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カムアウトする男たち



最近、ゲイであることをカミングアウトするセレブが目立つ。そうじゃないかと前から言われていた人や、あら…やっぱりそうだったのね…と、何やらガックリ気分を誘う人まで色々だが、共通しているのはみなハンサムで魅力がある男達だ、という事である。ワタシはゲイに偏見はない。同性が好きならば好きでいいじゃないの、好きに生きてちょうだいな、というタイプである。であるが…男前のゲイ比率が高めなのは(という気がするだけだけれど)ちと、物悲しい気もしなくもない。

まずは、ドラマ「ホワイトカラー」で人気の"超絶"イケメン俳優ことマット・ボマー。超絶というのは誇大形容ではあるが、まぁ確かに端正な男前ではある。あまりにちんまりと小奇麗に整いすぎているので、ワタシ的には好みではないけれども、ナイスなイケメンである事は間違いない。このマット・ボマーが今年2月にゲイである事をカムアウトした。



ゲイだと分かってもワタシはあまり違和感はなく、まぁそうだろうねぇ、そんな感じがしたわ、と思ったけれども、ワタシの友などは、「ひぇ~~~~!またもイケメンがゲイだったのね、きぃ!…ガックリ」とショックを受けていた。「なんでそんなに騒ぐのよ。そういえばそれっぽいじゃない。違和感ないわよ」と言うと、「そんな事言ったって、あんなイケメンが男が好きだなんて大変な損失よ。なんて勿体ないのかしら。…ありえないわ、ありえないわよ」とマット・ボマー的なイケメン好きの友の嘆きはいよよ深まるばかりであった。


確かにゲイといわれれば、さもありなんという雰囲気ではある

まぁ、マット・ボマーがゲイでもワタシとしては何ら痛くも痒くもないが、ただ、「ホワイトカラー」で、女性とラブシーンなどを演じているボマーを見ると、女に興味ない事がハッキリしてる俳優が女性とラブシーンというのも、何かいかにもお芝居という感じがあからさまで白けるものではあるなぁ、と感じたりもした。ゲイであろうがストレートであろうが、ドラマや映画は虚構の世界であるから、現実には相手役が大嫌いでも熱烈ラブシーンを演じる事もあるだろうし、現実には男性が好きでも、女性とのロマンスを演じたりもするのは当り前なわけであるが、それでも、ゲイと分かっているイケメン俳優の女性相手のラブシーンは、なんとはなしに白けた気分になるのは否めないものではある。


かなり年上のパートナーと

マット・ボマーは14歳年上のパートナーとの間に、3人の子供(男の子ばかり3人。パートナーが代理母を通してもうけた子供らしい)がいて、やたらに子煩悩らしいご様子。まぁ、本人は幸せ一杯な感じだし、「ホワイトカラー」はUSでシーズン4の制作が決定したとあって仕事も順調なようだし、まずはめでたし、めでたし、という感じだろうか。

次に、やっぱりそうだったのね、と思ったのが7月のアンダーソン・クーパーのカムアウト。まぁ、この人については年齢も年齢だし、いい男がいつまでも一人でいれば、大いにそっち系でしょう、という疑惑は随分前から囁かれてきたようだけれども、やはりというか遂にというか、カムアウトしてスッキリしたようである。これまで積極的に公けにしてはこなかったが、隠していると思われるのが嫌だった、とカムアウトに踏み切ったものらしい。



この人と、その家系については当ブログの記事「フラッパーの母とプア・リトル・リッチガール」をご参照いただければと思うが、アメリカでも屈指の大富豪の家系に生まれ、エール大学を出たハンサムなおぼっちまは、波乱万丈の母と自殺した兄という家庭の中であれこれと葛藤もあったのだろうが、大学を出てから、兄の死を契機にジャーナリストを志し、突撃取材で有名なCNN報道番組のアンカーマンになった。そして昨今、同性婚が認められつつある風潮の中、ついにカムアウトした、という事ですね。




確かに、かなりゲイゲイした雰囲気が漂っている

まぁ、この人なんかは、いかにも映画「シングルマン」を地でいくような生活スタイルなのではなかろうかと推察。スタイリッシュなパートナーと、非常に趣味的な家に住み、仕事に励み、適度にエクササイズしつつ、趣味的でスタイリッシュな生活を送る、といったような、ね。
木とガラスの家、とか似合いそうだものね。ふっふっふ。まぁ、実際はどんなおうちにお住いなのか分りませんが、でもきっと、シンプルでも渋くお金のかかった趣味のいい住いなのであろうと推察。パートナーと仲良く、手際良く、美味しい料理なんかも作っちゃったりするのであろう。女の出る幕はない。

映画「シングルマン」といえば、それが初監督作品であるデザイナーのトム・フォードについても言及せねばなるまい。自身もゲイであるが、年上のパートナーと趣味的生活を営んでいそうな雰囲気は、まさに「シングルマン」を地でいく感じなのであろう。自分自身が絵になるデザイナーというのは、そう多くないと思うけれども、トム・フォードは自分がデザインしたスーツが誰より似合う、男前デザイナーである。


