郷に入って、郷に従いすぎちゃった?

-長く居過ぎて日本人化した 在日外国人の自覚症状が面白い-



地下鉄に乗っている時などに、ネットでコラムやニュースなどをざっと流し読みするのだけど、先日、思わず笑ってしまった記事があった。日本に長く住んでいる異国の人々には、それぞれに自分は日本に長く居過ぎてしまったんだろうか?と思うポイントがあるらしい。長く住みすぎて根っこが日本人になってしまった外国人たちが挙げた101個の、「こんな私はもう日本人」っぷりが、なんだかかわいくって面白かった。

101個の「日本人化の兆候」のうち、ちょっと受けたものを以下に挙げると…

 日本以外の国で日本人以外の人を見ると「ガイジン」と呼んでしまう

 Facebookに載せた写真は、大方、ピースサインの写真だ

 バーに入って、外人が沢山いると落ち着かない気分になってしまう

 間違った英語を間違っていると指摘できない(正しい英語がわからなくなった)

 スギの花粉症になってしまった

 旅行の予定を温泉を中心に組み立てる

 電話で話しながらお辞儀をしてしまう

 漫画喫茶をホテルのように使っている

 人の血液型が気になる

 変てこな英文がプリントされたTシャツを買い始めた

 人前で本を読む時には、本にブックカバーをかけないと落ち着かない

 ママチャリを持っている

 敬語を使えない日本の若者に苛々する

 桜に非常な郷愁を感じる

 オヤジギャグを面白いと感じ始めた

 自分の国に帰ってタクシーに乗る時、ドアが自動的に開くのをつい待ってしまう

 少なくとも週に一度はカレーライスを食べる

 ドン・キホーテの歌をハミングできる

 英語のRとLの発音が怪しくなってきた

 8本以上、傘を持っている

 国際線に乗る時に、免税店で買い物をせずにいられない

 30過ぎた大人が電車内で漫画を読んでいてもフツーだと感じるようになった

 ゴールド免許を持っている

 今時の若者の漢字スキルの低さが不満だ

 スーツケースの半分はお土産のために空けておく

 新宿駅で迷わなくなった

 印鑑を持っている
    等など。


欧米人は日本人のように血液型を気にしないものらしいけれど、日本に住んでいると、やっぱり血液型を気にするようになっちゃうんだねぇとか、漢字の読み書きが危うく、敬語をマトモに使えない日本の若年層にチッチッチ!な気分になる、など、あははは、そうなのよ、もっと怒ってやってちょ!と言いたくなるようなご意見だが、これは一概に若者だけの問題じゃありませんね。私も到底、ちゃんと敬語を使えているなどと自信を持って言いきれないし、漢字も読むのは割に得意だけれども、書くのは「う~~~うう~~」という事も多いので、修行が足りませぬなぁ、と思うざます。日本人はもっと漢字の読み書きにこだわった方が良いとは常日頃から思ってはおります、はい。

また、「桜に強い郷愁を感じる」という人は、四季折々の富士山の姿を愛でたりもするのだろう。
「ドン・キホーテの歌をハミングできる」というのもあったけれど、ドン・キホーテ・ソングってなんざんしょ?ドンキにテーマソングとかありますの?ほへーーー。ワタシ、ちっとも知りませなんだわ。日本人なのにスミマセン。 …どんな歌?

日本に長くいるうちに、ちゃんとした英語が使えなくなる、わからなくなる、とか、RとLの発音が危うくなってきた、とか、変てこな英文がプリントされたTシャツを買うようになった、とか、まぁ日本に5年以上いたら、確実にそうなっちゃうかもね、とも思う。面白いのは、自分だって外人なのに、自分以外の異国の人を見て、「ガイジンだ」と思ってしまうというもの。同じようなカテゴリに、バーなどに入って、そこにガイジンが沢山いるとナーヴァスになってしまう、というのもある。何か、かわいい。

