ポワロ最終シリーズで、改めてポワロ物について考える

-アデュー、モナミ-



本国UKでは昨年放映されたデヴィッド・スーシェ主演のポワロ最終シリーズがBSプレミアムで放映されている。本編5話の他に、これで最後という感慨がひとしお深そうな主演のスーシェが自ら案内役も務める特番も1本あって、なかなか盛りだくさんな内容だが、最終シリーズは3話目まで放映されたところでは、遺憾ながらどれもイマイチ面白くない(「ビッグ4」は、それぞれに老いたおなじみのメンバーが顔を揃えるのはいいが、話がバカバカしすぎて、ちとビックリ)。今回の5話の中では次回の「ヘラクレスの難業」が一番面白そうだな、という気がするのだけど(この原作は短編集らしいのでかなり脚色しているのかもしれない)、最終話「カーテン」の粛々とした幕引きの前に、ひと盛り上がりできるかどうか。
BSプレミアムの最終シリーズ放映以外にも、AXNミステリーでは、毎年9月にアガサ・クリスティの生誕を記念して特集を組んでいて、去年はミス・マープル三昧だったけれども、今年はポワロ物の長編を連続放映していた。初期のものなど、見ていないものも半分以上あったので、ダーっと予約録画しておいて、時間のある時にまとめて観たりしたのだけど、アガサ・クリスティ物を立て続けにいくつも観ると、かなり胃もたれする。当たり前だけど、毎度グチャドロの人間関係に、殺人、殺人、また殺人なので、よくもまぁ、何十年もこんなプロットばかり考えて生きていたもんだなぁ、と感心してしまったりもする(笑)

続けて何本か観ると、ポワロ物には、というか、クリスティのミステリーには、と言い換えた方がいいだろうけど、大富豪と女優というのが欠かせないファクターだな、とつくづく思う。殊に大富豪というのは必要不可欠な要素で、大富豪抜きにクリスティのミステリーは成立しない。それというのも、計画殺人は、たいてい莫大な財産を巡って起こるから、まずは巨万の富ありき、なのである。グチャドロの愛憎劇はその財産を巡る人々の関係性が生み出す二次的要素。愛憎だけの殺人というのはあまり無く、殺人の強い動機として存在するのは主に巨万の富である。あれこれ登場する大富豪の中でも、妙な趣向を凝らしたブリッジパーティを主催し、殺される謎の大富豪シェイタナは印象深かった。


謎の大富豪シェイタナ(「ひらいたトランプ」)

また、巨万の富と愛憎絡みで殺される被害者は、それほどの事をしたとも思われないのにひどく憎まれた上に殺される事が多いので気の毒になってしまったりもする。たとえば「ナイルに死す」の若くて美人で大金持ちゆえに、財産を狙われ、計画的に殺されてしまうリネットなど、実に可哀想である。いささか傲慢な性格ではあるものの、色々な人からやっかみ半分で陰口を叩かれ、あげくの果てに一目惚れの夫に新婚旅行中に殺されてしまうという悲惨ぶり。気の毒きわまりなし。犯人のカップル(殊に女のほう)は蛇みたいにオソロしい性格である。恋人を使って色仕掛けでリネットを落として結婚させ、その巨額の財産を狙って計画殺人を組み立て、きっちりと実行したのだから恐れ入る。女は怖いざます。


新婚旅行につきまとい、嫌がらせを続けるジャクリーン(左端) これも計算のうち

スーシェのポワロ物における「ナイルに死す」では、被害者リネットをブレイク前のエミリー・ブラントがプラチナブロンドのウィッグ(多分)を被って演じていた。驕慢な雰囲気で役にぴったりとハマっていた。




が、ドラマ全体としては、ピーター・ユスチノフ主演の映画「ナイル殺人事件」より断然良いか、というとそうとも言えないという感じではあった。ただ、リネットに男を取られたのにネチネチと新婚旅行につきまとってくるジャクリーンをたしなめ、危険な道に進むな、といさめるポワロに、闇雲な恋の情熱はあなたにも分かる筈だとジャクリーンが言うと、ポワロは暫し沈黙し、それが自分の人生には欠けていた、とぽつりと言うシーンはとても印象的だった。