好みではないけれども、なかなかの男前ではありますね

イケメン・セレブを陰で支えるのは、落ち着いた年上のパートナーであるようだ

そして、今月カムアウトしちゃったのが、新星エズラ・ミラー。そう、あの「少年は残酷な弓を射る」の魔少年や、「ロイヤル・ペインズ」のタッカーを演じている彼である。ゲイと言われれば、彼もいかにもそれらしい感じではあるし、バイでも面白いなという気もする。



いずれにしても妖しい雰囲気だし、彼はありきたりな若手スターという感じではなくて、そういうファクターを含んでいた方が余計に魅力が増す、というタイプではあるだろう。昨今は話題作りのためにゲイだとかバイだとかを公表して売り出す新人もいるようだけれど、彼の場合はそういうのではなくて、本当にゲイなんだろうし、カムアウトも計画的なものではないような気がする。(分らないけれど、何となく)



ただ、マット・ボマーと違ってエズラ・ミラーはゲイを公表した方が仕事に幅が出るというか、複雑な陰翳を持つ役があれこれと廻ってきそうな気がする。例えば、ヴァンパイアの美青年役なんて、ロバート・パティンソンよりもエズラ・ミラーの方がよほど似合うと思うし、彼についてはこんな役もよさそうだし、あんな役もやってみてほしいなぁ、なんて色々とイメージが湧いてくる。見るもののイマジネーションをかきたてる何かを持っているのである。彼には魔性がある。ミステリアスでもある。そのルックスの東洋と西洋の混交具合が言いようもない味わいをかもし出している。才能も魅力も十分、ゲイであることが、むしろプラスに作用しそうなエズラ・ミラーであるけれども、若くして、早く売れるととかくに人生を誤りがちなので、くれぐれも私生活の荒廃が前途洋々だったキャリアを台無しにする、というな、よくある転落の道を辿らずに、長くいい仕事をしていって欲しいと思う。


妖しさがナイスである

今年、こう立て続けにUSの10代、30代、40代のハンサムなセレブがゲイをカムアウトしたのは何故だろうか。カムアウトしやすい空気が昨今のアメリカに流れているからなのだろうか。「言うなら今だ!」みたいな。ともあれ、ふた昔ほど前と違って、カムアウトしてもキャリアに影響しないという事が確実になってきているのかもしれない。80年代、売れ出してすぐにゲイをカムアウトして長らく干されてしまったルパート・エヴェレットのほろ苦い回り道は、もはや遠い過去の事なのだろう。
日本ではまだ、有名な俳優などがゲイをカムアウトするところまでは至っていないけれども、数年のちには「隠しているのがいやになった」とか言って、公表する人が出てくるのかもしれない。アメリカが咳をすると日本も風邪をひく、という状況は相変わらずだろうので、そのうちそういう風潮になっていく可能性もある。
それはともかく、今回の3人はゲイと聞いてもさもありなんという感じで違和感のない人ばかりではあった。エズラ・ミラーがゲイであるというのは、却って魅力を増すような気さえした。

でも、ジェイク・ジレンホールやライアン・ゴスリングが「実は、自分でも長らく自覚しなかったけどゲイだったんだ」なんてカムアウトしたりしたら、さすがにワタクシもひっくり返っちゃいますけどね。



あぁ、それだけは勘弁よ…と、物分りのいいような事を言っていても、自分の贔屓の俳優(好みの男子というべきか)には、やはりゲイであってほしくないkikiでござるのでした。

コメント

  • 2012/08/29 (Wed) 10:25

    確かにエズラ・ミラーはバンパイア役が適任の、ちょっと体温低めで温かい血を欲する美男ですね~。
    昨今のビーイング・ゲイ・カミングアウトの風潮は米大統領選にあるのではないかと私的には思ってますけどどうでしょうか。
    オバマが同性愛者の結婚に対して容認派なら、次の立候補者ロムニー氏はモルモン教徒。モルモン教といえば同性が愛することさえ認めない感じ。
    米国初のモルモン教大統領が誕生するなら、じゃあその前にカミングアウトしとこうか、という考え。
    いや、その心理は定かではないのですが。。。笑
    健さん、ここらでカミングアウトしとこうか。

    ちなみに鳥の世界でも一番モテて、一番美声を発する個体はキマってゲイらしいですね。結局、女子は美男子から目が離せない、ですね。

  • 2012/08/29 (Wed) 22:48

    あははは。体温低めっていいですね、エズラ・ミラー。確かにひんやりしてそうですよね。猛烈に朝が弱そうな感じ。
    そうか、大統領選挙ね。モルモン教徒がもし大統領になったら、それまでの空気が一変するかもしれないし、そうなる前に、規定路線としておくためにも今のうちにジャンジャンとカミングアウトして、「これって普通の事だから」という空気感を定着させようとしているのかもしれませんわね。何はともあれ、言うなら今だよ、という空気が流れているんでしょうね。
    健さんはどうなんでしょうね。いずれにしてももう80代の爺さんだし今更どっちでもいいって感じも(笑)
    中堅どころや既にスターな人はともかく、これから出てくる人の中にはあらかじめ公言して出てくる人も現れそうですね、日本でも。

    へぇ~、鳥の世界でもモテモテの雄はゲイなんですか?寡聞にして知りませんでしたが、面白いですねぇ。へえぇ~。鳥にもゲイがいるとは。侮りがたし。(笑)

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