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「ブリッジ・オブ・スパイ」(BRIDGE OF SPIES)

-信念のスパイと”普通の男”-
2015年 米 スティーヴン・スピルバーグ監督



スピルバーグは山田洋次と同じで、上手いし、確かにいい作品も何本か撮っているが、どうも何かが引っかかる監督ではある。ゆえに、常にかなり引いて眺めるという感じであろうか。けれどもスパイ物には目のないワタクシ。冷戦時代の実話の裏話、しかもコーエン兄弟が脚本を手がけているとなれば、これは見ないわけにはいかない。というわけで、「ブリッジ・オブ・スパイ」を観てきた。

※例によってネタバレはアリアリですので、見るまで何も知りたくない方は読まないでください。


スピルバーグとトム・ハンクスがコンビで送り出した作品というと、やはりあの「プライべート・ライアン」や「バンド・オブ・ブラザース」などがすぐに脳裏に浮かんでくる。そして、「プライべート・ライアン」といえば、冒頭のノルマンディー上陸作戦の、まるで観客が戦闘を疑似体験するのに近いような臨場感溢れる戦闘シーンが圧巻だ。
あんなものすごい戦闘シーンではないけれども、今回の作品にも、ごくさりげない場面で、自分があたかもトム・ハンクスのすぐ後ろに立っているような、あるいはスクリーンで行われていることを自分がリアルにその場で目の当たりにしているような錯覚を起こすシーンが幾つかあった。スピルバーグの作品に時折現れる、あのさりげないが実にリアルな臨場感は、カメラワークと音響効果の相乗作用によるのだと思うけれども、何が具体的に他の監督の撮るものと違うのか、技術的な事は全く分からない。しかし、スクリーンに映し出された映像を見ているのではなく、自分がその中に居るような感覚を時折起こさせるような画面を作り出せる人であることは間違いない。
今回の作品を観て改めて感じたのは、3Dなんか全く必要ない。映画は2Dの文化である、ということだ。2Dでこれだけの臨場感を生み出せるのに、わざわざチャチな飛び出しなどのケレンを用いる必要はみじんも無いのである。

前置きが長くなったが、梗概は以下。
米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。ルドルフ・アベルという男がスパイ容疑で逮捕される。国選弁護人として彼の弁護を引き受けたのは、保険を専門に扱う弁護士ジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びるドノヴァンだったが、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。5年後、アメリカの偵察機がソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットのパワーズがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパワーズを救い出すためにアベルとの交換を計画、その大事な交渉役として白羽の矢を立てたのは、軍人でも政治家でもない一民間人のドノヴァンだった。交渉場所は、まさに壁が築かれようとしていた敵地の東ベルリン。身の安全は誰にも保証してもらえない極秘任務に戸惑いつつも、腹をくくって危険な交渉へと臨むドノヴァンだったが…。(all cinema onlineより)

この映画は、他の誰よりもルドルフ・アベルを演じたマーク・ライランスが光っていた。飄々として感情を表に出さない。けれど、人を食っているわけでもなく、冷淡なわけでもない。淡々として、自分がすべきことをなし、守るべき秘密はどんな誘惑にも負けずに守り抜く。気負わずに、飄々と。下がり眉毛の下のとぼけた眼差しで、何かしら達観したものを窺わせるライランスの演技と存在感が良かった。



冒頭、画家を装っていたアベルがスパイ容疑で捕まるまでのシーンに、例のスピルバーグ的臨場感がまず発揮される。地下鉄に乗って移動するアベルを追うFBI捜査官。人混みの中を見失ったり、また見つけたりしながら地下鉄構内を進む。このシーンなども、自分も地下鉄構内に居て人混みをかき分けて進んでいる臨場感があるし、FBI捜査官が地下鉄から地上に階段を駆け上がってくるシーンも、自分が階段の上に居て、駆け上がってくる男を直に見ているような感覚があった。

