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「ファッションが教えてくれること」(THE SEPTEMBER ISSUE)

-アメリカン・ヴォーグはUKの女性が動かす-
2009年 米 R・J・カトラー監督



たまにモードな写真を眺めたりするのは嫌いではないが、ワタシは基本的にファッション誌は見ない。行きつけのヘアサロンでも、雑誌はファッション誌以外のものを、とお願いしているので、ワタシの前に置かれるのは大抵、CREAの旅行特集か、東京カレンダー、Cut、SWITCHあたりになる。ファッション誌は広告が多くてやけに重く、「流行」にさして興味のないワタシには表紙を見ただけでゲンナリする代物だ。だからこのドキュメンタリーも公開時は完全スルーだった。

例の「プラダを着た悪魔」も、公開時にはスルーで、CSなどに降りてきてからおもむろに見たワタクシ。映画は面白かったが、メリルの演じた編集長のモデルは、60年代のヴォーグ黄金期を築き上げた伝説の女編集長ダイアナ・ヴリーランドだと勝手に思っていたのだが、80年代末から編集長を務めているアナ・ウインターがモデルらしいと後で知った。


60年代のヴォーグを仕切り、ハイファッション界をリードしたダイアナ・ヴリーランド

それを知ってもあまりこのドキュメンタリーを見てみたいとは思わなかったのだけど、その後、「ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(原題:SCATTER MY ASHES AT BERGDORF'S)」(2012)というドキュメンタリー映画を見た時に、なんとなく、「ファッションが教えてくれること(原題:THE SEPTEMBER ISSUE)」に興味が湧いてきた。

そんなわけで、先日BSで放映されていたのを捕獲して見てみたら、当代の名物編集長アナ・ウインターよりも、彼女の右腕として働くクリエイティブ・ディレクターのグレイス・コディントンの才能とセンス、そして彼女自身の表舞台から裏方への転身人生の方に、ずっと興味が湧き、惹きつけられた。

アナ・ウインターは確かにアイコニックでフォトジェニックでカリスマ性を持っていて、自身が「ヴォーグ」の広告塔のような編集長である。「ヴォーグ」=アナ・ウインターという図式は定着して久しい。彼女は見栄えのするルックスの持ち主で、自らがセレブというだけではなく、もちろん編集長としても有能で、けして雑誌としては安くない価格の「ヴォーグ」の売上げをガンガンと伸ばしているから特別扱いのカリスマとして君臨しているのである。数字がついてくるから彼女の発言には重みがあるのだ。彼女の指示に従えば売れるから、皆、彼女の判断に一喜一憂する。切り捨てられて泣き、取り上げられて随喜の涙を流す。それは直接的に成功/不成功と結びついているのである。



アナ・ウインターは自分でも言っているように、格別、流行を予見するセンスがあるわけではないだろうし(やたらな毛皮偏愛とか)、飛び切りアーティスティックなセンスがあるわけでもないのだと思うけれども、「売れる雑誌を作る」ということにおいて、直感的なひらめきと決断力を持っていることは間違いない。とにもかくにも、彼女が舵を切る方向に流行がついていく、とでもいうような強い牽引力を持っているのは確かだろう。例えば、撮影の現場を仕切ってグレイス・コディントンのように印象的で美しいページを作ることはおそらくアナには出来ないのだろうが、雑誌全体の方向性を決め、ヴォーグらしさを失わずに売れる方向に舵を切る、という判断力においては、おそらくグレイスなど足元にも及ばないだろう。適材適所。人にはそれぞれ役割というものがある。

今回、このドキュメンタリー映画を見ていて、アナとグレイスが二人ともUK出身である、という事に「へぇぇ〜」と思った。アナは半分アメリカ人(母方)らしいが、生まれ育ちはロンドンで、父親もジャーナリスト。4人きょうだいの3番目で、兄、姉、弟は各々の分野でしっかりと立派な仕事をなさっているらしい。
アナはロンドンでファッション誌の編集者としてスタートし、本家のヴォーグとUK版ヴォーグで編集者としての腕を磨き、実績を積み上げて、88年から本家のアメリカン・ヴォーグの編集長になり、今日に至るとか。
「流行とは、前に進むことだ」というアナは、新しい若い才能を発掘する直感に優れているらしい。また、セレブを表紙に起用して売上げをガーンとUPさせた。そういう商売勘のようなものには動物的と言ってもいいような鋭い閃きがあるのだろう。なんだかんだ言っても商売であるからには、雑誌も売れてナンボである。どんなに綺麗な誌面を作っても売れなければ何の意味もないのだ。



