「ブライズヘッドふたたび」(BRIDESHEAD REVISITED)

-斜陽のロマネスク ある家族の肖像-
1981年 英 グラナダTV マイケル・リンゼイ=ホッグ他 監督



イマジカは、放映する映画の作品チョイスでは、折々、ライバル?のザ・シネマの方が面白い事も多いのだが、昨今、TVドラマの放映にも力を入れ始め、最新のものでは米ドラマの「ハウス・オブ・カード」や「ボードウォーク・エンパイア」、過去の名作ドラマ枠では、英国iTV制作のレアな作品や、名作ドラマを放映してくれるようになり、新たな特異性が出て来た。そのiTV枠の中で、ワタシがおお!と膝を叩いて予約録画をセットして収集しているのが、30代前半のうら若きジェレミー・アイアンズの繊細なハンサムマンぶりを鑑賞できる「ブライズヘッドふたたび」だった。

このドラマは、イーヴリン・ウォー(女性のような名前だが男性作家)の原作の連続ドラマ化で、時代背景も大好物の1920〜30年代という事であるし、これまで一度も見た事がなかった若い時代のジェレミー・アイアンズが主演という事なので、美術が良く、映像が美しければ、よしんば脚色がうまくいっていなかったとしても掘り出しモノだ、くらいに思って見始めたのだが、さすがに原作のある作品のドラマ化、わけてもクラシカルな時代物の映像化には定評のあるグラナダTVの制作だけあって、見応えがあると同時に、詩的かつ耽美的、退廃的で、遣る瀬ない哀愁の漂う、英国におけるカトリックという異端の貴族一家の滅び行く姿を、語り部としてその一族の傍らにいた画家(ジェレミー・アイアンズ)の目を通して描いた「滅び」の物語だ。



それと同時に、生まれついて以来、その人を縛って来た強固な価値観(呪縛と言い換えてもいい)から、本当に解放されること、自由になることの困難さがひしひしと伝わってくる作品でもある。ほぼ無宗教に近い日本人にはピンと来ないのだが、プロテスタントが主流の英国においてカトリック信者であるということは、随分と生きづらい事なのだという事が本作を見ていて何となく分かった。カトリックの教義の堅苦しさの尋常ならざる事も。いかな名門貴族の娘でも、カトリックである以上は、同じカトリック教徒から婿を探さねばならず、となれば相手は限られてこざるを得ず、相応な相手探しは困難になるのだ、ということも。

本作は出演者にビッグネームが多いのも特徴で、主人公の画家チャールズ・ライダーにジェレミー・アイアンズ、オックスフォードでチャールズと友人になるカトリック貴族フライト家の次男坊セバスチャン(アンソニー・アンドリュース)の父、マーチメイン侯爵にローレンス・オリヴィエ、その妻であるマーチメイン侯爵夫人にクレア・ブルーム(「ライムライト」のバレリーナ役が有名)、チャールズの父親役にジョン・ギールグッドなどが登場。殊にマーチメイン侯爵を演じるローレンス・オリヴィエは、全11回のドラマの中で、2回ほどしか登場しないのだが、厳格なカトリック信者の妻を嫌い、ベネツィアに逃れて愛人と悠々自適に暮らしている無宗教の貴族という設定で、初老のローレンス・オリヴィエが役によくハマっていた。



そのカトリックの妻、マーチメイン侯爵夫人のクレア・ブルームは、随分まえに「ライムライト」で見ただけだったので、ひとまずキレイという他にはどんな女優なのか特にイメージもなかったのだが、品のいい声と発音の美しい人で、このドラマの中でも朗読のシーンがあるのだが、その上品で美しい英語の響きにうっとりと聞き惚れてしまった。優雅な美しい話し方が出来るという事は素晴らしい事だとつくづく感じた。


クレア・ブルーム

ドラマの前半は、画家を志しつつも、歴史を学ぶべくオックスフォードに入学した主人公、チャールズ・ライダーが、寄宿舎で美しくも風変わりな学友、セバスチャン・フライトと出会い、友情を深める様子が、英国お得意のお上品なゲイ・ムードの中で描かれる。


