「Sherlock」 ~Brothers~ 

-I'm concerned about you-



ワタシが昨年夏に初めて、「Sherlock」のSeries1を見た時、21世紀にシャーロック・ホームズを持ってきたらどうなるのか、という設定が非常に上手く作られているなぁ、と感心したのだけど、中でも面白く感じたのは、兄・マイクロフトのキャラ設定と弟シャーロックとの関係性だった。

原作では確か、「ギリシャ語通訳」で、突如マイクロフトという兄の存在が明らかになる。ホームズがワトソンとの会話の中でふと兄の話を持ち出して、家族は居ないのではないかと思っていたホームズに、7歳違いの兄がいることをワトソンが知るのである。その兄は、ホームズ自身が「観察力と推理力では自分よりも優れている」と認める存在である。ただし、行動力がないので探偵稼業には向かないのだ、と。驚くワトソンを、ホームズは静けさを好む人嫌いな会員達が集う「ディオゲネス・クラブ」に連れていき、変わり者の兄、マイクロフトにひき会わせる。原作においては、マイクロフトとシャーロックは仲たがいなどはしていない。お互いに変わり者だが、仲の良い兄弟だといってもいいと思う。マイクロフトは数学に極めて秀でているので、いくつかの政府機関で会計監査の仕事をしている、というのが原作の設定である。

さて。21世紀に舞台を移した「Sherlock」の場合にはどうなっているかというと…
兄マイクロフトは政府機関に在籍しているが、それは到底、会計監査などという地味なデスクワークではなさそうである。どことはハッキリ提示されないが、情報部系なニオイがぷんぷんする。あるいは情報部の上でそれを監督する省庁か。ともあれ、モロにファイブ(MI-5)とかシックス(MI-6)などの組織の中に居るというのではなさそうだが、関りは深そうである。まぁ、そこらへんはハッキリさせないのが花、というわけでおぼめかしてあるのだろうけれども、かなりキナ臭い部分も含んだ仕事なのは間違いない。


たまに、妙に凄みのある表情を見せたりもする

原作では、家と、勤務先のホワイトホールと、家の向かいのディオゲネス・クラブ以外のところには足を踏み入れず、その三角形の中を決まった時間に決まったように移動しているマイクロフトは、頭脳の巨人ではあるが、ある種の引きこもりに近いメンタリティの持ち主だ。弟シャーロックも世間一般の人と較べたらかなり変わっているわけだが、兄マイクロフトは更にその上を行く変人である。
が、「Sherlock」における、我らがお馴染みのマイクロフトは、弟に較べると、いわゆるオトナで、もう少し一般常識人であるという雰囲気だ(弟は官庁はおろか、どんなところであろうと、すぐに上司や仕事をバカにしちゃって勤め人などは到底できまい)。
世間の片隅に引き籠もって、狭い限られた世界でのみひっそりと、その素晴らしい頭脳の働きが知られているという「孤高の人」である原作のイメージからは離れて、21世紀のマイクロフトは割にスノッブである。とある政府機関でそれなりのポジションにも就いているのだろうが、やや権威主義的で、大袈裟な芝居がかったやり方を好み、用があると、どこにでも大仰に黒塗りの車を差し向けて強引に自分のところに引っ張ってくる。ワトソン君はこれに毎度ゲンナリし、マイクロフトの"bloody stupid power complex"ぶりに深いため息をつくのである。


常にスリーピースを着て、チョッキのポケットには金鎖付きの懐中時計、傘は必携のマイクロフト

マイクロフトは服装も生活様式もトラディショナルなスタイルを好み、正統的なジェントルマンたらんとしている様子が見える。かなり風変わりなクラブではあるけれども会員制クラブに属し、晴れでも曇りでも傘を持ち歩き、常にきちんと着ている三つ揃いのスーツは言わずと知れたサヴィル・ロウ仕立てなのであろう。靴もカバンも常にピカピカ。髪も勿論きちんと分けて、ズボンも常にプレスしたてのように折り目正しいのである。高価なカフスボタンや、精緻なカットの入ったクリスタルのウィスキーグラスが似合っちゃったりもする。