ポワロの人生には、それが欠けておりました…

怜悧な灰色の脳細胞が災いしたか、人を観察することだけにとらわれて、恋愛とはほぼ無縁に来てしまった自分の人生について、ポワロが壮年に至っていささかの苦い感慨を持っている、という事が表現されており、そこは決定的にユスチノフの映画版とは異なる部分だった。映画版の方は、エジプトロケでの遺跡の撮り方に、映画的なスケールやカメラマンのセンスが出ていたように思う。
撮影といえば、スーシェのポワロ物は風景描写が美しい事も特徴のひとつで、いろいろなところでロケをしているが、「三幕の殺人」では、シシングハーストらしい庭園が出て来て、「あら」と思った。ほんの少ししか映らない背景にも、手抜きをせずにロケをしているのには、毎度頭が下がる。


「三幕の殺人」より



「象は忘れない」より

ポワロの女性関係について、スーシェが案内人を務める特番「さよならポワロ!(原題:Being Poirot)」でも言及されていたが、彼はベルギー時代に初恋の女性から贈られたブローチをずっと背広の襟につけており(テレビ版独自の演出らしい)、女性を愛さないわけではけして無いのだが、自分のエキセントリックな性格が結婚生活には向かない事を知っていた孤独な男だったのだろう、とクリスティも書いていると紹介していた。シャーロック・ホームズしかり。名探偵はエキセントリックで孤独であることが宿命づけられているのかもしれない。



ワタシがポワロ物を観ていて、いつも感じるのは、一介のベルギーの警察署長だったポワロが、何故あんなにもリッチなのか、という疑問だ。警察署長時代にそんなに蓄財できたとは思えないので、第一次世界大戦の影響でイギリスに亡命してから、探偵として名を挙げて、舞い込む依頼で次々に大いなる報酬を受け取って次第に蓄財した、という事なのかもしれないけれども。はてはて、探偵ってそんなに儲かるのかしらん。とにかくお金には一切困っていないという雰囲気が満ちているのは確かである。
昔、子どもの頃に初めてTVの洋画劇場でアルバート・フィニー主演の「オリエント急行殺人事件」を観た時、「私はお金ならもう、十分持っておりますから必要ありません」と言って、高額の報酬をちらつかせて自分の身辺警護を望むラチェットの依頼をポワロがはねつけるシーンを観て以来、ポワロは何でそんなにお金を持っているのかな、というのが、ワタシのひそかな疑問であり続けている(笑)

尤も、ポワロが一流好みで、上流社会の人間との付き合いが多い事で、映像化された作品には、貴族や富豪の大邸宅、豪華寝台列車、高級ホテル、高級リゾートなど、ポワロの背景に映るものが全て、アールデコ様式の意匠で殊更に優美に贅沢に装飾されて、視聴者の目を楽しませてくれるわけである。




画面を観ているだけでも、様々なアールデコの意匠が目に楽しい


なかんずく、ワタシが一番素敵だと思っているのは、ポワロがロンドンで住んでいる「ホワイトヘヴン・マンション」だ。建物の外観も優美な曲線を持った左右対称の建築で悠然としているし、内装はセットだろうけれども、いかにもポワロが身綺麗に趣味的に住んでいそうな部屋を造形している。ジョージという執事を一人置いて、趣味のいい家具を置き、悠々自適に生活しているポワロの日常がよくイメージできる。あのマンションは素敵だと思う。これは最初にこのシリーズを見始めた20年ほど前から、ずっと思っていることだ。


ポワロの住まい ホワイトヘヴン・マンション


頻繁に登場するこの居間が素敵空間 ポワロの書斎もナイスざます

画面に映る美術や小道具が隅々まで気を配られていて素晴らしいのも、スーシェのTV版ポワロ・シリーズの特徴。とにかく、ロケでも丹念にその時代の建物を探してきて撮影しているし、画面に映るものは全て1930年代の優美なデザインで統一されているという事が徹底されていて見事である。その努力には脱帽する。ポワロ物においては、事件のプロット以外にも、主な時代として1930年代の空気が必要不可欠であり、その時代を顕す背景や小道具は、ゆるがせにできない重要な脇役なのだ。そのあたりをきっちりと踏まえている透徹した制作サイドの認識と美意識が、25年もの間、全作品を映像化しおえるまでシリーズを続ける事ができた原動力なのだろう。


アールデコ建築をロケして撮影


ポワロの身の回りの品々も、あのステッキばかりではなく、いかにもな小道具が用意されている

主演のデヴィッド・スーシェにとっても、関わった関係者全てにとっても、まさにライフワークとして誇れるシリーズであるのは間違いないだろうし、視聴者にとっても、デヴィッド・スーシェのポワロ・シリーズは、ジェレミー・ブレットのホームズ・シリーズと双璧を成す、それぞれの探偵の映像化の決定版だと思う。

