「ありふれた奇跡 第10話」



なにやら、段々とラストに向けて流れが見えてきた観のある今回。
浮きに浮きまくって見るのもイタい感じだった陣内クンもどうやら落ち着きを取り戻し、再生への道を歩き始めたという事で めでたし、めでたし。
杜夫父ちゃんのキャラが立ってくるに従い、当初は物分かりのいい柔軟さをもっているようだった井川爺ちゃんの意外な頑なさが徐々に目立ってきていたが、石女(うまずめ)は嫁に出来ん!と時代錯誤な独断を押し通そうとするあたりから、あれれれなガンメイコロウっぷりが炸裂。翔太家の全てのマイナスの元凶は爺ちゃんか?四角い顔に金壺眼で、無職トウメイの陣内クンをあしらうあたり、なかなか人が悪いな、爺ちゃん。一徳さんと爺ちゃんが人の悪さではいい勝負になってきたようだ。

翔太の父ちゃんと母ちゃんは、なんだかんだ言いつつも夫婦漫才のように仲がいい。そうか。母ちゃん家出の陰に井川爺ちゃんのセクハラありだのねん。杜夫父ちゃんと、やっぱりなかなか面白い緑子母ちゃんの貧しげなアパートの夫婦善哉な様子を観ていると「異人たちとの夏」のアパートのシーンなどちらっと思いだしたりもした。

前回あたりから、ずっと頼りなく主体性がなかった翔太が徐々にきっぱりした物言いをするように
なっているのも計算されてますねぇ。少し男らしくなってきた模様。不況で仕事はないけど。

今日はカフェのシーンがなかなか面白かった。
ギャルソンを相手にゴネる客の様子をそれとなく暫く画面の中に入れながら、手前で翔太と加奈の会話が訥々と進行する。面白い演出だ。
そして、このカフェで衝撃のニアミス。 ひゃ???、シルヴァーナさんったら!
ワン・コォフィィー ってちょいと、シルヴァーナさん!
(このシーンを観ていて、カフェ稼業は猛烈に豊富に人間ウォッチングできる職場だのねん、などと改めて気付いた)
そんなシルヴァーナさんを背後からゴネた客が興味深々で見つめていたりして
あはは、今回はいつにもない面白い演出だった。
こりゃ、シルヴァーナさんの秘密も来週までの命か。

それにしても、なんだって加奈はそんなに床をお急ぎなのか。
そんな加奈の勢いに押しまくられて翔太がまた「押しきられる男」に戻りかけた時、加奈の手に赤ん坊がもたらされる。 …ふぅん、そういう結末か。
でも、幕切れは、加奈が妊娠した、かも、というところで終わるとワタシは踏んでいるんだけど。さてさて、いかがなりますことか。

なんだか、周囲のじじばば、双方の父ちゃん母ちゃんの右往左往に巻き込まれる形で、若い二人が煽られて、アレヨと言う間に結婚だの、コドモだの、という狭い三角コーナーに追い込まれたという感じのこのドラマ。最後に少し、若者たちは強い自己主張をするのかな?
いずれにしても来週は最終回。翔太と加奈の披露宴に、オヤジ二人が女装で登場、なんてのはありか、ナシか。

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