「ホーキング」(HAWKING)

-瑞々しい若葉の輝き-
2004年 英 BBC フィリップ・マーティン監督



2年ほど前にネット上で見たきりだったバッチ君主演のミニドラマ「ホーキング」が、ビデオ・オンデマンドに入ってきたので、久々に鑑賞してみた。2011年に「Sherlock」でバッチ君が気になって以来、折に触れて彼の出演作品を見てきたが、その中では「Sherlock」と並んで、この「ホーキング」が格別に好ましいと思う。ともにBBCの制作というのは偶然か必然か。
「ホーキング」(邦題は「ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング」というらしいが、長たらしいので原題に従って表記)は2004年にBBCが制作した単発ドラマ。天才物理学者スティーヴン・ホーキングの若き日を描いた伝記ドラマで、本作での演技で、バッチ君の演技派としての評価が高まった事でも重要な作品といえるかもしれない。

若い身空で、突如として筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、徐々に体の自由が効かなくなっていく青年物理学者の姿を圧巻の演技力で表現してみせるバッチ君の才能もさりながら、今から10年前の若いバッチ君の初々しい少年性、とりわけ、黒縁メガネの向こうの無垢な瞳や、きらきらと音がしそうなほどに透明な笑顔には思わず顔がほころんでしまう。10年前なので、まだお肌も水分たっぷりで皺もシミもなく、マッシュルームヘア風のヘアスタイルが尚更に彼を少年のように見せている。



久々にこのドラマを見て感じたことは、育ちが良さそうで、賢そうで、いくつになっても損なわれない永遠の少年性を宿しているような役柄が、バッチ君の個性と絶対的に合うのだな、という事だ。
ホーキングもシャーロックも、彼のエポックな当たり役はこの特性を備えていると思う。シャーロックの少年性は、兄に対する子供じみた態度や、彼が常日頃からふんだんに発散している、やんちゃで自己中で、世間のルールなどお構いなしで、人の言うことなど全くきかない「頭のいいクソガキ」みたいな部分に濃厚に現れている。バッチ君が演じる現代版シャーロックのキャラは「永遠にオトナになろうとしない少年」の一典型ともいえると思う。


兄への対抗心が彼を余計に子供にさせるのか?(笑)

一方の「ホーキング」では、バッチ君の少年性は、その外観からもストレートに伝わってくる。長身で色白のメガネ男子系に萌える女子にとっては、かなりポイントが高いのではないかと思うが、端的に言って、このドラマのバッチ君のジュヴナイル度の高さは特筆ものだ。ホーキングの20代前半を描いているドラマなのだが、バッチ君は時折17歳ぐらいに見えるほど(実際にはドラマ撮影時のバッチ君は27歳ぐらいか)ジュヴナイル度が高く、ピュアという言葉がしきりと脳裏に浮かんで来てしまうような、初々しい少年性を発揮していた。



このドラマは、バッチ君の少年性とともに、障害のある人を演じて自然にハマってみえるバッチ君の個性が巧く活かされている。「演技をしてます」という臭みが全く漂ってこないのは凄いと改めて思う。


チョークを持って、黒板に数式を書くのも一苦労なのだが…

それにしても、ある日突然、思う通りに動けなくなり、病院で検査を受けてALSだと診断され、歩き方が微妙にひょこひょこしてきて、そのうちに指先の細かい動きが無理になり、風呂の湯と水の蛇口を捻るのにも一苦労し、湯が溜まる間に懸命に手紙を書いていると湯が溢れそうになり、蛇口を閉められずにバスタブの栓を抜いて、湯量を減らす羽目になるという日々を送りながら、徐々に、さらにもっと出来ないことが増えていくというのは、どういう気分のものだろうか…。
若くして先が短いとされる難病に取り憑かれた青年が、いかにして自暴自棄を免れたのか。

寮の風呂に浸かって湯の中に沈み、どれぐらい息を止めていられるかを頻繁に実験するホーキング。呼吸ができない状態になってどれだけ持ちこたえられるのかを試す、この湯の中に沈むシーンは幾度か印象的に挿入されており、ホーキングが自分の運命に静かに抵抗する姿を象徴しているかのようである。



