ボルグとマッケンロー

−映画になるライバル物語−



再々、昔のテニス選手について書いてナンだけれども、今年、錦織でも応援しようかとウインブルドンを見ていたら、久々に白髪になったマッケンローを見て驚き、マッケンローというと、やはりボルグを思い出さないわけにはいかないので、あれこれとボルグについてもチェックしていたら、なんと、ボルグとマッケンローのライバル物語が映画化されるというニュースをみつけた。虫の報せじゃないけれど、毎年見るわけでもないウインブルドンを今年は偶然見て、コーチとしてウインブルドンに登場したマッケンローを見て、ついでにボルグを思い出したのは、面白いタイミングだなと我ながら思った。
(2016/7/18 加筆あり)



ボルグとマッケンローの対戦というと、80年のウインブルドン決勝はいまだに語り継がれる名勝負であったらしい。この80年のウインブルドン決勝はボルグが勝ったのだけど、セットカウント2-1でボルグがリードして迎えた第4セットに伝説的な白熱のタイブレークがあり、粘りに粘ったマッケンローが18-16でタイブレークを制して第4セットを取った。続く第5セットはボルグがしっかりと取ってウインブルドン5連覇を飾った。しかし、その2ヶ月後の全米オープンではマッケンローがボルグを決勝で下して優勝する。
翌81年のウインブルドン決勝でも、マッケンローがボルグに雪辱を果たし、全米オープンでも決勝でボルグを破って優勝し、長らくボルグが君臨してきたATPランキング1位の座を奪取する。
映画はこのあたりの4試合を軸に、二人のライバル物語を描くらしい。
タイトルは「ボルグ/マッケンロー」。

この手のライバル物語の映画化は、2008年にF1レーサーのニキ・ラウダとジェームズ・ハントの宿命のライバルっぷりを描いた「RUSH」があるけれども、あれのテニス版というノリを狙っているのかな、と推察。

ちなみに、ボルグは全仏とウインブルドンでは強くて何連勝もしているが、全米では準優勝どまり、全豪には一度しか出場していず、しかも3回戦どまりで、双方一度も優勝していないんだとか。もうちょっと長く現役を続けていれば、1度や2度は優勝したかもしれないけれども、ボルグは81年あたりには燃え尽き症候群に陥り始めていたので、そのまま暫くやっていたとしても全米、全豪で優勝できたかどうかは神のみぞ知る、というところだろうか。



ワタシはとにかく、ボルグとマッケンローというテニス選手がいて、とても対照的で、しかも二人とも非常に印象的だった、ということは覚えているのだけれど(そしてボルグは素敵だ、と思っていたのだけど)、子供だったので、彼らがどんな試合をしていたのか、それぞれ何が得意だったのか、などはほとんど記憶にない。グランドスラムの決勝戦はTVの中継録画などあったと思うけれども、さっぱり覚えていないところをみると観ていなかったのだと思う。見ていなくても、この二人の間に名勝負があっただろうことは容易に想像できるが、やはり語り継がれる伝説的な名勝負が繰り広げられていたのである。

ボルグとマッケンローは3歳差でボルグが年上である。ボルグが輝かしいウインブルドン5連覇、ローランギャロスで6回の優勝を達成するあたりで、燃え尽きを起こしかけた頃、ハタチを少し超えたばかりのマッケンローが台頭してきた。一方は登りつめて燃え尽き始め、一方は上り坂を駆け上がっているという時期に、がっぷり4つで2年にわたって名勝負を繰り広げたわけである。昇竜の勢いで頂点に駆け上がっていくマッケンローに対し、テニスへの情熱を失い始めていたボルグは、マッケンローに負けてもちっとも悔しさが湧き上がってこなかったことで潮時だと感じたらしい。
これから自分の時代を作ろうという生意気ざかりで勢いのあるマッケンローと、大金を稼ぎ、当分破られない記録も作ったところで、いつしかモチベーションを失い、来る日も来る日もテニス漬けの日々に心底飽き始めていたボルグの心身ともの疲れなども、映画の中でリアルに語られているといいな、と思う。



この伝記映画でマッケンローを演じるのはシャイア・ラブーフらしい。ははは。なるほど。どことなく面差しも似ているし、跳ね返りの若造時代のマッケンローを跳ね返りの若造俳優が演じるというのは、まさに適役かもしれない。一方のボルグを演じるのはスウェーデン出身のスベリル・グドナソン。目元に憂いのある寡黙そうな雰囲気がちょっとそれらしい。こちらも適役だと思われる。少年時代からボルグに付いているコーチのベルゲリンはステラン・スカルスガルドが演じるようで、これもナイスだと思う。