だって英国紳士なのだもの

シャーロックの性的な側面が謎なように、マイクロフトの性的側面もまた謎である。原作に於いてそのへんが何も語られていないからという事が大きな原因だろうが、21世紀版においても、そのへんは謎のままにしておいた方がよさそうだ。ただ、「Sherlock」においても、マイクロフトは家族を持たず、独身であるという点では弟と同様であるが、弟ほど浮世離れがしているわけではないようである。
「A Scandal in Belgravia」の序盤で、バッキンガム宮殿に弟を強引に連れてこさせた兄が、アイリーン・アドラーについて説明するシーンで、彼女は"dominatrix"と呼ばれる事を好む、と言うと、弟は"dominatrix"と呟く。 兄はすかさず "Don't be alarmed " "It's to do with sex"と言う。シャーロックが少しムキになって "Sex doesn't alarm me"と返すと、兄はふふん、と鼻先で笑いつつ、生意気な弟を年長者のワケ知りなまなざしでみつめ、"How would you know? " とからかうのである。この時のマイクロフトは、ちょっと弟を小バカにしつつも可愛がっている様子がほの見えて、温かい表情をしている。反発ばかりして言う事をきかないハネ返りの弟だが、兄は弟を常に心配し、それなりに愛情を持って接しているのだと思われる。


"How would you know? "


"!"

マイクロフトとシャーロックの間には、色々な事があったというのだが、ワトソン君がいみじくも喝破しているように、それは子供時代から連綿と繋がっている、他愛もない事の積み重ねが原因なのではなかろうか。 「The Reichenbach Fall」で、例によって黒塗りの車を差し向けてディオゲネス・クラブに呼び寄せたワトソンに、221Bの近所に名うての殺し屋が4人も引っ越してきてるから気をつけろ、背後にはモリアーティがいるに違いない、とマイクロフトが警告を発すると、ワトソンはややウンザリして、そんなに彼が心配なら自分で言えばいいじゃないですか、と突っ込む。マイクロフトはうむ~む、という感じできまり悪そうに顔を背ける。それを見て、(またそれかよ、もう)わかった、わかった、という感じのワトソンに、我々の間には長い歴史があるのだ、ジョン、とマイクロフトは言う。
"Old scores, resentments"とマイクロフトが述懐すると、ワトソンは"Nicked all his Smurfs? Broke his Action Man? "とからかう。色々あったなんて深刻ぶってるけど、どうせ他愛もない事でしょ?というわけである(Action Manというのはオモチャか何かかしらん)。 多分、他愛ない事なんでしょうね。ワタシもそう思う。ワトソン君に一票。


話せば長い事ながら、いろいろとあったのだ…

大人になってからはともかく、子供のうちは7歳の違いというのはけっこう大きい。なんだかんだと、よく兄にいじめられていたのだろうかしらん、シャーロック。または、したり顔で説教ばかりされていたとか(笑)そういうのが積もり積もっていくうちに、シャーロックも13、4歳ぐらいになると反抗心も強固になってきたりして、兄に対してはまず反発、というスタンスが思春期に出来上がってしまった、とかね。まぁ、そんな単純な事じゃないのかもしれないけれど…。

それにしても「A Study in Pink」のラスト間際で、マイクロフトが「兄弟でいがみ合うなんてママが悲しむ」と言うと、シャーロックは「ママを悲しませているのは僕か?僕じゃない」と切り返す。マイクロフトは決まり悪そうに黙ってしまうのだが、果たしてどちらがよりママを悲しませているのだろうかしらん。ふほほほ。多分、双方同じくらい悲しませているのじゃないかしらん。

いろいろな意味で興味深いエピソードだった「A Scandal in Belgravia」の、クライマックス間近の死の飛行機のシークェンスでは、女に煽られて、いいところを見せようとBond Airの暗号を解いてしまったシャーロックを、 "Lonely naive man"と形容するマイクロフト。時に噴出す怒りを抑えつつ、それがいかにとんでもない結果を引き起こしたかを弟に分らせた兄は、最後にぽつりと、"I drove you into her path"と言い、"I'm sorry. I didn't know"と視線を落とす。末尾の" I didn't know"は、モリアーティが彼女の背後に居た事などは知らなかったのだ、という意味だろうか。それとも…。




