょう。でも、日本人が「金髪」すると黄色くなるのに、ほんとに光り輝くように見事な仕上がり。
    ダマスカス入城後の混乱する会議のなかで、アリがロレンスに「砂漠に帰ろう!」と言うところなど切なくて泣きそうになります。

  • 2009/11/22 (Sun) 01:42

    たむさん。完全版は本当に映像が鮮明で久々に見るとビックリしました。殊にうちのは、それまで手元にあったのが昔BSから録画したVHSだったので、今回かなり久々にDVDで観て、あまりの映像の綺麗さにうわ~~~!という感じでした。で、オトゥールはナチュラル・ブロンドじゃないんですよね。確か元は濃い褐色なのだけど(「おしゃれ泥棒」では生来の色で出演してますね)、今回再見するまで、こんなにもロレンスのブロンドが綺麗だったなんて印象はなかったので、ひとしお驚きでした。金色の絹糸みたいな髪が一筋一筋輝いちゃって。おまけにダニエルもビックリなあの青目玉。
    黒豹アリの一途さも切々と来ますね。ワタシは今回の再見で、アレック・ギネスのファイサル王子に改めて注目しました。誇りと諦めと憂いと老獪さがないまぜになったような複雑なキャラで、なんとなくいい感じでした。

  • 2009/11/22 (Sun) 11:10

    あぁ~。残念ながら私もついぞスクリーンで観るチャンスなかったですねぇ。
    去年の今頃、新宿高島屋で上映してたらしいんですよ。
    昔みたいなリバイバル上映もっとやってくれないものかと思います。
    初見では、政治的時代的背景がわからずとも、ミーハーな私はただただP・オトゥールをうっとり眺めててました。もちろん砂漠のシーンも魅せられましたよ。
    完全版じゃなくとも長いので、きちんと通して観てるのは実は2・3回でして(途中睡魔が・・・よっぽど体調整えて観ないと~・笑)。
    オトゥールってこの時たしかまだ二十代ですよね~この雰囲気と演技、とてもそうは思えないわ!
    今度観るときは”脇役三人組”も再チェックですね。

    青い目というと・・・他にジョン・フィリップ・ローとか思い出しますね。ポール・ニューマンも青かったけど妖しくはなかったかな。テレンス・スタンプもかなり妖しい。でも一番妖しいのはオトゥールですかね、やっぱり。

    そうそう、とぼけた二枚目「何かいいことないか子猫ちゃん」や「おしゃれ泥棒」も好きです♪

  • 2009/11/22 (Sun) 19:07

    ジョディさん、これ去年の今ごろリバイバル上映してました?あいたー!チェック洩れだわ。新宿ってよほどじゃないと行きたくないのでつい意識をすり抜けちゃうのかも…。でも、またミニシアター系でリバイバルするかもしれませんよ。(ワタシは神保町シアターに期待しようかな)
    映画も3時間越えるとね~、じっと観ているのもなかなかキツイですが、これは久々時間を忘れて観ましたよ。凄く久々だったのが却って良かったのかも。オトゥールはこの時まだ20代ですか。落ち着いてますね。33歳ぐらいに見えますね。”脇役三人組”っていいネーミング!スリー・アミーゴズみたい(笑) ジョン・フィリップ・ローの映画って1本も見た事ないんですよ。顔もよく分りません…。ポール・ニューマンも目が青かったですっけね。そういえばフランク・シナトラも目が青かったらしいんですが、そんな事誰も知っちゃいませんわね。テレンス・スタンプの青目はキテますね。ヤバイですね。オトゥールといい勝負かもしれませんわ。オトゥールはいかにもエゲレスチックなムードのコメディも似合いますよね。老人になってからの「ラスト・エンペラー」の家庭教師役も何となく印象に残ってます。

  • 2009/12/03 (Thu) 01:05

    来年から「午前十時の映画祭」というのが始まります。
    選ばれた50本の作品を各地の劇場で週1本ずつ上映するというものですが、この「アラビアのロレンス」も上映されますよ~。スクリーンで観るチャンスですね。
    私は「雨に唄えば」と「ベン・ハー」と「ブリット」は絶対観に行きます♪

  • 2009/12/03 (Thu) 07:16

    mayumiさん、映画祭情報サンクスです。
    内容をチェックしましたよ。定番中の定番作品が目白押しですねぇ。ふふふ。ワタシは、ロレンス以外だと久々の「アマデウス」や「眺めのいい部屋」あたりを大スクリーンで観たいかも。ヒルズのシネコンは行き易いし、音響、映像ともに楽しみです。