発症して、病院に検査入院し病名を特定するために腰椎穿刺を受けるシーンで、無垢な少年のようなバッチ君のホーキングが「ううう…」と微かにうめいて痛みをこらえる様子が、子供が激痛に耐えている姿のようで痛々しかった。



心の奥底に絶望を抱えた事がないわけではないのだろう彼が、自分を見失わなかった理由、それは天性ネアカで前向きの性質もあるかもしれないが、体は動かなくなっていっても自分という存在の中核をなす頭脳の機能は衰えないという事が彼を根本から支えたのかもしれない。

難病と短命を宣告された22歳の青年が、不如意な体をもどかしく思いながらも、精神の均衡を保ち、ユーモアを忘れず、学生寮で一人暮らしをし、後押ししてくれる温厚な教授に時に意見されつつ見守られ、また、そびえ立つ権威(フレッド・ホイル)に挑戦し、自分と同様にブリリアント・ブレインの持ち主であるロジャー・ペンローズと運命の出会いを果たす…。

思う通りに手足が動かせないもどかしさを抱えつつもヤケクソにならず、研究対象に向けて旺盛に脳を活動させ、障害や病気で人生を楽しむことを諦めない。ダンスにも興じれば、恋愛もし、結婚もする。病気や運命に萎縮しない活発な精神が、病気の進行をどこかで食い止める作用を及ぼしたのか、発病から5年以内で死に至る、といわれた病気に罹りながらも、発症から50年を経て、ホーキング博士は現在もなお健在なのだ(2014年現在、72歳)。


学生時代から付き合い始めたジェーンという女性との恋模様も青春ドラマとしての側面に花を添えていた。彼女は難病を抱えた天才物理学者ホーキングのよき理解者であり、常に近くに居て彼を支えようとする姿が描かれていたが、このドラマが作られた2004年時点で既に、実際のホーキング博士は最初の妻ジェーンと離婚して10年以上経っていた。3人の子までなして、26年間も結婚していたのに破綻するとは、よくよくの事だろうと思うけれども、ジェーンと離婚して4年後にホーキング博士は看護士と結婚し、2011年にはその再婚も破綻している。
ドラマでは、エンディングのサブタイトルで、ジェーンと結婚し、3人の子供をもうけた、という事を紹介するにとどめている。

ジェーンを自分の誕生パーティに招いたホーキングが、星空の広がる夜の庭に出て彼女と語らうシーンで、ワーグナーが好きだというホーキングに対して、彼女はラフマニノフやブラームスが好き、ビートルズも好きだ、と言いながら、ホーキングが「Please please me(僕を喜ばせて)」「Love me do(愛して)」と曲のタイトルにかこつけて言うと、ジェーンは、「は?何言ってるの?」という表情をする。好きだと言いながらビートルズを聴いていない(殊にPlease please me のほう)らしい雰囲気が漂って来て面白い。



ドラマとしてもよく出来ているし、全体の雰囲気もとても好ましいドラマなのだが、更にいいのは、ピーター・ファースとトム・ウォードが脇を固めているという事だ。
ピーター・ファースは、長年「MI-5」(原題:Spooks)で非情なスパイの世界で部下を束ね、動かし、時に苦渋の決断も下さねばならないハリー・ピアースを演じてきた俳優。ずんぐりとしたジャガイモのようなオッサンなのだが、存在感と魅力がある。「ホーキング」ではケンブリッジ大学の天文学研究所所長で、有名天文学者であるフレッド・ホイルを演じていた。ビッグバンを否定するホイルの考えに、若きホーキングは異を唱える。



ホーキングとともにブラックホールの特異点の定理を証明する、数学者であり物理学者でもあるロジャー・ペンローズ役で登場するのはトム・ウォード。彼は「法医学捜査班 silent witness」に法医学者ハリー・カニンガム役で長らく出演していた俳優で、役によって当たり外れはあるのだが、「ホーキング」で彼が演じたロジャー・ペンローズは、そのクールなハンサムっぷりが際立っていて素敵だった。(ペンローズ博士本人が若い頃にハンサムマンだったのかどうかは知らないけれど)