こうして捕まったソ連のスパイ、アベルに、アメリカは公正な裁判を受けさせる国である、というポーズを世界に示すために、形ばかりの国選弁護人を立てようということで選ばれたのは、保険専門の弁護士、ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)だった。判決は最初から決まっており、形ばかりの裁判の、形ばかりの弁護人として法廷に立てばいい、と判事から依頼を受けるドノヴァンだが、人権擁護派である彼は、いかに敵国のスパイといえども、形ばかりの裁判で死刑にしていいわけもない、と違法な捜査による証拠の無効を訴えたり、弁護士として依頼人の権利を守るべく真面目に職責を遂行する。
そこには、寝返ればCIAで高給優遇するという勧誘を断り、一言も機密を漏らさないアベルという男の、飄々とした表情の裏に隠された強い信念を、ドノヴァンが感じたということがあったのかもしれない。



一介の保険専門弁護士であったドノヴァンが、なぜ名目だけの予定とはいえ、ソ連スパイの弁護士に選ばれたのかという点だけれども、ドノヴァンは元OSS顧問弁護士だったらしいので、そういう経歴から諜報員の弁護人には打って付けだと判断されたのだろう。ただ、それは映画の中では語られていなかったように思う。ドノヴァンはある日突然、半ば強制的にソ連スパイの弁護を押し付けられるのであり、引き受けた彼が真面目にアベルを弁護しようと奮闘すると、アメリカ当局は想定外の事だったため、強い難色を示す、という点はしっかりと描かれている。
アベルの任務がアメリカの原子力施設の情報を集める事だったせいもあり、弁護や裁判など必要ない、ソ連のスパイは即刻死刑にしてしまえ!という国民感情が渦巻いていた当時、アベルの弁護を引き受ける事は国民の敵になる事でもあった。
しかしドノヴァンは覚悟を決めてアベルの弁護に臨み、もし今後、アメリカのスパイがソ連に捕まった場合に、アベルと交換するという条件で有利に交渉できる、というメリットを判事に認識させ、アベルの死刑を回避させる。



その5年後、諜報活動の一環として航空写真を撮っていたアメリカの偵察機が撃墜され、パイロットのパワーズはパラシュートで脱出したもののソ連に捕まる。機密を漏らさないために危うくなったら飛行機を爆破し、自らも死ね、と命じられていたパワーズだが、飛行機は爆破したものの、命令されていた自殺はせず、捕らえられてしまった。
ドノヴァンが数年前に予測した通りに、スパイの交換が検討される事になり、その交渉役として再びドノヴァンが指名される。一介の民間人であるにもかかわらず、ドノヴァンは危険な東ドイツに(まさに東と西を分断する壁が築かれたばかりのベルリンに)赴く事になる。

ドノヴァンにはCIAも同行するのだが、自分たちは矢面に立てないから、と交渉を全てドノヴァン一人に押し付ける。おまけに火の気もない寒くて薄汚いアジトにドノヴァンを泊まらせ、自分たちは西ベルリンのヒルトンに滞在するという。なんだそれは!ふざけるな!と見ていてこっちも叫びたくなった。この映画には、随所にこうした国家権力の横暴さ、身勝手さが辛辣に描かれ、それに対して、無力な筈の一個人がいかにプライドと尊厳を持って自己の使命を全うするか、があざといまでの対比をもって描かれている。