  • 2010/05/11 (Tue) 18:35

    kikiさん、今日「午前十時の映画祭」にて本作を観賞してまいりました!レンタルしてテレビでしか見たことがなかったので、劇場で上映すると知って「これは観に行かねばなりますまい!」と意気込んで行ってきました。
    もともと好きな作品ですが、スクリーンで見るとなんだかもう胸がいっぱいになりますね。モーリス・ジャールの音楽と砂漠の映像がマッチングしすぎて、intermissionまではえも言われぬ思いになりました。スピルバーグが、新作の撮影前には本作、「七人の侍」「素晴らしき哉、人生!」を観賞している、というのを聞き、きっと大スクリーンで毎回見ているのでしょうが、モノを創る人間としてはこれはかなり創造力をかきたてられ、鼓舞されることでしょうね、「オレもやったるで!」的な(笑)。
    撮影現場を想像するに、リーン監督の冷静な情熱っていうのか、なんでしょう、うまく言えませんけれど、きっと監督も我々観客同様にあの砂漠に魅せられたんでしょうねえ。
    とにかく砂漠が美しくてウットリでした。オマー・シャリフはこの作品を観て大好きになりました。
    リーン監督は割に好きです。本作もさることながら、「旅情」「逢引」(特に後者)も大好きです。大作のイメージが強いけれども、こんな小品も素晴らしい出来で、同じ監督とは思えず驚きです。
    先日、黒澤監督「素晴らしき日曜日」を観ました。黒澤監督モノに泣かされるとは・・・。心の中で拍手しました。見たこともないくらい顔がプクプクの中北千枝子、可愛くないのに可愛く見えちゃって。これも黒澤作品とは思えぬ小品で、でも愛らしく、ときどき見たくなる一本だなあと思いました。

  • 2010/05/11 (Tue) 22:35

    ミナリコさん。そちらじゃ今上映中なんですね。こっちは9月らしいです。でもクリアなデジタル映像で大画面TVで観ちゃった印象が強いので、劇場で再度観るかどうかはちょっと分らない感じですわ。なにせ長いしね。ずっと観ていない状態だったら劇場で観よう!って感じになっただろうと思うんだけど…。まだ、こないだ観た印象が強くてね。でも劇場で観られたら本当にシアター甲斐があってウットリするでしょうね。気持ちよく観賞された事とお察ししますわ。これ、ほんと砂漠が悩ましいですね。滑らかでセクシーです。そしてどのシーンも本当にキレイですわね。登場人物が魅力的で、音楽もいいし、テーマ性もあって、映画を観ることの楽しみがいっぱい詰まっている作品ですね。デヴィッド・リーンでは最晩年の「インドへの道」も結構好きです。
    「逢引」ってワタシは未見なんですわ。機会があったら観てみようかな。デヴィッド・リーンといえば、ワタシは注目されだした頃のデヴィッド・リンチを当初デヴィッド・リーンと勘違いしてて、「あら随分作風が変わられて…どうされたのかしら」なんて思ってた時期がありました。すっとこどっこいですわ。
    黒澤の「素晴らしき日曜日」は未見なんですわ。地味な初期作品ですよね。泣きましたか。そういう映画だったのか…。

  • 2010/07/11 (Sun) 01:10

    kikiさん、とうとう劇場のスクリーンで観ることが出来ましたわよ。堪能してまいりました! 
    先月、近くのシネコンで催したシネマフェスタで上映されたんです(エントリー50作品の中からアンケート上位8本が上映されるというもの。ワンコインという料金も嬉しかった♪)。
    kikiさんは、9月の午前10時の映画祭で観に行きます?

