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「ありふれた奇跡」 第9回 & 「QOS」追記



なんだかんだで、もう9回にもなっているこのドラマ。
うへ?と思ったり、ちょっと観られる感じに戻ったりと
けっこう毎回ダッチロール状態であるが、
今回はずっと浮きに浮いて、観るたび痛かった陣内孝則が
少し話の中に存在が溶け始めたという気がした。
そして相変わらず、加奈は変な娘であるが…。 
いくら美人でもこの子と付き合うのは疲れそうである。

「どうして二人の事が家族を巻き込んでしまうんだ」と翔太も言っている通り、異様なほどに30過ぎた二人の間に双方の家族が割り込んで干渉するこのドラマ。山田太一は何を描こうとしているんだろうか。家族の事に、もっと干渉して生きていこうよ、だって家族なんだから、という事か。2009年的家族像とは言えない、いつの時代の家族とも言えないような奇妙なありようがザ・山田節のなせる業である。

今回は、なせか突発的に、翔太と加奈が時折行ったカフェのギャルソンが
見せ場を与えて貰っていた。 ちょっと印象に残りましたぞよ。 ははは。

 突如、奇妙な味を発散

しかし、セリフの中ででも 美しい、ウツクシイと繰り返し出てくると、そんなにキレイかなぁ。仲間由紀恵…やっぱり顔はでかいし、脚はかなりのO脚だがのう、などとも思ってしまい、ちっと逆効果なわけだが、仲間嬢は加奈の役には、それなりに合っている、というかあて書きなので合っているに決まっているのだけど。

そして、当初期待した一徳さんがさほどの見せ場もないのに引き変えて、1、2回目は冴えなくて気の毒に思っていた杜夫が、回を追うごとにキャラが書き込まれていっていい感じになってきている。あんなやさぐれたしょうもない女でも、やっぱり女房だった女。なんだかんだ言って愛しているんだねぇ、おとっつぁん というところがしみ出していた今回。

「夫婦なんてものは言葉じゃねぇんだ」というおとっつぁん。
ほんと、そう。
友人や知人で、傍からみると奇妙な組み合わせの夫婦やカップルというのは結構いる。何度も旦那に浮気をされても別れない奥さんやら、奥さんの悪口ばかり言っているのに別れない男、また、傍からみるとドン引きなのに臆面もなく人前でノロケを垂れ流してご満悦の人。
人それぞれだが、縁は異なもの、というのは真理だなぁと思う。

「見るな。父親を、そう見るもんじゃねぇ」

息子の前で照れるおとっつぁんが可愛かった。 そういうおとっつぁんを観て、ずっと不仲だと思ってきた両親が実はなんとなく通じ合っていたんだなぁと知った翔太の、ホっと、白湯を飲んだような表情がまた、可愛かった。杜夫、やっぱり上手いし巧まざるユーモアがにじみでて非常にいい感じ。

そして毎回、加奈のペースに振り回されっぱなしの翔太が、今回は多少の主体性を出したところが、目新しかった。初めて会った事にしましょう、なんて小芝居に付き合わされてオイオイ…、という感じだったが(加奈にもたれられていつまでも動かないので、オイ!と思っていたらおもむろに肩に手を廻した。この妙な間合いがいかにも翔太)

ドラマ自体はともかく、個々の味役者の染み出しす味わいを味わうのがこのドラマの観賞法。
予期せず、久々にこのドラマで杜夫の地力をみせてもらった。
杜夫と井川比佐志の掛け合いは下手な漫才師は裸足で逃げ出すような阿吽の呼吸。なんか、このコンビで番外編が観たいという気もする。


***
話は変わるが、先週、弟が「QOS」を観て来たらしい。
「今度の007になってから初めて観たんだけど、あの人(ダニエルのこと)、すっごくシブイねぇ。いやぁ、カッコよかったなぁ。映画も面白かったよ。ねえちゃん、観た?」と言うのでいまごろ何を言っとるのか、こやつは、と思ったが、「彼の007一作目『カジノ・ロワイヤル』をまだ観てないなら、貸してあげるからとくと賞味してごらん」と「カジノ」を貸し与えておいた。

 シブイ!(Cut2月号より)

「カジノ」を観ていない人は固定概念なしに「QOS」を楽しめるので、余計に面白く感じるらしい。ワタシもレビューに書いた通り、「QOS」は全然悪くないと思っている。ただ、「カジノ」ほどにはハマらない、というだけである。が、ダニエルに関して言えば、「QOS」のダニエルは格段に渋味を増していたと思う。
同性をノックアウトすることが出来れば、ヒーローとしてはまさに金看板の一本独鈷である。ダニエルが男盛りも花盛りに入ってきて、いよいよ研ぎ澄まされて来たという事の顕れかもしれない。この先の出演作はプライムの時期の作品ということになるので、一本一本、慎重に選んでいい仕事を残していって欲しいもんでございます。

コメント

  • 2009/03/06 (Fri) 20:49

    kikiさんから先週分の小話を教えてもらったので、この回はスルリと観れましたニョロよぉ~。(kiki語録より)加奈がホテルに誘った件には開いた口が…驚愕至極!
    それより杜夫おとっつあんです!おとっつあんの裏顔を知ってから、もう回を追う毎にギアチェンジしてますね。
    そろそろ話もまとめなくっちゃなのですが山田センセはどう持っていくのかな?アイルランドロケはあるのでしょうか~~~?笑

    さて、我が弟もQOSを早々に観に行って辛口レビューがメールにて届きました。弟はカジノでハマッタ口。今回は一丁前に脚本がダメだって言ってたわ。笑
    いいじゃないのぉ~、カッコいいんだからねぇ。(あんた、おばちゃんか!)

    • 吾唯足知 #uqr/pqJA
    • URL
    • 編集
  • 2009/03/07 (Sat) 09:02

    吾さん、スルリと観られて良かったにょろよ~。
    加奈の突拍子もない自分ワールドはますます嵩じている気配なれど、今回は振り回されずに自分を保った翔太が、やっと少し主体性を持って見えましたなぁ。いつも主体性がなさすぎなんだけど…。杜夫のいい具合な飛翔度合いが見ていて快いですね。かっとんでますね。いい感じです。
    あと、今回加奈親子がセンチュリーハイアットだか京王プラザだかパークハイアットだかで憩うシーンがあったけど、あそこに向かうあのちびっこなおっかさんの大きなバッグが毎度滑稽で。どうもあのおっかさんはダメだわ…。なんだか、アイルランドロケで締めくくるって事もありそうね。最終回はきっと妊娠の兆候で終わるんだと思うなぁ。ふふふふ。
    さて、吾さん弟は「カジノ」ファンで「QOS」が駄目というクチだったのねん。うちの弟めは「カジノ」を観てどうだったのかまだ感想を聞いてないんだけど、「QOS」が面白かったら「カジノ」がダメなわけはないので、きっとハマると思うわ。むほ!

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