実話だということがなければ、嘘でしょう?こんなの。主人公の弁護士をヒーローにしようと思ってさ、と勘ぐってしまうところだけれども、実話というファクターは強い。
50年代のアメリカというのは国力も絶好調で、最もアメリカが強かった時代だ。それと同時に赤狩りなども吹き荒れて、反米的な活動には強い制裁を行っていた強権的な時代でもある。必要とあれば国家の名のもとに、民間人を徴用、使役して、どんな危険な目に遭わせても構わないという考えが当然のようにまかり通っていた時代でもあったのだろう。どこからどう見ても理不尽な重責を背負わされて奮闘するドノヴァンには、時代という事もあるけど、よくまぁ引き受けたねぇ、とため息が出る。
それを、アメリカにおける善意の象徴みたいな存在になってしまったトム・ハンクスが演じるわけである。図式的といえば、これ以上図式的なキャスティングもないわけだが、まぁ、トムハンは演技的にも問題なく、きちんと求められる人物像を演じていた。大昔ならヘンリー・フォンダが演じたかねぇ、というような「アメリカの良心」的な役どころだ。
トム・ハンクスも若い頃にはキュートなコメディアンだったんだけどねぇ。「マネー・ピット」とか「パンチライン」の頃を思い出すと、まさに隔世の感がある。サタデーナイト・ライブに出ていたコメディアンが映画に出てきた、という印象が強かった80年代半ばごろを思えば、この人は随分と飛躍した。


80年代のトムハン ダン・エイクロイドの弟分みたいな存在で、エイクロイドよりカワイイじゃんという感じだった

いまや、ポジションとしてはミスター・アメリカと言っても過言ではないところにいると思う。ずっとおちゃらけた役ばかり演じていた、キュートなコメディアンだったトムハンを「フィラデルフィア」の主役に抜擢したのは誰なのか知らないが、あれでオスカーを獲ったことで、トム・ハンクスのその後は大きく開けたわけである。



*****
スピルバーグの醸し出す「臨場感」は、東ベルリンの描写でも遺憾なく発揮される。突如、街に壁が築かれ始め、壁に近い人は建物の窓から壁の向こうに飛び降りて西側に逃げることができただろうが、大半の人は何が起きたのか把握する前に東側の人間にされてしまったんだろうなぁ、という感じが如実に伝わってきた。
当時、西ベルリンから東ベルリンに壁を跨いで運行している電車があったなどということも知らなかったが、ドノヴァンはその電車に乗り込んで、単身、危険な東ベルリンに入るのである。それにしても、民間人一人に危険な任務を背負わせて、CIAはただぬくぬくとヒルトンなんぞに泊まって、待つだけかよ!と唖然とした。そんな丸投げってありなのか?
アメリカからの留学生プライヤーがまだギリギリ東と西を分断する壁を自転車でくぐり抜けることができたので、ベルリンでの恩師が東側に住んでいることに危機感を感じ、西側に逃げるべきだと進言に行って、結局自身が東側から出られなくなり、当局に捕まってスパイ容疑をかけられるシーンも、実際にもこんな感じだったんだろうねぇ、と容易に想像がついた。ベルリンの寒そうな感じもヒシヒシと伝わってきた。ベルリンというと、常に凍えそうなほど寒い、雪がしんしんと降っている、というイメージである。ドイツの上は海を挟んで北欧なので、寒いのは疑いもないけれども、ベルリンというのは、とにかくイメージとして非常に寒い。そういう骨まで凍りそうな寒い雰囲気がよく滲み出ていた。


とにかくベルリンは寒〜い、という感じがヒシヒシと伝わってくる

ソ連ではなく、東ドイツにスパイ容疑で捕まった一介の学生プライヤーを同時に助けようと思い立ち、パワーズだけ取り戻せばいいのだ、と民間人などさらさら助ける気もないCIAを尻目に、一人でソ連と東ドイツに交渉を行って、2対1のトレードを成立させるドノヴァン。実話でなければ、嘘くさー!と思ってしまいそうな正義漢ぶりであるが、実話なんだから恐れ入るほかはない。東ドイツ側の交渉相手として登場するのは、「善き人のためのソナタ」でおなじみのセバスチャン・コッホだが、さして演じがいのない役で、ドイツ人の有名俳優だから一応出てもらった、という程度の役なので、何かもったいない感じもした。