トム・ウォードはこのロジャー・ペンローズ役がこれまでで最も素敵だった

物理学者として相性がいいというだけでなく、感性が豊かな部分でも、ペンローズとホーキングが響き合うフィーリングを持っている事を示すシーンがある。
バッハの未完のフーガをこよなく愛するペンローズが、ふっと音が切れる最後の部分をレコードで繰り返して聴き、音が止まったあとも頭の中で音が鳴っている気がする、と言う。それを聞いてホーキングがにっこりと微笑む。


音が止まっても、頭の中で鳴り続けるんだ…


聴こえるかい?

二人の人間の感性が響き合った瞬間である。全編にわたってバッチ君の演技が冴え渡り、見所も多いドラマなのだが、ワタシは、トム・ウォードが好きなこともあって、「ホーキング」の中でこのシーンが特に好きだ。

ペンローズが教室の外の庭の木陰で学生たちに講義するシーンなど、このドラマでは緑滴る環境の中で、ほんの一握りのエリート学生が、知性と感性をフル活用させながら青春のひとときを送る様子が描かれ、ある種、理想の学園生活ともいうべき姿が映し出されているのも大きな魅力だと思う。



恩師の自宅へランチに招かれて、そこでホーキングがロジャー・ペンローズに紹介されるシーンでも、窓ガラスに映りこむ庭の緑のさざめきが、若いブリリアントな才能と才能との出会いを祝福するかのように、美しくさわやかに画面を彩っていた。



***
余談だが、フレッド・ホイルもロジャー・ペンローズもナイトの称号を授かって、サー(Sir)なわけだけれど、スティーヴン・ホーキングはサーではない。ノーベル賞も貰ってはいない。いかにも貰っていそうなのだけれど貰っていないのは、彼の理論を実証するのには非常に時間がかかるからだといわれている。

ドラマでは、ホーキングの青春時代を追うストーリーの合間、合間に、1978年に「宇宙マイクロ波背景放射の発見」でノーベル賞を受賞したアーノ・ペンジアスとロバート・W・ウィルソン(それぞれ俳優が演じている)が、仲良く受賞のインタビューに答えるパートが挿入されている。



「宇宙マイクロ波背景放射」とは、ビッグバン理論を証明したといわれるもので、1963年にホーキングがホイルの唱える定常宇宙論に異を唱えた翌年に、アメリカのベル研究所で新しいアンテナの研究をしていた二人が偶然宇宙からのマイクロ波を拾った。それが結果的にビッグバン理論を裏付けるものとして、1978年にノーベル賞を受賞した。このドラマは、二人がこれからノーベル賞の受賞式に臨むという時に、記者たちのインタビューを受けるところから始まるのである。ホーキングについて記者が尋ねると、当時彼の事は全く知らなかった。僕らはアメリカにいたし、彼はイギリスだしね、と二人は答える。この二人のアメリカの物理学者のインタビュー・シーンはけっこうな頻度で入ってくるので、ノーベル物理学賞というものについての、制作サイドのなんらかの見解を顕したものであるのかもしれないし、あるいは、ただ単に、宇宙の始まりについて研究した科学者たちの物語の一環として、彼らノーベル賞受賞者のインタビュー場面というものを挿入したのかもしれない。
いずれにしても意図はハッキリとは分からないので、なんらかのメッセージを籠めたのかもしれないな、と推察するにとどめる。
***

「ホーキング」は、89分の単発ドラマながら、透明感をたたえた、キラキラとしたシーンがいくつもある、品のいい瑞々しい作品だった。

シミもシワもない白い美肌に黒縁メガネのバッチ君が少年のような表情で、段々に症状の進んで来る、筋力の弱まって行く様子をリアルに表現する。最初は杖なしでどうにか歩けたものが、いつしか杖に頼っても段々歩くのが大変になってくる様子など、体の傾きや、腕や足の動きのぎこちなさなど見事に表現していた。
また、不自由な体で研究に没頭しはじめると時間を忘れて集中する様子なども生き生きと表現していた。身体的な演技と精神状態を表現する演技の双方が自然で瑞々しく、見事だった。