アナは愛想なしで、常にサングラスをかけ、黒柳徹子もびっくりなほど何年もヘアスタイルが変わらないセレブだ。ヅラなの?と思ってしまうほど、いつも同じ長さ、形のショートボブである。痩せて長身で何を着てもよく似合うし、今年(2015年)65歳だそうだが、外見的には45歳ぐらいな感じでストップしている(いつまでそのまま行かれるか、見物させていただこうと思う)。2代前の伝説のヴォーグ編集長、ダイアナ・ヴリーランドの衣鉢を継ぐ、自らがセレブで広告塔でもある名物編集長である。ファッション業界において、「アリ(IN)」「ナシ(OUT)」をツルの一声で決める、そのありようにおいて、彼女とよく似たような立場の女性にバーグドルフ・グッドマンのファッション・ディレクターであるリンダ・ファーゴがいる。この人については、「ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート」で見たのだけれども、UK出身でクールで無愛想なアナに対するアンチテーゼのような女性だ。あまた居るデザイナーから誰を選び、星の数ほどある商品の中から何をピックアップし、スポットを当てるのか、を決めるという意味では、彼女達の仕事は共通していると思うが、リンダはフレンドリーで飄々としている。そして、かなり特徴的なシルバーヘアのボブなのだが、ボブであるという事からか、よくアナに間違われるらしい。リンダは「アナに間違われるなんて光栄よ」と気さくにのたまっていたが、この人は、ガバっと大きな口までも、いかにもアメリカンで、アナはUKの人だな、という感じがして面白い。



ワタシはそもそもガルボ様のファンであるぐらいなので、氷の女王系の女性は好きである。その人が、そういうイメージをいかにもピッタリと着こなしていさえすれば、だけれど。似合わない人間が氷の女王を気取っても滑稽なだけだが、もちろんアナ・ウインターにはよく似合っている。それに、このドキュメンタリーを見た限りでは、思ったほど権高な感じでもなかった(カメラが入っているので多少、加減してもいるのだろうけど)。
自分の意図するところから相手が外れている、という場合に、表情や目には「あら、なんなの?それ」という色がアリアリと出てはいるのだが、態度や口調はクールだがエレガントである。常にエレガントで涼しい感じなのである。それがアナ・ウインターの核なのかもしれないと思った。
それにしても、ファッションショーで常に最前列に陣取って、ランウェイを見据えているのはいいが、あんな濃いサングラスをかけたままでは服の色がちゃんと見えないのでは?と思ったりもした。いいのか?あれで。



誰の意見も聞かないアナが、下でに出て娘の意見を聞いていたのにはちょっと笑った。子供はアキレス腱らしい。そういう部分がちょっと可愛いのかもしれない。

*****
グレイス・コディントンは北ウェールズの出身で、ハイティーンでモデルとしてデビューした。現在のグレイスの容姿を見て、かつてモデルだったと喝破できる人は居ないと思うが、60年代初頭の若きグレイスは非常に美しく魅力的なモデルだったらしい事がスチール写真から窺える。おそらく、20代の頃はアナよりもグレイスの方が、ずっと垢抜けて美しかったのだろうと思うが、グレイスは不運にもモデルとしてロンドンで数年活躍したところで交通事故に遭い、引退を余儀なくされた。頭からバックミラーに突っ込んだとのことで、何回も整形手術を受けたらしい。


ヴォーグのクリエイティブ・ディレクター グレイス・コディントン


ヴォーグでモデルをしていた若かりし頃のグレイス

美しかった女性が事故で顔に損傷を受けたら、そのショックはいかばかりかと思うが、この人が凄いのはそれから以後。もともと、モデルにも編集者にも興味はなかったという彼女だが、モード写真を眺めるのは少女の頃から好きだったらしいので、モデル引退後、雑誌の作り手側に回るのは自然な流れだったのかもしれない。UK版のヴォーグにジュニア・エディターとして入り、努力しながらステップアップしてきた。20年前に、アナと同じタイミングでUKからアメリカに移り、以来、本家のヴォーグで第1線のクリエイティヴ・ディレクターとして活躍している。

