歴代のボンド映画とジョニー・イングリッシュ



少し前から、IMAGICAが「7のつく日は007」という事で全22作品を順次、放映している。初代ショーン・コネリーのボンド作品は過去に何度かTVで観ているが、ひとまず高画質で「ゴールドフィンガー」だの「ロシアより愛をこめて」だのを捕獲。コネリー以外では、あまりちゃんと観た事がなかったティモシー・ダルトンのボンド物もひとまず捕獲した。久々に昔のボンド物をあれこれと斜め観したあとで、シメに「ジョニー・イングリッシュ」でひと笑い、というのも、なかなかオツなものだった。

改めて久々にちょろちょろっと飛ばし観してみて感じた事は、ショーン・コネリーのボンド映画というのは、とにかく主題歌にインパクトがあって、物語が始まる前のワクワク感をイヤが上にも煽る事に成功しているという事だ。それと、すでにウィッグをつけてしまっている状態とはいえ、一世一代の当り役なので、やはりコネリーのボンド像には魅力がある。いかなる時にも慌てず騒がず、常に妙なゆとりを漂わせ、片眉を吊り上げて表情にアクセントをつけ、いかなる状況でも、時には敵の罠だと知りつつも、据え膳はいただいておく。さすが007、余裕である。



また、肩幅が広く、足の長いコネリーの体型に、60年代の細身のスーツがよく似合っていた。60年代はネクタイも細いし、ズボンも細身のシルエット、ジャケットの襟の幅も細い。そんな細身のスーツを着て、アクションのキレもいいし、ラブシーンもOK。確かにカッチョいい事は間違いなくカッチョいい。でも、コネリーのボンド映画というのは、なんだかんだ言って、おちゃらけスパイ物のテイストも色濃い。「スペクター」なんてのも唖然とするほどマンガチックだし、コネリー・ボンドも、頭の上に水鳥をのせた偽装で水中を泳いだり(ぷ!)、背広姿で妙なヘルメットを被って、背中に背負ったジェット噴射機でほよよよーっと空を飛んだり(ぷぷ!)、いい加減間抜けである。笑わずに観る事はできない。コネリーのボンド物は、全体の設定としてはかなりのマンガっぷりなのに、マティーニがどうたらとか、料理や酒や、女や賭け事や、あれやこれやへの薀蓄は、妙な大人風味でまぶされてくるというのが特色だろうか。



男盛りで精悍なコネリーが、色気をむんむんさせつつ、女にモテモテ、仕事はバリバリ、時にこじゃれた警句や皮肉を口にしつつも、危機に陥っても危機一髪で切り抜けて、任務をこなしつつ、また情事も抜け目なく楽しむという快男児っぷりが、まぁ、とにもかくにも世の男たちの憧れを誘っていたのであろう。敵役も、「ロシアより愛をこめて」ではロバート・ショウが殺し屋に扮していて、若くて、プラチナブロンドの髪で登場するロバート・ショウは何やらルトガー・ハウアー風味で凄みがあり、ワタシ的にはコネリーよりナイスだわ…なんて思ってしまうぐらいにいい感じだった。また「ゴールドフィンガー」では何といってもゲルト・フレーべの愛嬌ある悪役ぶりと、謎のアルカイックスマイルを浮かべた東洋人の用心棒「よろず屋」(ハロルド坂田)がいいコンビだった。主題歌はやはりシャーリー・バッシーの、パンチの効いた「ゴールドフィンガー」がインパクト大だろうか。


ロバート・ショウ(左)


ゲルト・フレーベ(左)とハロルド坂田

続く、2代目のジョージ・レーゼンビーは「女王陛下の007」一作で降板。前に一度さくっと見た事があったが、テリー・サバラスが敵役だったかな…。雪山でのアクションがあったような気がするが殆ど覚えていない。出来は悪くなかったという評価が多いようだが、何せボンド役にあまりに魅力が無さ過ぎるので他がどう頑張っても浮かばれない感じである。


テリー・サバラス(左)と、華のないレーゼンビー(右)

3代目は赤毛のぼわーっとしたおっさんボンド、ロジャー・ムーア。
ロジャー・ムーアのボンド映画にはまるきり興味がなく1作も見た事がない。いや、かなり笑えるというので、タイトルは忘れたが、黒幕の屋敷内で相撲取りが用心棒で出てくるようなしょうもないのを1本飛ばし飛ばし見た事があるような気がするが、あまりのアホらしさに観賞を早々に中止した。好きな人もいるのだろうけど、作品は荒唐無稽で呆れるばかりだし、やはりロジャー・ムーアも、どうにもこうにも魅力薄で、どうでもいい感じである。(でもこれまでのところ、一番多くボンドを演じているようなのだけれど…なぜに?)



