「ウルフ・ホール」(WOLF HALL)

−哀愁のマーク・ライランス−
2015年 英 BBC ピーター・コズミンスキー監督



これは、AXNミステリーが昨年末あたりから盛んに放映告知のCMを流していたのだけれども、チューダー朝物、ヘンリー8世物はグチャドロで陰惨だし、かなりゲンナリでお腹いっぱいな気分だったワタシはスルーするつもりだった。しかし、「ブリッジ・オブ・スパイ」で、その存在がとても印象的だったマーク・ライランスが、ヘンリー8世の寵臣だったトマス・クロムウェルを演じているという事なので、ひとまず見てみるか、と見てみたところ、お目当てのライランスが非常に魅力的な上に、ドラマの展開も面白く、スルーしないで正解だった。殊にも哀愁にヨワいワタシは、マーク・ライランスの目元に漂う風情に「おお、久々の哀愁系」と胸がときめいた。


原作は、ヒラリー・マンテルの「ウルフ・ホール」「罪人を召し出せ」(早川書房)で、ワタシは双方未読だけれども、物語は、ヘンリー8世の下で栄耀栄華を極めたウルジー枢機卿が、ヘンリー8世と最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンの婚姻無効をローマ法皇に認めさせる事ができず、アン・ブーリンと再婚したくて鼻血が出そうなヘンリー8世の怒りを買って失脚するところから始まり、 ヘンリーが、アン・ ブーリンとの再婚、離婚を経て3人目の妻ジェーン・シーモアを迎え、彼女が産後の肥立ちが悪くて亡くなるあたりまでの時期を、ヘンリー8世の側に仕えたクロムウェルの目を通して描いた物語だろうと思う。だろうと思う、と書いたのは、まだ最後まで見ていないので推測で書いているからだが、多分、そんな感じではなかろうか。
「ウルフ・ホール」というのは、ヘンリーの三度目の妻ジェーン・シーモアの実家である、ジョン・シーモアの屋敷の名称だ。

キャストはマーク・ライランスの他に、ヘンリー8世に、ちょっとスリムすぎやしないの?という感じのダミアン・ルイス、時々の権力者により、宗教的に転向(変節?)を繰り返した毀誉褒貶の激しい司教スティーヴン・ガーディナーには、ぴったりというか何というかマーク・ゲイティスが扮して、登場するたびに陰険な曲者的気配を振りまき、ちょっと面白い。


曲者度全開 楽しそうに演じるマーク・ゲイティス

この時代を描いた映画作品では、昨今はあの「ブーリン家の姉妹」が知られているんだろうけれども、あまり出来のいい映画じゃなかった気がするし、バッチ君がヘタレな役で出ていたなぁ、というぐらいしか記憶にないが(ちなみに、この映画ではマーク・ライランスはブーリン姉妹の父ブーリン卿を演じていた)、60年代の映画では英国製の「わが命つきるとも」という有名な作品がある。これはヘンリー8世のもと、トマス・クロムウェルが推し進めた国王至上法(カトリックを離脱して国王を首長とするイングランド国教会を打ち立てる法律)の設立に反対し、反逆罪に問われて最後まで節を曲げずに処刑台の露と消えた思想家トマス・モアを描いた作品。トマス・モアを演じていたのはポール・スコフィールド、暴君ヘンリー8世にはロバート・ショウ、アン・ブーリンにはヴァネッサ・レッドグレーヴ、そしてウルジー枢機卿にはオーソン・ウェルズが扮していた。かくのごとく、いい俳優がたくさん出ていて重厚な作品ではあるのだけど、魅力に乏しい映画だな、という感じもあった。

余談だが、ヘンリー8世は、キャサリン・オブ・アラゴンとの離婚が法皇に認められなかったことを全てウルジーのせいにして責任を追及した挙句、かねてから目をつけていたウルジーの絢爛豪華な住まい、ハンプトン・コートをここぞとばかりに奪い取る。瀟洒な建物とその内装、そして整然としたフランス式庭園で知られたハンプトン・コートを以前から狙っていた王には絶好の機会だったわけである。
全くヘンリー8世というやつは、あらゆる方面において、はた迷惑な ”King of the desire” である。

この「ウルフ・ホール」はトマス・モアの敵方、トマス・クロムウェルの目を通してこの時代を見た作品だ。俳優もバッチリ、脚本も演出も文句なし。作品としての魅力もある。さすがBBC、という歴史劇になっていると思う。