シャイア・ラブーフとスベリル・グドナソン


スベリル・グドナソン ちょっとボルグっぽい雰囲気が出ている

ボルグとマッケンローの伝説の決勝戦を見ようと、youtubeをあれこれチェックしていたら、若かりし日のボルグのインタビュー映像や、ドキュメンタリーなどが出てきたので、それらもついでに観てみた。ブロンドの長髪に憂わしげなブルーの瞳の20代前半のボルグは、宗教画のキリストのようでもあり、その細面の、目と目の間隔の狭い面差しは誰かに似ている、と思いつつ、ハタと思い当たった。20代のボルグはライアン・ゴスリングに似ていたのだった。


若き日のボルグ ライアン・ゴスリングとよく似ている

更に見ていくと、17歳ごろの映像も出てきた。ロングヘアは少年の頃からで、「POPスターみたいなヘアスタイルだね」とインタビュアーにからかわれたりしている。17歳のボルグは、ビョルン・アンドレセンを少しカジュアルにしたような感じの美少年で、当時からスウェーデン以外の国でも追っかけが出るようなアイドル的人気を博していたらしい(そういえば、ボルグとビョルン・アンドレセンはほぼ同じ年(1歳アンドレセンが上)である)。ジュニアのトーナメントに出て、賞金も稼ぎ始めていたらしく、幾ら稼いでるの?と聞かれて、さぁ知らない、とトボけている。


ハイティーン時代のボルグ ブロンドの長髪の美少年でまさに「テニスの王子様」状態


9歳からテニスを始めて、18歳で全仏を制し、トップ選手になったボルグ。ウインブルドンで5連覇を成し遂げたのは、彼が20歳から24歳までの5年間だと思うと、実に若くして登りつめてしまったのだな、と思う。テニス選手は転戦に次ぐ転戦で、現役の間は殆どずっと世界を股にかけての旅鴉である。1年のうち8〜9ヶ月は旅で、飛行機で移動し、ホテルに泊まり、練習して、試合に出て、また移動、の繰り返しらしい。25歳になった頃、ボルグはそんな人生につくづくと嫌気がさし始めたようだ。まだ掲げた目標に届かなければ気合をいれる事もできたかもしれないが、輝かしい大記録を打ち立ててしまった後では新たなモチベーションを抱くのも困難だったのだろうし、明けても暮れてもテニスだけの生活にほとほと疲れ果てたのだろう。ラケットを見るのも嫌になり、81年に3ヶ月間、試合に出ず、テニスを離れて休養した。しかし、ATPはトップ選手にはヘビーな義務を課すので、3ヶ月も休んでしまうと、その後、息をつく暇もなくトーナメントをこなさなくてはならなくなる。そんな事が一層、ボルグの嫌気を誘ったのかもしれない。でも、それを言うなら、今の選手の方が4大大会以外にオリンピックもあるし、テニスそのものもスピードアップ、パワーアップしているし、もっと心身ともにキツいのではなかろうかと思われるけれど。



…ともあれ、心が折れてしまったボルグは二度とトーナメントで勝つという事に炎を燃やす事ができなかった。そして83年に正式に引退表明をして26歳でコートを去った。実質的には81年が引退の年だったのかもしれない。
ボルグは現役最後の試合に日本の「サントリー・カップ」を選び、準決勝でマッケンロー、決勝でコナーズと試合し、徹夜で当日券を求めて並んだという代々木体育館を埋めた大観衆の前で幕引きの試合をしたようだ。当時は、日本でもけっこうトップ選手を呼んでのテニスのトーナメントやエキジビジョン・マッチがいくつもあったらしい。そういえば、そういう日本で行われた試合をいくつかTVで見た気がする。ボルグは日本が好きだったらしく、83年の引退試合を日本の「サントリー・カップ」にする、というのは本人が決めたことらしい。へぇ〜、という感じである。このサントリーの他にも「セイコーワールドテニス」という大会もあり、ボルグは双方で2回か3回優勝しているようだ。70年代後半から80年代初頭にかけて、けっこう毎年のように日本に来ていたわけである。なぜ極東の日本まで一流選手が来たのかというと、大体2日程度試合して、優勝賞金は当時のグランドスラム並だったようなので、拘束時間が短くしっかり稼げるということでおいしかったから一流選手が集まったものらしい。これらの大会がなくなったのはバブル崩壊の影響だろうと思われる。
ともあれ、ボルグが日本びいきで、1983年の現役最後の試合は日本で行ったというのは、ちょっと嬉しい話である。