お耽美ムード横溢 80年代にはこういうムードの英国ものが流行った

後半はセバスチャンの妹ジュリアとの恋愛をメインにチャールズとフライト家との関わりが綴られるこのドラマ。4人いるマーチメイン侯爵家の子供たちは、2番目のセバスチャンと3番目のジュリアが美貌に恵まれ、長男と末娘はそうではない。が、4人それぞれに変わっていて個性が強いことは共通している。ジュリアを演じているのはダイアナ・クイックという女優で、ワタシはこのドラマで初めて見たけれども、若い驕慢な娘時代よりも、不幸な人妻になって、折々諦めたような微笑を浮かべるジュリアを演じる姿が美しく、演技にも魅力があった。
チャールズは若い頃、初めてブライズヘッドを訪れて彼女に会った時からジュリアに恋をしていたが、心の底でカトリックの教義に縛られている彼女にとって、無神論者のチャールズは結婚相手として論外だった。


互いに形骸的なむなしい結婚生活を送っていた二人は船旅で再会する

互いに配偶者がいる身となっていたチャールズとジュリアが、船旅で偶然の再会を果たし、船酔いで船室にこもり切りのチャールズの妻をよそに、船のあちこちで日々寄り添って過ごし、互いの愛情を確認するくだりは、しみじみと物悲しくもロマンティックで、全編のハイライトと言ってもいい。画家としては成功したが、愛のない結婚をして家庭を顧みない男になっている30代のチャールズと、カトリックで名門という事だけに縛られて結婚した夫に裏切られ続け、子供も流産し、苦悩する不幸な人妻となっていたジュリアが船の上で再会し、うねる海の上で、日々、恋愛感情を盛り上げていくさまは、切々としてほろ苦く、哀切なロマンティシズムに満ちている。主にジュリアの方が破戒という重い罪の意識を奥底に背負っているゆえに、その陶酔が余計に苦悩とないまぜになって揺れる波の上で、二人を深くとりまくのである。まさに「大人の恋愛」のドラマ性を絵に描いたような展開で、演出も俳優の演技も、実にその場の情感をしっとりと表現していた。


荒れた海が、奇しくも二人に逢瀬の時間を与えた


ゆっくりと気持ちを盛り上げ、距離を縮めていく二人

キャストも役者が揃っているし、脚本、演出、撮影は完璧。ロケ地も音楽も見事にその世界観を盛り上げているこのドラマの中で、唯一、ワタシが注文をつけるところがあるとすれば、それはセバスチャン役のアンソニー・アンドリュースの美貌度がイマイチ、というところだけだろうか。演技的には完璧にセバスチャンという複雑なパーソナリティを表現していたと思うのだけれども、そのルックスが、美しい!と何度もドラマの中で形容されている割には、う〜む、そうですか? まぁハンサムでないとは言わないけどもねぇ…。なんだか顔がとぼけすぎというか、もうちょっと美しい人をキャスティングしても良かったのではなかろうか、と思ってしまうのである。


カワイイといえばいえるが、素っ頓狂すぎる表情が多い

このセバスチャンという役には、デヴィッド・ボウイ的な美しさと妖しさがあってもいいように思われるのに、アンソニー・アンドリュースには、そういう華がどうにも足りない気がする。ただ、厳格なカトリックの母に育てられ、その教義にはウンザリしていながらも、生来よりよきカトリックにはなれない自分というものを好きになれず、持て余しているセバスチャンのヤケクソっぷりや、酒に逃げざるを得ない深い懊悩は、非常によく表現されていたと思う。演技力を買って、ルックスは二の次になったという感じのキャスティングといえるだろうか。


セバスチャンはこのぐらいの魅力があらまほしきキャラのように思われるのだが…

女優陣では、地味だが見覚えのある顔がひとつあった。それはマーチメイン侯爵家の末娘コーディリア役のフィービー・ニコルズで、彼女は「モーリス」で、暗黒の行く末に怯え、ゲイ道を捨てて通常の結婚を選ぶヒュー・グラント演じるクライヴの妻を演じていた。なんとかテリアみたいな、愛嬌のある目元や顔立ちに特徴があったので、顔を覚えていたのだった。

