Sherlock Series 2 および ポワロの最新長編



2012年の元旦、遥かな海の向こうのUKでは、昨年夏にNHKプレミアムでシリーズ1が放映されて日本でも大好評だったBBC制作「Sherlock」の新シリーズ(シリーズ2)1本目、「A Scandal in Belgravia」が放映された模様。
いや~、すっごく観たい。猛烈に観たいですわ、これ。
残る2本だけでもリアルタイムで日本に居ながらにして見る方法はないものか…(笑)

結局のところ、早く観たければ既にシリーズ2のDVD/BDの予約受付が始まっているamazon.co.ukに予約を入れておくしかなさそうです。日本で放映されるのを待つよりは、その方がずっと早いでしょうし。おまけに安いしね。(ちなみに日本での再放送もDVD発売もいつになるのかサッパリな為、シリーズ1のDVDはUKから購入。もうじき到着予定。これでいつでもベネディクト・カンバーバッチの声を堪能できるってものです)


少し人間臭くなってきたかな?

シリーズ2は、シャーロックが前シリーズよりも少し人間味を増すというのがミソのようで、女性に対しても、これまでのような木で鼻をくくるような対応ではなく、アイリーン・アドラーにはちょこっと幻惑されたり振り回されたりするのか、どうなのか…。ふふふふ。 なかなかに興味深いです。ベネディクト・カンバーバッチも、他作品で見かけるよりも、シャーロックを演じている時に、より強力にオーラを放っているような気がするし、この人はブロンドよりもダークヘアの方が顔や雰囲気に合ってる気がします。

ちなみにUKの「HUFF POST」エンタメページによれば、なんとなんと、このシリーズ2の1話目では、あのシャーロックが、イヤリングとハイヒール以外は何も身につけていないアイリーン・アドラーに鞭打たれる、なんてシーンもあったりするそうで、いやはや。ガッツーンとかまして来ますねぇ、モファット&ゲイティス。
尤も、そのぐらいの事がなければ、シャーロックにとってアイリーン・アドラーが「生涯忘れ得ぬ女性」になったりするわけもないのであって、19世紀末のドイルの原作「ボヘミアの醜聞(A Scandal in Bohemia)」では、シャーロックとアイリーンはもっと間接的でプラトニックな関係性なのだけど、あの二人を21世紀にもってくるなら、「A Scandal in Belgravia」ではこういうことになるんじゃない?という味付けの仕方が実に鮮やかでストライキング。全てにおいて、「あれを21世紀にもってきたら、こういう具合になるんじゃない?(または、21世紀的にはこのぐらいやらないとね)」という提示の仕方が実に的を得ていて、鋭くて、刺激的なんですね。それがこのミニ・シリーズが成功した大きな要因なんでしょうね。UKで元日の夜に放映された「A Scandal in Belgravia」は1000万人近い視聴者が観たとのこと。2話目の「The Hounds of Baskerville」は1月8日の放送、最終3話目「The Reichenbach Fall」はその翌週あたりかな。
それにしても、これぞまさにお正月特番。願ってもないお年玉ですわね。いいなぁ、その時間帯だけワタシもロンドンにテレポーテーションしてリアルタイムで観たいなぁぁ。


マーティン・フリーマンのワトソンとカンバーバッチのシャーロック 増々の迷コンビ

21世紀のシャーロック・ホームズというコンセプトを最大限に活かしてユニークなドラマ化に成功したこのミニ・シリーズ。シリーズ1でファンの間に浸透したシャーロックとジョン・ワトソンのキャラクターや関係性を踏まえて、シリーズ2ではより興味深いキャラクターの掘り下げや味付けが行われているようだし、エピソードの面白味も増しているような気配がするので、とてもじゃないけどNHKでいつか放映してくれるまで待つなんてわけにはいきません。出来ればあまり海外からの取り寄せとかはしたくないところなのだけど、背に腹はかえられません。上手くすれば2月の初旬には手元に届いて新シリーズ3本が観られるかもしれないのだもの。うん、やっぱり予約入れておこう。

*****

次のお題はPOIROT(名探偵ポワロ)。
2009年と2010年に制作された目下の最新長編4本をNHKプレミアムが2月6日から連続放映してくれるとのこと。その中に、ワタシがずっと待っていた「オリエント急行の殺人」が入っているので、これも非常に楽しみです。デヴィッド・スーシェのポワロで「Murder on the Orient Express」をぜひ観たいというのはワタシの年来の願いでして、それがようやく叶うわけなので、いやいやもう、嬉しいです。



ただ、デヴィッド・スーシェ以外で既知の俳優はトビー・ジョーンズだけで、豪華出演者で観たい、というのは映画じゃないのでさすがにムリだけど…まぁいいか。(あの役をトビー・ジョーンズが演じると、なんだか可哀想に思えちゃいそうだけど…)いつもレトロ感溢れるアールデコ装飾の美術にはこだわりを持っている当シリーズ。シンプロン・オリエント・エクスプレスの車両をロケに借りたりしたのかな。筋も落ちも分かっているのだけど、それはそれとして、密室殺人とかよりも、トルコのイスタンブールからドラマティックに出発するオリエント急行のクラシカルな内装やら、車内の描写がとても楽しみ。そして、いずれもいわくありげな一等寝台車の乗客たちの様子なども、この作品の楽しみのひとつですわね。



また、スーシェのポワロがオリエント急行の中を、独特のチョピチョピした歩き方で歩くのも観たいですね。いや~、楽しみです、モナミ。例によってデジタルの二ヶ国語放送は、ワタシ的には日本語放送を録画するしかないけれども、熊倉一雄さんの円熟の吹替えを楽しむと致しましょうかしらん。
ポワロが放映される頃、「Sherlock」シリーズ2のDVDが届いちゃったりするかしらん。
…いやはや。ワクワクです。


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コメント

  • 2012/01/06 (Fri) 08:05
    It's a small world

    超レア情報、ありがとうございました。さすがにクライマックスの息継ぎなしの一気まくしたては聞き取れませんでしたが、おかげさまでとても楽しめました。なんとも匙加減が絶妙ですね。
    それにしても、あるところにはあるものですね。ネットのお陰で世界は狭くなり、確かに自分がテレポーテーションする必要はないですね(笑)
    情報をシェアしていただいて感謝です。ありがとうございました。

  • 2012/01/06 (Fri) 13:23

    kiki様 こんにちは~

    お役に立てて良かったです(^^)v
    夜中にご覧になったのかしらん?

    弾丸トークは圧巻でしたね。
    終わるのかと思いきや、また始まる(笑)
    あれは息継ぎ?!
    見どころがありすぎて、頭の回路に電気が走る走る^^
    ほんとに素敵なお年玉でした。
    8日も楽しみですね。

    • ビビアン #OqS68SjI
    • URL
    • 編集
  • 2012/01/06 (Fri) 23:18

    ビビアンさん こんばんは。
    お陰さまで予想外に早く観ることができました。もう観る事ができちゃったとは…信じられません。
    早朝、ふと目覚めたので、出勤支度を始めるまでの間に見ることができそうだな、と思って見始めました。いや~、面白かったですね。見所満載でした。シリーズ2は明らかにシリーズ1よりもグレードアップしてますね。いろんな意味で。シャーロックも人間的成長が見受けられるし。クリスマスに、モリーに謝るシーンが印象的でした。
    8日も楽しみです。でもその次のライヘンバッハの滝は、もう今からゾクゾクしております。

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