26歳で、頂点を極めたテニス界を去ったボルグは、まだまだ人生はこれからだし、第2のスタートを切るにはいい年齢だと思ったのかもしれない。しかし、様々な事業に手を出してはことごとく失敗し、私生活でも2度の離婚を経験し、事業の失敗から多額の借金を背負い、どん底時代にはコカイン吸引の噂や自殺未遂などもあったらしい。80年代末ごろの事だろうか。
そののち、2006年には自らの栄光の象徴である、ウインブルドンの5つの優勝トロフィーと決勝戦で使用した二本のラケットをロンドンで競売に出すというニュースが人々を驚かせた。そこまで経済的に追い込まれたのか、と思いきや、どうやらそうではなく、過去の栄光をホールドしているのがふと嫌になり、オークションに出してしまおう、という気になったらしい。このニュースを聞いて驚いたテニス・レジェンド仲間達から相次いでボルグに電話がかかってきた。マッケンローもこのニュースを聞いてニューヨークからボルグに電話をした。「一体なにやってんだ。気でも狂ったのか。経済的に困ってるのか?」とマッケンローが尋ねると、そうじゃないとボルグは答えた。マッケンローはトロフィーを買い戻せよ、とボルグを説得し、ボルグはオークションハウスから非公開の価格(オークションハウスに売った時よりも高い値段で)買い戻したとか。ボルグ自身もバカな事を考えたな、と思い、マッケンローの勧めに従って買い戻し、今はちゃんと手元に保管しているらしい。…何よりだった。ボルグという人は、時折突拍子もない事を思いついて実行に移してしまう癖があるようだ。ともあれ、この時期にはもう経済的な危機は脱していて、事業も軌道に乗っていたようである。

そして翌2007年には、ウインブルドン決勝戦で自らの記録に並んだフェデラーの試合を観戦し、久々にウインブルドン・センターコートに姿を表す。以降は、毎年のようにセンターコートのロイヤルボックスで試合を観戦しているようだ。

youtubeに2010年のウインブルドンのセンターコートで、並んでインタビューを受ける白髪のボルグとマッケンローの映像があった。司会者の女性がマッケンローに(ボルグが)戻ってきて嬉しいでしょう、と言うと、すかさずマッケンローが「his looks horrible!(すごいジジイになったよね、という感じだろうか。人の事は言えないと思うけど(笑))」と突っ込みを入れて笑いを取っていた。ボルグはあははは、と屈託なく笑っていた。また、ボルグに「親友だ」と言われたマッケンローが一瞬、とても嬉しそうにニヤっと笑ったのが可愛らしかった。
総じて、二人並んで、何やらとても嬉しくも楽しそうで、仲良き事は美しき哉と感じるインタビューだった。



そもそもボルグはマッケンローにとって憧れのヒーローであり、彼を目指してプロになった、尊敬する先輩だった(マッケンローがリスペクトしているのはボルグだけらしい)。高校生時代に全米オープンでボールボーイのバイトをした時に、間近でボルグを見て、「テニス選手ってカッケー!女の子にもモテモテじゃん」と思ったのだとか。また、ボルグの方は数年後の初対戦の時から、なんとなくマッケンローには好感を持っていたらしい。

マッケンローがプロになりたての頃、ボルグと対戦してナーヴァスになり、イライラと主審に当たったりしていたので、ボルグはマッケンローを呼び寄せ、「リラックスしろよ、たかがゲームじゃないか」と声をかけたという。マッケンローはボルグに呼ばれて注意されるんだと思って凹みつつ近寄ったところ、そういう温かい言葉をかけられて、彼が自分を受け入れてくれたことがとても嬉しかった、と語っている。この二人は最初からウマが合ったようだ。



マッケンローはボルグがトーナメントを去ってのち、83年、84年と絶頂期を迎えるのだが、No.1の座を一人で支えなくてはならないという重圧は相当なもので、誰かとシェアしたい、誰かではなくボルグとシェアしたい、という思いが募っていた。だからそのあたりの時期は、ボルグの顔さえ見れば「カムバックしないの?本当にしないの?」と訊いていたらしい。