そして老朽化したロジャー・ムーアに代わり、満を持して原作イメージに一番近いと言われたティモシー・ダルトンが4代目ボンドを襲名するのだが、僅か2本で降板となってしまう。今回の特集で初めて「リビング・デイライツ」というのを観たが、体のキレもいいし、キビキビとよく動いていてダークヘア+ブルーアイズのボンドというのは、クールでなかなか良いよね、という感じである。女とみればとりあえず味見する、という感じのコネリー・ボンドと違って、ダルトンのボンドはどことなくストイックなムードがあるのが持ち味か。


割にいい感じだったのに短命に終わったダルトンのボンド もっと企画を練れば良かったのに…

ロジャー・ムーアーのお馬鹿スパイ・ムービー路線から主役が交代したんだから、もっと、脚本も演出もガラっと変えて、新基軸を打ち出せれば良かったのだろうが、ティモシー・ダルトンが折角ボンドを演じる事になったというのに、勿体なかったなぁ、という感じがする。ダルトンはボンドとしてなかなか良かったと思うし、2本で終わりにしないで、もうちょっとやらせてみれば良かったのに、と思わないわけにはいかない。「リビング・デイライツ」は雪山から砂漠まで広範囲のロケで、映画もいささか長いが、頑張ってはいる。ボンド・ガールのマリアム・ダボもお嬢さん風味で、ダルトンのボンドとのコンビネーションは悪くなかった。でも、a-haの歌う同名の主題歌はダラダラ、モヤモヤとしてインパクトに欠ける。主題歌というのは、やはりもうちょっとパンチと訴求力がないとダメでしょうねぇ。


アクションだって、けっこうスピード感もあって頑張ってたのだのに…

ダルトンの後に、5代目ボンドになったのがピアース・ブロスナン。でもワタシにとっては、ブロスナンはロジャー・ムーアに次いで興味を持てないボンドで、「ゴールデン・アイ」というのを何年か前に斜め観した事があったが、ファムケ・ヤンセンの色情狂のサド女の下品さだけが印象に残ってしまう感じだった。ブロスナンは、洒脱で余裕のありそうな雰囲気は、わずかに初代コネリーの持ち味を踏襲していたけれども、いかんせん、存在感が薄くて軽い、という感じは否めないような気がする。ブロスナンのボンドが好き!という人もけっこう多いのかもしれないですけれど…。



そんなこんなで、子供の頃に、TVの洋画劇場でコネリーのボンドを見たきりで、長い事関心もなく、「まだ、やってるの?へぇ~」というようなものだった007シリーズだが、そんな無関心なワタシをある日突如として鷲掴んだのが、ダニエル・クレイグの6代目007だった。あれこれと逆風を受けつつも体を張って頑張っているらしい、という噂や、初めて「カジノ・ロワイヤル」のトレーラーを見た時に、それまでのおちゃらけスパイ物と全く空気を一新した、リアリズムとスピード感に溢れた雰囲気にとても興味をひかれた。


とにかく、体を張って頑張っている、という感じが炸裂していた

そして「カジノ・ロワイヤル」を観て、暫くの間ダニエル・クレイグにハマり、ついでに感想をあれこれと書きたくなって、「カジノ・ロワイヤル」にハマッた事がキッカケで、ワタシはブログを始めたのだった。2006年の暮れからだから、好き勝手に書きたい事を書いているうちに、ワタシのブログも、もう5年半と少し経ったわけである。この暮れに「スカイフォール」が封切られる頃、このブログも満6周年を迎えることになり、ダニエル・クレイグも3本目のボンド映画を世に送る事になるというわけで、あっという間に5~6年経ったような気もするし、「カジノ・ロワイヤル」にハマッていた頃が随分昔のことのような気もする。





ダニエル・クレイグのボンドについては、過去さんざん記事に書いたので、ご興味のある方はそれらを読んでいただければ、と思う。新作「スカイフォール」については、上海ロケがある事と、若返ったQ(ベン・ウィショー)が登場するのがちょっと楽しみだ。



そんなこんなで、ここひと月ばかりの間に、大昔のから最近のまで、ボンド映画をちょこちょこと飛ばし飛ばし観たあとで、もののはずみで「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」も何故か観てしまったのだが、これにはけっこう笑いましたねぇ。何故か、くふふ、とツボを衝いてくる笑いがあれこれ散りばめられていて、アトキンソン物をちゃんと観たのはほぼ初といってよく、「Mr.ビーン」もまともに観ていないせいもあるけれど、割に新鮮な気持ちで楽しめた。


ふっ

ローワン・アトキンソンて顔に似合わず、低めで割にシブイ声を出すのもナイス。そんなに受けるとは思わずに観ていたのだけど、くすくす、ぷふふ、と観ている間、小刻みに笑いっぱなしで気持ちよく観賞。個人的には「M:I-4 ゴースト・プロトコル」よりも「気休めの報酬」の方がずっと楽しめたkikiでござるのでした。