    さて、4時間近くの本作、またビデオ鑑賞の時のように途中睡魔が襲ってきたら・・・の心配もなんその、kikiさんと同じくダレルことなく一気に観てしまいました。スクリーンで観るぞ、と気合が入ってたのと、やっぱりスケール感の違い? 砂漠のシーン、戦闘シーン、数倍面白かったです。興奮しました。
    それに、今回人間ドラマの方もより深く見る事が出来たように思います。スクリーンに大写しになる表情に、より一層その心情が汲み取れるからか。特にアリ(オマー・シャリフ)のロレンスへの痛いほどの想い。最後の涙はこちらも泣けますな。それと、久しぶりに見たオマー・シャリフがあんまり若々しいのでびっくり! 初見時すごく老けて見えたんだなぁ(髭のせいか)。調べると、この時オトゥールと同じ29~30歳なんですね。
    アンソニー・クイン、野蛮で強いアラブの男を存在感たっぷりに演じてましたね。
    聡明で悩める(少し狡猾なところも?)ファイサル王子のアレック・ギネスも今回じっくりと見ました。
    kikiさんもチェックしてましたね。この人やっぱり巧いなぁ。
    そして肝心のロレンス、何度見ても魅せられます。そうそう「砂漠の花嫁」の舞が美しい(笑)。爆破したトルコの列車の上をロレンスが歩くシーンも、シルエットで追って印象的でした。kikiさんの言う「ヒロイン」「女優」はまったくその通りです♪
    いざ、ダマスカスへ! からはまた興奮して見るんですが、あの惨状・・・その前に部下の子供たちもあんな最期で・・・痛々しいですね。
    怒り・苦悩するロレンスを演じるオトゥール、また観たいわ。今度はDVDでもしっかりと観れそう。
    それにしても一世一代のこの役で、何故にオスカーが取れなんだ? 悔しいですね。

  • 2010/07/11 (Sun) 09:10

    おお~!良かったですねジョディさん。劇場でご覧になりましたのね。しかもお近くで見られたなんてホントに良かったですよね。そうそう、東京の「午前10時」の上映スケジュールでは9月ですよね。でも昨年秋にデジタルリマスターでじっくりと観たので、実はもういいかな、なんてこないだまで思ってたんですが、その記憶が少し薄れ始めたので9月になったらシアターで見る気になりそうです。やっぱり折角劇場で見るチャンスですしね。でも休日に午前10時までに六本木に行くというのがねぇ…う~む。この「午前10時」のラインナップの中では「アマデウス」に行くつもりだったんですが、こないだBSで放映されたのをつい観ちゃってね…。シアターに行く気がなくなってきました。マズイです。
    で、「ロレンス」。ダレずに一挙に観られましたのね。観始めると観ちゃいますよね。一挙に引き込まれてね。オマー・シャリフ。前に観たときは老けてみえたんですか?どう見てもロレンスと同じぐらいにしか見えないような…(笑)わがままヒロイン(ロレンス)に振り回される一途な男の純情がググっと来ますよねぇ、黒豹アリ。そしてアレック・ギネス、ドンピシャリな役でしたね。ただこの人、顔や雰囲気と似合わない手の持ち主で。肉厚の太郎芋みたいな手をしてるんですよ。もっと繊細で綺麗な指や甲をしていそうなのにね。ワタシ、俳優の顔や雰囲気とその人の手が合っているかどうか、というのも結構興味深く観てるポイントなんですが、アレック・ギネスは日雇い労務者みたいな手でかなり意外なんですわ。デ・ニーロほどではなくても、肉薄の美しい手をしててもよさそうなのにね。
    そしてオトゥールのロレンス。青い空と一面の砂色の砂漠に、ロレンスの白いシークの衣装が映えて、優美でとても綺麗ですよね。さすが砂漠の花嫁。一世一代の名演でしたね。そうか、これでオスカーは取れなかったんですね。この年、オスカーを取った俳優は誰だったのかしらん。そういえば一世一代の当り役でオスカーが取れなかった俳優としてはクラーク・ゲイブルもいますね。あのレット・バトラーでは取れなかったので、翌年同情票が集まって「へ?」というような役でオスカーを取った、というような記事を読んだ事があります。これも廻り合わせってもんなんでしょうね。

  • 2014/05/18 (Sun) 20:23
    初めまして。^^

    こんにちは!初めまして。

    ロレンスの画像を懐かしくて検索していて辿りつきました。

    あの映画の圧倒的な迫力、kikiさんがおっしゃって

    いるとおりオトウールの目の碧さにやられた一人です。

    大分以前の記事に今頃のコメントでゴメンなさい。

    FC2に移動してきたので宜しかったらヨロシクお願いします。^^

    • ヴィーニャ #-
    • URL
    • 編集
  • 2014/05/18 (Sun) 22:56

    ヴィーニャ さん 初めまして。
    オトゥールの目の碧さにはショックを受けますよねぇ。デジタルリマスターで色や映像が鮮明になった「ロレンス」を観ると、ぬめらかな砂漠の砂の堆積と、オトゥールのブロンドとその目の碧さには引き込まれないわけにいきませんよね。長い映画なんだけど見始めると結局最後まで観てしまう。やはりオールタイムベストの作品はパワーがありますね。
    昔の記事でも一向にかまいません。コメントありがとうございます。FC2に移動してこられたとのことで、また遊びに来てください。

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