"I'm sorry"

ともあれ、弟にやり場のない怒りをぶつけつつも、そもそも女性経験の殆ど無いであろう弟と「女のプロ」であるアイリーン・アドラーを関らせたのは自分なのだ、という事を自覚し、作戦失敗の遠因は他ならぬ自分が作ったのだとほろ苦く誤算を噛み締めるマイクロフト。いいように女に踊らされた(Because this was text book. The promise of love, the pain of loss, the joy of redemption)弟をなじりつつも、まだ青い若造である弟に憐憫の情が湧いているような様子も覗える。まぁ、もちろんシャーロックは、嬲られた青い若造のままでは終わらないのだけど…。

このTVシリーズは、練りに練られた脚本も良ければ、演じる役者もみんなピッタリ適材適所で、撮影も音楽もストーリーを盛り上げ、実にどこも穴のない傑作なのだけれど、なかんずく、キャスティングが本当に上手いと思う。主役の二人や、モリアーティのアンドリュー・スコットは言わずもがなだけれども、兄のマイクロフトを制作/脚本に関っているマーク・ゲイティスが演じているというのも、これまた、えもいわれぬ妙味である。マーク・ゲイティスは俳優兼脚本家なのだろうけれども、とにかく上手いし、もうマイクロフトにしか見えない。ちょっとだけシャーロックを演じるバッチ君より背の高いところも、まさに心憎いばかりにマイクロフトだと思う。原作では、マイクロフトはシャーロックよりも長身で、横幅もかなりあって体格がいい、という事になっている。つまり縦横十分の大男というわけだ。こういう原作の設定があるために、シャーロックは当初、兄に出くわすと「太ったのか?」と突っ込みを入れていたのだろう。マーク・ゲイティスはどこから見てもひょろりと痩せているので、最近はこのツッコミは入らなくなったけれども。



さて。
「The Reichenbach Fall」での、シャーロックの死の偽装と、その後の失踪に、おそらくは裏で関与しているであろう兄マイクロフト。何かと言えば、面と向かうと弟は兄に突っかかって反抗ばかりしていて、兄はそんな弟にいつも手を焼いているが、実際のところはお互いになんだかんだと相手に依存しあっているホームズ兄弟なのである。兄は必要な時には強引に弟に仕事を依頼し、弟は兄のIDカードを勝手に使う。でもシャーロックは、表立っては兄を疎ましがっている。でも疎ましがりつつ、なんだかんだで兄貴に甘えているようにも思うのだけれど(笑)

ともあれ、「帰還」後に妙な雪解けなどは迎えずに、やっぱり弟は兄に反発し、兄は弟に手を焼いている、という関係性であって欲しいと思う。また、彼らの確執の原因なども明らかにならない方があれこれと想像できて楽しい。そして、彼らの「母」は話だけで、実際に姿を現さないのが身上だと思うので、くれぐれもうっかり登場させたりしないで欲しいと願っている。(余計な心配だけれど)
そして、マイクロフトはなぜ"The Ice Man"なのか、モリアーティに聞いてみたい気持ちも、もわりと漂っているワタシなのである。

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コメント

  • 2012/02/22 (Wed) 15:05

    こんにちは。私もシャーロックは、結構兄貴に甘えてるように思われ、末っ子気質を感じます。「犬」で研究所に2度目に訪ねたときは、兄貴のコネを最大限利用してますしね。お兄ちゃんもいつも弟を気にかけてて微笑ましいくらい。でも、「お前に女の何がわかるかね」みたいな事言われたりすると弟は癪でたまんないですよね。kikiさんご推察の通り小さい頃から年が離れた優秀な兄貴に対抗心燃やしてきて、些細な事がいろいろと積み重なって反発してきてるんでしょうねえ。よくある話かも。モリアーティに兄がばらしたシャーロックの半生てのが気になります。あと、シャーロックが自分でも言う「社会不適応」障害について、子供のとき兄の助言で親に無理矢理病院に連れて行かれたとか、そんな恨みもあったのかも?と考えてみたりします。相当、風変わりな子供だったでしょうからねえ。この「氷男」と「童貞」(ほんと?アイリーンでなくても尋ねてみたい・・笑)兄弟、いろいろ興味深いです!