ボルグは年中、旅から旅で過酷な長時間の練習をこなしつつ、トーナメントを制覇するという情熱はもう抱けなかったが、楽しみながらテニスをするという事は放棄したわけではなかったので、マッケンローが92年に現役を引退したあとは、二人でシニアツアーに出て、互いに楽しみながらテニスをするようになり、そうすると一層、互いの間にケミストリーが生まれるのを感じたようだ。人間の相性というのは、まったく理屈ではないのだな、と思う。

*****
2010年あたりまでは、髪は白くなったとはいえ、ボルグはまだどこかに昔の面影がほんの少し漂っていたのだが、今年(2016年)のロイヤルボックスのボルグは、ちょっと増量していて、日焼けした赤ら顔に真っ白な髪が、ボルグというよりジャック・ニクラウスみたいになっていた。今は経済的な苦境も脱して、私生活も幸せなのだろうと思うけれども、今年のボルグからは、もう昔の宗教画のキリストのようだった面影はまったく窺えなくなっていた。スナックをつまみながら、妻らしい女性とゲラゲラ談笑する姿からは、若い頃はふんだんに持ち合わせていた神秘性も憂いの翳も、かけらもなくなっていた。



察するに、テニスで頂点を極めたあと、俗世の荒波にさんざん揉まれ、天国から地獄に落ちてのたうちまわり、散々苦しんだ果てに中年になってどん底を抜け出したあとのボルグは、神々しかった若い頃とは別人になった、あるいは、別人にならざるをえなかった、ということかもしれない。いかなる時にも冷静で、慌てず騒がず、思慮深そうで、神秘的で、どことなく憂わしげだった20代の頃のボルグの姿は、コート上だけの、作り上げられたイメージだったのかもしれない。ワタシが好きだったあのストイックなボルグは、引退後の彼の半生の中に消えていったのだろう。…などと勝手に想像しているけれど、実はボルグは昔も今も、世間がイメージするようなキャラではなく、彼自身の本質は、別に何も変わっていないのかもしれないのだけど(笑)

一方のマッケンローも、怖い物知らずの生意気一辺倒な小僧の時代には、血気盛んすぎて、さすがに行きすぎ、やりすぎなコート上でのバッドマナーが数々あったけれども、「あの頃は苦労知らずの若造だったから、確かにやりすぎちゃったかもしれないね」と言っているようだ。彼も離婚を経てそれなりに人生のあれこれを経験し、今はパフォーマンスとして昔の悪童っぷりを時折ひらめかしたりもするけれども、この人は口は悪いが気持ちは優しい、というキャラの典型ではなかろうかという気がする。実はとても思いやりがあるのだけど、口を開けば愛嬌のある憎まれ口をたたくのだろう。
マッケンローは太らない体質なのか、体型などは昔から殆ど変わっていないようだ。


"You can't be serious"

いずれにしても、その昔、テニス選手としての花の盛りに激突し、まさにドラマのような2年がかりの名勝負物語を繰り広げた二人が、その後、互いに人生の転変を経て、それぞれ髪も白いものが多くなった頃に、再びウインブルドンにかつての名選手としてリスペクトされながら姿を現し、互いに寄り添い、冗談を言いながら談笑する姿には、これまたライバル物語の理想的なその後のあり方が、まるでドラマのように存在しているのである。映画の最後には、きっと白髪で談笑する二人の姿が挿入されるにちがいない。

二人はずっと友達だった。どんな時も互いの心の中の奥深いところに相手が住んでいた。この先もとこしえに、それは変わることはないのだろう。二人は「宿命のライバル」ではなく、互いに「運命の人」だったのではないかと思う。


なかよしこよし

さて、傍目にも仲良しで絆が深そうなボルグとマッケンローのライバル物語「ボルグ/マッケンロー」は、これから撮影に入るようなので、封切りは来年あたりかなと思われるけれども、仕上がりがとても楽しみである。
良い作品になりますように。

コメント

  • 2016/07/15 (Fri) 14:10
    No title

    Hello,kikiさん!