トマス・クロムウェルと枢機卿トマス・ウルジーの出会いや(しかし、この時代の男性名はトマスがやたらに多い。モアもクランマーもトマスだ)、枢機卿が王の寵愛を失って北に放逐されて病死するくだりを、折々回想を交えつつ、時に感傷的になりつつも、流れをもたつかせずに描いて、二人の結びつきがいかに特別なものだったかを明示する。肉屋の息子として産まれながらも、オックスフォードで学び、宮廷付司祭から枢機卿および教皇特使まで登りつめ、ヘンリー8世の治世前半には並ぶものなき権勢を極めていたウルジーが、目端の利く男として目の前に現れたクロムウェルに見所があることを察知しただけでなく、彼が鍛冶屋の倅であることを知り、自分より出自の低い者に初めて遭った、と喜ぶのが印象的だ。それゆえに、ウルジーはあたかも父親のようにクロムウェルを寵愛する(枢機卿はクロムウェルに ”Entirely Beloved” と呼びかけさえする)のである。その親愛の情には、ともに生まれが卑しい者同士という連帯感が強力に潜んでいたのだろう。



ウルジー枢機卿を演じるのはジョナサン・プライス。ウルジーにしては痩せっぽちで、ちょっと弱々しいかな、という気もするが、主に失脚して北に追われて落ちぶれて死ぬあたりを演じるので、アクが強くなくても良かったのかもしれない。


失脚前からあまり絶大な権力を誇ったようには見えないジョナサン・プライスのウルジー

一方、貧しい鍛冶屋の倅で、無教養で横暴な父親から殴る蹴るの暴力に晒されて育ったクロムウェルは、ウルジーに理想の父親像を見ていたのかもしれない。彼は失脚していくウルジーをなんとか王の側近に戻そうと、自分がヘンリーに気に入られたのを幸い、折あるごとに嘆願するが、ヘンリーは聞き入れない。このドラマでは、権勢を振るっていた頃のウルジーを快く思っていなかった王の側近の貴族達(ノーフォーク公)らの手前、情けをかけることができなかった、というふうに描いている。
スリムすぎる感じのダミアン・ルイスのヘンリー8世だが、悪夢にうなされたり、罪の意識に苛まれたりする繊細な部分も持っている男、という描かれ方をしているので、傲岸不遜で肉付きのいい俳優が演じるのではなく、白でもなく黒でもない、限りなくグレーな男を演じさせると光るダミアン・ルイスを持ってきたのかもしれない。


ヘンリー8世としてはギラギラ度が不足気味のダミアン・ルイス

私見だが、いま現在、アン・ブーリンとすったもんだの果てに結婚するあたりのヘンリー8世を演じる俳優として、外見的に一番ワタシのイメージに合うのは、昨今太ってきて人相も悪くなる一方のレオナルド・ディカプリオあたりかな、という気がする。肉付きがいいし、気まぐれで人を振り回しそうだし、英国俳優でないという点を除けば、外見や雰囲気的には合っていると思う。



これまでのヘンリー8世ものでは、そのあまりに強烈なキャラクターゆえに、愛欲という愛欲は全てヘンリー8世の専売特許という観があったけれども、「ウルフ・ホール」ではクロムウェルのロマンスも描かれていて、それも興味深い。実際にはどうだったのかは知らないが、マーク・ライランスが演じる「ウルフ・ホール」のトマス・クロムウェルは魅力的なので、いろいろな女から粉をかけられる。


困り眉毛と目元の哀愁が女心を惑わせるのか、なんだかモテモテな設定のライランスのクロムウェル

冒頭、クロムウェルには美しい愛妻リズと可愛い二人の娘、そして家を離れて学んでいる長男がいて、非常に幸せな家庭で満足している様子が描かれる。が、妻と二人の娘は流行病の熱病に罹り、あっという間にこの世を去ってしまう。商人として成功し、経済的にリッチだったクロムウェルが男やもめになると、妻と娘が病の床に伏せっている間、手伝いに来ていた妻の姉が、そのままクロムウェルの家に残って家事をしきりつつ、クロムウェルに秋波を送る。クロムウェルは亡き妻を忘れかねて、妻の姉とベッドを共にするようになる。妻の姉は、深層心理的に、亡き妻の代用品だったのであろう。