ドラマの後半のハイライトが、互いに中年になってからの船上でのジュリアとの再会と恋愛とすれば、前半のハイライトは2話目だろうと思う。クリケットの最中の足の怪我を大げさに騒ぎ立てたセバスチャンが休暇中にチャールズを生家のブライズヘッドに呼び寄せ、壮麗なブライズヘッドで二人で勝手気ままに過ごすシーンは瑞々しく微笑ましい青春の輝きに満ちている。
その後、セバスチャンはチャールズを伴って、書類を届けがてら父に会いにイタリアへいく。
マーチメイン侯爵が妻を逃れて優雅に暮らすベネツィアのシーンが素晴らしい。叙情的なベネツィア・ロケと、マーチメイン侯爵のローレンス・オリヴィエ登場で、2話目は特筆すべきエピソードになっている。ここで描かれた、マーチメイン侯爵家が最後の輝きを保っていた時期の、優雅な時代の最後のひとしずくのきらめきが、のちのち印象深く観るものの脳裏に甦ってくるのである。侯爵の愛人カーラがチャールズに語る言葉のなかに、物語の核がひっそりと籠められていたりもする。


ブライズヘッドで気ままに過ごすセバスチャンとチャールズ


ベネツィア・ロケも風情を添えている

第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間の時期の、あの何もかもが優美なフォルムを持っていた時代をよく再現した美術や衣装。ロケ地の素晴らしい景色や建築物など、見ているだけでも嬉しくなってしまう映像に加えて、余韻のある脚本と、物語をいやがうえにも引き立てるジェフリー・バーゴンの音楽が、物語世界にぴったりと合っており、シーンごとの情感を静かにじんわりと盛り上げていた。
今回、HD完全版で録画することができて良かった。「ハウス・オブ・カード」に次いで、イマジカを視聴できる環境で良かったと改めて思った。

ちなみに「ブライズヘッド再び」は2008年にマシュー・グードのチャールズ・ライダーで映画になっているようだが(日本未公開)、このドラマ版をしのぐ出来ではないようだ。未公開だがビデオは発売されたのか、「情愛と友情」というジェイン・オースティン物をもじったような邦題がつけられているが、失敗タイトルであろう。この映画版でのセバスチャンはベン・ウィショーらしい。セバスチャン役は常に美貌度よりも演技力優先という感じなのかもしれない(笑)



このドラマ版でも2008年の映画版でも、マーチメイン侯爵の邸宅ブライズヘッドとしてロケに使われたのは、北ヨークシャーにあるカースル・ハワードで、ドラマ版では壮麗な建物のみならず、建物に併設する巨大な植物園(キュー・アト・カースル・ハワード)もちらっと撮影に使われている。ロケに使おうと思えば、小説世界に出て来るような建物や庭があちこちにある、というのもヨーロッパの強みと醍醐味だなぁ、とこういう映像を観るたびに毎回思う。

完璧な背景や時代考証に支えられながら、あるカトリックの名門貴族一家の滅びを通じて、宗教が人に及ぼす影響や、根強いオブセッションから解放されることの困難さ、軸を失った魂の彷徨や悲恋を描いた、しみじみとした美しい作品。
この作品について全く知らなかったので、今回観る事が出来て良かった。
いまさらながら、イマジカのチョイスに感謝したワタクシであった。

コメント

  • 2014/12/21 (Sun) 03:09

    kikiさん

    こんばんは。
    おぉ〜!!!『ブライズヘッド再訪』のドラマがあったのですか?ク〜、このところイマジカチェックしてなかったから気がつかなかったよ〜。作者イヴリン・ウォーは日本ではあまり知られてないから話題にならないよね。同じカトリックの作家と言えばグレアム・グリーンとか『ブラウン神父』のチェスタトーンなんかは良く読まれていますけどね。私は、敬愛する斎藤兆史先生のご著書やNHKの教育番組でこの文学作品に接して良いなと思っていました。新訳本で読みました。

    で、ドラマ『ブライズヘッドふたたび』ですがimdbみて出演者のメンツのすごさに驚いたわ。kikiさん一押しのローレンス・オリビエ!それにクレア・ブルームなんてもう伝説の人かと思ってたけど未だに活躍されてるんですねぇ。『英国王のスピーチ』でコリンのおっかさんQueen Maryをやってたのね。気がつかなかった。
    マーチメイン侯爵の愛人カーラはステファーヌ・オードランじゃありませんか!アラン・ドロンの『チェイサー』での魅惑の熟女が数年後『バベットの晩餐会』のバベットおばさんになってたのには驚き且つ感心しました。ちょうどこの2つの映画の真ん中あたりでの出演だから、どんな感じなのかな?