    え?ボルグとマッケンローの映画ができるんですか。それは楽しみです!
    私は1980年の決勝戦リアルタイムで観ましたよ。もうね、私の中ではこの試合がテニスでは一番心に残る一戦です☆のちにサンプラスが「まるでスローモーションを見てるみたいだ」とか悪口?言ってたようだけど。

    そうなんですよ!3時間55分の試合が終わった後のボルグが、疲れきったキリストって顔だったのが忘れられません。って本当のキリストの顔見たことないけど(笑)

    小さい頃からスポーツ観戦は好きで結構テニスの試合は観てきました。全日本での沢松姉妹の対戦とかよく覚えてます(古い!)。wowowを契約する理由の一つが実はスポーツを見たいから。錦織圭が全米オープンで決勝戦に進んだ時、たまたま外してたから慌てて再契約しましたし(苦笑)。サッカーもジョゼップ・グアルディオラが監督のバルサが好きでリーガ・エスパニョーラにはまったことも。

    おっと脱線。その後の二人は仲良くシニアツアーにも出たりとごく普通に見てたから(マッケンローは最近までよく優勝してます)30数年のギャップというのは私は感じませんが、当時を思い出すと感慨あります。でもフェデラーやジョコビッチがどんなにタイトル獲得してもすごい試合をしてもやっぱりあの二人の存在には敵わないですね。カリスマ性の問題かしら。現在カリスマを持ってるプレーヤーっていない、というかスポーツ科学が発達して管理されすぎるとカリスマ性が入ってくる余地が無くなるのかな。よくわかりませんが。

    波瀾万丈な人生だったでしょうが、今の二人を見ているとホッとするというかとにかく嬉しいです。映画は昨今北欧の勢いがあるので企画が上ったのかな。私も良い作品になるのを期待しています。

    • ジェーン #io8unDfk
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  • 2016/07/16 (Sat) 11:38
    Re: No title

    ジェーンさん
    そうなんですよ。二人のライバル物語が映画になるんですって。これは観たいですよね。
    80年の決勝戦、リアルタイムでご覧になったざますか。忘れられない試合でしょうね。ワタシは何で見なかったのかな。恒常的にテニスに関心があるわけじゃないので、意識してなかったのかもです。そうそう。サンプラスがスローモーションみたいだ、と言ったらしいですね(笑)サンプラスってノソーっと大きくて、いつも口がだらしなく開いている感じなのがちょっとダメでした。

    内面はどういう人だったにせよ、現役時代のボルグは、コート上ではとても物静かで淡々としていて、見苦しい振る舞いなどは一切せず、独特の聖性を漂わせてましたよね。優勝トロフィーにキスしたのは彼が最初なのかな。とにかく、特別な何かを持っている人でした。

    WOWOWはスポーツ中継も力入れてますよね。テニス以外にもゴルフだのサッカーだの。ワタシはたまにテニスを見る程度で、スポーツ番組はあまり見ていないんですけど(笑)

    二人がシニアツアーに出ていたのは、ここ数日で知りました。二人は本当に気が合うみたいですね。外見からはわからないだろうけど、俺たちは似たところがあるんだよ、とマッケンローは言っているようです。
    この二人が特別なのはどうしてですかね。カリスマ性ももちろんだけど、二人とも際立った個性があったからでしょうね。今の選手って、飛び抜けて個性的な人とかいないものね。それと、彼らが今のテニスにつながるプレースタイルを作り上げた、という部分もあるのかもしれないし。今の男子テニスの流れは彼らの時代あたりに出来上がった、という事もあるんじゃないかと思います。パイオニアだから格別というのもあるかと。
    それにしても同じ時代によくもこれだけ対照的な選手が出てきたもんですよね。

    ほんと、今の二人が寄り添っていつも嬉しそうに会話しているのを見ていると、こっちまでなんだか顔がほころんでしまいますわ。二人ともいろいろと大変な事もあったのだろうけど、元気でお互いにテニスを楽しめて、よき友であることは、本当に幸せな事だな、と感じます。映画、楽しみですよね。ある意味、道筋はわかっている映画だけど、そこをどう料理して、どう見せてくれるのか、とても興味があります。

  • 2016/07/18 (Mon) 10:31
    No title

    kikiさんこんにちは。
    なんとタイムリーな映画化なんざましょ。
    今から撮影ということは観られるのはまだまだ先のこととはいえ
    楽しみが増えますね。

    しかし26才で引退でしたか。
    今は道具の加減かトレーニング法の進化か年齢層があがってきていますよね。
    フェデラーはもちろんのこと、No.1のジョコでももう30前。
    テニスは技術的なものはもちろん非常に強靱なメンタルを必要とするスポーツなので
    ある程度年齢を重ねていた方がよい部分もあるのかもしれませんが。

    ラオニッチくんの活躍もマッケンローの精神面のサポートが大きかったらしく
    もともと(ベロは出すけど)感情を出さない彼に「もっと叫べ感情を出せ」と指導したとか。
    そういえばときおり吠えてらっしゃいましたわ。

