バッチ君の再来日

-バッチ君のアイドル状態-


ゴキゲンこの上なしの表情で再来日のバッチ君

「スター・トレック・イントゥ・ダークネス」公開直前のプロモーションのため、バッチ君ことベネディクト・カンバーバッチが二度めの来日を果たした本日。今回は祝日とあって1000人超のファンが成田でバッチ君を出迎えた模様。でも、それだけの人数がいても、整然と事前の言いつけを守って、晴れやかにバッチ君を歓迎しつつも、少しも呆れた騒ぎなど起きなかったのが日本のファンらしいなぁ、なんて、ネットのLIVE中継を見ながら思ったワタクシ。このネット中継、かなり臨場感があって空港に行かなくても行った気分に。不精なワタクシには持ってこいでしたわ。ありがとう、映画.com+Ustream。
本日は出かけずに、ちょうど家にいたワタクシ。そういえばバッチ君が日本に来るんだっけな、とネット中継をチェックすることに。LIVEだから臨場感ありますわね。いまか、いまかと待ち受けるという感じが、自宅にいても空港にいても同じような感じだったんじゃないかしらん。

再来日を果たしたバッチ君の様子は、かなり貴公子系な姿でエレガントに登場した昨年暮れとは事変わり、ラフなスタイルでフレンドリーに待ち受けたファンの前に現れたという感じ。今回は、Sherlock3の撮影中(なのか、もう終わったのか分らないのだけど)という事もあって、ヘアスタイルがシャーロック・ヘアなのが、これまたグッドなバッチ君だった。


このテのコーディネイトが最近のお気に入りらしいバッチ君 (Ustreamの映像より)

バッチ君を乗せた飛行機が着いて、税関などを通っている、という説明があってから、さらにかなりの時間がたったあと、遂にご本尊が花道に姿を現した。それまでの間、大勢のファンが今やおそしと待ち受ける通路を通る一般客は、一体なにごと?という感じで驚いている様子なのが面白かった。


(Ustreamの映像より)


いやはや、それにしても。
海の向うでもこちらでも、昨今のバッチ君人気は大変な事になっている模様だけれど、身勝手な言い分なのは百も承知で敢て言うと、知る人ぞ知るという感じで、好きな人だけがひそかに好きだった感じの3年前あたりの状況の方が好ましかったような気もしないでもないワタクシ。

日本でも、今年に入っての「Sherlock」のNHK地上波での再放映により、バッチ君人気に火がついて、彼がカバーを飾っている雑誌は猛烈に部数が伸びるらしい。来日による狂騒も必至の様相を呈していて、いつの間にやらかなりのアイドル的な人気を博している気配。(人気がないよりはあった方がいいのは当然だし、日本の近くの半島系のナントカ様がオバチャン達に大騒ぎされるよりは全然好ましい状況ではありますが…)

ワタシもバッチ君はとても好きな俳優ではあるけれども、アイドル的に好きかというと、ハテ?という気分もなきにしもあらず。
バッチ君は、そういうミーハー路線とは異なるところに位置する俳優だと思っていて、それが良さでもあるかしらん、というのがワタシの印象だったのだけど、いや~、ちょっとこのアイドル的人気には驚きを隠せませんわね。別に悪いことはないんだけど、ふほ~ん、という感じ。

海外のWebエンタメニュース(SOCIALITE,UK)によれば、UKで現地の14日に放映される「Top Gear」というクルマの番組にゲスト出演するというのを聞きつけたファンが、「彼は特にクルマのプロモーションをしたいわけじゃなくて、たまたまスケジュール的に大丈夫だったので、出演依頼にウンと言ってしまっただけだと思うわ。私としては、車なんかどうでもいいわ。私が気になるのはカンビー(Cumby:ニックネームらしい。あちこちでいろんな呼び方をされてますね。かく言うワタシも勝手に「バッチ君」と呼んじゃってますが)の髪だけよ!」
「彼の髪のなんという詩的なカールやウェーブ。今の髪の色はシャーロックの為に染めたものだけど、彼の本来の色は赤毛だって噂もあるわ。私は彼の本来の髪の色はミディアム・ブルネットで、赤毛が適宜ハイライト的に入っているんだと思うわ。それにしても、この長さと縺れ具合ときたら(ウットリ)!!!」 (記事はこちら


「Top Gear」の番宣写真

スポーツカーをサーキットで運転するバッチ君

ファン卒倒?の"マグニフィセント"なウェイビー・ヘアで登場

という感じで、あまりイメージに合わない番組への出演はそっちのけで、その番組出演時のバッチ君の髪のウェイビーな様子に異様なまでに興奮(magnificentとか書いている)していたりするわけですが、微笑ましいと同時に、ちと面妖な気もしたりして。(ちなみに、この番組の収録時の服と、今回の来日時の服は、全く同じものではないけれども、よく似たテイストの服装のような…)