全編を通して、芝生や木々の葉のグリーンの色彩が瑞々しい映像と、バッチ君を筆頭とする出演者の好演が、質の高い脚本と演出を一層盛り上げていた。小品ながらも珠玉の作品だと思う。

コメント

  • 2015/05/22 (Fri) 12:57

    はじめまして。
    過去の記事ですが、書き込んでも大丈夫でしょうか。
    「イミテーション・ゲーム」のほうにしようか迷ったのですが、こちらの方が私にとって印象深いものだったので・・・。

    ご多分に漏れず私も「シャーロック」を見てからのバッチ君(と呼ばせていただきます)ファンです。
    それもほんの数ヶ月前からのひよっこファンです。
    「シャーロック」のあと、それとはイメージの違う「スター・トレック」での存在感のある悪役を演じているのをみて「うまいなあ」と関心したのですが、この「ホーキング」では驚きました。
    「この人、天才じゃないの!?」と。

    TVのトークショウで物真似をしているのをよく見ますが、彼は耳もいいし、感もいいのでしょうね。
    そしてそれを表現する力もある。
    最初に彼が画面に現れた時、あまりにもスティーブン・ホーキングそのものでビックリしました。
    いつもとは声も違ったので、元々のホーキング博士の声なども研究したのでしょうか。
    体が動かなくなっていく過程も本当に自然な演技でしたね。
    そしてKikiさんが書いてらっしゃるように、瑞々しい!!
    演技が!瑞々しい!
    最後の方で「Ban!」とそれはそれは嬉しそうに笑う顔がもーう!!

    障害を持つ人を描いた作品で、鑑賞後にこんなに清々しい気持ちになったのは初めてです。
    日本でこういったドラマを作ると、じめっとしたり、反対に明るくしようとしてわざとらしかったりで、どうも拒否反応が出てしまうんですが、これは本当に見て良かった。
    語彙も少なく、表現力も乏しいので、「すごい!すごい!」としか言えない自分がもどかしいです・・・。

    バッチ君は演技の振り幅が大きいですねえ。
    今後、また驚くような演技を見せてもらえるかと思うとワクワクします。
    今年の終わりから来年は「シャーロック」がありますし、そのあとは「Dr.ストレンジ」が決まってますね。
    アメコミのヒーローなんてノリノリでやってくれそうで、楽しみではあるのですが、「イミテーション・ゲーム」のような重厚な作品でキャリアを積んでいって欲しいとも思ったり。

    でも、コメディも見たい!のです。欲張りです。
    バッチ君があまり年をとらないうちにラブコメを見たいです。
    恋に翻弄されて、あわあわとちょっと甲高い声でどもっちゃうところが見たい。
    チューリングの最後を思い出すといまだに胸が痛むし、怒りが湧いてくるし、次回のシャーロックはどうしたって辛い展開が待っているだろうし、そうじゃない、見終わって幸せな気分になる作品に出てもらえないだろうかと思ってます。

    ここしばらくわざわざ映画館まで足を運んでまでみたい映画もなく、DVDを借りてこようと思うこともあまりなくなっていたんですが、ベネディクト・カンバーバッチ氏を知って世界が広がった感じです。
    「Sherlock」が世界的に人気が出て本当に良かった!

    ながながとしょうもないことを書き込んでしまいました。
    今後もブログ読ませていただきますね。
    では失礼しました。





  • 2015/05/23 (Sat) 08:32

    はるさん 初めまして。
    少し前の記事でも、うんと前の記事でも、全然問題ありませんよ。いつでもどうぞ。

    「ホーキング」いいですよね。TVドラマですが、非常にいい出来だと思います。これを観ていると、別に、昨今の映画化作品は別に見なくてもいいか、という気分になっちゃうんですよ。エディ・レッドメインもそれなりに頑張っていい感じなんだろうとは思うけども、改めて見に行かなくてもいいや、という感じです。
    体が次第に動かなくなっていく感じ、どんどん不自由になっていくのに腐らない感じ、というのが、何かとても清々しく表現されてましたよね。こういう瑞々しいタッチで障害者が描かれること、というのは、まず日本ではないですね。でも他の国でも従来はやはりそう爽やかに描いているというものは無かったんじゃないかと思います。これはモデルになったホーキング博士のありようが反映されて、こういう仕上がりになっているんじゃないかと思われますね。障害に負けてないものね。