ドノヴァンが西から東に電車で壁を越え、雪の降る寒い東ベルリンでパスポートを出してなんとか東側に入り、凍りつきそうになりつつ会合の目的地に向かっていると、東側のやけくそな若者に出くわし、カシミアのコートを奪われる。たださえ寒いのにコートを盗られたら肺炎になっちゃうんじゃ…と思いつつ雪の降りしきるベルリンを眺めた。交渉の帰路、ドノヴァンは出来たての壁を乗り越えようと企てて銃殺される人々を、壁の上を渡っていく電車の窓から目撃する。
あの壁がなくなって30年近くが経とうとしている今、統合されたドイツでは、昔ベルリンに壁があったこと、ドイツが東と西に分断されていたことを知らない世代が増えているらしい。どこの国でもそういう事はあるが、かつてはあんなにも悲惨で悲壮で命がけだったことが、時代を経るとなんでもなくなってしまうという事には毎度ながら摩訶不思議な感じがするし、そうした「時の風化作用」がなければ人間は生きてはいかれないのだ、という事と共に、風化させて何事もなかった事にしてしまってはいけない事も多々あるのだな、とも改めて思った。

ドノヴァンの苦労と粘りが実り、2対1のトレードが実現。東西ドイツの国境線に存在するグリーニケ橋で交換が行われることになる。ここで、ドノヴァンとアベルが言葉を交わすシーンがクライマックス。
この映画だけを見ていると、せっかく国に生きて帰ってもアベルにはろくな未来が待っていないのではなかろうか、と暗澹とした思いが湧いてくるが、wikipediaによると、実際には国に戻ってのちスパイの教育係として働き、1971年に亡くなっているらしい。



この映画の肝は、やはりアベルをマーク・ライランスが演じていることにあるのだと思う。トム・ハンクスはいつもながらのトム・ハンクスで、まぁ、その「いつもながらの」のところをスピルバーグが求めたわけだろうので、それなりな感じなのだが、一方のマーク・ライランスの、とぼけた表情の中に一抹の憂いがふっと兆す雰囲気は、やはり英国俳優の演技力ならではの味わいだった。



また、アメリカという国の醜い部分と、それでもやはり、それなりによい部分(ドノヴァン弁護士に代表されるような)というものが双方、描かれていた作品であり、同時に、作り手側のCIAやFBIという組織に対する不信感、嫌悪感がとても強く現れた作品だな、という感じもした。

コメント

  • 2016/01/14 (Thu) 01:51
    No title

    kikiさん、こんばんは。今年もよろしくね!

    そうそう、この映画私も期待してたしkikiさん絶対upすると思っていたけど封切りすぐにだもの!早いよ〜〜っと思いつつ私も観てきましたわ。いや〜ここ数年スパイもの大流行りね。それも冷戦時代物がね。先日は「ナポレオンソロ」のリメイク版。アメリカでは2.3年前から流行ってるらしい「The Americans」ってドラマがあってこれは80年代を舞台にアメリカ人夫婦になりすましのKGB工作員一家が苦悩?するってホームドラマらしいけど。それに数年前「ティンカー、テーラー、ソルジャー、スパイ」もリメイクされてたし。

    山田洋次とスピルバーグに関するkikiさんの疑念、私はこれにクリント・イーストウッドが加わります(笑)。仰るように私もマーク・ライランス、良いなと。ゴールデンブローブ賞残念だったわね、でもこれ見たおかげで迷ってた「ウルフ・ホール」みてみようかなて思ってます。トム・ハンクスは立派で尊敬する俳優さんになったなあと思うけど、若い頃のおちゃらけが彼本来の良いとこだと思うの。なんだかあんまり偉くなっちゃうと、完璧に演じても何しても「トム・ハンクス」って感じになってしまうとおもっちゃうのは私だけ?