この人が画面に映ったのを見た時、ぼうぼうの赤毛のロングヘアに眉毛なしのすっぴん顔で常に黒い服を着ている姿に、「なんか…マクベスに出てくる魔女みたいな人がいるけど…」と思ったのだが、ずっと観ていくと、ワタシはアナ・ウインターよりもこの人の方に惹きつけられていった。殊にも、この年の9月号(原題のTHE SEPTEMBER ISSUE)で、グレイスが提案して手がけた「1920年代特集」のページがあまりにもワタシの好みのテイストにハマっていて、彼女の狙っているところや目指しているものがヒシヒシと伝わってきた為、この人のセンス好きだなぁ、と、彼女の作るページに強い魅力を感じた事が大きく作用したのだと思う。


20年代風の衣装をつけたモデルたち

が、どれだけいい写真を撮っても、アナ様の一声でボツになってしまったりするわけで、5ヶ月前から準備を始める、特別な1冊である9月号の特集(9月というのはファッション業界では格別な月で、9月号は殊更に重要視されるらしい)は、どれが生き残り、どれがボツになるのか、締め切り直前まで分からないのである。
グレイスもその時々で、苦労して撮影した特集がボツになったり生き返ったり一喜一憂させられるのだが、1920年代特集がいっときボツ組に入れられた時には、「なぬ〜〜〜!?」と見ていてワタシも義憤を感じた(笑)最終的には甦ってよかったですけれども…。

アナはカラフルな生地の服を好み、写真は輪郭のクッキリしたシャープなものを良しとする。一方、グレイスはその特集によって写真のタッチを自在に変える。雰囲気重視で、ソフトフォーカスが合っていると思えばアナの方針に合わなくてもぼかし気味に撮る。そして、気合の入った写真をアナ様にボツにされたりする。

アナ・ウインターとグレイス・コディントンは、意見の合わない事は多々あるが、互いに相手の凄いところ、自分にないところをちゃんと認め合っている(長い時間をかけて認め合えるようになったらしい)。仕事をする大人の女性同士が、コンチクショウ!と思う事はたくさんあっても、こういうところは流石だね、と互いに認め合えるというのは、なかなかカッコイイ事だと思う。

そして印象的だったのは、ヴォーグは各セクションのディレクターの年齢層が軒並み高めな事。一線で活躍している女性たちは50代〜60代、さらには70代ぐらいの人まで居そうな気配で、40代なんてまだまだ小娘って感じなんだろうねぇ、と思った。バーグドルフのドキュメンタリーにも、上顧客向けのパーソナルな営業を行う、日本でいう、いわゆる外商部に当たる部署でトップの売り上げを誇る女性が紹介されていたが、その女性も70代ではなかろうかと思われるのだが、ずっと前からバーグドルフでTOPの売り上げをキープしているらしい。毒舌で断定的だが、高いものをサクっと売ってしまうという。世の中には凄い人がさりげなく存在するものである。
年齢関係なしに現役を続ける人は、他の追随を許さない何かを持っている人に限られるわけではあるけれども、世間的な定年なんて概念とは無関係に、自分の才覚と感性がまだ衰えていない、と思えるうちは現役で一線で仕事を続ける(または続けられる)環境/状況というのはカッコイイなぁ、と感じた。彼女たちぐらいに登りつめたら、引き際は自分の裁量である。
それは幾つになってもTOPをキープしていられる人だけの特権であるだろう。

*****
今年は何が流行るだの、流行らないだのには相変わらず興味が湧かないワタシなのだけど(流行に関係なく好みのスタイルをキープする、という方が自分に合っている気がする)、グレイス・コディントンの作る創造性に溢れたアーティスティックなページは、時折パラパラと見てみたいなぁ、という気分になった。彼女が手がけたページを集めた本がありそうなので、ちっと高いんだけどお取り寄せでそのうち買ってしまうかも…。ふほほ。


