補足記事と蛇足のダニエル萌え

いまさらですがネタバレありありですので、一度観た方だけ読んでください。

1回の記事に文字数の制限があるので、「裏切りは女のアクセサリーか」の中に書ききれなかったことを追記しようかと思う。

ボンドがヴェスパーに心を惹かれている事を示すシーンだが、まずは前にも書いたように、カジノに彼女が入ってくる姿に目が釘付けになるシーン、次には、一度大負けしてヴェスパーに追加資金を断られ、ブチギレてトンデモ行動に出ようとしたところを、フィリックス・レイター(from ラングレー)にきわどいところで援助してもらって、ゲームに戻り再び勝ち始めたシーン。(この負けるシーンについて、ヘタレだ、あんなの007じゃない、とかいう意見を見かけるがこれは原作通りの流れ。ル・シッフルを刺そうとしたことは別)ここで、少し余裕が出てきたボンドは「どうだよ、俺のこの賭博師っぷりは。元手さえありゃ、この通りよ」と言わんばかりな得意満面の顔で彼女を見る。さっきスゲなく追加融資を断られたので示威行動をしたいのだ。子供っぽい(かわいい)。
この時、とにかくじーっとボンドはヴェスパーを見ていて、頼んだお得意のカクテルが来てもじっと彼女から目を離さず、グラスに口をつけてマティーニを啜る間もじっと彼女を見たままだ。そんなにもウツツを抜かしているから毒を盛られる可能性についても頭も回らず、ウカウカと盛られてしまうのだけど、国家予算をつぎ込んだ大勝負の脇に、気になる女がいたんでは、そりゃもう気もそぞろになろうというもの。しかも、今は勝ってて有頂天。若気の至りで仕方なし。許してたもれ。


見過ぎ注意報発令されそうなぐらい、見過ぎ

次には、例のキビシイ拷問からなんとか助かって湖畔での療養中、うつらうつらとした夢の中に出てくるのはひたすらヴェスパー。また危ない目にあっていないのか、誰かに騙されていないのか、かどわかされていないのか…。ふと瞼の向こうにうっすらと女の気配。そこに居るのは君なのか?目を開ける前から、口元がゆるむ。そこに居るのは君だろ?…それとも俺はまだ夢の中にいるのかな。思いきって目を開くと目の前には彼女の笑顔。やっぱりそこに居たんだね、夢じゃなかった。待てよ、これもまだ夢かもしれない。もう一度目をつぶり、もう一度ぱっと開く。そこにはやっぱり彼女の笑顔。やあ、やっぱり君だ。無事だったんだな。そしてそこに居てくれたんだな…というニュアンスを込めて安心してまた目をつぶる。このシーンをダニエルは無言で演じているのだけど、ほんと、しみじみ うまい と思う。


目を閉じて君がいて、目を開けて君がいて…ってな感じでしょうか。


ダニエルボンドがヴェスパーを見る何気ない視線に、愛がこもっているシーンも結構ある。なかんずく、ワタシが好きなのがこれ。



もう、ここからはダニエル萌えだけど、大好きなんです、このTシャツ姿。この肩幅。でも、モリモリしてないのだ。そしてこの真剣なまなざし。おまけに背景はベネチア。言うことなし。

もうひとつマイ・フェイバリット・ダニエルボンドを挙げておくと、この「誰であろうと始末する」のシーン。この時のサファイアのような目の輝き。ちょっと重低音気味の声。掴まれます。



この後、少し打ち解けたかと思うと、"不吉"なヴェスパーの携帯が鳴り、彼女は早々に席を立つ。礼儀正しく立ちあがって見送りつつもいくばくかの落胆はぬぐえない。この後大変なことになっていくわけだけど、この食事のシーンはいいですね。「愛の飾り結びだ」なーんてさ。

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