  • 2012/02/22 (Wed) 22:19

    rosarindさん
    そうですね。「犬」では二度目にはあらかじめ兄貴に電話して、研究施設に入れるように便宜を図ってもらいますね。"Hello, brother dear"なんちゃって。そんな時ばっかりdear付けて。なんだかんだ言ってスネカジリ(笑)兄弟の確執(というか一方的な弟の反抗ですが)の原因の大半はきっと、他愛もない事が降り積もった結果かな、とも思います。モリアーティに兄が話したのも、そういう他愛もないあれこれじゃないかしらん。また、兄は優秀で、家でも外でも優等生で社会性もあるのに、自分は「ソシオパス」傾向ゆえに周囲から変な子だと言われ続け、何かにつけて兄と較べられてきたので猛烈に反発と対抗心が湧いてしまった、というのは基本としてありそうですよね。マイクロフトの助言で子供の頃に「社会不適応障害」でムリヤリ病院に連れていかれたのでプライドが傷ついたのでは?というのも、実にありそうな話ですね。rosarindさん、いろいろと鋭い推理をめぐらされてますねぇ、うふふふ。
    兄弟の性的傾向についてですが、弟は理性を曇らせないために意図的に性的なものを自分から遮断しようとしているように見えるし、兄は時折、ジェントルマン過ぎて動作や口調がオカマっぽい感じの時もあるので、実はひそかにそっち系じゃないかしらんと踏んでるんですが…(笑)

    ところで、コメントがなかなか反映されなかった件ですが、(前にも一度いただいたコメントが反映されなかった事がありましたね)原因が分りました。ブログで自動的にNGワードを選別するという機能をONにしているんですが、いただいたコメントにひとつだけNGワードが含まれていたので勝手に「迷惑コメント」に振り分けられてしまってました。ビックリ(この前のも勝手にそっちに振り分けられちゃっていたのです。今回やっと原因が分りました…いずれにしても気付くのがあまりにも遅かったもので、すみませんが前のは表示はしない事にしました。ご了承ください)

  • 2012/02/22 (Wed) 23:39

    はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。kikiさんの鋭い洞察力には感心しきりです。

    私もこのドラマのホームズ兄弟の関係は大好きです。また、マイクロフトが厄介だけど愛すべき弟を、ワトソン君に安心して任せきっているところが微笑ましく思えます。メンタルサポートや健康管理だけでなく、いざとなればボディガードにもなってくれますし、一般社会のルールも教えてくれます。二人に頼られるワトソン君は大変ですが、シャーロックは本当にラッキーマンですね。

    ところで、「滝」を見ていると、モリーはもしかしたら原作のメアリーなのではという気がしてきました。モリーはメアリーの愛称のようですし、ワトソン君の結婚相手がモリーなら、シャーロックは大きな借りを作ってしまったので、文句が言えないかも。とは言え、あの一途なモリーが心変わりすることも考えづらいので、一体どんな女性がワトソン君をベーカー街から連れ去ってしまうのか(まあ、しょっちゅう攫われているのですが)、シャーロックはそれを容認できるのか、次シーズン以降の展開に注目したいです。

  • 2012/02/23 (Thu) 00:17

    Ruruさん
    初めまして。いつも読んでくださってありがとうございます。洞察力というほどのものではありませぬが、お褒めいただいて恐縮です。でも、このドラマに関しては、皆さん凄くじっくりとよく観ておられるので、ちゃんと見ないで適当な事を書くとすぐに突っ込まれそうな気がして(笑)、ワタシにしては慎重に書いております。(そうでもないかな…)このドラマでのホームズ兄弟の描かれ方はユニークだけどナイスですね。きっと、孤島のようだった弟にワトソン君という相棒が出来た時、彼がどういう人間かを見極める意味もあって、芝居がかった接触をしたマイクロフトですが、ワトソン君の登場を一番喜んだのは兄だったかもしれませんね。医者だから健康管理もしてくれる。元軍人だから射撃も上手い。ヒステリーを起しても適度に放って置いてくれる。実に打って付けな相棒です。シャーロックはラッキーマンですねぇ。しかし、どうしても失えないものが出来るとモリアーティのような奴を相手にする時に大変ですね。孤島だった時の方が楽だったかも。