***
2ヶ月ほどまえ、映画館での予告編タイムに「スター・トレック・イントゥ・ダークネス」が流れた際、近くに座っていた女子3人組がバッチ君について、「この人さぁ、やたらに人気があるらしいんだけど、なんでだろねぇ」「わかんなぁい」「どこがいいんだろ。私、全然いいと思わなぁい」「だよね~、私もわかんなぁい」などとやっていた。まぁ、そういうご意見もあるだろうねぇ、と思いつつ小耳に挟んでおいたのだが、海外でも、いい俳優だと思うけど、顔立ちがなんとなく苦手だ、という視聴者もいるようだ。まぁ、世界的にそういう感想はあるでしょうね。

万人受けする、誰が見てもキラキラなイケメン俳優じゃないところがバッチ君の良さだとワタシは思っているのだけど、そんなバッチ君は、素の持ち味が礼儀正しくてにこやかで穏やかなジェントルマンで、基本スタンスは貴公子系であるということの一方で、エキセントリックで、唯我独尊で、対人関係に無茶苦茶に難のある、社会性皆無の困ったちゃんでありながらも、その頭脳の働きと卓越した推理力が他の追随を許さない天才の領域に達している、という「Sherlock」でのキャラを地のように巧みに演じて、素と当り役とで、そのイメージが重層化したのが大人気の要因かな、とkiki的に分析してみた次第。双方、知的であるという事は共通しているのだけど、白に近い素のバッチ君のイメージと、ダークでいびつなシャーロックの持ち味とが、互いに補完しあっているとでも言うべきか。役者と役の間のケミストリーが理想的な形で起こったんでしょうね。本人の「いい人」オーラが、シャーロックのアクの強さを浄化し、シャーロックの陰翳のあるキャラが、素のバッチ君の上にその反射を投げかける。相乗効果で本人も「Sherlock」もますます人気が出る、というWin Winな関係が自然発生的に出来上がっているのが素晴らしいところでざんすわね。



バッチ君人気に煽られて3年前の初主演映画が遅ればせながら日本公開される事になったらしい。それは「Third Star」という2010年度の映画で、「僕が星になるまえに」という邦題で10月26日から封切られるとか。末期癌を患う青年(バッチ君)が親友たちの助けを借りて、ウェールズの自然の中、キャンプを続けるという話で、おもいがけない結末が待っているらしい。しみじみ系の映画で、出来もいいらしいので、秋になって封切られたらこれも観に行くと致しましょうかしらん。


10月26日公開が決まった「僕が星になるまえに」

…とまぁ、人気ウナギ上りであれこれと露出の多くなったバッチ君。スター・トレック・シリーズや、数年前の初主演映画もいいけれども、やっぱりワタシが一番観たいのは、シャーロックとしてのバッチ君だなぁ、と思いつつも、あれよと言うまに一挙に人気アイドル状態になってしまったバッチ君に、というか、彼を取り巻くそんな状況に、けっこうな事だとは思いつつも、やや鼻白んだりもしているkikiでござるのでした。
ともあれ、二度も遠いところをプロモーションの為に来日してくれたんだから、「スター・トレック・イントゥ・ダークネス」は、ぜひとも観にいかずばなるますまいね。ふほ!

コメント

  • 2013/07/16 (Tue) 14:21

    こんにちは

    バッチ君来日されたのですね~
    NET中継されてたなんて全然知りませんでした!
    見逃して残念です。
    kikiさんのおっしゃるとおり、あまり有名になって欲しくない
    奇妙なファン心理・・・。
    良い作品を選んで出て欲しいなぁと思います。

    そういえば、先日NHKBSで「ブーリン家の娘」をたまたま見ていたら、
    イングランド王に妻をとられるちょっと情けない男性の役で
    お見かけしました。
    その頃に比べると、すっかりメジャー!
    やはり喜ぶべきことなのでしょうね。