故郷に帰って、タクシーに乗る時についついドアが開くのを待ってしまう、というのもありそうな事だ。
また、スーツケースの半分はお土産を入れるために空けておく、というのもかなり日本人チックである。同じようなものに、旅行に行く時に歯ブラシを持っていかなくなった、というのもあった。(日本のホテルや旅館には必ず歯ブラシが置いてあるから)
ママチャリを持っているとか、傘を8本以上持っている(ビニ傘を含むんでしょね)というのも、かなり日本人化した証拠ってことなんざんしょうね。そういえば、うちにもどうでもいいビニ傘が何本もある。普通の傘もある。傘立てにはけっこうぎっしりと傘が入っている。きっと、誰の家の傘立ても同じようなもんなのだろう。

ただ、「ランチに20分は長すぎると感じる」というのがあったけれども、受け狙いかしらん? ランチタイムが20分しかないのに「長すぎる」なんて思う人は、日本人にもさすがに居ない、または多くはないんじゃないかしらん、と思った。

というわけで、日本に長くお住いの外国人の方々の偽らざる「日本人化兆候」の数々。ライトにカリカチュアされた日本人像も垣間見えたりして、なかなか興味深い記事でした。
(ソースはこちら: The 101 Signs You've Been in Japan Too Long )

コメント

  • 2013/11/02 (Sat) 21:05

    kikiさん、こんばんは。

    やはり日本のカルチャーって独特でしょうね。外国人も日本人もその落差の大きさを自覚しているからよけい面白いというか。8年ほどロシア語圏に暮らして最近帰国した元同僚のメールには、「タクシーに乗ればドアを自分で開け閉めしようとし、スーパーのレジではつい自ら品物をカゴから出して並べたりして妙な顔をされ、気まずい思いをした」とありました(笑)まあ、日本のシステムは大抵の国よりも便利かつ親切この上ないので、それに慣れちゃう方が早いのかもですね。

    話は変わりますが、こちらで1週間前に封切られたバッチくんの「The Fifth Estate」、今だと「マイティ・ソー2」やハリソン・フォードの「エンダーのゲーム」、マイケル・ファスベンダーの「カウンセラー」があちこちの映画館で日に何度も上映されているのに、バッチ君は単館で昼と深夜の各1回だけ、それも来週は深夜のみになるということなので今日観に行ってきました。でも、アサンジ自身ではなく彼の周りにいた(しかも彼と袂を分かった)人たちの著作がベースということで、彼らが見知っているエピをつなげ、アサンジについても表層的というか(内面を推察して描いている場面もありましたが)、2時間ただ出来事を追っていただけの印象。たしかバッチ君に宛てたアサンジの手紙には、映画製作に際して彼以外、ドリームワークスも誰もコンタクトを取ってこなかったとありましたが、それってちょっとどうよ、という気がします。バッチ君はアサンジの雰囲気をよく出してたと思いますけどね。

  • 2013/11/03 (Sun) 22:16

    annaさん こんばんは。
    誰でも、どこの国の人でも、異国に何年かいると、そこの国のやり方や習慣に染まっちゃうものですよね。洋の東西を問わず。この「在日ガイジンの日本人化あるある」という話題は最近あちこちで取り上げられているトピックらしいんですが、ワタシは地上波を殆ど見ないので、ワイドショーなどで取り上げられて、世間的に、わりにベタな話題であるというのを知りませんでしたのよね(笑)

    バッチくんの「The Fifth Estate」。全米じゃかなりのコケっぷりだったらしく、あまりレビューも芳しくないようですね。そのせいか、当初は日本でも封切られる予定だったのが、結局未公開になり、DVD発売もされないようです。まぁ、映画として出来が悪いんじゃしょうがないですわね。バッチ君は適役っぽい雰囲気ではありますけれども。
    いかに玉虫色の人物だとしても、本人に一言の断りもなく映画の題材にされたんでは、アサンジもたまったもんじゃないですね。バッチ君は、アサンジと直接話したかったらしいけれど、会うのは拒否されたとインタビューで語ってたようですね。

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