    モリー=メアリー・モースタン嬢というのは、う~ん。名前は確かにそうですが、モリーとワトソン君は互いに全然興味なさそうだし、やはりどうも結婚するとは思えない感じがしますねぇ。このシリーズでは、ワトソン君の結婚を原作のように盛り込むのかどうかも、ちょっと不透明な気配がします。コロコロとガールフレンドが変わっているのは、シャーロックという厄介な子供の世話を焼いていると、どうしても彼女に呆れられる事になっちゃうからなんでしょうが、ワトソン君は常にコロコロとガールフレンドが変わっている、という方が面白いようにも思いますね(笑)
    ワトソン君にステディな彼女が出来て結婚するような流れになったら、シャーロックはいつにも増してワトソン君を何かと引っ張りまわして妨害するかもですね。そんな事はどうでもいい、みたいな顔してるけど、実は全然どうでもよくないシャーロックとしては。うふふふ。

  • 2012/02/23 (Thu) 14:45

    え、NGワード・・・わ、私は何を・・・(汗)ともあれ、わざわざお調べいただきありがとうございました。今後気をつけます・・
    私もワトソン君はずっとシングルでいて、彼女ができるたびにシャーロックに直接的間接的にぶちこわされると面白いなあと思います!グラナダ版でも「四つの署名」のラスト、モースタン嬢と結婚しませんでしたもんね。原作のその部分はシャーロックがあまりに寂しそうで物悲しいです。話は飛びますが「犬」見直していたら、食堂シェフのビリーにワトソンが「あんたの彼氏はいびきかく?」と聞かれて、もう聞き流しちゃうようになってるとこが笑えました。食堂のカップル、微笑ましくて可愛かったですね。


  • 2012/02/23 (Thu) 21:00

    kikiさん
    早速のお返事ありがとうございます!
    ワトソン君の結婚に関しては、以前、モファット氏がインタビューで作品中で描きたいと語っていたようですよ。うろ覚えですが、大人の2人がいつまでもフラットシェアはありえないとか何とか。私としては、ワトソン君のガールフレンドは寅さんのマドンナやボンドガールのように各話、新顔が登場(でも影は薄い)の方がいいかなあと思いますが。
    kikiさんの仰るようにモリーの線はやはりかなりゼロに近そうですね。でも、シャーロック(時にはお兄ちゃんも)がもれなく付いてくるワトソン君を受け入れてくれる女性って..想像がつきません。

  • 2012/02/23 (Thu) 23:47

    rosarindさん
    このシリーズのワトソン君は、あまり所帯持ちになるという設定がしっくりこないような気がしますね。だから、やはりちょっと美人だと思うとデレデレして(美人とみるや途端に鼻の下伸びますよね、毎度)、デートもして、割にいい線まで行くのだけどダメになる、という事を繰り返していくハメになるんじゃないかしらん、と。もしかしてシリーズが終わる時に、ワトソン君は結婚するのかも、みたいな事を匂わせて終わるとかね。「四つの署名」のラストは縹渺とした孤独を感じますね。そういう、結婚するワトソン君への寂しさや、没頭する事件が無い時の空虚感を紛らせるためにアヘンに溺れるホームズが見られるという点では、「淑女殺人事件」のルパート・エヴェレットはモロに虚しさの中に沈んでいる感じで終わります。エヴェレットのホームズはキャラ設定もルックスも、う~む…な感じだったのですが、「淑女殺人事件」自体はけっこう面白いドラマでした。何といってもあれは、二重三重に屈折した男を演じるファスベンダーが良かったです。日本ではソフト化されてないようなので、CSとかで観るしかないんですが…。(取り寄せる程じゃないですしね)
    「犬」の食堂のカップル、愛嬌がありましたね。相棒が鼾をかくもんで、みたいな事を言ってるなと思ってたんですが、その後そんな事を言ってたんですね?ははは。ほんとだ。確認しました。無視して即行注文入れてますね。その前にゲイリーから「ダブルの部屋じゃなくて御免ね」みたいな事を言われて「いや、僕らは…」と言いかけて、もういいや、と思ってやめる、という部分はふほほ、と笑いながら観てたんですが(笑)「Sherlock」では、けっこうゲイがフィーチュアされてますね。アイリーンも基本的にはゲイなんだろうし。ワトソン君の姉もゲイだしね。ワタシの推測ではマイクロフトもそうじゃないかと…(笑)なんだかんだでゲイ・テイストは欠かせない、という感じですね。まぁ、それだけ世間に多いという事なのかな。
    NGワードについては「童○」が引っ掛かったんじゃないかと推察されます。NGワードはブログサービスの方であらかじめ設定されているようなので、何がNGワードになってるのかワタシにも分らないんですが、文面で共通して登場していたのはその単語でした。(笑)ワードチェックはしなくてもよさそうなので外しておきました。