    どんなスポーツにしろやはりある程度のレベルまでいくと
    あとはメンタルの指導が重要なのだとあらためて思う今日この頃です。

    話が横道にそれましたが、
    レジェンドお二人の姿がどのように描かれているのか
    とてもとても楽しみな映画ですね。
    いつも貴重な情報をありがとうございます♪

  • 2016/07/18 (Mon) 17:08
    面白そうです(^-^)

    kikiさま
    はじめはして(^-^)edyと申します。

    この映画を撮影するとなれば、あのセンターコートを使用したりするかしら?と興味が湧きました。
    なんでも年に一回の大会のためだけに、センターコートの芝は大切に育てられている、なんて聞いた気がするものですから、そういう点でみてみたいと思っています。

    夜中、外に雨の音を聞きながら、静かな解説と、ボールの音が、深夜のボヤけた頭にになんとも言えないハーモニーで今年もやっぱり楽しかったです、ウィンブルドン。

    ぁぁ!今年のプレイバックが本日深夜放送されるようです。
    日付変わって19日午前1時NHKとなっております。
    これも楽しいんです。珍プレー好プレー、ど超アップの超スローモーション!

    ボルグ、マッケンローが活躍していた時代は知らないのですが、kikiさん評で知り、とても楽しみな映画が出来ました^ - ^

    ラオニッチを見ると、パキッと決まった髪の毛にギャッツビーのデカプーを思い出しますedyです。

    髪の毛といえば、毛量多くて結構なジョコビッチを、いつかまた、錦織君のラケットによって、倒してほしいなぁ〜と思います。













  • 2016/07/18 (Mon) 23:47
    Re: No title

    akoさん
    楽しみですよねぇ、これ。今は準備期間じゃないですかね。シャイア・ラブーフはせっせとテニスクラブに通って練習しているそうです。たとえカッコだけでもサマになってないとダメですものね。

    そうなんですよ。ボルグって26歳で引退したんですよね。でも、実質は24歳の1981年に、バーンアウトし始めちゃったので、1983年にはもう半引退状態だったみたいです。今は、テニスに限らず総体に色々なスポーツで選手生命って長くなっているので、テニス選手も30代半ばまではトーナメント選手としてガンガン頑張るのかもしれませんが、ボルグは桁外れの練習量と猛烈な集中力を毎年、いくつも出場する大会ごとにキープしていたので、よく10年もそんな状態で頑張ったな、という感じかもしれません。とにかく、それ以上はもう続けられない状態だったんでしょうね、気分的に。

    そうですね。ラオニッチのマッケンロー効果はかなり目覚ましくあったっぽいですよね。ジョコにはベッカー、マリーにはレンドル、そしてラオニッチにはマッケンローとレジェンド・コーチがいま大ブームですよね。やはり経験者のアドバイスというのは他の何物にも代え難い示唆に富んでいるのかもしれませんわね。

    二人の友情物語がどんな風に料理されているのか、とても楽しみですよね。
    あまりに期待しすぎるとガックリすることも多くなるので、過度な期待は控えつつ静かに待とうと思います(笑) でも、楽しみなり〜。

  • 2016/07/18 (Mon) 23:56
    Re: 面白そうです(^-^)

    edyさん 初めまして。コメントありがとうございます。

    それはもう、センターコートを使わせてもらって撮影するんじゃないですかしらん。大会が終わった今は、撮影の大チャンスかもですよね。どうなのかな。

    ワタシはWOWOWで折々見ていたので、総集編もWOWOWのを見ましたが、NHKのも見てみようかしらん。セリーナの猛烈なシーンとか、色々と出てきそうですね。彼女のドアップの超スローモーション!なんて、ちょっと怖すぎって感じですが。

    そうなんですわ。ボルグとマッケンローの時代ってけっこうな昔なんですよねー。それでもワタシは80年代ぐらいだった気がしてたんですが、ボルグは主に70年代後半だったんだなぁ、と色々チェックしてて驚きました。

    あははは。ラオニッチのヘアスタイルにデカプーを思い出すってなんとなくわかりますわ。顔の四角い感じもちょっと近いかも(笑)

    ジョコが少し下ってきたところあたりで、再び錦織にチャンスありかな、と思ってますけど、とにかく彼には、試合数も多いし、移動もしんどいだろうけど、怪我しないように気をつけて昇れるところまで昇っていってほしいもんだと思います。

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