    コメディね。いいですね。ワタシも観てみたいです。バッチ君のことだから、コメディも巧いでしょうね。お茶目なところもある人っぽいから、そういうのもやってみたいと思ってるような気がします。ラブコメだったら、とびきり胸キュンなのを観てみたいですね。

    「Sherlock」、今年のクリスマスに特別編みたいなのが放映されるんでしたっけね。S3がワタシ的にはガックリだったので、S4もなんだかあまり期待できない出来のような気がして、あのS2までの期待を裏切らない出来映えが懐かしく思い出されますが、なんだかんだ言ってもバッチ君は、シャーロックを演じている時が一番輝いて見えるのは、今のところ間違いないような気がしますので、S4でどういう展開になってしまうのか、半歩身を引きつつも当たり役を演じるバッチ君を鑑賞しようと思っています。

  • 2015/05/25 (Mon) 18:57

    Kikiさん こんにちは。

    そうなんですよね!これってTVドラマなんですよねえ。
    「シャーロック」にしろ「ホーキング」にしろ、ドラマでこれだけの上質なものを作れるBBC凄い。
    ちょっと調べてみたら、イギリスの人たちの受信料の支払い率は100%に近いんですよ。資金がしっかり備蓄されているので、贅沢にお金と時間をかけて作品作りができるのだろうか?なんて思ったり。
    (日本でだってこれくらいのものをコンスタントに作ってくれるなら、毎度「見てないのになんで払わなきゃならないのさ!」なんて文句言わないのになあ)
    「シャーロック」をきっかけにイギリス発のドラマが気になり始めたので、これからいろいろと見てみようかなと思ってます。
    DVD待ちなんですが「ファーゴ」見たいですね~。マーティンも大好き!

    ところでバッチ君の演じる人物に垣間見える「少年性」、私はチューリングにも感じたんですがどうでしょう!?笑うチューリングは「無防備な」「無垢な」子供のようで、こちらもつられて笑い返してました。映画館が暗くて良かった。端からみたら気持ち悪かったに違いありません。

    S3、世間で評判悪いですね~!
    過去の記事を読んできましたが、ここでも散々な言われようで・・・。
    私はある程度内容を把握した状態で見たせいか、楽しく見ることができましたが。
    たしかにS3に入ってからトーンが変わりましたよね。ガチャガチャとうるさくなった気もします。
    そしてメアリー。ちょっと真ん中に入り込みすぎ。
    メアリーの正体を知りつつ見たにもかかわらず、話の運びが凄く唐突に感じました。
    S4ではきっとメアリーは何らかの形で退場するんでしょうが、私が気がかりに思うのは二人の間の子供です。どうするんでしょう?本家の方でワトソンが子供を抱えてホームズと冒険をする・・・なんて描写ないですもんねえ。イヤな感じにならないといいなあ。

    こうやって書き出してみると、私もS3への不満とS4への不安がありましたねえ・・・。
    それでもやっぱりシャーロックというキャラが好きですし、クリスマスまで待ち遠しく思うのです。






  • 2015/05/25 (Mon) 22:07

    はるさん

    BBC製作のドラマやドキュメンタリーは質が高いというのは、昔から定評がありますが、受信料の支払い率も100%近いんですか。アッパレなもんですね。
    日本の場合、あの半国営放送局はシステムに問題が有りすぎるんじゃないかと思えてならないです。取り立て方法や受信料の額についても、もっともっと努力して改善すべきではなかろうか、と。

    マーティンの「FARGO」、面白かったですよ。ビリー・ボブの不気味な男もハマりすぎて何とも言えませんでした。マーティンが小悪党になっていく様子がなかなかナイスです。