  • 2012/02/24 (Fri) 00:08

    Ruruさん
    ワタシもそのインタビューを見たか読んだかした記憶があります。二人はゲイじゃない、という事を話していて、原作ではワトソンも結婚するしね、みたいな事を言ってましたね。ただ、実際にそういう流れに持って行くとしても、最終シリーズの最終話で、そういう運びになるのかな?と匂わせる程度で終わるんじゃないかしらん、とワタシは予測してるんですけど、どうでしょうね(笑) Series3では少なくとも、そこまで行かないような気がしますね。でも、結婚してワトソンが221Bを出ていった後のシャーロック、というのも結構見所はあれこれと作れそうですけどね。それはそれで観てみたいかも。朝、起きて下に降りてきて、つい「ジョン」と呼んでしまって、シーンとした居間で一瞬、無言で佇むとかね。ワトソンの新婚家庭に夕食に呼ばれて、ワトソンの新妻に対してズケズケ分析をかまして座をシラけさせる、とかね。(笑)
    ワトソン君の結婚相手は、やはりしっかりした知性派の女性がいいんじゃないかな、と思います。少々の事には動じない、みたいな。シャーロックの毒舌も軽くいなすような余裕があるタイプが。でもワトソン君て、美人と見れば他愛なく鼻の下伸ばしてて、あんなんで、ちゃんとした女性に出会えるんでしょうかしらんね。ふほほほ。

  • 2012/05/06 (Sun) 17:49

    こんにちは。
    このseriesのおもしろさは、原作のキャラクターの現代版ならではの味付け(?)にありますね・・・。
    とくに、お兄ちゃん・・・大好きです。
    宮殿での“How would you know?”とシャーロックをいなすトコなんてサイコーです。「ふふん、女を抱いたこともないくせに・・。」って目でかわゆい弟をイジるマイクロフト・・・。ってことは君は経験あるんだねぇ・・・。彼はゲイっていうより、どっちもOKって感じでしょうか。あのクラスの人って、学生時代寄宿生活だから、どっちも経験していそう。どちらにしても、頭良すぎて、恋愛なんかに没頭できない点では弟と50歩100歩って感じですが。
    series2の3話で、ワトソン君に“Nicked all his Smufs?”うんぬんっていう例の台詞が気になったので、調べてみたら、Smufって、あの全身青い小人みたいなキャラでした~。kikiさんもみたことあるでしょ?いっぱい種類(キャラ)があるみたいで、子供に人気のアニメみたい・・・。7つの年の差があるから、4・5歳のシャーロックが持っていたSmufsを11・12歳のお兄ちゃんが切り刻むって図は、なかなかシュール・・・。ただ、nickって単語は盗むって意味もあるから、どっちかは無学な私にはわかりませんが。
    あ、あと1つ気になったことが・・・。あのディオゲネス・クラブのシーンで、声を出しても足音も立ててもいけないクラブの規則にあきれていたワトソン君に「我々は1972年を繰り返したくはないから・・・。」みたいなことをマイクロフトが言ってるんですが、これってアイルランドの「血の日曜日」事件の事を言ってるのかしらん・・。UKの歴史に疎いんで、ちょっとその事がひっかかっています。余計な事をして事態を悪化させたくないって意味なんだろうかなぁ・・・。それとも音(言葉)がらみでなんか有名な出来事でもあったんでしょうか・・・。

