誰よりも君を愛す

at long last…ボンドさんご到着。もうとっくに着いていなければならないところだったが、ダンボールの包装がかさばって郵便箱に入らずに再配達となり、不在票は郵便箱のチラシや広告の山の中に紛れてしまっていた。20日あたりには到着のはず、と思っていたのに届かなくて一体どうしたのかと思いつつ、21日は祝日なので配達もあるまいと諦め、昨日は友人たちと飲み会で御前サマになってしまい(桜の近くの店で花見も兼ねるはずが、先週の寒さで予報も外れて桜もまだ蕾だった。花見はまた来週にでも持ち越しである)、それでも部屋に入る前に郵便箱も一応チェックしたがDVDはまたも届いておらず、あれれれ?と思っていた。今日の午前の配達まで待ってみたがまだ来ないので、よもやと思って郵便箱の底3分の1ほど積もっていたチラシやDMの山をつかみ出してチェックしていたら…不在票がありました。そこに「外国郵便」の文字が。定型外にマルがされていて、20日の午前10時に一度は我が家に来ていたボンドさんはひゅるる?っと郵便局へ舞い戻ってしまっていたのだった。ナンタルチヤ。2日も郵便局に寝かせてしまって…。けっこう大きな郵便箱なのでたかだかDVD1枚エアメールで来ているんだし、そのままスポンと入っているはずだと思いこんでいたのである。何事も安易な思いこみはいけませんね。
でも、今夜7時、ついに我が家にご到着。最後のところでもたついて、いい加減ヤキモキしたが、待ちに待ってようやくのことに彼と再びの逢瀬である。


ついに我が家に!

ああ、懐かしいその声、その姿。その面影。どんなにこの日を待ったことか。劇場での音がイメージに残っているので、我が家のお粗末なAV機器では映像はともかく音声がとても貧弱なのが残念なところだけれど、そんなことは脇へ置いて、我が家にボンドさんがやってきた。いつでも会いたい時に会えるようになったことが、とにもかくにも嬉しい限り。思えば昨年の秋にトレーラーを見て以来、封切を待って待って待ちわび、ダニエルその人が初日に新宿ミラノに来るとか来ないとかの噂に行こうかどうしようかと迷い、でも来なかったら新宿で見るのはいやだなぁ、などと迷っていたら、本当にちゃんとミラノに現われて(おすぎと共に)舞台挨拶もしてくれたダニエル。「BOND22」のキャンペーンでは、もう舞台挨拶まではしてくれぬかもしれないし、折角東京に住んでいるんだから新宿ミラノまで行けば良かったとちと後悔もしているけれど、帰らぬ繰言はさておいて、やはりボンドさん、あなたはこそは最愛の男。XXXXもケルソーさんもそれぞれに素敵だけれど、ああ、夢ではない ただひとすじ 誰よりも、誰よりも君を愛す。

しかし、いまさらながらに「カジノ」はデヴィッド・アーノルドの音楽が効いている。場面場面を的確に盛り上げるこの音楽と、テンポよく流れるシーン。そして、ワタシがもう一度見たいと願っていたこの顔。Mに厳しく突き放されて、ふっと目元に翳のさすこの時の表情。



そして、なぜか劇場で見たときにいつも「ほぅ…」とウットリしてしまった豪華列車の食堂車で、メニューが手元に来るまでの僅かな間なにげなく窓の外を眺めているこの横顔。他にもっとウットリするシーンはいくらでもあるのだけど、ワタシはなんだかこの時の横顔がさりげなくてとても好きなのである。ふぅ???。



これからはいつだって好きな時にこの列車のボンドさんにも会えるのだ。好きなだけ見つめていられるというのは、なんと幸せなことであろうか。

ついでに挙げると、このMの用意してくれたアストンに乗りこむ時、上体をきゅっとひねって車内に座り、斜めに視線を滑らす時のこの表情。これも好きである。



これから、カジノでの大勝負もあるし、ベネチアでのヨットのシーンもあるし、あれこれと見たいシーンが目白押しである。リーフリデッキのご機嫌を損ねたら目も当てられないので、ヤワヤワと貴婦人のように恭しく取り扱いつつも、好きなシーンは何遍も繰り返してみなくては。でも、特典映像の方は既に何度も Youtubeで見てしまったものばかりなのでなんら目新しいものはなかった。毎度思うことだけれどあまりYoutubeであらかじめ動画を見てしまうのも考え物である。有り難味や新鮮味が幾分薄れてしまうのは否めない。けれどもそれは今後の教訓に活かすとして、今宵は久しぶりの再会に酔いしれたいと思う。「カジノ・ロワイヤル」は何度見ていようとも不変の輝き。久々にステキング・ダニエルのシャワーを浴びてうっとりとため息のワタシ。今夜は長い夜になりそうである。

*補足*

久しぶりに「カジノ」を観ていてふと気づいたのは、ここ2、3ヶ月、あれこれとダニエル作品を観たお陰でその顔が脳裏にもうおなじみになり、最初に「カジノ」を劇場で観た時に比べると、あ、こういう顔はあの作品でもしていたな、とか愛嬌のあるカワユイ表情も随分しているな、と思うと同時に、画面の中のボンドさんがボンドさんではなくてダニエル・クレイグとして見えてくるという奇妙な逆転現象が起きてきた。


ボンドでなくダニエルと認識してしまう感じ

あまりにその顔にあらゆる角度から親しんだのでそんな現象が起きてきたらしい。面白い。そして、もう一度会いたいと思っていたもう一人の人物にも再会できた。オーシャンクラブの受付嬢である。


ベイビー 久しぶり!

このブロンディをワタシは初めて観た時から妙に気に入ってしまい、彼女にも密かにもう一度会いたいと思っていたのだった。この望みもささやかに実現したので二重にハッピーな夜である。


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