    最後の橋でのスパイ交換。こういう場面私痺れるんです。「ティンカー、テイラー…」の続続編「スマイリーと仲間たち」でも最後に宿敵カーラが取引に応じて橋を渡ってくるか!という印象的ハラハラドキドキ場面あり。原作とBBCのアレック・ギネスのドラマの両方で臨場感を味わって面白かったけど、まさにこの映画と重なるわ、当時の寒々しいベルリンの様子。といってもこの二つの話20年の時間差があるけれど。それに同じソ連のスパイでもタイプが全然ちがうアベルとカーラ、帰国するスパイと帰順するスパイ。どちらにも人間味を感じたわ。ちなみにカーラはパトリック・スチュワートだったのが意外でした。

    ところで、三が日の間に「The Abominable Bride」鑑賞しました。う〜ん、これは純粋に原点回帰のビクトリアンではないような。どうも私にはS3とS4のつなぎ的な展開かな?と思いましたわ。とネタバレはこのくらいにして(なにもしてな〜い!)。これを見ると絶対「ピンク色の研究」が見たくなっちゃうこと請け合い。で再見してみたの。なんと冒頭のジョンとスタンフォードが出会う場面で二人が公園で飲んでるテイクアウトのコーヒーが「Criterion」だったのね!って、何年遅れで気がついてるんだって自分の不明を恥じましたわ。シンクロかしら先週の「エレメンタリー」でもこの「クライテリオン」って言葉が出てきましたよ!

    話をトピックに戻しますね。「ブリッジオブスパイ」何度もネスカフェが出てきたのが気になりました(笑)特にアランアルダ(すっかりお年を召されてる)が言うところ。何か意味があるのかな?

    • ジェーン #io8unDfk
    • URL
    • 編集
  • 2016/01/16 (Sat) 14:06
    No title

    kikiさん、遅ればせながらあけましておめでとうございます。

    昨日、この作品観てきました。
    やっぱり、スピルバーグってうまいなって思いました。以前から思っていたのですが、スピルバーグってウィリアム・ワイラーっぽいですよね。なんでもそつなく撮ることができて、歴史大作も、戦争映画も、SFも、とにかくうまくまとめる監督って気がします。

    この作品のアベル、国に帰ったら殺されてしまうのか、と憂えていたのですが(車の後部座席に座らされたから)、普通に生き延びたようで良かったです。逆にせっかく交換して助けたパワーズがヘリコプター事故で亡くなったのは残念でした。
    ちなみに、私も映画を観ながらCIAに向かって「おまえらヒルトンかよ!」と突っ込みを入れてました(笑)。
    この時代って映画界でも赤狩りが横行していた時代ですかね?アメリカという国の閉鎖的な雰囲気も感じました。

  • 2016/01/17 (Sun) 01:18
    Re: No title

    ジェーンさん 今年もよろしく〜。

    ほんと、ここ数年、冷戦時代のスパイもの大流行りですわね。やっぱり冷戦時代というのはスパイ物のゴールデン・エラなんでしょうね。

    > 山田洋次とスピルバーグに関するkikiさんの疑念、私はこれにクリント・イーストウッドが加わります(笑)。

    イーストウッドはね、ワタシ的にはビートたけしと同様なイメージなのですわ。つまり、さほどでもないのに過大評価されすぎ、という感じも含めて、何か似たくさい空気を感じるのよね。

    で、そうそう。マーク・ライランスに注目したので、あまり見る気もなかった「ウルフ・ホール」を、やはり見ておこうかな、と思い始めたざますわ。ヘンリー8世ものはもうお腹一杯なり、と思っていたんだけどね(笑)
    そうなのよねー。トム・ハンクス。なんだかすっかり大物になってしまって、あのチョロンチョロンしたコメディアンから、どうしてシリアス物に出られるようになったのか、きっかけが知りたいもんだと思ったりしちゃってね。まぁ、もう少しおじいさんになったら、再びライトコメディとかに出るようになるんじゃないか、という気もするんだけれど。

    そういえば、橋を渡ってスパイが交換されるというのは、何か他でも見たか読んだかしたことがあると思ってたけど、「スマイリーと仲間たち」だったざますね。なんだったのか全然思い出せなかったんだけど、スッキリしましたわ。

