花はあたりに雨と降り…

-桜 2012年 六義園-



どこへ観にいっても大差ないのだけど、とは思いつつ、毎年桜が咲くと都内散歩を兼ねて花を見に行きたくなるワタクシ。今年はまだ咲き始めではあるけれど、早くもしだれ桜が満開だというので、六義園へ。


六義園は文京区本駒込にある、柳沢吉保の築園した回遊式庭園。築山に泉水という典型的な大名庭園で、国の特別名勝に指定されてますが、ワタシは今回初めて訪れました。東京に生まれ育っても、まだまだ行った事のないところ、見た事がないものは沢山あるわけで、散歩の目的地には事欠きませんわね。




桜ばかりが花でもない



23区内とは思えない静けさを湛えている





枝垂れ桜以外の桜は、まだ3分咲きといったところでしたが、満開近くなったと思ったらあっという間に散ってしまうだろうし、週末は花見の人出もピークだろうので、少し早めに散策に行って正解だったかも。


そして、今回のお目当て。六義園の枝垂れ桜。











桜というのは、日が照っている時と曇っている時では、まるで風情が違うものなので、この日は雲の動きがけっこう激しくて、照ったり曇ったりする空模様の隙をついて枝垂れ桜を撮影。去年散策に行った小石川後楽園の時の方が日差しが安定していて花も撮り易かったような気がするけれど、六義園の桜にも目を楽しませてもらいました。

写真にはなるべく他の見物客が写りこまないように撮りたいものではあるけれど、うらうらとした春の日差しの中を、降るように咲く花の下をそぞろ歩く人々の姿を眺めていると、とりあえず恙無く今年も春が来た、という気がします。天災であれ、人災であれ、いつ何時、何が襲ってくるか分らないけど、一応、今のところは無事だものね(笑)





何故か桜が咲く頃は少し肌寒くなり、天候も不順になって、咲いたと思ったら雨が降ったりして長く楽しむ事ができないさだめの花。東京では来週の半ばに雨が降る予報なので、そこでかなり散ってしまうでしょうね。

なぜ桜が咲くと、どうしても花の下を歩きたくなってしまうのか、なぜ天気のいい日に富士山が見えると嬉しいのか、自分でも分らないし、そういう衝動のない人に理由を説明することはできませんが、春の日の下でほんのりと色のついた花が微風に揺れているのを眺めるのは、やはりなかなか良いものだと思います。

別に名勝地の桜を見物しなくてもいいし、騒々しく花見の酒盛りなどしなくてもいいけれど、花が咲いているうちに花の下をのんびりと散策しましょう。春だものね。

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