東京の桜 2011


さまざまな、事思い出す桜かな

ここ数日、少し暖かくなったせいか、桜が都内でも一斉に開き始めた模様。
会社の近所の桜は、先週末まではまだまだだったのが、今週は一挙に八分咲きに。
この分では16~17日があちこちで八分から満開になって
来週はもう散り始めるでしょうね。
朝、起きてみたら猛烈に天気がいい。
素早く今日のアジェンダを思い出してみて、
特に大事な会議も打ち合わせもなかったな、と頷いたワタクシ。
明日、明後日はマズイが、今日は休んでも問題ない。
というわけで、思いつきでリフレッシュ休暇を取ることに決め、
今年の桜を味わおうと、カメラを持って散歩に出ました。
これまでは洗足池や目黒川、青山墓地の桜などを見物することが多かった
ワタシですが、今回は小石川後楽園および名所・千鳥が淵をぷらぷらと。
3月半ばから終わりまでやたらに猛烈だったスギとヒノキのW花粉攻撃も
4月に入ると、ほぼヒノキだけになったのかどうか、かなり楽になった気配。
今日はあったかいし猛烈に飛んでいた筈だけど、あまり感じませんでした。

あたたかく、春らしい青空が広がっていたこの日、
小石川後楽園はほぼ満開。一部七分咲きというところ。
まだ殆ど蕾の紅枝垂れ桜以外は晴天の中でうらうらと花開いておりました。
平日の午後、人々はカメラを持って思い思いに桜を撮影。
大きな望遠レンズをつけたカメラを持ったおばさん、おじさんが多かったですね。
みんな大きなレンズで頑張ってるなぁ。
ワタシはといえば、まだ一眼レフを購入していないので(地震騒ぎでそれどころじゃなく)
お馴染みのIXYをポケットに、散策がてら桜を撮影。


一般入場料は300円 水戸光圀ゆかりの後楽園 年配の人が多めだったかな


都心の桜は背景にビルが写りこみ、
どうしてもビルとのコラボレーションが不可避なわけですが、
でも、ワタシはそれも味だと思っております。

それにしても、ここは隣が東京ドームとは思えない静けさ。
ぐるりを見渡すと確かにビルばかりなのだけど、都心の公園に特有の
ビルに囲まれた中で妙にほっこりする空間を生み出してます。
とにかく陽光燦々の中に水と緑と花と空があれば、理屈ぬきに春ですね。
小石川後楽園には春が遍満しておりました。






桜ばかりじゃなく、鮮やかな椿も咲いていた


池にはお約束の鯉 太りすぎてなくて程よい姿だった


ハシブトガラスって奴でしょうか こちらはよく太ってビックリする程大きかった













というわけで、以上が小石川後楽園の桜でした。
小石川後楽園は飯田橋に近いのですが、この界隈までどうせ来たなら
九段下まで散歩がてら10分ちょっと歩いて、千鳥が淵も見物していこう、
というわけで、軽く汗ばみつつも飯田橋から九段下までテクテクと。
グランドパレスを通り過ぎると、九段会館が行く手に見えてきます。


九段会館 現在、閉館中


ご承知の通り、このたびの地震で九段会館は宴会場の天井が落ちて、
2名の方が亡くなられるという事態に至ってしまったため、現在は閉館中。
今後の地震対策をどうするのかが気になるところです。
亡くなられた方がいるので声に出しては言えないところですが、
できれば取り壊しは避けて、最新の技術で、今の建物を壊さずに
上手く耐震構造を強化するような形で存続して欲しいなぁ、とひそかに思っています。
九段会館みたいな貴重なレトロ建築がこれを機に瓦礫にされても物悲しい限り。
何とか生き残ってちょうだいね…と九段会館にエールを送りつつ、千鳥が淵へ。













千鳥が淵は五分~六分咲きといったところですかね。
でも、やはりここは名うての名所だけあって、桜の重なりぐあいが
何もしなくてもちゃんと絵になってますね。
今年は自粛モードで夜のライトアップはしなさそうなので、
花見は昼がメインで、静かに堪能したい人は早朝に頑張ってみるのもありかも。

この週末の都内の桜の名所は、
考えただけでため息が出そうな大混雑で賑わう事でしょう。
なんとか周辺にひとっこ一人いない状態で、名所の桜をじっくりと堪能したい
というのは誰しも思う事でしょう。ワタシも毎年そう思ってます。
が、大混雑でなければ、ある程度、人が桜の下をそぞろ歩いているのは
悪くない眺めだな、と思いましたね。うん、悪くない眺めでした。
みんな平和な春を味わっているのだよね。しみじみと。

何はともあれ、今年も日本に春が来ているのだなぁ、と
光に透ける桜の花びらを見て思ったのでした。


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