    >三が日の間に「The Abominable Bride」鑑賞しました。どうも私にはS3とS4のつなぎ的な展開かな?と思いましたわ。

    あ〜、そうでしょうね。シリーズ4は来年の放送だから、文字通りそれまでのつなぎだろうし、内容的にもそういうことになるのかも、ですね。ワタシはまだ見てないけど、なんだかあまり興味が持てないのよね〜。映画館まで見に行く価値があるのかどうか、微妙な感じがしてならぬ…。

    そういえば、「ブリッジオブスパイ」何度もネスカフェが出てきましたね。ネスレがかなり大きなスポンサーだったりしたのかしらん。ふほほほほ。

  • 2016/01/17 (Sun) 01:27
    Re: No title

    mayumiさん、あけましておめでとうございます。
    お久しぶりですねー。お元気でしたか?

    > スピルバーグってウィリアム・ワイラーっぽいですよね。なんでもそつなく撮ることができて、歴史大作も、戦争映画も、SFも、とにかくうまくまとめる監督って気がします。

    確かにそうかもしれませんね。器用で、勘所がうまい、というかね。あざとすぎて、時折臭みが充満する時もあるんだけど、とにかく上手いことは確かですね。

    そうそう。アベル、交換されて戻っても処刑されるんじゃ…というような雰囲気でしたよね。トムハンも悲愴な顔つきをしてたし(笑)でも、天寿を全うされたようなので、ほっとしましたわ。

    > 逆にせっかく交換して助けたパワーズがヘリコプター事故で亡くなったのは残念でした。

    そうみたいですね。でも、もう一人助けた学生の方は偉い学者になったらしいので、五分五分ですね。

    > ちなみに、私も映画を観ながらCIAに向かって「おまえらヒルトンかよ!」と突っ込みを入れてました(笑)。

    ほんと、あれはふざけてますよねー。他人事ながら、ちょっと憤りを感じましたわね。

    > この時代って映画界でも赤狩りが横行していた時代ですかね?アメリカという国の閉鎖的な雰囲気も感じました。

    まさに赤狩りが吹き荒れた時代だと思いますよ。表向きはフレンドリーな顔をしてるけど、アメリカはけっこう怖い国ですよね。

  • 2016/01/26 (Tue) 13:35
    No title

    ベルリンの壁*スパイといえば、「寒い国から来たスパイ」思い出します。
    ですが、一昔前の冷戦時代と違って今は同じスパイものを扱っても、どこか明るさを感じるのは私だけでしょうか?まさかトム・ハンクスと恍けた味のマーク・ライランスの所為ではないでしょうが・・・。

    さて、トムハンクスですが、ちょっと前に観たディズニー役の映画でも、いい味だしてましたが、今や”彼の主演作品に駄作なし!”とも云えるような貫禄振りですネ^^

    • ractyan #r/lOnjdY
    • URL
    • 編集
  • 2016/01/27 (Wed) 08:58
    Re: No title

    ractyanさん

    「寒い国から来たスパイ」もありましたね。そういえばそうでした。
    スパイ物が少し明るく感じられるのは、冷戦期を振り返って作るという余裕があることも大きいのかもしれませんね。今はもっと混沌として分かりにくい世の中になったから、あからさまにどこかを敵国としてスパイ映画を作りにくいのかもしれませんが、過去のことならいくらでも作れるし、過ぎ去った時代だからゆとりを持って振り返ることができるのかもですね。
    今は、冷戦時代よりずっと分かりにくい複雑な世の中になっているので、スパイも引き続き暗躍していることと思われますが。

    トム・ハンクス、えらくなりましたよねぇ。本当に、いつの間にか。彼の出演作品は見ていないものも多いので、駄作なしかどうかわからないのですが、それはトムハンじゃなくて他の人に演じてもらったほうが…という作品も彼にオファーがいくような感じではありますね。「プライベート・ライアン」でも「ロードトゥパーディション」でも、いい役をもらってましたが、彼じゃなくてもっと渋い人が演じた方がもっと役が生きたんだけどなぁ…と、見ながら思ったりしました(笑)

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