ジェレミー・ブレットは晩年、健康を害して、ホームズ物全作品の映像化を目標にしていながらも果たせなかったが、デヴィッド・スーシェは無事にライフワークを仕上げることができて良かったと思う。殊にも日本においては、吹き替えの熊倉さんがお達者なうちに最終話まで完成して何よりだった。熊倉一雄氏もだいぶお年を召されて、滑舌が不明瞭になってきた気配でもあるけれども、とにもかくにも間に合ってよかったと思う。

最終シリーズは2話を残すのみとなったけれど、あと2週、じっくりと楽しみつつ味わおうと思っている。

コメント

  • 2014/09/28 (Sun) 15:20

    クリスティの作品にドロドロ系が多いのはやはり実体験、不倫夫に自分が抱いていた感情や欲望を、作品毎に増幅させていたのでしょうか。
    大富豪が金がらみで殺人を犯すというのも、ハイソな育ちのクリスティには、身近なシュチュエーションの中で想像力を膨らませやすかったのかもしれませんね。

    今回はオリバー夫人の登場を私としては楽しんでいます。(へイスティングス大尉の代わりでしょうか)
    夫人役の女優は知らないのですけれども、山本陽子の吹き替えはいい感じだと思いました。
    風光明媚な景勝地や凝ったインテリアには毎回目を奪われます。

    スーシェは訪れたミュージアムのポアロの部屋の再現に「私のものではないのについ私の机、私のラジオと言ってしまう」と苦笑していましたね。
    伝右衛門邸を番組で訪れていた吉田綱太郎氏も、「今、帰った」とおどけて言った後に、「オレ、明日からここに帰ってきたらどうしよう」と笑っていました。
    自分が演じた人物の家や部屋を目の当たりにするなんて、役者冥利に尽きるでしょうね。

    「エキセントリックな自分に結婚生活は合わないと思ったのだろう」とポアロを評した時に、エキセントリックですぐさま自分が連想したのはブレット扮するホームズでした。
    カンバーバッチ氏のシャーロックは、どちらかと言えばストレートに変人?(笑)

  • 2014/09/28 (Sun) 21:13

    Debbyさん

    実体験からなのか、おとなしくて引っ込み思案な性格だけど、心の中でドロドロした事をよく考えていたのか、どっちでしょうね(笑)
    ワタシは、アガサ・クリスティ物を知る前に、角川書店の仕掛けた横溝正史ブームであのおどろおどろしい世界を知ったわけですが、その後、クリスティ物を映画で観て、まるでイギリスの横溝正史みたいだわ、と思った印象がいまだに拭えません。

    オリバー夫人、いいアクセントになってますよね。あれはクリスティが自分の分身として登場させたキャラクターらしいですが、アガサより活発な感じですよね。ワタシはオリバー夫人がスポーツカーを運転してあちこち出かけていくのを観るのがけっこう好きです。

    スーシェは、ポワロ役で使っていた小道具やセットなど、何を見ても「私の、私の」という感覚になっていて、かなり役に埋没しちゃってる感じでしたね。一心同体になってしまって、ポワロを他人だと思えなくなっている感じが濃厚に漂ってました。あんなに思い入れてきたキャラクターと別れるというのは、かなりの喪失感でしょうね。それが、やり遂げたという達成感を上回るのか、どうなのか。

    そうですね。エキセントリック度では、ジェレミー・ブレットのホームズには誰も敵いませんね。バッチ君のシャーロックはクールだものね。ジェレミーのホームズは、芝居がかってて、大仰で、取り憑かれたような感じもあって、原作よりもずっとエキセントリックなホームズになってましたね(笑)

  • 2014/10/02 (Thu) 10:46

    kikiさんこんにちは。

    待望のファイナルシーズン。
    期待しすぎたのか、それほどのおもしろさも感じず、
    (特にビッグ・フォーは・・・!)
    いよいよ「カーテン」の放映間近となりました。

    この機会に以前の作品を見返すと、
    当然ですがやはりポアロ氏も老けてます~。
    以前はエキセントリックとはいえお茶目なところもあったのが、
    「オリエント・・」のころから気むずかしさが前面にでてきて
    ちょっとどうよ?と思っておりました。