    他にもジュリア役のダイアナ・クイックはビル・ナイの長年のパートナーだった女優さんでポワロの『杉の柩』で裕福だけど死んでしまう主人公のおばさんやってた人です。

    チャールズの奥さんには、ジェーン・アッシャーだったのね。ポワロ&ミス・マープルやバーナビー警部(多くのUK俳優人はこのいづれかに出てるよね)等によく有閑マダム役で登場してます。現在、結構流行りのケーキ屋さんを経営してみたいよ。ポール・マッカートニーの元婚約者だった人。

    あ〜見逃したわ。確かにイマジカはセンス良いし夏には長年探し求めてた『戦場の小さな天使たち』(変な邦題。原題の“Hope and Glory”でいいのに)や『逢びき』(これも原題の“Btief Encounter”が好きだけど)を録画できて喜んでたんだけど。

    いつかまた再放送やってくれるかな?

    今、NHKで放映されてる『ダウントン・アビー2』結構ハマって観てます。というかスターチャンネルでもうすでに3までみたけど。先日スペシャル番組で舞台のモデル『ハイクレア城の秘密』を見てなるほどブライズヘッドのお屋敷もこんな風だったのかなと思いを馳せているとこです。
    (実在のハイクレア城の歴史の方がドラマより面白かったりして、笑)

    本当に1920から1930年代って良くも悪くも魅力的な時代ですね。大英帝国の衰退は1870年代頃から始まっていたそうなので貴族の没落は必死の状況。その上戦争が。。。映画の影響でメロドラマと思われている『心の旅路』(原題“Random Harvest”「あてどなき収穫」って方が素敵じゃない?)も第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間のドラマで原作読むと当時のインテリ階級の苦悩や無力感が伝わってきます。

    でも、作者のイヴリンは序文で「1944年には現在のような、英国カントリーハウスを礼讃する風潮など予測もできなかった。・・・いずれは16世紀の修道院と同じように荒れて朽ち果ててしまう運命にあると思えたのだった・・・今日ならば、ブライズヘッド邸も観光客に開放され、建物もマーチメイン卿の時代より入念に管理されるにちがいない。それに、英国の貴族社会は、そのころ考えられた以上に堅固だったのである。・・・」って1959年に書いてます。UKって滅びの美もあるけど、どっこい生きてるって感じがしますよね。なんでもアリね(笑)

    kikiさんとこ来て良かった!私もkikiさんに感謝します。すんでのとこでしらないまま、ということになってたかも。NHK教育(3か月トピック英会話かな)で斎藤兆史先生がピックアップしたセンテンス。ジュリアがチャールズに引導を渡す場面のせりふ

    “Oh, my dear, If you could only understand” を早く聞いてみたいと思っています。
    ついついコーフンしてしまってまたまた長い文章すみません☆

  • 2014/12/21 (Sun) 10:20

    ジェーンさん そうなんですよ。今年はイマジカで秋の初めぐらいからiTV特集というのが始まってね。ポワロはAXNでもやってて、この枠でも放映してるので、あっちこっちでやり過ぎって感じも(笑)イーヴリン・ウォーは名前だけ聞いた事があったのだけど、それまでは漠然と女性作家だと思ってました。確かに日本ではあまり知られてませんわね。

    「ブライズヘッドふたたび」(「ブライズヘッド再訪」の方がより原題に近いんだけど、硬い印象になるからふたたび、にしたんでしょうかしらね)は、とにかくロケ撮影がキレイなのと、配役が豪華な事は特筆もので、ラリー・オリヴィエとジョン・ギールグッドの揃い踏み(一緒に出るシーンは皆無だけど)なんて、ほほぉって感じです。
    クレア・ブルームは昔の人だと思ってたんだけど、けっこう息の長い活躍で、脇であれこれと最近も出てるんですわね。「英国王のスピーチ」の国王のおっかさん役は、ワタシもクレア・ブルームのフィルモグラフィを今回チェックして知りましたが、そうか、あの愛情の薄いお母さん役って彼女だったのね〜、なんてうなづいちゃったりね。