また、かつてヘンリーの愛人だったが、妹に乗り換えられたブーリン家の姉娘メアリーも、はっきりとクロムウェルを誘惑する。このまま実家に居るのも嫌だ。結婚したいから連れ出してくれ、とメアリーに言い寄られるクロムウェルだが、どうもメアリーにはあまり食指が動かないらしい様子がうかがえる。


クロムウェルの気を引くメアリー・ブーリン

非常に積極的に迫ってクロムウェルをタジタジとさせる

メアリーとアンのブーリン姉妹は、メアリーの方が万人が認める美女だったらしい。あまつさえ、メアリーはブロンドで華やかな容姿をしていたが、アンはブルネットで地味だった。王の寵愛を受けていなければ誰も注目しなかったような、あまり魅力的ではない女性だったという記録もあるとか。「ウルフ・ホール」では、ブロンドでゴージャスな筈のメアリーを、さして美女とはいえない(失礼)チャリティー・ウェイクフィールドが演じている。アンより性格が良さそうだ、という気配は出ているけれども、もうちょっと美人でも良かったような気はする。ともあれ、野心家で計算高くて、容姿的にはあまり魅力のない女性に惹きつけられる、というのは、英国王室の伝統なのかどうか、このヘンリー8世とアン・ブーリンの組み合わせというと、必ず20世紀のエドワード8世とウォリス・シンプソンの組み合わせが脳裏に浮かんできてしまう。因果は巡るのである。


適役のクレア・フォイ

アン・ブーリンはクレア・フォイで適役。アンにしてはちょっと美人かな、という点を除けば、キャラ的にまさに適役という感じだ。小柄で気が強くて傲慢で計算高いところなど、心憎いほどうまく表現している。ヘンリーの離婚が成立し、国王至上法が制定されてトマス・モアが失脚した時、当初は互いにいい感じを持っていなかったクロムウェルと同志的な微笑みを交わすようになるシーンなど、気を許した相手には無防備なコケットリーを閃かせるアンのキャラが立っている。この女のどこに男が魅力を感じるのか、ということが何となく分かったような気になる。ライランスのクロムウェルは、姉のメアリーには迫られて困ったような風情をみせるが、二階の窓から庭を見下ろすアンを近くで眺めながら、彼女の首から胸元に指を這わせる自分をふと妄想したりする。アンのセックスアピールに感応しているわけである。全く、しょうがない男やもめである(笑)





それにしても、ヘンリーといい、クロムウェルといい、惚れた男は二人ともアンの方に気があるとは、メアリーは踏んだり蹴ったりである。気の毒に。
しかしメアリー・ブーリンは、その後結婚し、妹が首をちょん斬られて果てた後も生きて、ナチュラルに死んだ。
容姿も運命も、全てがここまで劇的に対照的な姉妹というのも珍しいかもしれない。

*****
ともあれ、そんなふうに、あっちこっちの女から思われたりするクロムウェルだが、彼の気持ちは、どうやらキャサリン・オブ・アラゴンの侍女であり、アン・ブーリンが王妃になってからは彼女にも侍女として仕えるジェーン・シーモアにあるらしいことがほのめかされる。あまり美人ではないが、瑞々しく、控えめで、ほんわりとしているジェーンと話をする時のクロムウェルの表情は自然に笑顔が浮かび、どことなく頼りない彼女が可愛くて仕方がない、という感じがよく出ている。


引っ込み思案の少女のような表情がオヤジ心を惑わすのか ジェーン・シーモアもさりげなく誘惑的な表情をみせる

しかし、欲望王ヘンリーは、アンと結婚したのちにジェーンに目を付け、アンと離婚して彼女を手にいれることになるわけなので、クロムウェルは自分のひそかな愛情は封印せざるを得なくなるのだろう。その場面を演じるマーク・ライランスからは、ほろ苦い哀愁が迸っているにちがいないと思うと、なんだか今からゾクゾクする。


それにしても、ヘンリー8世がここまで、次から次へと妻を取り替えた理由は、ひとえに男子の世継ぎが欲しかったのになかなか出来なかった、ということが大きいのだが、自分の欲望を実現するためには何を犠牲にしても屁ともおもわず突進するパワーには、ほとほと呆れ果てる。
しかも、彼の「好きな女に世継ぎの男子を産ませたい!」という熾烈な欲望が、カトリックから離脱してイングランド国教会を作る動機になるんだから恐れ入る他はない。ヘンリー8世とても、当初はカトリックを信奉していたわけだが、その時々で、考えがコロコロと変わる君主のそば近くに仕える人間は、本当に大変だっただろうと思う。
彼の身近にいて、重用されていながら、ある時手のひらを返されて反逆罪に問われ、処刑される羽目になってしまった人の、なんと多いことか。