    ヘイスティング、ミスレモン、ジャップ警部との軽妙な
    やりとりをしていた頃がいちばんおもしろかったかもしれませんね。

    とはいえ短編を含めてフォローしてきた身としては
    厳粛にそのときを迎えたいと思います。
    全作品の映像化はやはり賞賛に値しますものね。

  • 2014/10/03 (Fri) 07:25

    akoさん こんにちは。

    そうですね。ファイナル!と大騒ぎしすぎたせいで、内容がちょっと空ぶっている感じもありますよね。肝はカーテンだけで、あとは付け足し、みたいな感じもありきで。もう、さほど面白い原作が残ってなかったのかもしれませんわね。

    AXNで初期の長編もけっこう観ましたが、ポワロも若いし、ところどころにユーモアがありましたよね。後半、2000年以降の長編からはユーモアの部分が減っていきましたね。

    いよいよ、残るは「カーテン」のみですね。
    感慨をこめて静かに見守りましょう。

  • 2014/10/21 (Tue) 10:13

    楽しく拝見させて頂いております
    仕方ない事ですが、
    キャストの方々が皆年老いてしまいましたね
    特にヘイスティング氏・・
    30年代モノが好きな私としては
    どの作品も見どころ満載!といった感じです
    建築物、家具、乗り物、ファッション
    どれもがしっかり時代考証されていて
    なんちゃって風作品になっていないところが
    このシリーズの良いところだと思っています
    ユスチノフ氏主演の映画版も観ましたが、
    傲慢な雰囲気は原作のポワロに近いとは思いますが
    全体的な雰囲気はやっぱりスーシェ氏かな・・と
    個人的には思います
    お邪魔致しました

  • 2014/10/22 (Wed) 21:14

    henry Gさん
    いつも読んでくださってありがとうございます。

    ほんとにねぇ。おなじみの面々がみんなどっと老けたのを「ビッグ4」で見て、うわわ〜、と思いましたね。ヘイスティングスもそうですが、ワタシはジャップ警部も好きだったので、爺さんになって、少しお肉のついた姿に、耳の垂れた大型犬を思い浮かべたりしました。ミス・レモンもどこから見ても立派なお婆さんになってましたね。
    最終シリーズも、美術や小道具、時代考証はバッチリでしたよね。
    もちろん、シリーズ全体を通してのアベレージは高いし、ユスチノフの
    ポワロ物よりもずっと良いのは間違いないですが、「ナイルに死す」は、さほど出来がいいわけでもないかな、という印象でした。
    それはそれとして、スーシェのポワロは、ポワロ物の決定版であることは、この先ずっと変わらないと思います。

  • 2014/11/23 (Sun) 08:29

    大丈夫。ちゃんと届いてますよ。この欄にコピペできますけど、もしかして、お使いのブラウザーの問題かもですね。

  • 2014/11/26 (Wed) 12:27

    kikiさん

    こんにちは!遂に終わってしまいましたね。このポワロシリーズについての感想はkikiさんに全くの同感であります。クリスティの原作は、小粒できりりの短編といくつか(せいぜい5.6作)の長編以外はあんまり面白くないと思っていたので、もっぱら映像は時代の雰囲気を楽しむことに専念しておりました。ほとんど私の好きな’30年代に設定してあるので毎回堪能してました。

    映像となって好きになったのが「ナイルに死す」も含むSeason9。
    クリスティ物は、如何に他人の財産をうまく横取りするかっていうパターンが多くて辟易とするけど、このSeasonは珍しく“純愛”?にポイントが置かれていて(それにしては入れあげる男が皆ダメンズなのがちと辛いけど)妙に気に入っています。「五匹の子豚」「ホロー荘の殺人」がポワロシリーズの中で一番好き。

    “ホワイトヘブンマンション”私も好きだな!ホント住んでみたくなっちゃう。「ひらいたトランプ」で以前の部屋から同じマンション内のあの赤いソファセットがある素敵な部屋に移ったのよね。203号室。これ「三幕の殺人」でポワロに来た電報の宛先が203号って記してあったのでわかった!ヘイスティングスとミス・レモンのトリオ、いやジャップ警部もいれてのカルテットかな?の舞台となった以前のお部屋も好きでした。

    そうそう、「三幕の殺人」でポワロとサー・チャールズが歩くあの療養所兼邸宅のお庭。シシングハーストに似てるけど、他の映画・ドラマでもよく使われてるKnebworth Houseだと思うよ。