グレイスの手がけた特集の1枚。ここまで来ると、もはやただのファッション写真ではない

*****
余談だが、アナ・ウインターの21歳ごろの写真が紹介された時、「プラダを着た悪魔」の、垢抜ける前のヒロイン(アン・ハサウェイ)にどこやら似ていなくもない気がした。

コメント

  • 2015/10/04 (Sun) 12:48

    kikiさん、北海道からこんにちは。
    ファッション。
    わたくしは自分の着る服はここ数年新調してなくて、四季が変わるごとにタンスから去年も着てた服を引っ張り出す…といった具合で、「ああ…あと少しでレザーが着れるなぁ」とか「これはもう今年までだな…」とかジミ~にやってますが、ことファッション誌を眺めるのは、職業柄良くしております。
    各ブランドの広告を観る時間も楽しいもので、日本版ヴォーグよりも欧米のテイストを好みます。
    モデル(特に本業よりも有名人/芸能人の方)の体型が加工されるのはいた仕方ないのですが、そばかすや肌の色などを無修正で見せるやり方が何となく好きなんですね。
    日本にはそばかすがある女性が少ないから加工修正されますが、欧米の読書たちにはそばかす持ちや肌の色も個性だったり、自然に即したものなのでそのままだったりします。

    ところで決して自慢話ではないのですが、わたくしが通った大学は世界で活躍しているファッションデザイナーを多く輩出している(ジョン・ガリアーノとか、アレクサンダー・マックィーンとか、ポール・マッカートニーの娘とか)大学なのですが、ロンドンの中心にあるそのキャンパスには、記事内に出ているアナ・ウインターが時々外部講師だったり、講演で来ていました。
    彼女はそういう意味で同じ空気を吸ったことになりますが、決して同じ世界にいる感じはしませんでしたねー。苦笑
    ただ、ただならぬ自信とビジネス感覚を携えた顔つきと身振り、話し方がとても印象に残っております。

    ファッション界は今やルイヴィトングループの傘下となった沢山のブランドやデザイナーが、来年の流行、次の流行を全て牛耳り、次の流行色から生地、スタイルまでなんでも指示通りの世界になってしまっていて、その裏にはアラブのオイルマネーが横たわっています。
    そういう意味では各デザイナーの仕事も面白くなくなっているなぁと思ったり…。
    しかし、ファッションとは単なる「作る流行」以外にも政治や社会、文化、芸術の主義主張により突然湧き上がるものでもありますし、それは主に若い世代から生まれることもあり、アナ・ウインターも若者の話に耳を傾けるのはビジネス的にも大切なものなのかなと思います。
    街に出て、どんな人間が歩いているか、歪で不快でも新しい物が何か動いている。
    デザインもアートも最初はどれも人を不快にさせるものですしね。

    ちなみに我が母校出身者には日本でも有名な掃除機のダイソン氏、家具インテリアのコンラン卿、精神分析学のフロイトの孫ルシアン・フロイト(画家)、そしてこのkikiさんのブログにも度々登場するコリン・ファースも出身者に数えられております。
    007のピアース・ブロスナンやトム・ハーディも…ですけどね…。笑

  • 2015/10/04 (Sun) 18:54

    sanctuaryさん
    おお、北海道にいらっしゃるんですね。もう、かなり涼しい感じでしょうね。朝晩は寒くなってきていましょうかしら。

    欧米のヴォーグは一味もふた味も違うんだろうなぁ、とは思います。向こうの雑誌はあまりソバカスなどは修正しないんですか?日本のはモデルの肌などフォトショで弄りまくってグラスファイバーみたいに不自然にツルツルですよね。こんなに毛穴が見えないとサイボーグみたいだわよ、とたまに思ってしまいますが…。

    sanctuaryさんはロンドンに留学されていたんですのねん。いいですね。充実した学生生活を送られたんだろうなぁと拝察いたしますわ。sanctuaryさんの母校でアナ・ウインターが講演したりするんですね。そういえば彼女の最初の旦那さんは学者でしたっけかしらね。
    「ただならぬ自信とビジネス感覚を携えた顔つきと身振り、話し方」 、想像つきますわー。でも、このドキュメンタリーを見ていて感じたのは、アナはかなりのファザコンだ、という事でした。父親に認められたくて仕事をしている、というか、父親と同じように常に冷静に仕事をする人間でありたいと思っているんだな、という感じが強くしました。アナの歳まで自分の父親が憧れの偶像である、という事は、ある意味大したもんだな、と思います。アナのお父さんが(笑)