    ダイアナ・クイック、「杉の柩」のおばさん役ですか。そのうちチェックしてみよう。

    ジェーン・アッシャーは、確かにその辺のドラマで見たことある女優ですね。ちょっと歯が出てるのね、向こうの人には珍しく。

    実はまだ放送は全部終わっていなくて、イブの日に最終回が放映されるので、録画して最終回だけでもチェックするというのもありかもですわよ。そのジュリアのセリフも聞けるだろうし。

    連続ドラマについてレビューを書く場合、ある程度回数が進んで、そのドラマの核みたいなものが見えてこないと書けないから、どうしても記事を書くのは中盤を過ぎてからになっちゃうのでね。

    「ダウントン・アビー2」、ワタシも一応見てますよ。何故にそんなに賞貰ったり大人気なのかはちょっと首を捻っちゃうけど、まぁ、普通に面白いですよね。ただ、あの家の長女がすごい美人ということになってるのに、あのデコッパチでシャクレの女優の美貌度がイマイチ過ぎて、設定との乖離が折々気になりますね。こんな事ばっかり言っているようだけど(笑)美しいという設定が重要な役は、ちゃんと美しい人がやってくれないと違和感が増大しちゃうのでね。

    >UKって滅びの美もあるけど、どっこい生きてるって感じがします

    確かにね。なんだかんだ言って、屋敷をキープし続けている名家って未だに数多いですものね。ちょっこらちょいとパーにはなりゃしないんですわ。基本的には、国民性としてそういうものが大好きだから、なんでしょうけどね。

    ともあれ、素晴らしい屋敷や庭がちゃんと残されていることで、ドラマや映画でロケに使われてその存在を知る事もできるし、一般に開放されて実際に我々のような庶民が見学することもできるわけで、やっぱりいいものをちゃんとした姿で残しておく、というのは文化事業として大事な事だと思いますわね、こういうドラマを観たりすると。

  • 2014/12/31 (Wed) 00:12

    kikiさん

    はいは〜い、最終話バッチリ見る事ができました!
    原作通り且つ想像してた通りに描いてあって、あ〜なんとか全編みたいなと切望しております。

    例のジュリアのせりふが大階段にしゃがみこんで言うとは思いがけない演出でした(笑)それとコーデリアがベーコンを取って芥子をつけて食べるシーンも原作通りなんですが、まさか銀(多分)の容器から直接つけて食べるなんて!!「苦しい生活で粗野になり・・・」というくだりがあるけれど、お貴族様のお嬢様ともあろうものが?と言う気分になりました。なお、コーデリア役の女優さんの旦那はなんとこのドラマの監督のチャールズ・スターリッジで息子も俳優のトム・スターリッジなのね。

    あとはマーチメイン侯爵のご臨終の場である「支那の間」は中国趣味をもっと取り入れて『らしく』して欲しかったなと。でも、kikiさんおっしゃるように原作がある作品はやっぱり力があってしっかりしてますね。確かに見応えがあります。

    最後の最後にまたまた訂正です。
    『逢びき』の原題“Btief Encounter” は 勿論“Brief Encounter”のスペルミスです。このところ間違い多くてスビバッシェ〜ン。

    今年もkikiさんのブログ楽しませていただきました。来年も期待してますよ☆
    それでは、良いお年を!

  • 2015/01/02 (Fri) 20:21

    ジェーンさん さっくりと2015年がやってきましたね。今年もよろしくお願いします。

    最終回、間に合いましたのね〜。
    そう、ジュリアのあのセリフは階段に座って、けっこうあっさりと言ってましたね。
    コーディリア役の女優さんはこのドラマの監督の奥さんなんですね。というか、これで知り合って結婚したのかもね。微笑ましい限り。トム・スターリッジはどちらかといえばお父さん似なのかしら。

    支那の間、確かにあまり支那風味が効いていなかったですね。ちょっと中途半端な印象だったかな。紫禁城の皇帝の部屋でもモデルにして内装を頑張ってみれば良かったのにね。でもまぁ、ワタシは突如マーチメイン侯爵が「支那の間」に女王のベッドで寝たい!と言い出して、執事を筆頭に使用人たちが大げさなベッドをパーツにして黙々と運んで行くシーンを見て、しかしまぁ、もう大してお金もないくせに、年老いて病気になって長年見向きもしなかった家に戻って来て、まだこんな我儘が通せるとは…と思ったりしてました。最終回のラリー・オリヴィエの演技はやはりさすが!のお見事さでしたね。

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