    そうですね。バッチ君の少年性はチューリング役にも表れてましたね。シャーロックの中にもあるし、それはバッチ君の持ち味なのかもしれませんね。

    S3は評判悪くてもしょうがないでしょう。急に質を落とし過ぎだと思います。真面目に作ったのはE3だけって、2年も待たせてどういうこと?って気分でした。こんなレベルの作品を待っていたわけじゃないんだけど、何か勘違いしてやしないの?とモファット&ゲイティスにチッチッチ!な気分でした。
    S4で立て直せる可能性はかなり低いと思うわけですが、さほど酷い事にならずに興味が繋がるような出来だったらいいんだけど、と思っています。悪い方に想像してると、それほど悪くない結果になったりするしね。

    ああ、でもワタシ的にはS2が最高でしたわ。あれを凌ぐものはそうそう作れないだろうとは思ってはいたけれども、こんな形で方向が逸れていくとは予想外でした。S4の出来が良ければS3の脱線はなかったものとして、見続ける事ができると思うんですが、う〜ん、どうかな。難しいでしょうね。
    ひとまず、クリスマスのスペシャルは観たいとは思っていますが(笑)

  • 2015/05/25 (Mon) 23:30

    何度もごめんなさいね。

    私もS2が一番好きです。特にE1。
    実はS1はストーリーよりも「この人変わった顔してるなー」って思って、ずっとバッチ君の顔見てました。変なのーでも何が変なんだ?って。
    で、S2E1でハドソンさんが事件に巻き込まれたのを知ったシャーロックがゆっくりゆっくりと怒りの表情を見せるでしょう?
    あそこでやられました。でもあれも変な顔だったけど。
    そして「I AM SHERLOKED」で「ああ、これは最初から見直さねば!!」と思ったんですよね。

    そしてS3。
    映画でも3部作の真ん中が突出していて、3番目は駄作ってよくあるじゃないですか。
    S3がダメダメなのは・・・・最初から決まっていたんですよ・・・もう・・・・しょうがない・・・しょうが・・・・なかったんですよ・・・・。きっと。
    でも私はS3キライじゃないです・・・・。

    噂ではS5まで契約がなされているって聞きました。
    もし、このあと奇跡的に持ち直したとしても流石に私もこの辺でやめとけばいいのにとは思います。
    人気があって10年続いたドラマの、真ん中あたりからの脚本の明らかな質の低下を感じたこともありますし、シャーロックにはそうなって欲しくないですね(ああっ、でもS3がすでにそんな感じになっちゃってますかね!?)。

    モファット&ゲイティス氏にファンの声がちゃんと届くといいのに。

  • 2015/05/27 (Wed) 06:27

    はるさん
    ワタシはS2のエピソードはどれも好きです。特にE1とE3は白眉の出来でした。E3で急展開になってしまうけど、長くシリーズを続けるつもりならS2のE2みたいなのを、もう少し増やせば良かったのに、と思います。つまり、ああいう感じで、原作にもあるストーリーを脚色して作るみたいな感じでね。そういう形で急展開のない日常的なエピソードを増やせば良かったのではないかと。S2が素晴らしかったから、S3は、それを超えられないなら、「バスカーヴィルのハウンズ」的なエピソードばかりでも良かったと思うのね、あんなテイタラクになるんなら。
    S3で顕著になったのはくだらない内輪受けですね。主演俳優の身内を無理にキャスティングして内輪だけで大喜び、みたいな。そんなの方向性が違うでしょうに、とゲンナリしました。話も変な方向に逸れていくしねぇ…。確かにS5までは契約済みらしいので作られるんでしょうけど、モファット&ゲイティスはもっと長く続けたい野望を持っているらしいです。でも、このドラマはそもそもそういう作り方をしてないですよね。バッチ君とマーティンが50代になるまで続けたいとか言ってるけど(オソロシイ。既にダメになってきているのにそんなに長く続けたらどうなることか…)S5ぐらいで止めておくのが賢明だろうと思います。

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