最後まで観られない映画たち

その映画の雰囲気やリズムが合わずに、どうしても最後まで観られない、というか、開始5分~20分前後で中断しちゃう映画って誰しもあると思うんですが、勿論ワタシにもありますねぇ。映画館に観に行く場合は、劇場まで行って観ようという衝動が起きた作品に限っているので、凄くつまんなかったわ、という事も少ないし、外したなぁと思っても折角時間を作ってわざわざ劇場に観にいってるんだから、途中退席するほどの激しい意思表示はしませんが、DVDだのオンデマンド・ビデオだのの場合はね、こりゃダメだと思うと容赦なく中断しちゃいますわね。だって時間が勿体ないもの。
今回は、世間ではけっこうファンも多いし話題になったりしたものの、ワタシはどうも最後まで観られなかった、という映画たちについて。
その映画がOKかNGか、というのは、映画の持っている空気感とか雰囲気とかがかなり大きいわけですが、それはその映画の監督とワタシとの相性ということでもありますね。例えばファンも多いんだろうけど、ワタシはジム・ジャームッシュの最も有名な初期の2作品が超苦手。そのジャームッシュ物も含む、観賞を中断した映画たちは以下。




「第9地区」

ドキュメンタリーめかした手法がワタシに対しては裏目に出たらしく、冒頭、いろんな人が出てきてウジャウジャ言っているシーンで、もう気乗りがしなくなって中断。開始から5分でオシマイにした。



「ブラッド・ダイヤモンド」
デカプーは頑張っているのだろうけど、これも冒頭から何となく雰囲気がダメで、デカプーが登場したあたりで、活動するのはこれからだというのに興味がなくなってしまい、観賞終了。開始から20分未満だった。




「かいじゅうたちのいるところ」
子供の出る映画は苦手だ、とかいう事ではないが、これも何かノレない映画で、主人公の少年が『かいじゅうたちのいるところ』に行ったあたりで停止ボタンの出番となった。昔から縫いぐるみに全く興味のないワタシ。かいじゅうの着ぐるみっぽさがダメだったのかもしれない。



「クローバーフィールドHAKAISHA」
これも開始15分~20分以内で中断した映画。主人公の壮行会みたいなパーティのシーンを観ているうちに綺麗サッパリ興味がなくなってしまった。



「脳内ニューヨーク」
ビデオ・オンデマンドに入っていたので、ホフマンに免じてちょこっと観始めたものの、この映画の神経症的なウダウダとした雰囲気が鬱陶しくなり、5分ぐらいで中止した。



「硫黄島からの手紙」
喰わずキライもいけないわ、と思ってトライしたものの、ワタシには観続けるのが難行苦行な映画で、開始20分頃に井原剛志のバロン西が出てきたあたりで「もういいや…」という気分になり終了。忘れた頃にふと思い出して再度トライしてみたが、全く同じ結果に終わった。ニノの台詞がモソモソし過ぎている感じが気になった。



「ハリー・ポッター・シリーズ」
シリーズというか、1本目のハリー・ポッターとナントカというのを開始15~20分で観賞中断して以降、このシリーズは全く観ていない。この手のファンタジーが嫌い、というわけでもないのだが、映画の持つ空気感に乗れなかったらしい。どこが面白いのかしらん~そのうち面白くなるのかしらん~と思いつつ観るのは20分が限度みたいだ。



「トワイライト~初恋~」
あまりにも大騒ぎなので、どんなもんなの~とビデオ・オンデマンドでちょろっと覗いてみた。ヒロインは影のある美少女だったが、ヴァンパイアの白塗りのボクがワタシにはどうしても志村けんにしか見えませんで。ティーンが熱狂するものって、本当に摩訶不思議である、と実感。だって彼の顔を笑わずに見るのは不可能だったもの、ワタシ。そんな奴はワタシだけ~そんなことないよね。



「ダウン・バイ・ロー」 および「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
初期ジム・ジャームッシュですね。…どうもダメだな。ソリが合わないというのか、リズムが合わないというのか、う~ん、苦手だ。



「天使の涙」
ウォン・カーウァイ作品。かなりファンの多い作品だろうと思うけれども、ワタシはどうも…。多分、レオン・ライの顔だちが苦手だからノレなかったのだろうと推察。



「グリーン・デスティニー」
アン・リーの監督作品だというのに、これもノレない映画。どうしても15分以上観ることができない。中国武侠物というジャンルがとてもダメだ、という事が大きいのだけど、別にアン・リーがこういう種類の映画を撮らなくてもいいのになぁ、と思ってしまう。こういうのは、ホレ、あの鳩とドハデなワイヤーアクションの大好きなウーさんに任せておけばよくってじゃないかしらん。どうかしらん。

*****
ビデオ・オンデマンドだと夜など風呂上りにちょろっと家に居ながらにして気軽に見られるので、わざわざビデオ屋に行った場合には絶対に借りて来ないような映画もつい視聴してみたりする。そして結局、最後まで行き着けないで終わるわけですね。
…というわけで、他にももっとあったと思うけれどパッと思いつくままに挙げてみた「最後まで観られない映画たち」でした。

コメント

  • 2010/11/29 (Mon) 09:00

    kikiさん
    第九地区と見てない数本の映画以外は全部賛成(笑)
    DVDは基本家で見るので、導入部分がよっぽど
    よくなければ、ためらいなく消しますね。
    でもごくごく稀に、我慢してみてたら、後半ぐんぐん
    良くなるという映画があったりするらしい。そう思って
    なんか後ろめたくなってもう一回チャレンジしてみたり。
    でもこれは世間のだれがなんといおうと相性の問題ですねえ。
    バグダッドカフェは私の苦手作品のひとつです。

  • 2010/11/29 (Mon) 23:25

    ふうさん。やっぱり「バグダッド・カフェ」ダメでした?
    ワタシもほんとダメなんですわ、あれ。何がいいのか分からぬし、一応見終えたけど、かなり早送りをかまして見終えたって感じでした。
    そう、我慢して峠を越えると予想もしない見晴らしが!という場合もあるのだけど、そこに行き着くにはやはり出だしに魅力がないとムリですわね。ふほ。

  • 2010/12/18 (Sat) 16:03

    真剣に観ていたらそのうち面白くなる~引き込まれる~と自分に暗示を掛けながら観てしまうような作品、あります、あります。ハリポタは本当に私もそれ。何作目かでディビット・シューリスが出てちょっと救われて観れたのがありましたが、後は爆睡する為に劇場に行った感じでした(子供に引きずられて行きました)ウォン・カーウァイ、私も苦手です。日本だと森田芳光監督が入り込めない。

  • 2010/12/18 (Sat) 22:44

    mogomogoさん。
    ハリポタ、やはりダメですか?どうもね~。話にも雰囲気にもさっぱり惹きこまれないんですよね。どうでもいいという感じ。お子がいると、この手の映画を避けて通れないのが辛いところですね。ウォン・カーウァイは別にキライじゃなく、好きな作品はとても好きですが、作品には当り外れがけっこうあると思います。あるいは観客によって好悪が分かれるというかね。森田芳光は、昔の方がいい映画を撮ってた気がしますね。今はどこに進みたいのか方向性がわからん、という感じ。どんどん面白くなくなってるし。「武士の家計簿」もアクビものでした。ああいう映画はもっと短くて笑える展開じゃないとね。

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