コメント

  • 2012/08/23 (Thu) 21:15

    ブロスナンボンドの時もクレイグボンドの時も、公開時のテレビの関連番組で何かにつけ必ずボンド姿で出てくるのがすでに耄碌しかけた顔のロジャームーアでした。
    過去のボンド役が宣伝がてら便乗して出演するんですね。迷惑な人です。笑

    わたくしもまずコネリーボンドありきの、クレイグボンド。
    ボンドの進化論は途中だいぶいろんな脇道をそれたり致しましたが、この前オリンピックの開催式でクレイグボンドが女王とパフォーマンスしてくれて、すっかりクレイグがモダンボンドになってくれてる感じがして妙な安堵感がありましたよ。
    確かクレイグがボンドに成り立ての時はオートマの免許しかなく、急遽ボンドカーをオートマにしたり、撮影中に怪我したりと、なにかと頼りない印象しかなかったものですから。笑

    アトキンソンさんってビーンの印象が強いので、ジョニーイングリッシュの印象も彼の声を思い出せない…五輪開催式の時もボディランゲージのみだったし。
    でも、彼は顔で語れる役者さんなんでしょうね。

  • 2012/08/23 (Thu) 22:29

    sanctuaryさん。
    英国ではボンドの新作が封切られると、おじいさんになったロジャー・ムーアがOBとして、マスコミに登場してたんですね、なるほど。ショーン・コネリーはそういう場には出たがらないでしょうし、数年前に引退したし、尚更にね(笑)

    まぁ、やはり007といえばショーン・コネリーが筆頭でしょうね。彼が今日の人気シリーズのベースになった人物像を強力に体現したわけだし。途中、あれこれと役者が代わり、時には「へ!?」という人が演じたりしつつも連綿と今日まで続いてきたシリーズですが、バーバラ・ブロッコリの企てた大博打が成功して、ダニエル・クレイグのボンドも定着しましたね。本人が頑張っただけでなく、制作サイドが根本的にボンド像を新たに構築しなおしましたよね。作風もボーン・シリーズを上手く取り込んで21世紀に生き残れるものに変革し、長く続いて細胞が古くなっていたシリーズに、強烈なカンフル剤を打ち込んで甦らせた功績は大きいんじゃないでしょうかしらね。ダニエル・クレイグは女性プロデューサーならではの慧眼が生み出したボンドでしょうね。

    ローワン・アトキンソン。今回、初めてマトモに彼の映画を観てみたんですが、意外に笑えました。顔芸もあるんですが、大爆笑じゃなく、くふふ、という笑うを誘うギャグがちりばめられていて、とぼけた飄々とした味わいがなかなかグッドでした。「ジョニー・イングリッシュ」は「気休めの報酬」ではなく、1さくめの方が面白いという声が多いみたいですが、ワタシは2作目の「気休めの報酬」で、けっこう笑わせてもらいました。ローワン・アトキンソン、侮りがたし。

  • 2012/08/23 (Thu) 23:01

    そそ。老眼鏡かけてタキシード姿で老ムーアが出てくるんです。
    両手にボンドガール風のキャンペーンガール引き連れて、ボンドのテーマソングに合わせて方々のテレビ局に出演します。
    kikiさんがおっしゃるようにクレイグボンドへの変換は結果的に新しいボンドの価値観を生み出しました。ダーク金髪ボンドも画期的だったし、なんて言ったってアノ肉体が。。。
    ところで、kikiさんは7代目(かな?)ボンドはどなたを予想、もしくは希望されますか?

  • 2012/08/25 (Sat) 09:41

    ボンドOBとしてはそういう余禄もあるわけですね。でもボンドが7代目に代わる頃には、その役目はブロスナンに代わりそうな感じ。(笑)
    で、7代目ボンドは誰か、という予想ですが、今の時点ではこれという人が思い浮かばないですねぇ。契約で、多分ダニエルがもう1本ボンドをやるので、それが2年後に封切られて、その更に2年後に7代目登場となると、かなり先の話だから、その間に今は全く現れてきていないスターレットが出てくるんじゃないか、と。30代前半で、スター未満のUK俳優、というのがボンド候補の基本ラインでしょうしね。ワタシ個人の予測としては、ブロンド・ボンドはダニエルだけで終了して、元のダークヘアのボンドに戻るんじゃないかと思うんですね。優雅さと野性味を双方持っている人が出てきたら、それがベストだけど、さてさて、いかがなりますことか。雰囲気としては「MAD MEN」のジョン・ハムあたり、コネリーとダルトンの折衷みたいなムードがあるので悪くなさそうに思うけど、そういうノリだと過去に戻る感じで新しみがないですしね。第一ジョン・ハムはアメリカ人だから、そもそもあり得ないし。今、既に表に出ている人じゃなく、あ、こんな人が居たんだ、ナイスじゃない!という新鮮でパンチの効いた人選をして欲しいな、と思います。