    ファッション界では、ルイ・ヴィトンがそんなに一大帝国を築いているんですか。ふぅん、なんか、そこだけに牛耳られて色々な事が決められたら、若い人はやる気をなくしそうですね。

    sanctuaryさんの母校の出身者は成功している人が多いですねー。ちょっと見たら、さりげにジョン・シムなんかも卒業生なんですね。コリンが卒業生なのは納得ですが、ピアース・ブロスナンてあまりアカデミックに演劇を学んだ人じゃないような気がしてたんだけど、お見それしちゃってたかも。ふほほ。

  • 2015/11/22 (Sun) 23:12
    はじめまして。

    もう何年もこちらのブログを拝見しておりますが、コメントを書くのは初めてです。手が震えます(笑)ほほ

    わたくしは、kikiさんにはだーいぶと影響を受けております!
    オススメの映画、場所、俳優、なにかと共感する事が多く、kikiさんが仰るなら間違いなかろう。と常々思っております。
    そして今回やっと、kikiさんより早くにみたことがあった作品だった為、コメントしたしだいです。き、きんちょう。


    公開当時、ファッションオタクの私はいそいそと見に行きました。ついでに映画もオタクとまではいきませんが見る方です。

    グレイス、アナと相対する2人ですが、お互い役割を納得していてみていてすがすがしかったです。
    しかしこの2人がいなくなったら、アメリカンヴォーグてどうなるの?と真剣に思いました。後継者がパッとしません。
    忍耐、我慢のともなう職場のようなので、うつりかわりが激しいのでしょうか。


    この映画を見て、ファッションとは?と自問自答してしまいました。
    着飾る、見栄を張る、そういった事も含めて、
    人間のコミュニケーションのツールの一つ、みたいなことでしょうか。。
    自分で問いながら、全く答えはでないままですが(笑)



    kikiさんのオススメする作品、これからも本当に楽しみにしています!


    kikiさんがお好きなので、私には未知の俳優、三船敏郎も大好きになりましたし、(勿論、としちゃん、と呼んでおります。)
    昭和の素晴らしい女優達にも詳しくなれました。

    最近、たまたま73年のジャッカルの日、をみたのですが思いがけず非常に良く、
    これはキキさんだろう
    とブログを拝見しましたら、やはりお書きになられてました。あんな名作だとは知りませんでした!

    ああ、長くなりました。
    また書きます!

  • 2015/11/23 (Mon) 22:11

    すいれんさん こんばんは。
    長らく愛読してくださっているとのことで、ついに初コメント、ありがとうございます。
    こういう瞬間が、ブログをやっていてとても楽しい瞬間のひとつです。

    ワタシの影響は、ほどほどに受けてくださいね(笑)何しろ、独断と偏見に満ちておりますからして。ふほほ。まぁ、ブログなんて独断と偏見を語るところだと思っているので好きなように書いているわけですが、あまり毒されないようにしていただいた方が無難かも、でございます。

    で、このドキュメンタリーですが、本当にねぇ。グレイスとアナが去ったら、アメリカン・ヴォーグは停滞しそうですわね。グレイスは70代だし、アナも60半ばということで、二人ともけっこうなお年ながらも頑張ってはいるものの、終わりはいつか来るものですしね。グレイスが去ったら、あのアーティスティックで雰囲気のあるページは全部作れなくなるんでしょうね。年齢的にもアナの方が長く続けるだろうとは思うけれど、まず、グレイスが引退したところで、ヴォーグ的には1つの時代の終わりとあるクオリティが守れなくなるという事態が訪れるんでしょうね。

    そして、すいれんさん。敏ちゃんの映画も観ていただけたんですね。きゃ〜。それは嬉しゅうございます。そうなんです。昭和は素晴らしい女優がたくさんいます。俳優も。日本映画は古ければ古いほど質が高いです。どんどん観てください。

    「ジャッカルの日」、面白いですよね。長い映画なんだけど、面白くて中だるみもなくずーっと入り込んで見ちゃいますね。ワタシはあれを観てると欧州を車で旅したくなって困ります。

    また、いつでもコメントしてください。
    楽しみにしております。

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