    シャーロック3が待たれます♪

  • 2013/07/16 (Tue) 21:51

    akoさん こんばんは。
    そうなんですよ。バッチ君、日本に来ておられるんですわ。スター・トレック公開直前プロモで再来日ということで、「Hobit」の撮影を終えたその足で飛行機に乗ってニュージーランドから来たみたいです。この成田到着のネット中継はまだ見られるみたいですわよ。(http://www.ustream.tv/recorded/35865923/highlight/383807
    別に有名になってほしくないことはないんですが、やたら大騒ぎでアイドル扱いっていうのが面妖だなぁ、と思っていたのだけど、バッチ君本人はそんな状態を思いっきりハッピーに楽しんでいるようなので、まぁ、そんならいいか、と微笑ましい気分になっています。
    今日は「スッキリ!」に生出演するというので、留守録しておいて、さっき見ました。いやぁ、ほんとにバッチ君て良い人だ、とつくづく実感。
    「ブーリン家の姉妹」では、なんかヘタレな役でしたねぇ、そういえば。「つぐない」ではズルイ奴を演じていたし。あの頃から較べたら、ルックスもかなりいい感じになってるし、役者としてのグレードも上がって、やはり旬ですわね。ふほほ。「スター・トレック~」のバッチ君は、かなりシャープな男前に撮れているので、ワタシはそれを見物するのもちょっと楽しみにしています。 …それにつけても「Sherlock3」早く観たいですね。

  • 2013/07/17 (Wed) 19:00
    kikiさんありがとう!

    ネット中継まだ見られました!
    じゅうぶんに臨場感を味わうことができ、
    便利な世の中になったものだと妙なところで感心してしまう私。
    HDに残してあるSherlock2、これからもう一度見ようと思います。
    教えていただいてありがとうございました♪

  • 2013/07/17 (Wed) 21:41

    kikiさん こんばんは。
    いやはや、何だかすごいことになってるんですねえ、バッチ君。ハンサムとは言い難い、どちらかといえば変な顔系の彼が、成田に千人のファンを集め、日本で朝の情報バラエティーに生出演するほどになろうとは、「Sherlock」で初めて知った2年前にはちーとも想像しておりませんでした。
    日本では彼の表紙や特集のみならず、バッチ君オンリーの雑誌まで出ているそうですが、実際の浸透ぶりはどうなんでしょうね。ロシアは元々ホームズもの好きで「Sherlock」の放映も早かったし、モスクワではファンミーティングが開かれたりして、それなり人気は高いようです。ちなみに私はロシア人の友人宅にあった雑誌にたまたま彼の大特集記事が掲載されていたので頼んで貰って帰ったのですが、その友人自身は「カ、カムベルベッチ?(←ロシア語読み)誰それ?」って感じでした(笑)
    バッチ君はとてもいい役者だし、人気が高まって俳優としてより広く知られていくのは喜ばしいことですが、日本のこのアイドル的な取り上げられ方が、何だかバッチ君に微妙にそぐわないような、違和感とまではいわないまでも、ちょっと不思議な感じがしますね。
    それと彼がジュリアン・アサンジを演じている映画のトレーラーを観ましたが、本人に似せてるのでしょうね、声色を変えてました。金髪に昔のキムタク風ロン毛のバッチ君もなかなか新鮮(笑)そこでの彼の演技も楽しみです。

  • 2013/07/17 (Wed) 22:06

    akoさん
    到着シーンが見られて良かったですわ。
    記者会見もネット中継されてたようなんだけど、16日は仕事もアリなのでパス。でも、バッチ君もノリノリで楽しんでいたらしく、見てれば面白かったかもですが…。まぁ、いいか。
    いずれにしても、便利な世の中になりましたよね。実にご同慶の至り(笑)

  • 2013/07/17 (Wed) 22:27

    annaさん こんばんは。
    そうなんですの。いつのまにやら、スゴイ事になってるんですよ。バッチ君人気は過熱する一方ですが、常識人で知的で性格のよさそうな彼が、素直に歓迎してくれる日本のファンを有難いと思っているのが隠しようもなく現れているので、余計にヒートアップしちゃうんですかね。バッチ君は控えめで礼儀正しいので、日本と日本のファンにマッチした英国俳優なのかもですわね。「カンバーバッチは日本に大勢のファンがいる」とUSのネット記事に出てました。
    ほんと、2年前にはまるきり想像してませんでしたねぇ、ここまでのブレイクは。
    ロシアでも人気があるんですね、まぁ、そうでしょうね。「カムベルベッチ」って笑える。ははは。
    で、ワタシの周辺での反応はどうかというと、「知っているけど興味がない」「知らない」「なにそれ?」の3つに大別されますね。一般的には、よく知らないけどなんだか人気なんだってねー、という程度の認識状況じゃないかな、と推察。でも日本のビッチ-ズ達にとってバッチ君は、殆どキラキラの王子様状態のようなので、大人気なのは結構だと思いつつも、やや面妖な感じは否めませんね。別にいいんだけど、何となくね。

    あー、そうそうジュリアン・アサンジを演じている映画のトレーラーが出てきたみたいですね。アサンジに扮している写真は少し前に見ましたが、けっこう似てますね。他にもなんだかんだと待機作があって、売れっ子バッチ君の出演作は当分、目白押しって感じもします。マイケル・ファスベンダーと共演してる作品も悪くなさそうですわね。

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