  • 2012/08/25 (Sat) 16:13

    確かにそうですね。あと数年の間に優雅さ+野性味のある中堅男優が出てくるのが楽しみです。
    クリスチャン・ベールとかクライブ・オーウェン(この人たちはよく候補に挙がるんだけど)は別の大衆イメージが出来上がってるでしょうし、両者ともダニエルがボンドになってから、更にボンドイメージから遠ざかった感があります。
    しかし…この度、7代目ボンドは誰が相応しいか質問をふっておきながら、ネット上で同質問で検索し、さまざまな回答を見てみましたが、大抵の方がボンドは英国圏から選出されることを知らない人々でビックリ。
    中にはトムクルーズとかサムワーシントンやジェイソンステイサムなど検討ハズレも甚だしい意見も。。。
    そんなところを見ると、原作のボンドもスイスXイギリスのハーフだし、むしろ新ボンドは英国出身のアジア系でも面白いかなと思いましたが、ちょっといき過ぎですね。苦笑

  • 2012/08/26 (Sun) 00:22

    そうですね。ダニエルと同時期に候補になっていた、C.ベイルやクライヴ・オーウェンなんかは、もう既にある程度ステータスが固まったスターになってしまったし、これからオファーが行く事はなさそうな…。もしオファーがあっても今からボンド役を受けるってことはないんじゃないかという気がしますね。ジェイソン・ステイサムは一応UK出身だし、ダニエル・クレイグの路線を延長していくと辿り着くのかなとは思うけれども、もうあそこまで行くとボンドじゃないですわね。ステイサムには21世紀のブロンソンという感じでやっていって欲しいんですのよね。というわけで、7代目は、きっとワタシ達にはまだ見えないところに人材がいて、時期が来れば出て来るのだと思いますわ。既に出来上がっている人よりも、やはりスター未満のいい感じの俳優が彗星のように登場する、というのが理想的じゃないかしらん。でも、アジア系はさすがに無いと思いますわ。ダニエルのボンドでさえ、いまだに金髪はナシ!という人がけっこういるぐらいなのでね。(笑)

  • 2012/08/30 (Thu) 00:51

    こんばんわ。
    ロンドン五輪がまだ終わってない頃だったと思いますが、
    プロデューサーのM.G.ウィルソンが文化産業セミナーで語ったという内容が、一時ダニエルの海外ファンサイトで物議をかもしてました。

    その内容っていうのが、「『スカイフォール』でダニエルがもうピークに達したとわかったら、ボンド役を変えることに良心の呵責は感じないだろう。」というものです。この部分だけが取りざたされて、「新作公開を前にそんなバカげたことを言うなんて、ウィルソンはアホか!」という意見もありましたが、どうやら何かの話の流れで、一般論として言ったのであって、すでに4作目も契約しているダニエルを本当にやめさせるという話ではないだろうとのことで落着したのですが‥。

    いずれは、社会や映画界のトレンドとかを鑑みながら、キャラ設定も変えざるを得ないし、実際ボンドのキャラもそうやって変わってきているので、今後また今までにないタイプのボンドが現れるのは避けられないのでしょうね。私はダニエル・ボンドが好きだけど、違うタイプのボンドというのも(ルックスが好みのタイプならですが)楽しみです。

    • ようちゃん #-
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  • 2012/08/30 (Thu) 22:30

    ようちゃん こんばんは。
    まぁ、ダニエル・ファンにとってみれば、今そんな事を言うとは!とか火を噴く気持ちも分りますけどね。ふふふ。でも、実際問題、ワタシは3本撮ったら、そろそろ交替ってのもありじゃない?と思ったクチです。別にそのプロデューサーの発言を読んだわけじゃないですが、自然な心情としてね。結局は4本契約しているので、まだ1本撮るわけですが、3本ぐらいでも頃合じゃなかろうかという気もしなくもないかな(笑)プロデューサーも次の作品でダニエルを降ろす、というような考えではないでしょう。ただ、3本で十分かな、という気はするし、4本目は蛇足になるような気もしなくもないです。そうならないように、しっかりと企画を練って有終の美を飾って欲しいもんですね。ダニエルとしても、ボンド物は4本やれば十分でしょうしね。結果的にブレイクしてボンド以外でもヒット作を出せているし。そろそろ変わるべき時期ですわね。
    ダニエルのボンドはそれはそれでいいけれど、もし7代目に魅力のある人が出てくれば007シリーズはまだ興味を持ってチェックし続けるだろうし、そうでなければもう観ないだろうし、ダニエル以降も見るかどうかは、次のボンドの人選と映画の出来次第ってところでしょうね。

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