    そして「カーテン」。春先にitvオリジナルで見たときは特段の思いは無かったけど、黒ポワロに変身する例の髭の場面では大爆笑してしまった(失礼!)やはり母語での視聴は訴えるものが違うと悟りました(笑)処刑人ポワロが格好良くって私的には大満足の最終話となりました。
    何度見ても飽きないスーシェのポワロシリーズ、多分今後も繰り返し見てしまうでしょうね。

  • 2014/11/27 (Thu) 21:25

    ジェーンさん
    Season9、お好きだったんですね。
    確かに純愛ものが多いですよね。そういわれてみれば。
    ワタシは、Season9はイマイチだな、という印象なのですわー。

    初期の長編の方がやはり面白いと、今回AXNミステリーの放映を録画してみて思いました。「青列車の秘密」とか「メソポタミア殺人事件」「ゴルフ場殺人事件」など、初期長編はポワロが生き生きしているし、当然ながら若いし、会話にもユーモアがあっていいですわ。

    ずっとホワイトへブン・マンションに住んでいるのに、いつ引っ越したのかと、「引っ越したんです」というセリフを聞いて思っていたのですが、そうか、ホワイトヘブン内で引っ越していたわけですね。なるほどねー。

    「三幕の殺人」に出て来る、あの庭はシシングハーストじゃないのねー。
    よく見てますねぇ、ジェーンさん。素晴らしい。ふほほ。

    「カーテン」でワタシが一番、驚いたのは、ポワロのヒゲが付け髭だったという事です。
    付け髭をあんなに丁寧に手入れしたりしてたわけなのねー、と、なんだかなぁな気分になりました(笑)

    ともあれ、美術や全体の雰囲気作りなど、このシリーズはやはりポワロ物の白眉ではありますよね。何度でも見たい作品もいくつかあるし、今後、これをしのぐポワロ物は作られないだろうと思います。

  • 2014/12/01 (Mon) 15:46

    こちらでは初めまして。今回ポアロを取り上げてらっしゃったので矢も楯もたまらず、とはいうものの私のポアロ歴は今年に入ってからで、小説は数冊、映像はスーシェ版のみなのですが。ポアロ完結!とANXミステリのポアロ特集で嵌り、チャンネル銀河、NHKBS、イマジカとANXで現在スーシェ版を53話分(初期分を見逃してます)観たところです。ポアロ最終シーズン5話は5話分で一つの話と捉えるべきシーズンでしたね。今までのお話ででた友人達、逃した犯人や愛した人を再登場させて方をつけるなど、「カーテン」で終わることを前提に残りの4話はその為の長い前ふりだったと思えます。ビッグフォーはお話ではなく仲間が久々に集まるための話だと思えば面白い。あと、全70話もあるポアロだけに英国俳優にハマってみると色々な方が出てらしてそれも楽しみの一つですね。アマンダ・アビントンやマーク・ゲイティス、ラッセル・トヴェイ(バスカヴィル、ヘンリー役)等SHERLOCK関係の方も出てますし、マイケル・ファスベンダー、JJフィールズ等イケメン俳優もザクザク。そんな邪な見方も楽しかったです。

    • メビウスキー #-
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  • 2014/12/03 (Wed) 22:36

    メビウスキーさん
    シリーズ完結、という事もあって、嬉しい事にものすごくあっちこっちで、スーシェのポワロシリーズを放映してますよね。こっちで録画もれがあっても、あっちで録れる、という感じで有り難いでざますわ。
    ポワロの最終シリーズは、ワタシ的には熊倉氏の吹き替えで観るのがちっとツラいシリーズでした。まぁ、あの老いて滑舌の回らない感じも、老いたポワロにピッタリだったといえば言えるのだけど、う〜ん…どうもねぇ。あまりに噛み合わせが悪い感じなので、聞いていて辛くなってしまって…。だから、今回の放映ではできるだけAXNの字幕版を録ろうと思っています。初期のなら吹き替え版もいいんですけどね。
    それにしても、「カーテン」では随分ヘイスティングスがおじいさんになってましたね。
    そして、ポワロやマープルのシリーズでは、ゲストに英国俳優があれこれと出ているのを観るのも楽しみのひとつですわね。しかも、出演しているのは大抵、ブレイク前だったりするので、余計に興味が募るという感じでもありますね。

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