ヘンリー8世は暗愚ではなく、その治世の前半では、何ヶ国語も操り、文学や音楽にも才能を示し、政治家としても老練な英邁な王として知られていたらしいのだが(ホンマかいな)、一人の人間が何十年にも渡って絶対的な権力の座に座っていると、大抵、腐ってしまうし、バランスを誤っておかしなことになっていってしまうのである。ここでバランスを崩さず、英邁であり続けられる王がいたら、それは本当の本物であろうが、残念ながらそれは非常に難しい。

ここまで人を振り回して、気分ひとつで生殺与奪を思いのままに、したい放題した挙句に自分は糖尿病の悪化で普通に病没って、いったいそれは何なのか、と暴君ヘンリー8世の人生を眺めるたびに釈然としない気分にかられる。
因果応報ってことはないのだろうか。人を散々苦しませたり、思い切り不幸にしておいて、自分はのうのうと畳の上で(ベッドの上で)死ぬなんて、どうにも許せない気がしてしまう。ヘンリー8世とか、スターリンとか、時に、その生涯にしでかしてきたことの報いを受けずに病気で死んで恭しく葬られた人間というものが存在するのだが、どうしてクーデターを起こされたり、拷問されたり、処刑されたりなどの痛い目を見ずに、病気とかでノーマルに死ぬことができたのか、ワタシは不思議で仕方がない。

織田信長とか、ヒットラーなどは、その人生の終焉を考えると、一応やったことの報いは受けたような感じがするのだけれども、たまに報いを受けずに病気なんかで普通に死んだりする独裁者がいるのは、非常に納得がいかない感じがする。不条理である。まぁ、ヘンリー8世はあれほど望んでいた男子の世継ぎは結局、授からなかった(息子は一人生まれたが親の因果が子に報いて、先天性梅毒で15歳で死んでしまう)という点では所業の報いは受けたといえば言えるかもしれないが、そんなことでは手ぬるいわ!と思ってしまう。(親のせいで早生するさだめにあったエドワード6世は気の毒だったけれども)
もっと痛い目に遭いやがれ!という感じであるが、ごくごくたまに、こうして悪業の報いを免れるやつがいるのは、世の中の不思議のひとつだ。それはただ強運だっただけなのか、それとも、本人が非常に用心深かったのか、その両方なのか、とにもかくにもワタシにはとても不可解な謎である。こういうやつらに神の捌きが下らないなら、神も仏もありはしない。仕置人にでも始末してもらう以外に手はないのかもしれない。

クロムウェルも、暴君の気まぐれに振り回された挙句に4度目の妻の選定に失敗したことが引き金になって失脚し、政敵たちによって大逆罪に問われ、刑死することになるのだけれど、「ウルフ・ホール」では、その時期までは描かれないようなので、ちょっとホっとしている。



このさだめなき不安定な時代を、君主がかわるたびにカトリックとイングランド国教会の間を転向、再転向を繰り返して生き延びたのが、マーク・ゲイティス演じるスティーヴン・ガーディナーである。時めいていたものが一朝にしてロンドン塔に幽閉され、言いがかりのような罪状をなすりつけられて処刑されたりしたこの時代に、聖職者としてカンタベリー大司教に次ぐ地位まで登り、天寿をまっとうして死んだというのは、ある意味、アッパレといえなくもないだろう。

ともあれ、ワタシは憂い顔のクロムウェルが権謀術数の宮廷の中で、ヘンリーの片腕として活躍する様子と、女たちの誘惑の中をどう泳いでいくのかを、興味をもって見守りたいと思う。
マーク・ライランスの哀愁がセクシーでいい。思いがけず、オヤジの哀愁にちょっとホの字である。ライランス演じるクロムウェルに迫るメアリー・ブーリンに、ふむふむとうなづいたりしてね(笑)
これまで、トマス・クロムウェルがこんな風に魅力的にセクシーに描かれたことなどなかっただろうので、もしかするとクロムウェル卿は草葉の陰で喜んでおられたりする、かもしれない。

コメント

  • 2016/03/31 (Thu) 12:03
    No title

    kikiさん、こんにちは!

