師走の雑感



ふと気づいたらあっという間に師走も押し詰まってきつつありますねぇ。
夏が終わるとすぐに師走がやってくるという感じです。
師走に入ってぐーんと寒い日が多くなり、東京の空は毎日ぱりっと晴れた青空で空気が乾燥して風が冷たいという、関東地方の典型的な冬の気候が続いています。寒いけど時節柄飲み会は多いので、美味しく楽しく飲み、かつ食べております。
というわけでなんだかんだと忙しく、ブログの更新も間遠になりがちな今日この頃。本日は忘年会の谷間で久々に早く帰ったのでちょこっと映画に関する雑感を。
それにしても昨年ぐらいから、映画館で観たい映画が減っている観あり。前から書いているように、ワタシは基本的にはおうちシアター派で映画館で見ることにさっぱりこだわりはないので、ブログをやってなかったら、ちょっと気になるなぁという程度で映画館に行くことはなかったと思うのですが、それでもここ2年ほどは観に行く気になる封切り作品がめっきり減った気がします。この1年は邦画の新作は1本も映画館で観ていないというありさま。だってサッパリ引っ張られないのだもの…。

最近はデジタルの鮮明な映像で家のTVも大画面。自宅でクッションを枕に寝転びながら、誰にも煩わされずに寛いで映画を観るのが好きだと、映画館に行かずに済むなら、なるべく行かずに済ませたい、という気分になります。大体、映画館で映画を観るというのはけっこうストレスがありますのね。席の確保も面倒臭いし。シネコンなどはあらかじめチケットを予約できるので席が押さえられて楽ですが、周辺にどんな人間が来るかは行ってみないと分らない。ワタシが最も嫌なのは、バカップルと挙動不信なウザい男で、これのどちらかに(最悪の場合は双方近所に居たりする)近くに座られると万事休す、という気分になってしまいます。そういうのをなるべく避けるためにも、レディースデーというのを利用するわけですが、それでも割引もないのに女性に混ざって映画を観たいという変な単身男はチラホラといるし、バカップルも避けられません。この前も、もうシアター内が暗くなっているというのに、すぐ前の席で、新しく買ったのだろうスマホの機能を男があれこれと女に自慢していて、暗い中で画面が目に痛いほど光っている。スクリーンでは「劇場内での撮影禁止」みたいなどうでもいいものが流れている時だったからもう少し様子をみようと我慢したけれども、そうでなければ携帯の電源を切るように注意するハメになったかも。

シネコン系はチケットを買うのはネット予約が出来て楽ですが、困るのはミニシアター。ネット予約ができないところも多いし、当日売りのみ、というところもある。神保町シアターなどはレアな日本映画を観たい人が集うので、観客の質については同好の士という感じで問題ないのだけれど、当日売りのチケットを買うのがストレスなんですね。もし観たい映画が人気作品だったら、かなり早めにいかないと売りきれてしまう場合もある。だから早めに行かなくてはならない。わざわざ行って売り切れなんて最悪だからですが、平日は仕事で間に合いそうもないので休日に余裕をみて行く必要があり、かなり観たい作品でなければそんな労苦(?)は惜しみたいところです。神保町シアターは好ましい劇場ですが、ソフト化もされていないレア作品で、観たいと思っているものが観られるという場合でなければ、まず行きません。容易に観られないからわざわざ劇場に行くのであって、ソフトが出ているものが劇場にかかるからといって観に行く事はまずありません。見るとしたら余程スクリーン映えのする作品に限ります。そんなわけで「午前十時の映画祭」も殆どスルーなワタクシ。

でも、新作を映画館で見るというのは悪くないものではありますね。封切り作品は当面、映画館でしか観られないしね。でも、今観たいと思っている映画は全部来年の封切りなので、来年の冬から春にかけては、けっこう映画カレンダーは楽しみです。

そこでちょっと気になったのは洋画の邦題ですが、最近の傾向としてムリに原題と変えてタイトルをつける傾向があるような気がします。ひところ、なんでもかんでも原題をカタカナ表記してタイトルをつけていた時期がありましたが、それじゃあまりに芸がないと世間で散々言われたせいか、昨今ではムリヤリに日本語でタイトルをつける事が増えてきたのかもしれません。 が、どうもねぇ…。
たとえば、ワタシが待ちに待っている「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」ですが、来年4月に日本で封切られるらしいのは結構なのだけど、邦題は「裏切りのサーカス」だって。なんじゃそりゃ。小説だって原題と同じタイトルで翻訳されているんだから映画のタイトルだけそんなヘンテコリンなものにしなくてもよさそうなもんですわね。サーカスというのは英国情報部のある場所の名称で、転じて英国情報部をさすわけですが、原作を読んでいない人が聞いたら、あのピエロや動物が芸をするテントの曲馬団かと思っちゃうかもしれませんわね。


…そんな邦題になったのか

また、レイフ・ファインズの監督/主演作にジェラルド・バトラーが付き合った「コリオレイナス」は「英雄の証明」(2月公開)なんて邦題に。「コリオレイナス」のままでいいんじゃないのぉ?ダメなのかしら。なぜに?邦題はともかく、昨今ロンゲで、やけにスマートになり、ちっとヤワな感じになったジェラルド・バトラーが、この映画ではトレードマークの短髪で、しかもそれまで膨らんでいた体をぎゅーっと絞って男臭さ全開で出ているし、出来も悪くなさそうなので、この公開は楽しみではあります。それ以外にも冬から春にかけては、年明け一発目にヴィゴ・モーテンセンの「善き人」、ユアンとエヴァちゃんの「パーフェクト・センス」があり、またイーストウッド+デカプーの「J・エドガー」もあるので一応チェックですわね。2月にはダニエル・クレイグの「ドラゴン・タトゥの女」、ロマン・ポランスキーの「おとなのけんか」、3月にM・ファスベンダーの魔力横溢っぽい「SHAME」、M・ストリープのなりきり「マーガレット・サッチャー」などなど、あれこれと食指の動く作品があって、今年の不作を吹き飛ばすかのようなラインナップなので、おおいに期待できそうです。

最後に余談ながら、ワタシのアイドル、ジェイク・ジレンホールが31歳になった12月19日に、なんと北朝鮮のあの人が没したというニュースが…。おかげで、どうしたわけかジェイクの誕生日は妙な人の命日にもなってしまったわけだなぁ、と何か微妙な気分でいたところ、発表が19日になっただけで命日は17日らしいことが判明。なぜかホッと一息。


その件についてはノー・コメントとしておくよ

と、どうでもいいような事でオチとなりましたが、いずれにしても来年は、今年よりは充実した映画ライフを送りたいものだと思っています。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する