    原作ではマイクロフトの家はクラブの向かいでしたか・・・。ふんふん。Bond Airの暗号をシャーロックが説いて、モリアーティがマイクロフトにメールで暗号解読を知らせるシーンで、マイクロフトが苦悩するシーンがありますが、あれってマイクロフトの自宅ですよね・・・。両脇にHarry Potterの映画ででてきた巨大チェスみたいなでっかい置物(あの大きさは置物って感じではありませんが・・・)がありましたね。貴族っぽいお家ですねぇ。ふふっ、シャーロックが子供時代を過ごした実家もあんな感じなのかしら。
    series3が待ち遠しいですね。3でもお兄ちゃん、いっぱい出てきてほしい!!と熱望している今日この頃です。

  • 2012/05/06 (Sun) 23:34
    Re: タイトルなし

    fragil egg さん
    兄ちゃんが好き、という人も、けっこう多いかもしれませんね。マイクロフト、憎めないキャラですしね。マイクロフトとレストラード警部がちょうど同じぐらいな割合で「Sherlock」ファンに愛されているような気がします。
    ワタシの感じでは、マイクロフトはどっちもOKという感じではないような気がします。弟以上にあまり女性には興味がなさそうな…。かといって男性に興味がありそうにも見えないので、そのへんは弟よりも謎かもしれませんね。まぁ謎のままにしておくのがベストでしょうね。
    で、Smuf。知ってますよ。青い小さな妖精ですね。まぁ、弟が集めてるのを取り上げたりしたんじゃないの?とか、ワトソン君がからかってるわけなんでしょうね。実際にそんな事があったかどうかはともかくも。
    そのディオゲネス・クラブでのマイクロフトの「1972年云々」というのは、何の事をさすのかしらん、とワタシも思いましたが、本筋には関係なさそうだから流しました。(笑) おっしゃるようにアイルランドの「血の日曜日」事件のことかもしれませんし、他の事かもしれないし、分りませんね。

    マイクロフトの自宅というのは、実のところまだ登場していないんじゃないかしらん、とワタシは思うんですわ。マイクロフトが憩っているのは、常にディオゲネス・クラブのサロンか個室のような感じがするのですわね。モリアーティからのメールを受けて落ち込む部屋と、飛行機のあとのシーンで、大詰め、アイリーンとホームズ兄弟が話し合うシーンで3人が集う部屋は同じ部屋のような感じです。マイクロフトが自分の家でそういう事をやるとは思えないので、あれもやはりディオゲネス・クラブの中なのではないか、と推察している次第です。
    マイクロフトって、実は弟よりもずっと秘密の多い、謎の私生活を送っている人じゃないかしらん、と。そしてSeason3でも、間違いなくジャンジャンとマイクロフトは登場するでありましょう。

  • 2012/05/07 (Mon) 00:28

    kikiさん

    そっか・・・。自宅じゃないんですね。あのクラブの一室だったらあのりっぱな部屋もありそう・・・。秘密の生活のお兄ちゃん・・。うん、へたに私生活がわかるよりも、ずっといいですね。
    おもちゃ云々も実際のコトじゃなく、そんな風にいじめたんじゃない?っていうジョンのつっこみだった可能性のほうが高いですね・・・。ふふふ・・、どっちにしてもかわいい・・・。シャーロックとマイクロフトの少年時代を想像すると楽しいなぁ・・・。

  • 2012/05/08 (Tue) 00:27

    fragil egg さん
    もしかすると自宅かもしれないですが、ワタシは何となくあそこはクラブのような気がします。
    「つっこみだった可能性のほうが高い」というよりも、あれは深刻ぶったマイクロフトをからかったワトソン君のツッコミじゃなかろうかと。シャーロックとマイクロフトに過去に何があったか(また別にこれといって無かったのか)も、はっきりと語られないのが花なんでしょね。

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