    すっかり春めいてきましたね。ベランダのヒヤシンスから良い香りが漂ってきます。明日から新年度が始まるので忙しさの合間ですが今日中に頑張って書き込みます(笑)

    マークライランス、アカデミー賞取りましたね⭐️ちょうど録画してたこのドラマを見終わったばかりのところで式を見たので、なんだか「ウルフホール」での演技で獲得したかの錯覚に陥りましたよ。久しぶりにじわじわとくるドラマでしたね。kikiさんも哀愁系がお好きとは意外でしたわ。私は、じじ専(笑)というか、子供の頃から若い二枚目よりも渋いおじさん系が好きだったので堪能しました。

    脇を固めるジョナサンプライスやアントンレッサーなど爺さんオンパレードで「ゲームオブスローンズ」での役(司祭とか宮廷人)と被っていてそこも面白かったし。マークゲイティスも相変わらずしたたかな役どころでしたね(ゲームオブスローンズではこれまたしたたかな銀行重役)。それにしてもこの時代、トマスが大流行りだったのね。この名前"双子とか双子の片割れ"って意味があるらしいけど、それと関係するのかな?ショーンビーンが良きパパを演じた「トムとトーマス」って映画(子役は後にキーラナイトレイのアンナカレーニナでブロンスキー役のアーロンテイラージョンソン)を見た時、なるほど題名が双子を表してるのねと思ったことがありました。

    このドラマの良さはマークライランスの演技の巧さ、美女が出ないこと、微妙に揺れるカメラワーク等いろんなポイントがありますね。ただひとつ、やっぱりヘンリー八世がね、イメージに合わない。ダミアンルイス健闘したと思いますが。kikiさんおすすめのレオさん(やっとアカデミー賞取れて良かった!スピーチも上手かった)も良いと思いますが、わたし的にはゲームオブスローンズ(何度もごめん)でロバートバラシオン王をやったマークアディあたりがぴったりだと思うんだけど。最近、歴史上の暴君が意外と良いひと?で罪の意識に悩んだりしてたって描き方が(「蒼穹の昴」の西太后なんかも)流行ってるみたいだけど、私はそんなの勘弁してほしい、悪逆非道の暴君は暴君として描いて貰いたい。めそめそ悩んだり小声で配下の者に話しかけたりしないでほしい!笑

    クロムウェルとトマスモアの対決場面というかライランスとアントンレッサーの演技合戦は見ものでしたし、アンブーリンの処刑も今までにないような不意を突いた演出で印象的でした。

    全編ハンスホルバインの絵から抜け出したかのような衣装やカット場面!全く同じデザインの服着てる女性もいましたね。意匠や時代考証がしっかりしているのも楽しめた要因です。良いドラマでした。

    • ジェーン #io8unDfk
    • URL
    • 編集
  • 2016/04/02 (Sat) 19:45
    Re: No title

    ジェーンさん お久しぶり!

    春ですねぇ。街を歩くと沈丁花の香りが漂ってきます。いろんな花が咲き出して、春はやっぱりいいですね。花粉はウザいけど。

    マーク・ライランス。あっさりと獲りましたね。無欲の勝利って感じかな。「ウルフ・ホール」はいいドラマでしたね。ジェーンさんはジジ専という観点からライランスがお好きなのねん。ワタシはもう、哀愁ですわ。彼の放つ哀愁ビームは強力です。ジェイク・ジレンホール以来のビリビリ感でした。
    マーク・ゲイティス、「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出てるんですか。知らなかったわ。役者としても精力的に活動してますね。トマスは双子の意味があるなんて初耳でした。へ〜、そうなんだ。面白い。

    そうそう。ヘンリー8世、イメージ違いますよね。ダミアンじゃひょろひょろしすぎ。「ゲーム・オブ・スローンズ」にヘンリー8世にぴったりな人が出てたのねん。ワタシ、あれに出てる人で認識しているのは、あのちっこい俳優しかいないですわ。
    でもまぁ、確かに悪逆非道なやつはそのように描いてほしいですよね。変に弱さや人間味もないことはなかった、みたいな描き方はしないでもらいたいと思います。あんなことやらかしといて、畳の上で死にやがって!って感じだものね。
    アン・ブーリンの処刑シーン、けっこうリアルでしたね。何か魅力のあるドラマでした。さすがBBC!という出来栄えだったと思います。

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